Giada MI-H67 + i3 2100T 最終更新日 : 2018/05/02
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本ページは、当初「ASRock E350M1/USB3」の道草欄に置かれていたが、ケースづくりの開始に伴い、新たなページを起こし、関連する節をすべて引き継ぐことにした。 (2011.5.13)
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三種のカードを挿す (当初掲載 2011.5.10)
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ASRock E350M1/USB3に目鼻は付いた。天板も前板も未だだが動作に問題はない。
バッテリーボックスを調製するための秋葉詣は何時になるか予定が立たない。
ならば、手持ちの部品で遊ぶことにしよう。
さて、SandyBridge内蔵のGPUもE-350 APUも絵が綺麗だ。 うっかりすると高価なビデオカードより好ましく思えることもある。発色・コントラスト・精細感などFull-HDコンテンツを視聴する上で不都合はない。 消費電力については言わずもがな、ゲームに無縁なら内蔵GPUで十分かもしれない。
では、最新のMini-ITX M/Bなら何も足さずに万全か、と問われれば、答えはNOとなる。
最近、それもこの1~2ヶ月、OnBoard NICの動作が思わしくない。スリープ復帰時にネットワーク接続が切れたり、ファイルの転送速度が激遅になったり御難続きだ。蟹を載せた多くのM/Bに問題が出ている。空スロットのある場合はLANカードを挿せるが、Mini-ITXではなかなか難しい。あるM/Bの場合、USB接続のLANアダプタにも負けた。 ドライバの更新待ちか。
サウンドチップはどうだろうか。一昔前に較べたら数段良くなったとは言え、高品位なカードとは比べ物にならない。BDやDVDを5.1chで再生するならサウンドデバイスは是非欲しい。先月購入したUSB-DACは、まだ本領を発揮していない。アンプやスピーカーのバランスを再設定しなくてはならず、エイジングの必要性もある。現時点ではONKYOやAuzentechのカードの方が好みに合う。
PT2導入から10ヶ月程経った。 それまで全くTVを観なかったのに、今ではTV三昧に明け暮れている。観る番組は、BS hi5割、WOWOW2.5割、スタチャン1.5割、残りの1割が地デジ。最早PT2は必需品。録画PCと再生PCを分けて使うのも面倒だ。
と言うことで、諸問題を一気に解決するため、Mini-ITX M/Bに PT2・LAN・サウンドと三種のカードを挿す計画を立てた。そうなると、PCI-Ex16スロットの他にminiPCIeスロットのあるM/Bを選ばなくてはならない。Giada MI-H67かZOTAC H67ITX-C-E。CPUソケットの位置から前者に決めた。
先ず、素の状態でWin7Pro64を入れた。 問題なし。
次に、PCIe-PCIx2変換ライザーカードを使いPT2とintelのLANカードを挿した。 問題なし。
次に、miniPCIe-PCIe変換ライザーカードを使い Auzen X-Fi HomeTheater HDを挿した。動作に問題はなく音も極上。
では、この3枚で決りか。 ところがそうは行かなかった・・・
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問題は消費電力にあり。
・Giada MI-H67+i3 2100T+Intel 120GB SSD+1TB 2.5"HDD+picoPSU150+
Win7Pro64 → 19W
・PCIe-PCIx2ライザーカードにPT2とIntel LANカード(PCI仕様)を挿した → 23W
・miniPCIe-PCIeライザーカードにAuzen X-Fi HomeTheater HDを挿した → 38W
Auzenのサウンドカードは消費電力が高く、前のPCでは9~10Wだった。それが今回はライザーカード分を含めて15W食っている。それだけではない、SW-OFF時の待機消費電力は9Wもある。
次に、別のPCで使用中の ONKYO SE-200PCIを一時流用した。
・PCIe-PCIx2ライザーカードにPT2とONKYO SE-200PCIを挿した → 24W
・miniPCIe-PCIeライザーカードにIntel LANカード (PCIe仕様)を挿した → 27W
・SW-OFF時の待機消費電力 → 4W。
次に、これまた別のPCで使用中のAudiotrack Prodigy7.1e X-Fi を引き剥がした。
・PCIe-PCIx2ライザーカードにPT2とIntel LANカード (PCI仕様)を挿した → 23W
・miniPCIe-PCIeライザーカードにAudiotrack Prodigy7.1e X-Fi を挿した → 27W
・SW-OFF時の待機消費電力 → 4W。
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M/B:Giada MI-H67
CPU:i3 2100T
CPUクーラー:小槌
SSD:Intel SSDSC2MH120A2K5
HDD:WD 2.5"1TB(氷室mini入り)
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ヒートスプレッダ付メモリもギリギリOK。
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2丁のライザーカードにそれぞれ小4ピンコネクタがある。 picoPSU150用オプションケーブルを使って繋いだ。
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miniPCIeスロットにライザーカードを取り付けた。
(MI-H67に取り付けビスは同梱されていないので要注意)
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三種のカードを積み重ねた。
上から、
・Audiotrack Prodigy7.1e X-Fi
・PT2
・Intel Pro/1000GT Desktop Adaptor
の順。 これぞ PCバーガーだ。
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さて、どうしたものか・・・
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ズングリムックリ2号機 (当初掲載 2011.5.12)
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サウンドカードの件、+15WではMini-ITXに似つかわしくない。今回はAudiotrack Prodigy7.1e X-Fiで手を打ち、引き剥がしたPCのサウンドカードは再考することにしよう。
「Mini-ITXに拡張カードを3枚も挿すならMicro-ATXでいいジャン」と言われそうだが、Micro-ATX M/Bにフルハイトのカードを複数枚挿した場合、ケースのサイズを10L以下に抑えるのは難しい。その点Mini-ITXなら6~7Lあれば御の字。と言い訳をしながら、新たなPCを組み立てる算段を始めた。当然、ケースは自作することになる。
拡張カード3枚仕込み Mini-ITXケースの仕様は、
・SSDx1、2.5" HDDx2、光ドライブなし
・サウンドカード、PT2、LANカードを挿す
・電源はpicoPSU160
・サイズは8L未満とする
では、ケースのデザインをどうするか。前回の1号機と同じようなズングリムックリ形状にするか、或いは薄型形状にするか大いに迷う。と丸一日思案の末、重ね置きに都合の良い幅210mm前後のズングリムックリ2号機に決めた。同形状のケースを三段重ねると、
自作ケース1号機・・専らAdobe Indesign用
自作ケース2号機・・Multimedia PC
自作ケース3号機・・Eco PC (製作途中のE-350 PC)
合計、W215 H400~450 D220~250、体積は19~24L。
当たり前のMicro-ATXケース1台分相当なのだ。
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Case
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M/B
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CPU
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VGA
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Storage
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LAN
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TV
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Sound
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PSU
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Jisaku
#001
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DFI
MI P55-T36
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XEON
L3426
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Matrox
M9120
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80GB SSD
500GB 2.5"HDDx1
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Onboard
(Intel 82578DC)
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-
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Onboard
(ALC885)
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picoPSU160
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Jisaku
#002
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Giada
MI-H67
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i3 2100T
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Onboard
(HD2000)
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120GB SSD
1TB 2.5"HDDx2
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Intel
Pro/1000GT
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PT2
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Audiotrack
Prodigy7.1e X-Fi
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picoPSU160
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Jisaku
#003
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ASRock
E350M1/USB3
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E-350
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Onboard
(HD6310)
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64GB SSD
1TB 2.5"HDDx1
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Intel
Pro/1000GT
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PT2
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Onboard
(ALC892)
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M3-ATX 125W
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*BDドライブは Pioneer BDR-S05J をUSB切替器で共用
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では、自作ケース2号機の製作を開始しよう・・・
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3枚の拡張カードを何処にどう収めるか、それが問題だ。PT2とLANカードとは一体構成となるが、サウンドカードは一考の余地がある。前節の様に三段重ねにした場合、カード廻りの排熱が心配される。サウンドカードは思いの外熱くなるので、できれば風通しの良い場所に取り付けたい。ケース上面から、天板・サウンドカード・通風空間・M/B・LANカード・PT2・底板の順に配置すれば、側板に取り付けたファンの効果に期待できる。
となれば、ケース高125~130mm、幅210~215mm、奥行230mm程度で、容積は6.0~6.5Lの範囲に収まる。そして、
・骨組は今回もまた2mm厚の15x15mm L型アルミアングルを使う。
但し、微調整のし易さを考慮し、2方向は45度接合、1方向は90度接合とする。
・吸気ファンは底面前方に、排気ファンは右側面後方に据える。
・左側面にアルミ製パンチングメタルを嵌め込む。
・天板に透明アクリル板を用いる。
・1号機のSWはAbeeのオプション部品を使ったが、細工が面倒な上、以外に場所を取る
ので、今回は前板直付仕様のSWを用意した。
・LEDも前板直付仕様の製品を選んだ。
・その他細部の仕様は1号機に準ずる。
朝令暮改が常なれど、一応の当初案としよう・・・
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用意したSWとLED。取り付けは簡単。
どちらにするかは未定。
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2ch Mini-ITXスレに以下のレスを見付けた。
262 :Socket774:2011/05/14(土) 08:56:45.20 ID:obtHbMRk
いや待てよ
PCIeのサウンドカードをx16部に刺して
miniPCIeからライザー引っ張ってPT2刺せば
むしろM-ATXいらなくなるのか
ライザーとサウンドボードさえ干渉しなきゃ |
そこで、262さんのレスに応え、あれこれ試した。
・Giada MI-H67のminiPCIeスロットにminiPCIe-PCIeライザーカードを取り付ける。
・更にPCIe-PCIx2ライザーカードを繋ぎPT2とLANカードを挿す。
・PCIEx16スロットにサウンドカードを挿す。
いずれのカードも正常に動作することを確認した。
次に、接続先を変えてみた。
・Giada MI-H67のminiPCIeスロットにminiPCIe-PCIeライザーカードを取り付け、
サウンドカードを挿す。
・PCIEx16スロットにPCIe-PCIx2ライザーカードを取り付けPT2とLANカードを挿す。
としても、全く変わりなかった。
試したサウンドカード、及びアイドル時消費電力は
・Audiotrack Prodigy7.1e X-Fi (28W) 前の計測時より1W増えているのはHDDを2台に増設したため。
・Auzen X-Fi HomeTheater HD (38W)
・ONKYO SE-300PCIE (38W)
何と、AuzentechのカードとONKYOの最新カードが同一消費電力ではないか。両者の音質もドライバインストール画面もよく似ている。それもその筈、同じサウンドチップが使われているのだ。
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Auzentechのサウンドカード
Auzen X-Fi HomeTheater HD
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ONKYOの最新サウンドカード
SE-300PCIE (シールドカバーは外した)
下の写真、左がAuzen X-Fi HomeTheater HD
右がONKYO SE-300PCIE
サウンドチップはCREATIVE CA20K2-2AG HF
両者とも音質は極上、優劣は付けがたい、
とだけ述べておこう。
いつか音競べをする機会もやってこよう・・・
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では、miniPCIe-PCIeラーザーカードとPCIe-PCIx2ライザーカードを連結する場合の注意点について述べよう。
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左:PCIe-PCIx2ライザーカード
右:miniPCIe-PCIeライザーカード
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× 単純連結では動作不可だった
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○ これでOK
miniPCIe-PCIx2ライザーカードの出来上がりだ
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【お断り】 小生と上記ライザーカード取扱店とは、顧客であること以外に関りはありません。
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ケースづくりを前にして、少々気に掛かることがある。 今回選んだCPUクーラー「小槌」のメンテについてだ。 小槌のファンはヒートシンクの下に収容されているため、ファンを交換する時、CPUクーラーを外さなくてはならない。 と思ったら交換用のファンは販売されていない。類似のファンも見当たらない。そうなると、外したファンを磨き上げるか、クーラーをそっくり交換するか、何れかになる。 我家のCPUファンは、半年毎にエアスプレーをかけ、1年毎に交換するよう努めている。予定では、ケースの内部は実質三層構造となり、組立も分解も相当面倒になること必至。 さて、どうしたものか。
そこで、ファン交換の簡単なCPUクーラーを探した。LP仕様の製品から EVERCOOL HPL-815EPを選んだ。寸法は106x95x45mm、ファンは80x15mm PWM仕様。 Giada MI-H67に取り付ける場合、ヒートパイプ端が拡張スロットとは反対側を向く方向に限られる。そうすると、チップセットH67のヒートシンクに風は回らない。仕方なしに40mmファンを増設することにした。 結果は思わしくなかった。
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HPL-815EPに付属するPWMファンの特性とM/Bのファン回転数制御とが馴染まず、1200rpm辺り迄は静かでも、少し負荷をかけるだけで一気に回転数が上昇し、それは賑やかなこと。(室温:24℃)
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そこで、Thermaltake SlimX3 付属の同寸ファンと交換することにした。今度は○、PWM制御も程良い。H67のヒートシンク温度は、
・チップセットファンを回した時:30℃台半ば
・止めた時:50℃台前半
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次に、大手裏剣に付属する120x12mmPWMファンを取り付けた。この時、チップセットファンは外した。
結果は◎。ファン回転数約750rpmの時、
・CPU温度は30~31℃
・H67のヒートシンク温度は30℃台半ば
この120x12mmPWMファンは市販されていないが、120x12mm 800rpmファンで代用できる。
よし、これで決りか・・・
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ケースづくりの前に、幾つか取付金具をつくらなくてはならない。
①PT2&LANカード&ライザーカード取付金具
②サウンドカード&ライザーカード取付金具
③HDD固定金具
①は前回とほぼ同じ仕様になるので、今回は②から始めよう。
サウンドカードに取り付けるライザーカードは小さく心許ない。チョイ留めでは接触不良の原因になりかねない。矢張りサウンドカードのブラケットを作り直しライザーカードと一体化したい。
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Audiotrack Prodigy7.1e X-Fi のブラケットは、
狭い中に8個の穴が開けられている。
面倒な細工になりそうだが避けて通れない。
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どうにか出来上がった。
最も苦労したのは穴の位置決め。
間隔が均等ではなく、何度も測り直した。
丸穴は以下の方法で、角穴は糸鋸盤で開けた。
【穴開法】
パネル面の丸穴は径1/4inch=6.35mm
・先ず径2.2mmの穴を開ける
・極細の丸ヤスリを使って中心誤差を修整する
・3.2/4.0/5.0/6.0mmの順に拡大する
・必要があれば途中で修整する
・6.4mmビットで開ける
・面取りビットで仕上げる
いい音が出そうな感じがする・・・
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本機に載せるStorageは、SSD1台及び消音ボックス「氷室mini」入り2.5"HDD2台である。氷室miniの大きさは3.5"HDDより一回り小振りだが、狭いケースの何処に収めるか悩む。7L未満としたケースのサイズ制限を緩めれば大分楽になるものの、6L台ではなかなか思うようにレイアウトできない。 無理に押し込めば、風通しやメンテ上の問題が生ずる。結局、当初の方針を改めることにした。
【当初案】
・上面から、天板・サウンドカード・通風空間・M/B・LANカード・PT2・底板の順に配置する。
・吸気ファンは底面前方に据える。
【改善案】
・上面から、天板・通風空間・M/B・サウンドカード・LANカード・PT2・底板の順に配置する。
・吸気ファンは左側面前方に据える。
では、氷室mini入りHDDの固定方法を考えよう。
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1台目のHDDは、氷室miniの蓋を固定するビス穴に6mm高のスペーサーを立て底面からビス留めする。この時、制振ワッシャ及びナイロン製ブッシュを使用する。
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2台目のHDDは、1台目の上に被せるように据える。固定金具がライザーカードと当たらぬよう配慮する。ビス留めの方法は1台目と同じ。金具はHCで求めたステンレス製平金具で間に合わせた。
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方針が決まれば何のことはない。たったこれだけのために、 方眼紙の上に部品を並べて思案すること半日・・・
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つづく・・・
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