Mini-ITX

P8Z77-I DELUXE + i7 3770S   最終更新日 : 2018/05/02

Z77を載せたMini-ITX M/Bの本命とも言うべき ASUS社のP8Z77-I DELUXEが漸く発売になった。(2012/6/2)

CPUクーラーはNoctuaで決まりか (2012.6.2)

何故、P8Z77-I Deluxeが本命と目されたか。その理由については他のサイトに譲るとして、自分にとってはCPUソケットの位置がM/Bの中心寄りにあるだけで、十分に真打たり得るのである。CPUクーラーはNoctua NH-L12の予定。

P8Z77-I Deluxeの裏面
そのままではバックプレートの取り付けは難しい
VRMカードの高さは約40mm
G. SKILL社のヒートスプレッダ付きメモリと
ほぼ同じ高さ
Noctua NH-L12を取り付けた
無理なくピッタリ収まった
バックプレートとM/Bの間に2mm厚の樹脂製
ワッシャーを咬まし 25mmビスで固定した
上から見ても横から見ても Just Fit
picoPSU160-XTを挿してみた
メモリとの隙間は約1.5mm (電源は未定)
ファンレスのビデオカード
SAPPHIRE ULTIMATE RADEON HD7750に
120x15mmファンを抱かせた(既出)
カードの裏面に突き出たヒートシンクにも当たらず

インストールは今晩か・・・
Milla Jovovich (2012.6.2)

OSはどうするか。昨日6/1に発表されたWindows 8 Release Previewを入れてみよう。
既に別のPCで動作確認を行っているので心配はない。

そこでSSDを探したら2.5"製品の空はなく、あるのはmSATAだけ。P8Z77-I DELUXEにmSATAソケットはない。 そうした時の為に「OLMS2SA2501 mSATA to 2.5 SATA SSD形状 変換アダプター」を確保してあった。このアダプタはSATA3仕様なので「Memoright MS701 120GB」の実力を確かめることができる。 よって、6/2現在の部品構成は、
 【M/B】 P8Z77-I DELUXE
 【CPU】 i7 3770S
 【CPU Cooler】 Noctua NH-L12
 【MEM】 DDR3 1600 4GBx2
 【VGA】 SAPPHIRE ULTIMATE RADEON HD7750
 【SSD】 Memoright MS701 120GB (mSATA to 2.5"SATA SSD形状 変換アダプター使用)
 【BD】 Pioneer BDR-S07J-KR (USB接続)
 【PSU】 AYAKAZE 300W
 【Case】 Manaita 
 【OS】 Win8RP64

Win8RP64のインストールは10分もかからず終わった。HD7700シリーズ用の正規ドライバはなく、AMDのWin8RP汎用ドライバを入れることになった。Event LogにATI関連のエラーメッセージがゾロゾロ現れるものの動作に問題はない。暫く使ってみよう。
 【Windows Experience Index】 8.2 8.2 7.3 7.3 8.1
 【Windows Experience Index実行時最大消費電力】 95W
 【アイドル時消費電力】 28W (無線LANを外した時)

動作テストを兼ねて、最新BD「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を観た。Win8RP64上のPowerDVDは最後まで問題なかった。

絵は綺麗、OnBoard Soundはまあまあ。監督が檀那の所為か、とにかく Milla Jovovich が美しく格好良かった。

他のテストは明日以降に・・・
Windows 8 Release Preview (2012.6.3)

Windows 8 Release Preview(以下 Win8RP)は前のWin8CPとどう違うか。メトロアプリの追加、壁紙の追加、そしてWindows枠のデザイン変更を除けば、両者の違いは判り難い。

始め、別のPCに入れたWin8CPに「Windows8-ReleasePreview-UpgradeAssistant.exe」を当ててUpdateを試みたら「HDDの空き容量が足りません」ときた。最低20GBの空が必要とのこと。このPCのSSDは40GBで30GB使用、残10GBではUpdate不可。そこで、60GBのSSDにドライブコピーをして再度挑戦。今度はOK。無事Win8RPに置き換わった。所要時間はDLとUpdateを合わせて凡そ30分。この時、前の設定は全て破棄され、新規導入とほぼ同じ状態になった。それなら新規にインストールした方が速くて確実に違いない。

Windows8-ReleasePreview-64bit-Japanese.iso」 をDLし、USB起動ディスクをつくり、上のSSDに再インストールしたら、10分もかからず終了した。次に「Classic Shell 3.5.0」を導入し、「スタート・メニュー」を表示させた。

本PCにも同様の手順でインストールした。尚、P8Z77-I Deluxe付属のDVDは自動実行からのSetupは不可のため、各種のドライバは該当フォルダから個々にインストールした。

Win8RPの動きはWin8CPと同様に極めて良好だ。Win7に較べてCPUの能力が1ランク上がったかのようにスイスイ展開する。 Classic ShellとQuick Launchを併用すれば、Win2K・WinXP・Win7などに近いUIとなり全く遜色はない。 そうなると、邪魔なMetro UIを消したくなるが、今のところ妙案は見付からない・・・


【 Win8RP デスクトップ上のClassic Shell と Quick Launch 】 (画面の約30%を表示)



Memoright MS701 (2012.6.4)

今回はSATA3仕様のmSATA SSD「Memoright MS701 120GB」を使用した。前述の通り、P8Z77-I DELUXEにmSATAソケットはなく 「OLMS2SA2501 mSATA to 2.5 SATA SSD形状 変換アダプター」を介して接続した。このアダプタはSATA3仕様なのでMS701本来の実力を確かめることができる。

【Memoright MS701 120GB mSATA SSD】

mSATAとしては極めて良い結果が得られた。
残念ながらSATA3仕様のmSATAソケットを登載したM/Bは見当たらない。
(Giada MI-A75に可能性があるので、近々テストしてみよう)

Memoright MS701 120GBをDH77DFのmSATAソケットに接続した時(既出)
Metro UI を実質無効にする (2012.6.5)

Win8RPのお邪魔機能 Metro UI をどうにかしたい。タッチパネルならいざ知らず、24"ディスプレイではどうにも馴染めない。かと言って、Metro UI を無効にする手立ては見付からない。(6/5現在)

ならば、次善の策として「Metro UI を実質無効」にしよう。これなら簡単にできる。
 ・「コントロールパネル」→「管理ツール」→「タスク スケジューラ」を開く
 ・左枠の「タスク スケジューラ ライブラリ」をクリックする
 ・右枠の「基本タスクの作成」をクリックする
 ・「基本タスクの作成ウィザード」が現れる
 ・「名前」の欄に適当な名前を入れ、「次へ」をクリックする
 ・「タスク トリガー」の選択画面から「ログオン時」を選び、「次へ」
 ・「操作」画面から「プログラムの開始」を選び「次へ」
 ・「プログラムの開始」画面の「プログラム/スクリプト」欄に「explorer.exe」と入力、
  または「参照」からexplorer.exeを探す。そして「次へ」
 ・「要約」画面が現れるので、「完了」をクリックし、タスク スケジューラを閉じる
 ・「Alt+F4キー」を押し、「サインアウト」を選ぶ
 ・Win8RPの「ロック画面」が現れるので「任意のキー」→「パスワード」を入力する
 ・Metro UIのスタート画面を飛び越して、デスクトップ画面にエクスプローラが現れる
これで、タイル画面とはおさらばすることができる。

現在、我家のWin8RPは、
 Classic Shell + Quick Launch + Task Scheduler
により、Win2Kに近い使い心地になっている。
 (なお、explorerをInternet explorerに置き換えると自動起動しなかった)

考えてみれば、DOS時代からOSのカスタマイズは当たり前だった。
 【DOS】 batファイルを駆使して作業の効率化を図った
 【Win2.1~Win3.1】 batファイルやpifファイルの工夫とiniファイルのカスタマイズ
 【WinNT3.1~WinNT4.0】 iniファイルとレジストリファイルのカスタマイズ
 【Win2000~WinXP】 フリーソフトの導入とレジストリファイルのカスタマイズ
 【Vista~Win7】 フリーソフトの導入とレジストリファイルのカスタマイズ
そしてまたWin8も然り、同じ事の繰返しのようだ・・・

HD7850 I (2012.7.22)

PT3-PC 2号機は先日完成した許り。同 1号機は Ivy i3 待ち。ファイルサーバー3号機は8月第1週に発表予定とされるWin8RTM待ち。それまでどうするか。作りかけのPCに目を向けよう。

 ・Xeon E3-1245を載せたUbuntu 12.04LTS機は、その後も順調に動いている。Unity UI
  にも慣れ、Classic UIの出番も大幅に減った。また、VirtualBoxの最新版4.1.18の動作
  は比較的安定し、OSライブラリーとして目下活躍中。仮想ディスク上に導入したOSは、
  WinNT4・Win2000・WinXP・Win8RP・Linux Mint 13・Android・・・、まだまだ遊び盛りで
  仕上げるのは早い。
 ・デスクトップ型HTPCの後継機は方針定まらず。
 ・Opteron3250も然り。

そうこうする内に EVGA から Z77登載Mini-ITX M/B のアナウンスがあった。発売期日は未定だが写真を見る限り大いに期待できそう。 オッと、その前にするべきことがある。P8Z77-I DELUXEをどうにかしよう。本機はi7 3770Sを載せて中スペックMini-ITXを目指したものの、構成が決まらず先送りになっていた

そこで「GIGABYTE GV-R785OC-2GD」の登場となった。このカードは「静かで絵の綺麗なミドルレンジカード」との評判に惹かれて購入したものの、PT3騒動に巻き込まれ、碌な検証もせず忘れかけていた。何とも勿体ない話だ。遅まきながらテストしてみよう。
 (比較のためにHD6870及びGiada MI-Z68+i7 2600Kのデータを添えた)

HD7850 をテストする 2012/7/22
Date
2012.7.22
2011.10.12
M/B
ASUS P8Z77-I DELUXE
Giada MI-Z68
CPU
i7 3770S
i7 2600K
MEM
DDR3-1600 4GBx2
DDR3-1333 4GBx2
VGA
HD7850
HD6870
SSD
Intel 330 120GB
m4 128GB
HDD
WD 2.5" 1TB
PSU
Seasonic SS-750KM
OS
Win7Pro64
BIOS
Default & Auto
Windows
Experience Index
7.7 7.8 7.9 7.9 7.9
7.7 7.8 7.8 7.8 7.9
7.6 7.6 7.8 7.8 7.9
3DMark06
Score:26830
SM2 :10581
SM3 :13136
CPU : 6976
Score:24794
SM2 :10177
SM3 :11252
CPU : 6977
Score:24533
SM2 :10342
SM3 :10680
CPU : 7131
3DMark Vantage
Score:23016
GPU :22455
CPU :24880
Score:18568
GPU :17117
CPU :24896
Score:18032
GPU :16384
CPU :25848
FF14
High:4426
High:4293
High:4245
Superπ104万桁
9秒
9秒
9秒
Windows Experience Index
実行時ピーク消費電力
151W
188W
226W
3DMark06
実行時ピーク消費電力
139W
182W
207W
Prime95
実行時ピーク消費電力
95W
99W
165W
OCCT power supply
実行時ピーク消費電力
207W
261W
327W
アイドル時消費電力
41W
48W
51W

上の表から、
 ・ i7 3770Sの能力は、i7 2600Kに較べて 約3%減
 ・ i7 3770Sの高負荷時消費電力は、i7 2600Kに較べて 約25%減
 ・ i7 3770Sのアイドル時消費電力は、i7 2600Kに較べて 約6%減
 ・HD7850の能力は、HD6870に較べて 約30増
 ・HD7850の高負荷時消費電力は、HD6870に較べて 約26%減
 ・HD7850のアイドル時消費電力は、HD6870に較べて 約17%減
と読み取れる。

HD7850 II (2012.7.26)

前節の通り、HD7850のテスト結果は中スペックMini-ITXとして申し分ない。i7 3770Sとのバランスも良い。P8Z77-I DELUXE+i7 3770S+HD7850は絶妙な組み合わせと言えよう。では、問題はないのか。それがあるのだ。

抑も「GIGABYTE GV-R785OC-2GD」を選んだ理由は、「静かで絵の綺麗なミドルレンジカード」との評判に依る。ところが、評判には偽りがあった。ちっとも静かではないのだ。CCCのファン自動制御任せではアイドル時から煩い。 温和しくさせるには、ファン制御を手動に切り替え、回転数を30%以下に減速しなくてはならない。それでは高負荷時の排熱が追い付かず、室温25℃の時、OCCTを回せばGPU温度は70℃に達する。仕方ない、VGAクーラーを交換しよう。

そこで、別ページ「Giada MI-Z68 + i7 2600K + HD6870」で使った、
 ・CPUクーラー:Noctua NH-C14
 ・VGAクーラー:Thermalright Spitfire
に目を付けた。このPCは、昨年9月着工以来、Obonに据えたママ。要するに自作予定のケースが未完だったのだ。?ヶ月振りに火を入れて動作を確認したら全く問題なし。室温30℃超でも冷却能力は良好。

先ず、P8Z77-I DELUXE+i7 3770SにNoctua NH-C14を載せた。取付に問題なし。次に、Thermalright Spitfire付きのHD6870を挿した。 これまた問題なし。(ベンチ結果は前節の通り) ところが、GIGABYTE GV-R785OC-2GDにThermalright Spitfireは取付不可だった。Thermalright Spitfireのヒートパイプが基板上の密閉型インダクタンスコイルにモロ大当たり。ヒートパイプを曲げて対応できるレベルではない。そうなると別のVGAクーラーを探さなくてはならない。

手持ちのVGAクーラーを幾つか試した結果、「Accelero S1 + 120x25mm PWMファン」に落ち着いた。120mmファンはM/Bのファンコン及び固定抵抗の挿入により、アイドル時約650rpm、高負荷時約800rpmに設定した。結果は極めて良好。ノイズレベルに不満はない。ところが、HD7850に Accelero S1 & 120mmファンを載せると、3スロット分占有する。(Thermalright Spitfireは 1スロット占有で済む) そうなると、ケースのサイズが大きくなる。彼方を立てれば此方が立たず。 さて、どうしたものか。

VGAクーラーの件は一時先送りにして電源を検討しよう。OCCT実行時の消費電力が200W程度なら Seasonic SS-750KM は勿体ない、500Wクラスで十分だ。 そこで、SuperFlower のプラチナ電源 SF-550P14PE に目を付けた。結果は以下の通りである。

80+ Platinum & Gold 2012/7/26
M/B
ASUS P8Z77-I DELUXE
CPU
i7 3770S
MEM
DDR3-1600 4GBx2
VGA
HD7850
SSD
Intel 330 120GB
HDD
WD 2.5" 1TB
PSU
80+ Platinum
SuperFlower
SF-550P14PE
80+ Gold
Seasonic
SS-750KM
OS
Win7Pro64
BIOS
Default & Auto
Windows Experience Index
実行時ピーク消費電力
149W
151W
3DMark06
実行時ピーク消費電力
132W
139W
Prime95
実行時ピーク消費電力
88W
95W
OCCT power supply
実行時ピーク消費電力
197W
207W
アイドル時消費電力
36W
41W

SilverStone SST-ST45SF-G (2012.8.4)

待望の80PLUS Gold仕様のSFX電源「SilverStone SST-ST45SF-G」が発売された。
予約注文してあったので、8/3の昼前に届き、同夜開封した。

 ・ケーブルは全てプラグイン式
 ・コネクタの数量は旧製品と同じ
 ・電源SWが省略された
 ・SFX-ATX変換ブラケットが付属する

早速、本機に接続した。(比較のために4種の電源でテストした)

SST-ST45SF-G をテストする 2012/8/4
メーカー
製品名
定格出力
80PLUS
アイドル時
消費電力
OCCT実行時
消費電力(注1)
ファン
Super Flower
SF-550P14PE
550W
Plutinum
36W
197W
回らず
SilverStone
SST-ST45SF-G
450W
Gold
39W
202W
低負荷時から
高回転し煩い
Seasonic
SS-750KM
750W
Gold
40W
203W(注2)
回らず
SilverStone
SST-ST45SF
450W
Bronze
41W
212W
交換済み
静か(注3)

  (注1)「OCCT power supply実行時ピーク消費電力」の略。
  (注2)前節の結果と異なる。OSのUpdateやプログラムの変更、或いは測定誤差によるものと考えられる。
  (注3)ファンは XINRUILIAN RDL8015S(80x15mm)に交換した。


 ・SST-ST45SF-Gは、上記4種の中では圧倒的に煩い。
  低負荷時からこれだけ煩い電源は最近珍しい。ファンを交換すれば静かになるかも
  知れないが、そうなると高負荷時の冷却に問題が出そう。
 ・旧製品は常時ジージーと音を発するが、新製品はファンのノイズが盛大で判別不能。
 ・但し、旧製品に較べて高負荷時の効率は良好。

一晩テストした限りでは、印象は思わしくない。Mini-ITXケースに入れて机上で使用するのは難しそう。ノイズに無頓着な人でもビックリするかも。

もし、ファンを交換することになれば、
 ・先ず、ハウジングのファンガードを切り取る。
 ・適当な80x25mmファン選び、ハイジングの外に取り付ける。
 ・既製のファンガードを取り付ける。

ヒョッとして、外れ品を引いた可能性があるので、他のレポに期待したいのだが・・・


四の五の言わずファンを交換した。
 ・ハウジングのファンガードは未だ切り取っていない。
 ・使用したファンはNoctua NF-R8 80x25mm 1800rpm
 ・回転数はST45SF-Gの制御に任せた。
   ST45SF-G付属のファンは、12V 0.167A 2W
   Noctua NF-R8は、12V 0.12A 1.44W

その結果、嘘のように静かになった。電源特有のジージー音は極僅か。旧製品に較べて大幅減。OCCTを2時間程回したが、電源の発熱は低めで心配なし。消費電力は、
  アイドル時:38W、OCCT power supply実行時ピーク値:201W
となり、夫々1W減じた。これなら静音PC用電源として何等不都合はない。

できれば80x15mmファンを選びハウジング内に収めたい。これまでSFX電源のファン交換用に多用してきたXINRUILIAN RDL8015Sの回転数は2000rpmで風量が物足りない。2500~3000rpm辺りの製品に適当なファンはあるだろうか。

AccessAnalyser.com (2012.8.5)

本サイト「電脳三昧」は、開設以来 3年2ヶ月経ちました。 怪情報&誤字脱字満載の拙いサイトにも拘わらず、毎日多くの来訪者があります。アクセス数は、昨年までは一日平均800、今年に入って1000、本年6月頃からは1200以上に増えました。確かな理由は判りませんが、2ch自作PCスレのレス数が一頃に較べて大分減ったために、GoogleやYahooの検索からヒットする確率が高まったのではないかと推察しています。

さて、現在使用中のアクセス解析は xrea.com の AccessAnalyser.com です。無料ながら多くの情報が得られます。その中から、OS別の集計を紹介します。

2012/7/6~8/5まで1ヶ月間のOS別アクセス集計
順位
OS
アクセス数
(総数:39,368)
#01
Windows 7
21,974
55.82%
#02
Windows XP
11,759
29.87%
#03
Linux
1,568
3.98%
#04
Windows Vista
1,200
3.05%
#05
iPhone
749
1.90%
#06
iPad
716
1.82%
#07
Macintosh
715
1.82%
#08
不明
263
0.67%
#09
Windows NT
205
0.52%
#10
Windows 2000
104
0.26%
#11
Windows Server 2003
97
0.25%
#12
Windows CE
9
0.02%
#13
Windows 98
6
0.02%
#14
FreeBSD
2
0.01%
#15
KDDI au EZweb
1
0.00%

  ・Win7:56%、XP:30%、残り:14%。
  ・Linuxは4%ながら3位に付けている。
  ・VistaはLinuxに及ばず。
  ・8位の「不明」にWin8やWHS2011が含まれているものと考えられる。
  ・WinNTはWin2000の倍近い。
  ・WinMeとWin95はすっかり影を潜めた。

  今秋発売予定のWin8はどのあたりに付けるでしょうか・・・

Mini-ITX事始め (2013.1.2)

明けましておめでとうございます。
本年もまたMini-ITX道に励みます。
宜しくお願いします。(PCG3)


別ページで「来年もまた先低後高路線で行くことになりそうだ・・・」と述べた。
つまり、低スペックPCを優先し、高スペックPCは後回しにするつもりでいたのだが、年が明けたら中スペックMini-ITXに気持ちが傾き始めた。今年の初PCに予定していた超Mini-PCのNUCはHDDの増設が思うに任せず、極超Mini-PCのRaspberry Piは使い途が決まらないからだ。

さて、CPUをCore i7、VGAを中級のカードとすると、市販のMini-ITXケースでは廃熱と静音性に躓く可能性が高い。静かで風通しのよい小型PCを目指すなら、ケースを自作する他はない。そう考えて一昨年の9月に計画した「i7 2600K + HD6870」はまな板のママ立ち消え寸前の状態にある。 なぜ、中スペックMini-ITXの計画は前へ進まないのか。 静かな中級カードを求めるなら、別途VGAクーラーを用意しファンを入念に吟味する必要がある。そうすると少なくとも3スロット分占有することになり、Mini-ITXである意味が薄らいでしまうからだ。 そこで変態VGAクーラーに期待をかけ、1スロットで収まる手立てを考えたところまでは良かったが、天板からの吸気に二の足を踏む内、賞味期限切れ寸前になってしまった。 更に、本ページの「i7 3770S + HD7850」もまた妙案が見つからず、計画は一向に進まない。

自分は全くゲームをしないが動画はよく観る。多くの場合、TrinityやLlano内蔵のAPUで十分、HD7750なら御の字なのだが、最近お気に入りのバレエ鑑賞時にもたつきを感じるようになった。バレリーナの動きは跳躍や回転など予想以上に激しい場面が多い。そこで、もう少し高性能なカードで試したくなり、HD7750とHD7850とを見比べてみた。

 ・バレリーナが加速的な動きをする場面はHD7850が優る。
  通常の視聴では気付かなくとも、目を凝らしてじっくり観ればその差は明らかになる。
 ・精細感もHD7850が僅かに優る。
 ・発色の違いは感じられない。

さて、どうしたものか。これが本年の悩み事始めである・・・

SAPPHIRE HD7850 (2013.1.3)
これまで HD6870 & HD7850 の静音化に工夫を重ねてきた。前節でも述べた通り、HD6870はThermalright Spitfireを取り付けて1スロット化に成功したものの、天板からの吸気ではケースの重ね置きが難しくなる。かと言って、M/Bを縦置きにして側面吸気とするとケースが大きくなり、Mini-ITXの魅力が半減する従って、その後進展なし。
HD7850 はAccelero S1 + 120x25mmファンを取り付けて大層静かになったが3スロット分占有し、これまた進展なし。
昨年末、Noctua社から92x14mm PWMファン NF-A9x14 が発売された。このファンは薄型のCPUクーラーに使われ、風量は底々だが比較的静かであるとの評価を得ている。我家では前作のJetway NF81-T56N-LFに載せて快調に動いている。もし、このNF-A9x14をビデオカードに取り付けることができれば、HD7850は2スロットで収まり、本PCの諸問題は一気に解決できるかも知れない。

そこで"GIGABYTE GV-R785OC-2GD"に付属するクーラーを分解した。ところが、ヒートシンクは2段に切り欠かれ、然も斜め仕様。ファンの取付はかなり面倒。
仕方ない、ヒートシンクのつくりが平面状の製品を探そう。斯くして正月早々の散財となった。
求めたカードはSAPPHIRE HD7850 2G。事は思い通りに運び、NF-A9x14は心強い助っ人になるだろうか・・・
HD7850 Noctua Version (2013.1.5)

SAPPHIR HD7850をOriginalのまま試運転した。かなり静か。Idle時、耳を寄せればザワついたNoiseが聞こえるものの十分許容範囲。次にFF14を走らせた。Noise Levelの上昇は予想より低め。これなら面倒な思いをしてFanを交換しなくとも良いかも知れない。
と思ったのも束の間、片方のFanからKatakataと異音が聞こえ始めた。試運転開始30分後の事。そこで一端電源を切り、30分ほど休ませた後 SW-ON。異音は聞こえず。ところが、再びFF14を走らせたら同じ結末。つまり、ファンの回転数が増すと異音を発し、一度そうなるとファンの回転数を下げても元に戻らなかった。最早これまで。

早速分解した。 先ず、カード裏面の4個のビスを外し、カードとVGAクーラーを分離した。次に、ファンカバー取付ビス4個を外しヒートシンクを取り出した。ヒートシンクのボリュームはやや物足りないが、HD7850は比較的低発熱低消費電力なのでどうにかなろう。カード本体にはVGAクーラー取付穴4個所の他に使途不明の穴が7個所空いている。ファン2丁の固定に持って来い。但し、適当な取付金具をつくらなくてはならない。

基板上に使途不明の穴が7個所空いている。
その内、4隅にスペーサー(赤丸印)を立てた。
ファン取付金具をつくった。
2mmのアルミ板及び埋め込みナットを使用した。
これが噂の HD7850 Noctua Version だ。
テスト結果は次回のレポに・・・
大成功か (2013.1.6)

では HD7850 Noctua Version の外観と接続について。
 ・92mmファン2丁は210mmのカードにピッタリ。
 ・手持ちのスペーサーの都合でヒートシンクとファンの透間は2mm。
  そのため、2スロット分より極僅か幅広になった。
 ・2丁の92mmPWMファンはNoctuaのPWM分岐ケーブルに繋ぎ、
  M/B上のPWMファンコネクタに挿した。
 ・BIOSのファンコンをSilentとした時、Idle時の回転数は凡そ1250rpm。

温度とNoiseについて。
 ・Idle時のGPU温度は 室温+1~2℃、高負荷時は56℃止まり。(室温22℃)
 ・Idle時は至って静か。高負荷時もファン回転数は1380rpm程度で十分に静か。
 ・ファンの回転数を1000rpm程度まで落とせば更に静かになりそう。

よって、HD7850 + Noctua 92mmファンx2 は、予想以上に良好な結果が得られた。
呆気なく問題が解決して張り合いがない、などと言ったら罰が当たるだろうか。

さて、静かなビデオカードが2スロットで収まるならケースの選択肢はかなり拡がる。
多少大振りでもよければ市販のケースで間に合うかも知れない。ところが、今回は寸法に制限がある。前回自作した3号ケースと並べてサイドラックに収める予定なので W200 x H300 x D300mmが上限となる。そこでHD7850と400W以上の電源が取付可能なケースを調べた。
 ・Scythe MONOBOX ITX W180 x H338 x D242mm ← 高さが高く奥行が足りない
 ・Scythe ACC-ITX     W180 x H340 x D325mm ← 幅以外超過
 ・ASK Tech NK-MT300i  W150 x H350 x D230mm ← 高さが高く奥行が足りない
 ・SilverStone SST-SG08B W222 x H190 x D351mm ← 高さ以外超過
 ・Fractal Design Node 304 W250 x H210 x D374mm ← 高さ以外超過

ざっと計算すると W170 x H285 x D270 程度で間に合うのだが、そんな都合の良いケースは存在しなかった。では、どうするか。設置場所を変更するか、ケースを自作するか・・・

KRPW-PT500W/92+ (2013.1.8)
申し訳ありません。型番を間違えてしまいました。
 × KRPW-G2-550W/90+ (Gold)
 ○ KRPW-PT500W/92+ (Platinum)
以下訂正します。(2013/1/9)

ビデオカードの件は解決した。では電源はどうするか。現在、まな板上で使用中の「Super Flower SF-550P14PE-P」は効率やノイズの点では申分ないのだが、奥行は170mmもあり、ケーブルは長めでMini-ITX向きとは言えない。また、最近多用している絢風は6PinのPCIe電源ケーブルがない上、容量300Wでは心細い。SFX仕様の SilverStoneSST-ST45SF-G は80x20mmの内蔵ファンが煩く、80x25mmファンに交換し電源カバーの外側に取り付けるとATX電源並の厚みになる。ならば奥行の短いATX電源を探そう。某PC誌で評判の良かった 「玄人志向 KRPW-PT500W/92+」 はどうだろうか。奥行は125mm。プラグイン式ではないが、不要のケーブルは切断すればよい。もしファンが静かでなければ交換すればよい。

試運転の結果、効率は◎、ノイズは×だった。予定通りファンを交換し、余分なケーブルを切断しよう。

電源内蔵のファンは 12V 0.18A。
内部抵抗の近いENERMAX UCTB12(12V 0.2A)
を選んだ。
電源ケーブルの切断や封印破りは、なぜか快感を味わうことができる。だからと言って必要なケーブルまで切らぬように。

切口の処理は1本ずつ熱収縮チューブで皮膜し、更に太めのチューブで系統毎に纏めた。
再接続は可能だが、恐らくその必要はないものと思われる。

Noiseは大幅に減少した。ファンに耳を寄せても微かに聞こえるだけ。ケーブルを切断したお陰で大分身軽になり、Mini-ITXにピッタリなATX電源に変身した。絢風で容量不足の場合、一押しの電源ではないだろうか。但し、自己責任で・・・
Noctua NF-A15 PWM (2013.1.9)
2種類のCPUクーラーを試した。(室温21℃)

当初取り付けた「Noctua NH-L12」は他に流用し、現在は「Giada MI-Z68 + Core i7 2600K」から外した「Noctua NH-C14」を載せている。

NH-C14はヒートシンクの上下にそれぞれ140mmファンを取り付ける仕様だが i7 3770Sを定格運用するなら1丁で十分。高さはHD7850とほぼ同じなので、M/Bを縦置きした時、ケースの幅は140~150mmあれば間に合う。

ところが、そうすると後ファンは60mm程度に留まり、風通しの良いケースとはならない。

後ファンを120mmとすると、ケースの幅は180mm以上となり、NH-C14の上部はガラ空。 ならば、ヒートシンクの上にファンを取り付けた方が冷却効率の点で好ましい。

そこで Noctuaの最新ファンNF-A15 PWMを載せてみた。このファンの寸法は140x150x25mmだが、取付穴は120mmファンと同寸。

結果は極上。アイドル時約280rpmで十分。
手持ちの大型ファンの中では最も静か。
Mini-ITX M/B上で回る姿は相当な迫力。
次に ENERMAX ETS-T40-TB + NF-A15 PWMで試した。このクーラーは現在特価販売中。理由は不明。
ETS-T40-TBのBack PlateがM/B裏のICチップに当たるので1mm厚の樹脂製ワッシャーを噛ました。収まりは良い。M/BのVcore Cardとヒートシンクとの透間は約1mm。
140x150mmのNF-A15 PWMはヒートシンクから少しはみ出る。アイドル時のファン回転数は約300rpm。つまりNH-C14の方が冷却能力は高いことになる。それでもCPU温度は20℃台前半。

横風仕様のETS-T40-TBにするか、吹き下ろし仕様のNH-C14にするか、目下思案中・・・
2台目の Node 304 (2013.1.13)

VGA Cooler/PSU/CPU Coolerが決まれば、次はケースだ。できれば自作したいところではあるが、直ぐには取りかかれない。
 ・寒中の工房作業はお仕置き同然。寒くてやってられない。(工房は暖房なし)
  手が悴むと精度が落ちるだけではなく危険でもある。立春までは自重したい。
 ・毎年、書類の作成に追われる時期。開放されるのは2月中旬。
 ・そうかと言って Obon組みのママでは邪魔になる。
ならば、取り敢えず仮のケースに収めよう。Port Multiplier接続のHDDケースとして求めた2台目の Fractal Design Node 304 が遊んでいる。 そこで、今回の部品構成で無事に収まるかどうか確認した。

HD7850 Noctua Versionと電源は不都合なし。大型のCPU Coolerも横風仕様ならOK。問題はM/Bの裏面にある。ENERMAX ETS-T40-TBのBackplateは6mm厚。ICチップとのバッティングを避けるために 1mm厚のワッシャーを噛ましたので現在7mm。M/Bの反りを考慮すると基板裏の空間は少なくとも 8mmは欲しい。 多くの市販ケースは6~7mm高のスペーサーを使ってM/Bを固定するが、Node 304はどうだろうか。ノギスで確認したら9mm。正に願ったり叶ったり。

次に、SSD&HDDをNode 304のHDDホルダーに収める算段をしよう。ところが、これもまた楽勝。以前、別のケース用につくった金具がそのまま使えたからだ。この金具は 2.5"HDDを氷室miniに入れ、その上にSSDを載せる親亀子亀仕様で風通しは良好。

もし、このまま「P8Z77-I DELUXE+i7 3770S+HD7850」がNode 304にピッタリ収まったら、軒を貸して母屋を取られる可能性がある。そうなるとNode 304がもう1台必要になる・・・

Nutの逆襲 (2013.1.16)
今回は戯れ言です。
お暇でない方はスルーしてください。

最近、お気に入りのバレエ「くるみ割り人形」(Nutcracker)をよく観る。バレリーナよし、振付よし、演奏よし。 プリマのアリーナ・ソーモワに完全にイカレてしまったのだ。抑も本機は彼女の美しさを引き出すためにあるようなもの。

そうした年甲斐もない有様には当然反動があるものと覚悟していたが、その日は存外早くやってきた。本PCを仮ケースであるNode304に組み込んでSW-ON。ところが絵が出ない。原因は直ぐに判った。ケース内に紛れ込んだNutが悪さをしていたのだ。一端全ての部品をケースから取り出し、再度Obon上に組んで動作確認をした。どうも様子がおかしい。HD7850を取り付けた状態では再起動に失敗する。HD7850を外せば問題なし。HD7850は別のPCで動作確認済み。 あれこれ試した結果、そのNutがM/B裏面のどこかを短絡してダメージを与えたものとの結論に達した。故障したM/Bは修理に出すとして、当面どうするか。擦った揉んだの挙句、正月早々2度目の散財となった。

雪の影響により一日遅れで2枚目のP8Z77-I DELUXEが届いた。早速取り付けたら何事もなかったかのようにスンナリ動作した。ところが、M/Bの交換によりライセンスの確認を要求されたので、ガイダンスに従い電話ボタンとキーボードを操作することになった。無事に再認証されたが、電話による対応は初めての経験だった。

自作ケース1&3号機はそれぞれ100個以上のNutを使いながらトラブルは一度もなかった。今回のP8Z77-I DELUXE + HD7850 + Node 304 で使用したNut数は6個。その内4個はHD7850のファン固定用。 残りの2個はP8Z77-IのVcore Cardを仮留めするNutである。 その外した筈の仮Nutが基板の下に紛れ込んでしまったのだ。 組立の前後にNutの数を確認するのは電子工作の基本。 何とも愚かな話しだ。 思うに、NutをCrackし過ぎた報いではないかと深く反省している・・・

仮ケースに収めた (2013.1.20)

再びNode304に組み込んだ。今度は大丈夫、無事に起動した。だが20LのMini-ITXケースはデカイ。3.5"HDDを6台積み込んでファイルサーバーとして使うなら許せても、SSDx1 + 2.5"HDDx1の構成ではどうにも言い訳が立たない。近々、ケースを自作することになろう。

HDDホルダーがガラ空なので、3.5"2TB HDD を1丁加えることにした。

CPU Coolerのファンを仕様通りに据えるとファンガードが必要になる。そこで、ファンをヒートシンクの後方に移動した。その結果、後面ファンと接近することになりノイズの耳当たりは僅かに悪化し、Idle時のCPU温度は+1℃となった。

HD7850に載せた2丁のPWMファンNF-A9x14にLow Noise Adaptor(100Ωの抵抗入り)を挿入し、Idle時の回転数を約1050rpmに設定した。
ケースがデカイことを除けば静かで風通しも良く、総じて合格点が与えられる。

この状態で暫く使うことになっても、心配された「軒を貸して母屋を取られる」ことはなさそう・・・
SFX & TFX 電源競べ (2013.10.22)

2013/10/18、準FanlessのSFX電源 SilverStone SST-ST30SF が発売された。早速、以下の構成で試運転した。手持ちのHaswellやIvyは "T" や "S" 付きばかりなので、Sandy i7 2600K+P8Z77-I DELUXEを選んだ。それでも SST-ST30SFのFanが回らないようなら、HD7750を加える予定である。
 【M/B】 P8Z77-I DELUXE
 【CPU】 i7 2600K
 【CPU Cooler】 Noctua NH-C14 (140mm Fan2個仕様のところを1個で済ませた)
 【MEM】 DDR3 1333 4GBx2
 【SSD】 Intel 510 120GB
 【Case】 Obon
 【OS】 Win8.1Pro64

別頁で仕立てた 「Win8のProduct-keyを使ってWin8.1のClean Installが可能なUSB Memory」 のお陰で、Win8.1Pro64 のInstallは10分足らずで終え、必要な Aplication を入れて凡そ20分でTest-PCが出来上がった。

用意した電源は4種。
 ① SilverStone SST-ST30SF (80+ Bronze)
 ② SilverStone SST-ST45SF-G (80+ Gold)
 ③ IN WIN IP-P300GF7-2 (80+ Gold)
 ④ IN WIN IP-P300HF7-2 (80+ Platinum)

電源Testの際、何度も電源Cableを抜き差しすると、M/Bの24P Socketを痛める可能性があるので、延長Cableを用意した。12V8P-Cable、SATA電源Cableも同様。結果は、

SFX & TFX 電源競べ 2013/10/21 (室温24℃)
PSU
SilverStone
SST-ST30SF
SilverStone
SST-ST45SF-G
IN WIN
IP-P300GF7-2
IN WIN
IP-P300HF7-2
80+ Bronze
80+ Gold
80+ Gold
80+ Platinum
300W
450W
300W
300W
SFX (125x63.5x100mm)
TFX (85x69.5x175mm)
Fanは元のまま
Fanは
XINRUILIAN
RDL8015S
に交換済み
Fanは元のまま
Fanは
XINRUILIAN
RDL8015S
に交換済み
OCCT4.0.0 PS
実行時消費電力
MAX 147W
MAX 141W
MAX 140W
MAX 138W
Prime95
実行時消費電力
MAX 115W
MAX 112W
MAX 111W
MAX 109W
Idle時消費電力
21W
22W
20W
19W
OCCT4.0.0 PS実行時
電源排気口温度
Max 43℃
Max 39℃
Max 36℃
Max 36℃
Prime95実行時
電源排気口温度
Max 36℃
Max 36℃
Max 32℃
Max 32℃

 ・全般に SilverStoneよりIN WINの方が好成績だった。
 ・①と④の消費電力の差は少なくない。
 ・温度に関する限り、4種とも特に問題はない。
 ・気になるのはFanのNoise。

SST-ST30SF
消費電力100W辺りまでFanは殆ど回らず、120Wを超えた辺りから回り始め、停止/低回転/中回転/高回転/中回転/低回転/停止を繰り返した。低回転時は静かだが、高回転時のNoiseは50cm以上離れても気になる。

SST-ST45SF-G
元のFanは五月蝿く、上記のFanに交換した。耳を寄せれば聞こえる程度で十分に静か。

IP-P300GF7-2
Fanは交換せず元のままだが、予想外に静か。30cm以上離れれば気にならない。

IP-P300HF7-2
元のFanは低負荷時から全回転し耐えがたかったので、上記のFanに交換し、約1200rpmに固定した。結果は極めて良好。電源内部の温度上昇も心配には及ばず。

以上の結果から、
 ・もし、TFX電源が取付可能なら IN WIN IP-P300GF7-2 が一押しか。
 ・SFX電源限定なら SST-ST30SF。Fanの交換を厭わなければ SST-ST45SF-G。
 ・僅かの差に拘るならFan交換前提の IN WIN IP-P300HF7-2 ・・・

 PCG3