あれこれテストする XVII
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現在、PT2-PCは3台ある。1台は家人専用、自分用は2台。 ① JETWAY NF93-LF + C2D T9550 (組立 2009/8/29、PT2組込 2010/8/10) ② Giada MI-H67 + i3 2100T (組立 2011/5/17) 今となっては、①のPCはCPUもIGPも非力で不満が多い。 ②は今尚お盆に載せたママ。運用に支障はなくとも見て呉れが悪い。その上、重ね置きができず場所塞ぎになっている。現在、どちらかと言えば②の出番が多い。理由は明か。①に較べて絵も音も良好だからだ。そこで、近々発売予定のPT3を見越して、①を蔵入りさせ、新たなPCを導入するべく検討した。(2012/6/10) |
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PT3-PCを構想する I (2012.6.10)
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PT3-PCの条件を上げれば、 ・アイドル時消費電力:20W台 ・高負荷時消費電力:50W以下 ・ストレージ構成は、SSDx1、2.5"HDDx2 ・ビデオカーを挿さずにIGPで良いが、絵は綺麗な方が良い。 現在、録画と視聴の方法は以下の通りである。 ・録画予約ソフトは「ptTimer」を使っている。同種のソフトを幾つか比較検討した結果、 番組表の見易さから決めた。 ・録画したTSファイルは「TsSpritter」でTS抜きをする。 ・TS抜きファイルは元ファイルとは別のHDDに収めている。 ・TS抜きファイルをざっと視聴した上で取捨選択する。 ・TS抜きファイルがHDD容量の90%程度に達したら、ファイルサーバーに転送する。 ・通常はLAN越しに視聴するが、非力なPCの場合はローカルディスクかUSB3.0メモリに 転送することもある。(電力事情が逼迫した時はファイルサーバーの電源を落としている) そうなると、Intel IvyシリーズかAMD FM1/FM2シリーズか。 ・FM1シリースはアイドル時・負荷時とも消費電力は高め。 ・FM2シリーズは今年8月以降の発売か。 ・Ivy Bridgeの低TDP版はまだ出揃わない。 さて、どうするか。 ・現在、別ページでテスト中のP8Z77-I DELUXEは機能が豊富で消費電力は高め。 抑も、このM/Bはスペックを落として使いたくない。i7 3770Sと組み合わせる予定。 ・同じく別ページのDH77DFは嫁入り先が決まっている。 そこで、Intelの最新Mini-ITX M/B 「DQ77KB」を入手した。このM/Bの主な仕様は、 ・Thin Mini-ITX ・CPUはTDP65Wまで ・PCI Express 3.0 x4 ・SATA3.0ポートx2、SATA2.0ポートx2、mSATAx1(mSATAはSATA2.0ポートと兼用) ・NICはIntel 82579LM + 82574L ・DC-DCコンバータ内蔵(19V ACアダプタが別途必要) 等々である。 CPUはIvyのTDP35WのTシリーズから選びたいがまだ出揃わない。取り敢えず手持ちの「i5 3450S」で試してみよう・・・ |
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BIOS設定=Default&Autoの時、アイドル時消費電力は16W、Windows Experience Index実行時ピーク消費電力は68Wだった。HDDx2、PT3、ケースファン等を加えれば80Wくらいにはなろう。試しにOCCTを走らせたら、いきなり95Wに達したので計測不可。 90WのACアダプタでは完全に容量不足、少なくとも120Wは要る。 DQ77KBはDC-DCコンバータが内蔵され、19VのACアダプタを直接繋ぐ仕様になっている。手元の大容量アダプタは12Vのもの許り。19V 150W級のアダプタを求めれば解決するが、それでは上記の条件にそぐわない。 そこで上表の通り、消費電力を下げるべくBIOS設定を弄った。 ・「OS ACPI C3 Report」をEnabledにすれば、アイドル時消費電力は12Wに下がるが、 負荷時の消費電力は大差ない。 ・Turbo Boost機能をOFFにすれば、負荷時消費電力は54Wに下がる。 ・負荷時消費電力を50W以下に抑えるためには、Non Turbo Ratioを24、即ち動作周波 数を2.4GHz以下に下げなくてはならず、それでは i5 3450Sを使う意味が失われる。 ・DQ77KBのBIOSは、Vcore電圧を上げることはできても下げることはできない。 つまり、DQ77KBを90WのACアダプタで運用するなら i5 3450Sは不適格であり、TDP35WのCPUが相応しいとの結論に達した。 ①【i5-3470T】 2C/4T、2.90/ 3.60GHz 35W ②【i3-3240T】 2C/4T、3.00/ ---.GHz 35W ③【i3-3220T】 2C/4T、2.80/ ---.GHz 35W の中から、第一候補となる③はまだ発売されていない。 ならば、別ページ「DH77DF + i5 3570T」で使用中のi5 3570Tを一時借りよう。そのPCは、アイドル時:16W、OCCT実行時:62Wだった。 |
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PT3-PCを構想する II (2012.6.10)
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i5 3450Sをi5 3570Tに差し替えた。結果は以下の通り。
i5 3570Tなら 90WのACアダプタでもどうにか行けそうだ。但し、HDDの台数次第か。できればもう少し消費電力の低いCPUを使いたい。Thin Mini-ITXを生かして極薄のPCを目指すなら尚更のこと。 テスト機のCPUクーラーは、XIGMATEK Praeton LD964にNoctua 92mm PWMファンを載せている。高さはヒートシンク30mm、ファン25mm、総高55mm。 これでは薄型PCとは呼べない。CPUクーラーの総高を30mm程度に抑えるなら、上記「i3-3220T」の発売を待つか、或いは既発売のPentium G630T辺りで手を打つか・・・ |
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DQ77KB + i5 3750T の消費電力は前節の通り、アイドル時 11W、OCCT実行時最大値 67Wだった。Ivy Bridge i3シリーズならもう少し低い値が得られるかもしれないが発売期日は未定。ならば、Win8RPを入れたらどうだろうか。これまでのテストから、Win8の消費電力はWin7より低めであることが判っている。 そこで、SSDを交換しWin8RPをインストールした。ところが、解像度は1920x1050が上限で1920x1200に設定できず。「画面の解像度」タブを開くと「ディスプレイ表示」欄は「Dual Display」がデフォルトとなりSingleへの変更不可。つまり、DQ77KBは LDVSとHDMIまたはDisplay PortとのDual Display設定が規定値だったのだ。そこで、BIOSのLDVS設定をOFFにすることで問題を解決した。(Win7の場合はデスクトップ上からSingle Displeyに設定できた) 次に、「P8Z77-I DELUXE + i7 3770S」ページで述べた通り、 Classic Shell + Quick Launch + Task Scheduler を導入し、Win2000風デスクトップに仕上げ、Metro UIとは縁切りした。 そして、幾つかの常用ソフトを導入し再起動をかけたら、 ・アイドル時消費電力 10W ・画面表示OFF時消費電力 8W となった。 Win7の時とはSSD以外全く同じ部品構成なので、アイドル時消費電力はOSの変更により 1W減じたことになる。自分の使い方では、録画PCを24時間稼働させても実働時間は3~5時間くらいであり、残りの時間はアイドルまたはスリープ状態にある。そうなると、画面表示OFF時消費電力 8Wの意味は小さくない。
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歳をとると益々頑固&急勝になるようだ。玩具売り場で泣き叫ぶ幼児と変わりない。とても「i3-3220T」の発売を待ちきれない。と駄々を捏ねて「Pentium G630T」を入手した。結果は下表の通りである。但し、Win8RP上でOCCTがフリーズするため(Ivyでは無問題なのだが)、Win7のデータのみとなった。比較のために「DH61AG + G620T」のデータを添えた。
上の表、及び計測中に気づいた点をまとめておこう。 ・CPUのCore Clockの差がそのままデータに現れた。 ・Q77はH61に較べてメモリアクセスはかなり良好。 ・アイドル時及び低負荷時の消費電力はQ77が優る。 ・DQ77KBのファンコンに難があり、PWMファンの回転数変化量が少ない。 各部の温度計測はBIOSの更新後に行いたい。(Intelの初版BIOSにはよくあること) ・G630Tとi5 3570Tとの差はハッキリ体感できる。 録画PCとは言え、一度i5 3570Tの味を占めたらG630Tに戻るのは難しい。 よって、本日は方針決まらず・・・ |
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これまでに三種の Ivy Bridge を試した。先ずi5 3570T、次にi7 3770S、そしてi5 3450S。その間、処理能力・消費電力・発熱量など Ivy の優秀さをじっくり味わうことができた。 然しながら、IGPは殆ど使わず HD5570 / HD6570 / HD7750 / HD7850 を挿しため、HD2500の確認は後回しになった。 6/11、最新BD「ステキな金縛り」を DQ77KB + i5 3450S + PowerDVD10BDで視聴した時、「邦盤のBDは画質が思わしくない」との印象を受けた。それでも結構面白い映画だったので、そのまま最後まで観た。6/12、同じBDを DQ77KB + G630T + PowerDVD10BDでかけた。どうも昨日とは様子が違う。発色良し、精細感良し、特に不満はない。つまり、動画の再生品質に関する限り、IvyのHD2500よりSandyのHD2000の方が好ましく思えたのである。そこで、数本のFull-HD TSファイルで確認したところ、HD2000 > HD2500 なる疑いは益々濃厚になった。前節の最後に述べた「G630Tとi5 3570Tとの差はハッキリ体感できる。録画PCとは言え、一度i5 3570Tの味を占めたらG630Tに戻るのは難しい」 との見解は、たった一日で覆るのだろうか。 日頃から、取り込んだTSファイルは録画PC上で再生し取捨選択している。内容の如何に関わらず、画像品質が著しく劣る場合は、その段階で棄てられる(近頃、劣化気味の目を護る為)。もし、IvyのHD2500を使うようになったら、破棄されるファイルはこれまで以上に増える可能性がある。さて、どうしたものか・・・ と言う問題は一時保留し、別の話題に移ろう。 「19V ACアダプタの比較テスト」である。 DQ77KBは、Intelの他のMini-ITX M/Bに較べて消費電力は十分に低く、TDP35~45WのCPUを載せるなら90W級のACアダプタで間に合う。但し、拡張カードやストレージの構成によっては120W級が欲しくなるかも知れない。そこで、部品棚&物置を漁ること半日、6種のアダプタを探し出した。 結果は下表の通りである。最も成績の良かったアダプタは、90W級では Antec ISK100に付属する「DELTA ADP-90CD AB」、120W級ではSilverstoneのSST-PT09B-120Wに付属する「FSP120-AAB」だった。 (写真は後日掲載します) |
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PT3が届き、早速 別ページのDN2800MT で試した。ギリギリ間に合ったドライバとSDK、そして篤志家の新BonDriverにより、32bit環境での動作を確認することができた。 N2800MT用のビデオドライバを更新した所為か、前より動きも画質も向上し、DN2800MT+PT3が録画PCとして許りではなく、再生PCとしても実用レベルに達していることに驚かされた。面倒なことを言わなければ、これで「一丁上がり」にしても別段不都合はない。 それでは本ページの意義を蔑ろにすることになる。予定通り64bit環境でも試そう。 【M/B】 Intel DQ77KB 【CPU】 Pentium G630T 【MEM】 DDR3-1600 4GBx2 【IGP】 HD2500 【SSD】 Intel SSD 520 64GB 【TV Tuner】 PT3 Rev.A 【IC Card Reader】 Gemalto PC USB-TR HWP119316 【HDD】WD 2.5" 320GB HDD 【AC】 Adaptor BUFFALO SAN0902N01 19V 90W 【OS】 Win7Pro64 【録画ソフト】TVTest+TvRock+RecTest 【再生ソフト】 PowerDVD10-BD
さて、PT3スレでは諸々取り沙汰されている。BS/CS録画時の0Mbpsとドロップ多発の件等々。まだ発売早々なので、H/W・ドライバ・SDKの何れに問題があるのか原因は特定できない。ところが我家では、2日間使用した限り、そうしたトラブルは一切なく快調そのものである。何れにしても、もう少し様子を見よう。 |
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PT2 / PT3の楽しみは数多かれど、海外のコンサート番組こそ第一に上げられよう。 オーケストラ・オペラ・バレー・室内楽・ロック等々、米・英・独・仏・露の極上の演奏が、 光メディアの発売前に鑑賞できる歓びは何ものにも代え難い。 6/18 1:20~5:20にかけて放送された NHK BS プレミアム ”マリインスキー・バレー公演「くるみ割り人形」他”をDN2800MT+PT3で録画し、同夜、DQ77KB+G630Tで視聴した。 先ず、指揮者のワシリー・ゲルギエフに驚いた。いつもの無精髭があまり気にならず、こざっぱりとした面持ちで登場したからだ。 案の定、オケも清澄な響きで始まった。中編成の所為か音の分離がよく、各楽器の2番パートが聞き分けられる程だった。短い序奏の後、幕が開くと雪景色。貴族の館へ向かう善男善女。舞台中間の幕が上がると場面はパーティー会場。聴き慣れた行進曲に乗って美少年美少女達がおどけた仕草で登場。 ここまで凡そ10分経過の時点で完全に打ちのめされた。こんなに可愛い子供を持ったらどんなに幸せなことだろうか。それだけでは済まない。演奏・演技・振付・衣装・舞台装置等全て良し。勿論、お姉さん達も美女揃い。眩い許りの舞台に釘付けの100分間だった。 (バレー「くるみ割り人形」のあらすじについてはWikiをご覧ください) 「くるみ割り人形」は聴き所が多い。組曲に含まれた、小序曲・行進曲・金平糖の精の踊り・ロシアの踊り・アラビアの踊り・中国の踊り・葦笛の踊り、そして花のワルツは広く知られている。ところが、実際のバレー公演を映像で観ると話はかわる。クララを演じた少女もさることながら、夢の中のクララ=マーシャ姫を演じたアリーナ・ソーモアの美貌と演技は取り分け素晴らしかった。愛らしい笑顔、バレリーナになるために生まれたかのような均整のとれたプロポーション、動きの正確さとスピード感、どこにも非の打ち所はない。その美しさに見とれるシーンの中でも、第14曲「パ・ド・ドゥ」の「アダージュ」は本公演の白眉と言えよう。また、幻想的な場面として、第9曲「雪片のワルツ」も忘れられない。チャイコフスキー特有の哀愁を帯びた旋律に乗って雪の精たちが舞う姿はこの世のものとは思われない・・・ オッと、きりがないので 「くるみ割り人形」 の感想はこれくらいにして本題に入ろう。即ち、新チューナーPT3でBS番組を4時間連続録画した結果は良好、コマ落ちなど再生上の不具合は全くなかったのである。 |
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それから1週間経った。現在の設定は TVTest+TvRock+RecTask+ PT3_BonDriver。「0Mbps&Drop頻発」等の問題は起きていない。敢えて上げれば、PT3導入時にS-Tunerで起動すると絵が出なかったことくらいか。それも「ドライバ別設定」の「初期チャンネル」を「指定なし」以外にすることで簡単に解決した。以後、番組情報収得時・4番組同時録画時とも不都合なし。PT3を別ページの「DN2800MT + Win7HP32」に繋いでもトラブルなし。EDCBやSpinelは使っていない。因みに、入手したPT3のSilicon TunerはSharp社製。 では、どうしたら「0Mbps」になるか色々試した。 ・2ch PT3スレを参考に、TVTest上のT-Tuner x2 或いはS-Tuner x2で、それぞれ別の チャンネルを受信し、キーボードの矢印キーを使って高速かつ頻繁にチャンネルを変更 したら0Mbpsが発生した。但し、通常のチャンネル変更速度では起こらなかった。 T-Tuner x2 + S-Tuner x2の4番組同時視聴時もまた発生しなかった。 ・0Mbps発生時、TVTestは一瞬フリーズ状態になるが、Tunerを変更すれば直ぐに復帰 する。 ・DQ77KBよりDN2800NTの方が発生率は高かった。 さて、これまで録画予約ソフトは「ptTimer」を使ってきた。このソフトには幾つかの制約があり、人によっては機能不足かもしれないが、録画専用PCで使うなら特に不満はない。何よりも番組表が見易くカスタマイズも可能なのでPT2-PCでは重宝している。ところが、PT3用のバージョンは未だ、やむなくTvRock + RecTaskを使った次第である。案の定、自分には合わない。番組情報が豊富なため、1週間分を通して見るのに苦労する。ptTimer並みにコンパクトな表示にカスタマイズできるかどうか模索中である。 ケースへの組み込みは Ivy i3 シリーズの発売以後になりそうだが、もう一つ悩みの種がある。最近SSDの低価格化が進み、512GB製品も視野に入ってきたからだ。録画フォルダをSSDに置けば、何かと都合が良いであろう・・・ |
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愛用の録画ソフト 「ptTimer」はPT3対応版がなく 「TvRock+RecTest」で試したところ、新BSチャンネルの設定が旨く行かず、結局「TvRock+RecTask」に落ち着いた。後日のために要点を取り纏めておこう。 (詳しい設定方法は省略した) 先ず、TvRockの設定は、 【TVTestのフォルダ】 C:\PT3\TVTest 【TvRockのフォルダ】 C:\PT3\TvRock 【録画フォルダ】 D:\PT3_Data とし、RecTask関連のファイルをTVTestフォルダに置いた時、(勿論、フォルダ名は任意)
BSの新チャンネル、及び名称が変更はされたチャンネルは、
としてTvRockを設定する。(自分が設定したチャンネルのみを記した) TvRockの番組表が無事に取得できたと思ったら、今度はスリープからの復帰に躓いた。ptTimer の時は、Win7のスリープ設定だけで事足りたが、 TvRockの場合は一工夫しなくてはならない。 ・TvRockの「システム設定」→「タスクスケジューラ」にWindowsのログオンに使用する アカウントとパスワードを設定する。 これを間違うとスリープから復帰しない。 ・TvRockで録画予約した時、スリープから復帰させるためには、OS任せではなく、 TvRockのアイコンを右クリック→「タイマー」→「次回の予約までスタンバイ」をクリック すると「スタンバイへ移行します」画面が出る。ここで「すぐに移行」を実行する。放って 置くと30秒後にスリープする。 尚、予約がない時は 「次回の予約までスタンバイ」は グレー表示となる。 他にもTvRock+RecTaskを導入する上で幾つか注意点はあるが、自分が躓いた点のみを記した。 時節柄悪しからず・・・ |
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DQ77KBにはmini-PCIeとmSATA兼用のソケットがある。次に何を試すか迷うことはない。PT3を「Ably-Tech GH-EMLX1-G1C13」(mini-PCIe→PCIe X1ライザーカード)に繋いでみよう。 結果は○。消費電力が1W増したことを除けば問題なし。 そうなるとPCIe X4仕様の拡張スロットが空く。何を挿すか。 ・2枚目のPT3は要らない。 ・ビデオカードは必要なし。 ・DQ77KBのNICはIntel製なのでLANカードも要らない。 ・マルチポートプライヤー対応のSATAカードは別のPCに取り付ける予定。 ・ONKYO SE-300PCIEやAuzen X-Fi HomeTheater HDは消費電力が10W近く、 本PCには相応しくない。 ・では、消費電力の低いサウンドカードならどうか。 そこで、ASUSの廉価カード「XONAR DSX」を試した。確かにOnboardのRealtek ALC892より聞き易い音はするものの、その差は僅か。値段相応と言うべきか。そして消費電力は4W増。やはり試聴用SP「YAMAHA NX-A02」との相性は「AUDIOTRAK PRODIGY 7.1e X-Fi Audio」が一番か。 |
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DQ77KBにPT3とAUDIOTRAK PRODIGY 7.1e X-Fi Audioを挿せば、録再PCとして十分な構成となる。ところが、ライザーカード仕様のケースは自作必須。何時完成するか見通しは立たない。サウンドカードを止めてOnboardの蟹で妥協すれば、手持ちのケースそのままで行ける。問題は我慢できるかどうかだが、駄目出しの可能性は高い。そうなるとUSB接続のDACが浮上する。残念ながら手持ちのDAC-1000は絶不調。小音量時は音が硬く、音量を上げると歪っぽくなるからだ。AMPやSPを調節しても直らない。(メーカーに出す予定) そこで、新たなUSB-DACを検討することにした。DAC-1000より高品位な製品は値が張る。10万円以下ではLUXMAN DA-100 の評判が良い。DAC-1000とDA-100とは同価格帯にあり、50歩100歩の感はあるが、 かと言ってDACに20~30万円もかける気はない。同社の製品は管球式アンプを自作していた頃の出力トランス以来40年振りとなる。 DA-100の結果は良好。小音量時の音は滑らか。大音量時の歪みも少なく聴き易い。クラシックもロックも無難なサウンド。中音量以下で聴くなら評価点は高い。但し、大音量時はやや迫力に欠ける。ダイナミックレンジ&周波数レンジとも、別ページ「ECS A75F-M2 + A8-3850」に載せたAuzen X-Fi HomeTheater HDの方が好ましく聞こえるが、音の印象はソースの善し悪しだけではなく、気温・湿度・体調などにも大きく影響されるので、早急な判断は慎もう。 DA-100で決りとなればケース選びは俄然楽になる。 ・SilverStone SST-SG06S (DH57JG + Pentium G6950に使っている。追い出し可) ・SilverStone SST-LC19S (未使用) ・IN WIN WAVY (現在は空家) ・IN WIN BM639BS (Atom-PC。追い出し可) う~ん。今一つ気乗りがしない。何故かと言えば、どれもDA-100のデザインに馴染まないからだ。PT3-PCはサイドテーブル上に置く予定であり、できればDA-100を重ね置きしたい。そうなると、自作ケース1号が最も似合う。現在「DFI MI P55-T36+L3426+Matrox M9120」を収め、サブPCとしているが、必ずしも出番は多くない。よし、自作ケース1号をPT3-PCに仕立て直そう・・・ |
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待望のPT3用ptTimer 「pt3Timer」 がUPされた。 http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/358402 (この行は7月?日に削除します) 早速入れたところ、BS/CSは○、地デジは×だった。この時、 【PT3 Driver】 PT3-Driver-092.exe 【PT3 SDK】 PT3-SDK-091.exe 2chの ptTimerスレによれば、pt3TimerはPT3-SDK-091では正常に動作せず、PT3-SDK-093にUPすべしとのこと。ところがSDK-091の削除後、SDK-093を入れるとTVTestやpt3Timerの起動時にエラーメッセージがでて動作不可。そこで、あれこれ試した結果 ①「コントロールパネル」の「プログラムと機能」から、 PT3-Driver-0.92 / PT3-SDK-091をUninstallする。 ②「デバイス マネージャー」から「Jungo」の「Windriver(EARTH SOFT PT3)」、 及び「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の「EARTH SOFT PT3」を削除 した後、速やかに次の③を実行する。グズグズしているとWin7は自動的にドライバを 探し当ててInstallすることがある。そうなると元の木阿弥となる。 ③ PT3-Driver-092.exe / PT3-SDK-093.exe をInstallする。 これで成功間違いなし。TVTestもpt3TimerもOK。 やはりpt3Timerの番組表は見易い。 情報量が適度な上、体裁を自分の好みに合わせてカスタマイズできるので、1週間分を纏めて見るのに至って都合が良い。同じ閲覧をTvRockの番組表で行えば3倍以上の時間がかかる。 さて、PT2-PCで使ってきたptTimerの版ではスクランブルの解除機能を伴っていたので、再生ソフトによっては、そのままでも視聴可能だった。 ところが、pt3Timerにその機能は組み込まれていない。これは「諸般の事情」によるものと思われ、差し当たり別の方法で対応しなければならない。 手段は幾つか見付かった。その中から「Multi2Dec」を選んだ。(現在、このファイルは閉鎖されているのでURLは記せないが、探せば必ず見つかる) 結果は上々、PT3+pt3Timerで録画したファイルを Multi2Dec にかければ、多くの動画ソフトで視聴可能となる。 |
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pt3Timerなら万全か、残念ながら否。
pt3Timerを運用する上で最大の欠点はスクランブル解除の方法にある。自動処理ではなく、別ソフトによる処理は相応の時間がかかり、面倒極まりない。奥の手を使えば旧版通り自動処理ができるとの噂に期待をかけて、目下調査中・・・ |
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7/1 23:00 調査の甲斐あって「奥の手」は見付かった。自動処理OK。 これで、PT3でもPT2と同様の使い勝手となり、EPGの取得及び録画ファイルの後処理が短時間で済むようになった。 目出度し !! |
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その後、構成を幾つか変更した。 ・録画用HDDを256GBのSSDに替え、2.5" 1TB HDDをTS抜きファイル置場とした。 ・AC AdaptorをDELTA ADSP-90CD AB (Antec ISK100 付属品)に替えた。 ・再生ソフトとして、PowerDVD12Ultra1618及びTotalMedia Theater 5.3.1(以下TMT5.3.1) を入れた。 よって、現在(7/8)の構成は、 【M/B】 Intel DQ77KB 【CPU】 Pentium G630T 【MEM】 DDR3-1600 4GBx2 【IGP】 HD2500 【SSD 1】 Intel SSD 520 64GB (128GBに増量する予定) 【SSD 2】 Crucial m4 256GB 【HDD】 SAMSUNG HN-M101MBB 2.5" 1TB HDD 【TV Tuner】 PT3 Rev.A 【IC Card Reader】 SCR3310-NTTCom NTT-ME 【Sound】 LUXMAN DA-100 【AC Adaptor】 DELTA ADP-90CD AB(19V 90W) 【OS】 Win7Pro64 【録画ソフト】 TVTest+pt3Timer、TVTest+TvRock+RecTask (何れにするか決めかねている) 【再生ソフト】 PowerDVD12Ultra1618、TMT5.3.1 【Case】 自作ケース1号に収める予定(現在はObon) 問題はCPUにあり。 ① Ivy i3-3220Tの発売を待つ。 ② このままPentium G630Tで手を打つ。 ③ それともDH77DFに予定しているIvy 3570Tを本機に回すか。 自作ケース1号はCPUを変更する際、全分解しなくてはならず、おいそれとは仮組できない。気持ちは③に傾いているのだが・・・ さて、TSファイルの再生について一席述べよう。 再生ソフトは、主にPowerDVDの最新版12Ultraを使っている。発色・コントラスト・精細感とも最も好みに合うからだ。ところが12Ultraで万全かと問われれば否、時々用が足りない。数あるTSファイルの中には12Ultraのシークバー機能が効かず不便な思いをさせられる。そうした時、TMT5のシークバー機能なら不調知らずで再生することができる。PCで映画を観る時、途中で電話があったり小休止したり、また聞き逃した台詞や見落とした字幕の確認など、シークバー機能なしで観るのは辛い。では、PowerDVD12UltraとTMT5を比較してみよう。
PT3で録画したTSファイルを自由自在に再生するなら、PowerDVD12UltraとTMT5の両者があると便利。その他、幾つかのフリーソフトも使っているが、オーディオ出力を含めた総合力は市販のソフトに一歩譲るようだ。また、リモートディスク上にあるBDフォルダを再生するなら、今のところTMT5.3.1が最適か。 |
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今回は年寄りの戯れ言です。お暇でない方はスルーしてください。 さて、初めて求めたPCはNECのPC9800DX、1987年のちょうど今頃だった。 以来25年、一体全体何台のPCを購入&自作しただろうか。数えるのも恐ろしい。 比較的長く使ったPCをあげれば、PentiumⅢ+WinNTの8年、Pentium4+Win2000の6年、C2D-E6600+WinXPの6年、他のPCはどれも5年以下で蔵入りした。 3年程前にWebサイト「電脳三昧」を開設してからは更に寿命は縮まり、2~3年も危うい状況にある。ヒョッとして電脳の悪魔に取り憑かれたのかも知れない。そうだ、悪魔と言えばメフィストが思い浮かぶ。 メフィスト (Mephisto)は、第一義にはドイツの伝説上の悪魔・メフィストフェレスのこと。 一般にゲオルク・ファウストが呼び出した悪魔として知られ、ファウストを題材とした作品での風貌や性質がよく知られている。中でもゲーテの「ファウスト」が有名、とWikiに見える。 何もこれからゲーテ論を始める訳ではない。靴の話だ。 人は誰でも肉体的なコンプレックスを持っている。顔形・頭髪・歯並び・身長・体重・手の大きさ・指の長さ・脚の長さ・足のサイズ等々。勿論自分にも多くの欠陥があるが、その中で、足の形に関しては苦労が多かった。 サイズは26.5cmなのだが、 甲高段広のために中々フィットする靴がなく、デザイン優先で選ぶことができず、甚だ不本意な青春時代を過ごしてきた。ところが、上に述べた1987年の秋、サイズもデザインも満足できる靴に出会ったのだ。それは我が人生で初めてのことだった。 その靴とはフランスの「Mephisto」。同社のWalking shoesは足にピッタリなだけではない。靴底に仕掛けがあって、 程良い反発力があるため、足を踏み込むと自然に反対の足が持ち上がり、否応なく身体が前へ出るのだ。従来の靴と同じ歩き方をすれば、1~2割増のスピードが出る。デイパックを背負いやや前傾すれば、極普通の歩き方でも時速5Km以上になるので、同伴者がいる時は十分に注意しなければならない程だった。そのMephistoのWalking shoesは、旅行やドライブなど背広を着ない時はいつも履いていたので、この25年の間にMephisto未踏の地は、1都1道2府43県の内、広島県・山口県・宮崎県・鹿児島県、そして沖縄県の5県だけとなった。 その間に、靴底の張り替え2回、靴紐の交換2回、そして内張の交換を1回した。流石に寿命が尽きたものと諦めかけた今年の5月、念のために購入店へ持ち込んだ。「確約はできませんがメーカーへ出してみます」とのこと。待つこと1月半、修理上がりの品を受け取った。修理代金はIvy i5 3550とほぼ同額。決して安くはないが、新品を求めれば2.3倍はするので、法外とも言えない。この靴にかけた費用は、当初の購入代金+4回の修理代金=約75K円。25年で割れば1年当たり3K円。十分納得できる金額と言えよう。 それに引き替えPC部品の寿命は短か過ぎる。発売から数ヶ月で陳腐化が始まり、1年経てば半端物、2年経てば見切品、3年も経てばゴミ同然となる。良い品をメンテしながら永く使いたいとの願いは、時代にそぐわないのだろうか。 |
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上にも述べた通り、最近バレエをよく観るようになった。録画した作品を上げれば、
何れも子供の頃から慣れ親しんできた名曲ばかりである。 そうしたコンサート番組が手軽にFull-HD品質で観られる有り難い時代になったものだ。 その昔、小学校時代の同級生にバレリーナが居て、プロになってから何度も「観に来てね」と誘われたものの、結局行かず仕舞いだった。バレエ音楽は好きでも、どうにも「アレ」が耐え難く、会場へ足を運ぶことができなかったのだ。 「アレ」とは何か。要するに男性バレエダンサーの「モッコリ」である。スポーツ競技でタイツ姿は決して珍しくはなく、特別気にすることもないのだが、男性バレエダンサーの「アレ」は一際目立つ。何故だろうか。 ・おしなべて彼等のアレは巨大である ・バレエをするとアレが肥大化する ・アレが目立ちやすい舞台衣装である 真相は不明だが、目の遣り場に困るだけではなく、粗末な我が身を省みて愉快ではない。と言う理由からバレエコンサートは縁遠かった。そこで「男性 バレエ モッコリ」で検索したら、以下の「Yahoo知恵袋の回答」を得た。 「男性バレエダンサーといえば、下半身のモッコリです。異様にモッコリしているため、 ついつい視線が集中してしまいます。しかし、これは男性バレエダンサーが共通して 大きなものを持っているからではありません。前がモッコリしているのは、タイツの下 に厳重なサポーターをつけているためです。バレエ用のサポーターの目的は、脚を 広げても、中身がぶらぶらしないようにアノ部分を持ち上げてしっかりと固めている からです」 成る程。 そして、昨年10月、BSプレミアムから収録した「ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2011」 を観て以来、すっかり宗旨替えとなり、せっせとバレエコンサートを録画するようになったのである。ヨーロッパ各国のバレエにはそれぞれ特徴があり、楽しみ方は様々。見始めると病み付きになる。振付によっては、同じ曲でも全く異なった舞台となる。その違いもまた楽しみの一つ。古典バレエも良いが、どちらかと言えば「コンテンポラリー ダンス」の方が自分の趣味に合う。中でもNHKハイビジョンチームが収録した映像は殊の外綺麗。 画質は市販のBDを上回ることも珍しくない。 さて、バレエ番組を録画して一二度再生するだけなら「後ろめたさのないチューナー」でも問題ないのだが、何度も繰り返して観るなら、それでは後々不便極まりない。バレエ番組は週末の深夜に放送され、収録時間は3.5~4.5時間、ファイル容量は30~40GB。2TBのHDDでは直ぐに容量不足となり、コピー制限のあるチューナーではファイル管理がとんでもなく面倒になる。 よって、バレエに限らず、繰り返し視聴する長時間番組のライブラリーをつくるなら、PT2/3が最適との結論に至る。 この際だ。もう一つの疑問についても調べて置こう。 ・おしなべてバレリーナの胸は小さい ・バレエをすると胸が小さくなる ・胸が目立ち難い舞台衣装である 真相は如何に。 そこで「バレリーナ 貧乳」で検索した。同じく、Yahoo知恵袋の回答から引用すると、 「バレエをやるから胸が小さくなるんじゃなくて、胸の小さい人がバレエに向いている だけで、実際はバレエをやってるのに大きい人は結構います。マラソンとかと一緒で、 胸の大きい人は激しく動くと胸を痛めることがあるので大変です。 小さい人の方が 色々とビジュアルを含めバレエには向いています。女優の○○さんはベジャールの 元でバレエを学びつつも、胸が大きすぎてバレリーナの道を断念したことで有名です」 これは納得。 |
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7/31現在、本PT3-PC 1号機に載せるCPUは未だ決まらず。予定の Ivy i3 シリーズ発売に関する情報はその後音沙汰無し。 上に述べた暫定方針は、 ・Ivy i3-3220Tの発売を待つ ← 待ちぼうけ ・Pentium G630Tで手を打つ ← 物足りない ・それともDH77DFに予定しているIvy 3570Tを本機に回すか ← 既に手遅れ だったが、この際仕切り直した方が良さそうだ。 やむを得まい、i5 3470Tを検討しよう。当初予定の Ivy i3 3220Tの詳細は未発表なので、確かな比較はできないが、 i5-3470T 2C/4T 2.90/3.60GHz 650/1050MHz HD2500 L3:3MB TDP:35W i3-3220T 2C/4T 2.80/---.GHz 650/1050MHz HD2500 L3:3MB TDP:35W とされることから、i5-3470T と i3-3220Tの大きな違いは TB の有無となる。つまり、i5-3470TのTBを切れば、i3-3220Tと大差ないことになる。斯くして、またまた散財となった。i5-3470T のTBを切るかどうかは、消費電力と発熱量から決めればよいであろう。
・i5 3470T のTBを切るとCPU能力は 約12%減 高負荷時消費電力は5~6W減 ・TBのON/OFFに拘わらず、アイドル時消費電力は 11W ・予定では、上記部品の他に SSDx1 / HDDx1 / PT3 / IC-Card Reader / 120x25mmファンx1 / 60x20mmファンx2 などが加わるので、消費電力は7~8W増加 するものと考えられる。 次に、CPUクーラーを決めなくてはならない。候補とした製品は以下の5種である。 ・PROLIMA TECH Samuel 17 ・Century CGU-NC25TZ ・XIGMATEK Praeton LD964 ・Dynatron K129 ・REEVEN VANXIE RC-0801 兪々、PT3-PC 1号機の完成が近づいたようだ・・・ |
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前節に上げた5種のCPUクーラーは、収めるケースの都合で比較的高さの低い製品を選んだ。以下のテストでは、ヒートシンクそれぞれの実力を比較するために、共通のファン(92x25mm Coolink SWiF2-920) を用い、回転数は約1000rpmに揃えた。
①のSamuel 17が最も良い成績を修めたが、ヒートシンクのボリュームを考えると 必ずしも満足できる結果とは言えない。 ②のCGU-NC25TZは、予想以上に良い結果が得られた。 ③のPraeton LD964は、薄手のヒートシンクに見合った結果と言えよう。 ④のDynatron K129を使うなら、ファンの回転数をもう少し上げたい。 ⑤のVANXIE RC-0801も同じく、ファンの回転数を上げたい。 上表の通り、成績はCPUクーラーの総高順に並んだ。 そこで、クーラーの総高と冷却能力から、②のCGU-NC25TZに決めた。 ↓の写真、左から ② ③ ⑤ の順。 ②のヒートシンクが最も大きい。 |
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DQ77KBが「Thin Mini-ITX」であることをすっかり忘れていた。PT3-PCとして仕立てる前に本来の仕様で試そう。 考え方は Thin Mini-ITX 1号機「Intel DH61AG + G620T」に準ずれば良いであろう。CPUクーラーは、前回使用したDynatron T357に近い「Thermaltake CLS0011」を用意した。 ・試しにヒートシンクを据えてみたら何処にもバッティングせず。 ・寸法は 90x90x25mmだが、ファン及びファン取付金具を外すと90x90x14mmとなる。 ・ファンは Scythe SY1012SL12M(100x12mm 2000rpm)を載せる。 |
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上の6/13付「19V ACアダプタの比較テスト」では、主に19V 90W級のアダプタを扱った。 その後、120W/135W 各1丁のアダプタを入手&探し当てたので、再テストすることにした。 DQ77KBにi5 3470Tを載せた場合、90W級のACアダプタでは少々心許ない。前述の通り、SSDx1/HDDx1/PT3/IC-Card Reader/120x25mmファンx1/60x20mmファンx2等が加わる予定なので、消費電力はアイドル時20W、高負荷時70W程度と見込まれる。ACアダプタに対する我家の基準は 「高負荷時の消費電力×√2 」としているので、70W×√2=99Wとなり、できれば100W以上のACアダプタが欲しい。 |
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前節の表はどうにも納得できない。待機時消費電力が前回の測定値と合致しないからだ。何かが不調なのかも知れない。異なる部品はmSATAだけ。よし、SSDに戻してみよう。 再計測の結果、予想通り真っ当な値となった。原因はmSATAだった。こうしたことは前にはなかったのだが、知らぬ間に症状が現れたようだ。リーク電流の疑いあり。 |
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ACアダプタ使用時、アイドル時やスリープ時の消費電力が高い場合、 ・ACアダプタやDC-DCコンバータの品質がその原因の全てとは限らない。 ・M/B/SSD/HDD/DVD/Card Reader/拡張カード等々、あらゆる部品を疑うべき。 との教訓を得た。 |
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兪々着工だ。このところ試運転ばかりでちっとも前へ進まなかった。今度こそ・・・ 完動品の 「DFI MI P55-T36 + L3426」 を分解するのは忍びないが、置き場所の都合でケースを流用することにした。 名品の誉れ高い「L3426」は何れ別のケースに収めよう。 まだまだ現役引退は早過ぎる。 さて、問題は二つ。 ・この自作ケース1号機は、P55-T36専用に特化したためケースの内部はギリギリ。 増設予定のSSDをどう収めるか。 ・DQ77KBはDC-DCコンバータ内蔵仕様。 ドライブ用の電源ケーブルやファンケーブル を自作しなくてはならい。 汎用品を使うとコネクタ変換部品を幾つも使うことになり、 内部がゴチャゴチャする。 |
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ケースに収めた。事前にケーブルの長さを合わせたので組立は至って簡単だった。 |
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部品の収まりよし。CPU温度/HDD温度よし。アイドル時消費電力17W。場所も取らずコンパクト。そして静か。ならば、不都合はないか。 本ページ「19V ACアダプタの比較テスト」の節で、
8/12夜、Full-HD TSファイルを何本か再生した。 本PCは絵がダメ。それもかなりの重症。前回6/11日に使用したビデオドライバは、その後Updateしたのだが、症状は更に悪化した。彩度を何段階か落としたような実に冴えない発色に成り下がった。 試しにドライバを前の版に戻したら、幾分か良くなったとは言え、問題の解決には程遠い。 では、どうするか。 ①ビデオドライバの更新に期待をかける。 → IntelのIGPがAMDのAPU並みの画質になることは期待薄。 ②録画専用機に徹する。 → ハード構成が勿体ない。全体にスペックダウンできる。 ③設定上、重大なポカミスがある。 ④i5 3470TをPentium G630Tに交換する。 ⑤失敗作として諦め、速やかに解体する。 ⑥自分の目が腐り始めた。 そこで、i3 2100Tを載せたPT2-2号機、及びi5 3570T+HD7750を載せたPT3-2号機の再生映像と見較べた。③の可能性もないとはいえないが、④ を実行した後、それでも我慢できない時は ⑤ にせざるを得ない。 もし ⑥ だとすると処置なしだが・・・ |
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映像の違いを言葉で表現するのは難しい。 切り取った静止画像でもその差は判りにくい。 かと言って他に説明する方法を知らないので、以下の4枚の写真で比較してみよう。 |
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勿論、映像の色合は調節可能ではあるが、今回のように品質そのものに不満がある場合は、色合・コントラスト・輝度・彩度等を微調整しても中々直らないことが多い。これまでの経験から、特定のソースで最良値に設定すると他のソースで問題が出やすく、γ値の微調節程度に留め置く方が無難であるとの結論を得ている。 もう一つ経験則がある。グラフィックドライバが更新された時、ベンチ結果が向上したら要注意である。動画の再生品質とベンチ結果は相反関係にあるように感じている。 やはり組立早々の解体は忍びない。次回のドライバ更新まで待つことにしよう。 |
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Ivyのグラフィックスドライバが2012/6/21以来中々更新されない、とジリジリしていたら、Ivyの最新&廉価CPU Pentium G2120が届いてしまった。仕方ない、面倒だがケースを開けて差し替えよう。 DQ77KB用にケーブルの長さを調製してあったので、思いの外簡単に事終えた。 さて、CPUを交換した時は、一旦BIOSをDefaultに戻すべきではあるが、敢えてそのまま起動した。案の定、自動的にG2120に見合った設定とはならず、i5 3470T の時と同じ、 Core Max Speed : 3.60Ghz、Maximum Non-Turbo Ratio : 29 となった。Maximum Non-Turbo Ratioは手動で直せるが、Core Max Speedは変更不可。そこでBIOSをDefaultに戻した。その結果、 Core Max Speed : 3.10Ghz、Maximum Non-Turbo Ratio : 31 となり、G2120の適正値となった。 OSは無事に起動した。アイドル時消費電力は、i5 3470Tの時に較べて1W減じ 16W。Prime95を走らせたら43W。 SSDx2、HDDx1、PT3x1、そしてファンを3丁載せていることを考えれば、申し分のない値と言えよう。これならCPUクロックを下げる必要はなさそうだ。 次に、G2120用のグラフィックスドライバを探した。何のことはない、i5 3470T用と同一だった。これは不味い、無駄な出費に終わるかも知れない。と恐る恐る Full-HD TSファイルを再生した。結果は◎、心配には及ばなかった。 同じドライバにも拘わらず、i5 3470TよりG2120の方が絵は綺麗。つまり、画質に関して抱いていた HD Graphics > HD2000 > HD2500 なる見解は、決して見当違いではなかった。そして、G2120登載の HD Graphics なら、PT3録再PCとして十分許容できることが明らかになった。 これにて一件落着。目出度し ! なのだが、矢張り腑に落ちない。ベンチ結果は、HD2500 > HD200 > HD Graphics であり、動作周波数だけではなく機能にも差があると言われている。その最低ランクのIGPが画質に関して最良とは、どう考えても納得できない。更に、自分と同じ見解を他に聞いたことがない。 ヒョッとして自分の目に問題があるのだろうか・・・ |
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2015/4/8、PowerDVD15Ultraが発売された。と言っても 「未発売品の誤販売」 のようで翌日には該当頁が削除された。同Seriesは毎年4月の購入Listに含まれているので、閉鎖前に迷わず求めた。円安のご時世、約$100は安くない。 先ず、15Ultraの呼物である"Smart Buffering for Smoother Playback 機能"(SBSP機能)について触れよう。既に元の解説頁が削除されたので、曖昧な記憶を頼りに要約すれば、 「Network回線が多少不安定になっても途切れることなく滑らに動画を再生できるよう Intelligentに先読みする機能」 となろう。 つまりYouTube等の動画Siteと同じ様な仕組と考えられる。無線LAN使用時に効果的な機能か。 15UltraのTestに本頁のPC = Intel DQ77KB + Pentium G2120 を用いた。Installは特に問題なし。早速TS Fileをかけたら激重。CPU使用率は旧版の倍以上ある。どうしたことか。次にBD Folderを再生した。今度は絵も綺麗で動きも滑らか。その後種々の動画Fileをかけまくり、15Ultraの使いこなしについて多少理解することができた。 SBSP機能はLAN越しのFile再生時のみ発動し、画面右上に一瞬 「バッファー中」 と表示された後先読みが始まる。同じFileをLocal Disk上に置いた時は、Dataの先読みは行なわれず従来通りの再生となる。BD及びDVDのFolder再生時はLocal / Remoteに関わらず先読みされなかった。 前の14Ultraまでは再生支援機能とTTHD機能を同時に利かせることはできなかったが、15Ultraはそれが可能なため、初期設定のままFull-HD Fileをかけると、両機能が目一杯働いてCPUに大きな負荷がかかり、滑らかな再生を損ねる結果となった。 では、動画の種類別にMy Ruleを纏めて置こう。 【BD直接再生/BD Folder再生】 再生支援機能及びTTHD機能の同時使用可能。 Folder置場は Local / Remote ともOK。 【DVD直接再生/DVD Folder再生】 再生支援機能及びTTHD機能の同時使用可能。 Folder置場は Local / Remote ともOK。 【Full-HD TS/m2ts Fileの再生】 FileをRemote Disk上に置くなら、TTHD機能を切り再生支援機能のみとする。 両機能を同時に利かせたい場合、FileはLocal Disk上に置く。 ところで、肝心の画質はどうだろうか。ずばり歴代のPowerDVD中最も優秀に感じられた。特にDVDのUpcon再生は◎。画質の良いDVDなら与太なBDを上回りそう。但し、機能が豊富なため全体にCPU使用率及びMemory使用量とも多少高めになるので、低Spec-PCには PowerDVD10BD / MPC-HC / MPC-BE などの方が無難かもしれない。 尚、15Ultraの正式な発売日は今のところ未定とのこと・・・ |
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