■苦労の甲斐あって静音PCの仲間入りを果たすことができた。 消音ボックス入りHDDを何台も積めるMini-ITXケースはPC-Q08以外に心当りはない。デカケースもこうして使えば本領が発揮されるものと自画自賛している。
このPCはDVD&CDの吸い出し用として使用頻度は高くほぼ毎日稼働している。ノイズ問題が解決できなかった時は離れた場所に置くことも考えたが、静かになったお蔭で耳元から70cmの位置に据えることができた。
さて、Ubuntuに手を染めてから40日になる。率直な感想を述べれば「◎」である。単にフリーOSだからと言う訳ではない。
・起動が速く動作も軽快である。
・インストールが簡単である。Live CDを使えば動作テストができる。
・アプリケーションのインストールもまた簡単である。リストから選ぶだけで必要な関連ファイルも
導入されるばかりか、相反するファイルの削除も適正に行われる。
・Updateの手順が親切である。ubuntu10.04はリリース後間もないため、頻繁にUpdateされる
が、殆どワンクリックで実行できる。
■UbuntuはWindowsに較べて使用メモリが少なく、比較的ロースペックなPCでも快適に動作する。Virtual BOXを使えば複数のOSが同時起動できるが、Win7からWinXPを起動した場合とUbuntuからWinXPを起動した場合を較べれば、その差は歴然とする。 現在Virtual BOXに、WinXP・Win2000・WinNT4・Solaris・Fedoraと5種のOSを登録済みだが、全OS同時起動も可能である。
(その必要性は全くないが)
Virtual BOXは、当初OSE版を導入し、次にVer.3.2.0を、そして最新版のVer.3.2.2にUpdateした。OSE版はマウスやキーボード以外のUSB機器が旨く認識できなかったが、それ以外に不都合はなく動作そのものは安定していた。ところが、Ver.3.2.0で無事USBメモリやUSB-FDDを認識するようになったもののWinXPで不具合がでた。 窓表示とフルスクリーン表示を切り替えると動作が停止した。 自分の環境だけに現れる症状か、或いはVer.3.2.0のバグかどうか、未だUbuntuに
不慣れなため断定できない。Ver.3.2.2では今のところ不具合はない。
(6/9、Ver3.2.4にUpされた)
■さて、Ubuntuのイメージガールは誰か、どうか一度お調べを。それだけでもUbuntuを導入する理由になると思う。Ubuntuが更に普及すれば、情報が豊富になり一層使い易くなるものと期待されるのだが・・・
【お断り】
これまでubuntuとUbuntuを混用してきたが、本節からUbuntuに統一することにした。
同様に、nVidia・nVIDIAではなくNVIDIAとする。
グラフィックボード・ビデオカード・VGAカード等の呼称については思案中。
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