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畠山重忠 (2022.01.27)

NHKの大河Drama 「鎌倉殿の13人」 が始まった。 自分は大河Dramaを観ないのだが、多少ご当地保土ヶ谷に所縁があるので、無関心という訳には行かない。保土ヶ谷の地が日本史に登場するのは、畠山重忠が元久2年(1205)の「鶴ヶ峰の戦い」で討ち死にする場面のみである。その鶴ヶ峰も昭和44年に保土ヶ谷区から旭区に分区したので、現在は日本史無縁の地になった。それでは寂しいので 「鶴ヶ峰の戦い」 を思い返したい。

その経緯は「東鏡(吾妻鏡)」に見える。東鏡の文体は 「東鏡体とも称され、当時の代表的日用文体である和風の変型漢文体である・・」 とされ、荘重で迫力のある語り口は覚えやすく暗誦しやすい。 Drama 「鎌倉殿の13人」 で畠山重忠が登場する場面は少し先になるが、事前に東鑑を読んでおけば、興味も増すものと思われる。 尚、訳文は振仮名が多く、通常のHTML文では編集が大変なので、Adobe InDesign FileをPDF化した。

畠山重忠

新編武蔵風土記稿 (2015.11.12)

何事も物は序、相模と来たら次は武蔵に決まっています。 そこで、今から10年以上前に書き上げた 「新編武蔵風土記稿 保土ヶ谷旭之部」 のWeb版をUpします。先にUpした 「新編相模國風土記稿」は天保12年(1841)成立、「新編武蔵風土記稿」は文政13年(1830)成立とされます。その中から、ご当地横浜市保土ヶ谷区及び旭区に関する部分を抜粋しました。横浜市内の他区/川崎市/東京都/埼玉県に関する部分の解読については、どなたか是非挑戦されますよう期待しています。風土記は地誌ですので地名人名等固有名詞が多く、地元の方にお任せするのが一番です。

郷土史は何も小学生の 「総合学習」 の為だけではありません。近年関心が高まっている過去の地震・噴火・津浪・風水害等の被害状況や、その土地本来の地勢を知る上で貴重な資料とされています。そうした文献がWeb上から誰でも気軽に閲覧できるようになれば、自然災害による被害を免れる上で心強い味方となりましょう。(PCG3)

左の浮世絵をClickすると「新編武蔵風土記稿」のPDF Fileに移ります。
新編相模國風土記稿 (2015.11.11)

PC三昧の合間に別の道楽に励むこともあります。その一つが直ぐ下の「安曇野物語」、そしてもう一つは、横浜市栄区の郷土史家と共同で進めている「新編相模國風土記稿 栄区之部」です。先日?回目の校正を終えたところで、本Siteの片隅にUpすることにしました。本編はほぼ完了し残すところは後注の校正のみです。未完ではありますが、相模國風土記稿を調べる上で多少の参考になれば幸いです。(PCG3)

 ・体裁はA4縦置き三段組み両面印刷仕立て。(P14~P88)
 ・上段は本文、中段及び下段は脚注。(後注は準備中)
 ・本文は旧漢字及び歴史的仮名遣ひ、注の部分は新漢字及び現代仮名遣いとしました。
 ・作成Softは Adobe InDesign CS4

頼朝さんをClickすると「新編相模國風土記稿」のPDF Fileに移ります。
安曇野物語 (2014.6.28)

このところPC工作が滞っていますので、その埋め合わせに「歴史紀行文」を掲載します。
PC自作erと雖も、時には全く別分野の道楽に励むこともあるのです。

或るMail Linkに 2008.11.10~2009.2.12 までの3ヶ月間連載した、朝の連ドラ風歴史紀行文「安曇野物語」です。未完のまま長い充電期間が続いています。折りをみて再開する予定です。

文中には古典からの引用が多く、難解な部分が少なくありません。先ず始めに「シナリオ1~6」をお読み下さいますようお奨めします。(PCG3)

左の写真(明神池)をClickすると「安曇野物語」の目次に移ります。
権太坂 (2015.11.15)

権太坂(こんたざか)と聞いてその場所が何処か直ぐに判る人は、地元の人以外にほとんど居ないでしょう。では、正月の箱根駅伝で東京から箱根に向かって最初の難所は、と問われれば判る人は多少居るかもしれませんね。標高値は凡そ75m。大した坂ではありませんが、その昔、早朝に江戸を出立し、夕方近くになって初めて出会う上り坂ですから、旅人にとっては結構堪えたのかもしれません。その当時、権太坂を登り切って境木(さかいぎ)辺りまで来ると、東には神奈川の海が見え、西には富士山を仰ぐ、街道筋でも有名な見晴し所であったと伝えられます。ですから、江戸末期の絵師達は挙って権太坂を題材とした浮世絵を描いています。最も有名な作品は葛飾北斎の「富嶽三十六景」に収められた「東海道程ヶ谷」ですが、その他にも多くの絵が残されています。 その中から、浮世絵師 歌川芳形が文久3年(1863)に描いた 「東海道程ヶ谷之風景」 を掲載します。


上の絵は一枚物に見えますが、実は三枚組の大作です。その三枚を繋ぐと継目が微妙に合わないばかりか、それぞれ版木が異なるため色合も揃いません。 そこで、Photoshopを駆使し、Pixel単位で修正した次第です。所用時間は凡そ6時間。自分としては最も時間をかけた労作です。元絵を下に載せます。

保土ヶ谷を描いた浮世絵をもっと見たい方は、上の絵をClockしてください。
快適なPCライフのために

快適なPCライフのために

 ・購入は計画的に ← これが難しい、つい買い過ぎる。
 ・専用の工作室が欲しい ← まあ無理、どこでも工作室の心がけが大切。
 ・箱類の始末 ← 返品・修理・処分時に必要か。一応一年間保存している。相当邪魔。

だが、快適なPCライフのために最も大切なことは家族の理解だ。特にカミさんの。と言っても、やさしい言葉や折々のプレゼントだけでは効果が薄い。最も喜ぶのは海外旅行だ。少なくとも年に1度は送り出すことにしている。自分はいつも留守番だ。

と言うことで、カミさんが撮ってきた写真をまとめてみた。一枚一枚PhotoShopで修整するのは大変な作業ではあるが、PCライフを円滑にするためには致し方ないのだ。

では、どの程度修整するか・・・

PhotoShopによるデジカメ写真の修整例
修整前
修正後
建物の歪みを直し コントラストを調節する
建物に対してカメラが平行でないと歪む 横振りの場合
建物に対してカメラが平行でないと歪む 上振りの場合
邪魔者は消す
バスのガラス窓に映り込んだ影を取り除き 凱旋門の歪みを直す
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