BIOSTAR M7NCG400ver7.2 + GeodeNX1750
M7NCG400ver7.2 + GeodeNX1750 + GV-R9550 + Win2000 で一台組み上げた。 一応、Pentium3_ 933MHzからスピードアップを期待して・・・ (2007.5.17)
GeodeNX
低消費電力PCを目指すとき、先ず候補に上るCPUといえばGeodeNXシリーズ。
サーバー用なら NX1500やNX1250 でもよいが、オフィスソフトやWebの閲覧など普通の使い方をするなら NX1750あたりか。

Geode自体は安いCPUだが、M/Bに手頃な現行製品が見当たらない。唯一のGeode対応M/B「Tyan S2498AGN Tomcat K7M」は2万円超。以前、このM/Bで一台組み上げたが、オンボードVGAに問題あり。サーバー用とはいえ、画面のにじみが酷くて日常の運用に適さない。その上、PCI-Expressは言うに及ばずAGPスロットもない。やむなくPCI仕様のグラボを挿してはみたものの十分なパフォーマンスは得られず、結局バックアップ専用PCとして日陰の身に。

そこでGeodeに再挑戦。定評のある「M7NCG400 ver7.2」をヤフオクで入手。
M7NCG400 ver7.2
・M7NCG400ver7.2はGeode対応版だが、NX1750規定の1.25Vに設定できず1.3V。
・SATAに未対応なので、下記のSATAカードを挿した。
・オンボードLANの100BASE-Tではもの足りず、1000BASE-Tカードを挿した。
・グラボは GV-R955128D を改造前のPCから流用。
・ノースブリッジはかなり熱くなるので、下記のファン付きチップクーラーに交換した。
パーツ一覧

品  目
メーカー
型  番
使用感等
CPU
AMD
GeodeNX1750
遊び甲斐がある
CPUクーラー
無印ヒートシンク + 70-80口径変換アダプタ+ 80mm ファン
ファンコンで回転数調節
マザーボード
BIOSTAR
M7NCG400ver7.2
ヤフオクで6500円
メモリ
無印
DDR 512MB
不都合なし
チップクーラー
高速電脳
KD-taNB40
ノースブリッジはnForce2
ビデオカード
GIGABYTE
GV-R955128D
前のPCから流用
SATAカード
BUFFALO
IFC-ATS2P2
137GBの壁がなく扱い易い
HDD
SEAGATE
ST3250620AS
可もなく不可もなく
DVD
PIONEER
DVR-A08-J
他のPCから流用
LANカード
BUFFALO
LGY-PCI-GT
1000BASE-T
電源
Seasonic
SS-300SFD
あちこちでお世話に
ケース
Owltech
型番失念
8年位使ってる
OS
Win2000pro最終版
XPproより高かった
*ケースファンは フロント:なし リア:80mm



結果
Superπ104万桁:72秒 ← Pentium3_933のほぼ倍速。 Win2000がストレスなく動く。このM/Bは1.3V駆動なので、1.25V駆動の「Tyan S2498AGN Tomcat K7M」や「ASRock K7S41GX」よりベンチ結果良好。
消費電力 アイドル時:55W 高負荷時:75W   (2007.5.17)