ASRock 4CoreDual + Q6600  最終更新日 : 2019/07/24

ASRockと言えば変態M/Bで知られ一部のマニアに根強い人気がある。自分もその一人。
特にTurionやGeodeなどのレアCPUを使う場合や、AGP仕様のPCを構想する時は避けて通れないメーカーだ。(2010.3.20)

変態M/B (2010.3.20)

先月(2010/2)から、HD3850AGPを使ったシステムで「BDドライブの聞き比べ」に挑戦している。ところが、そのPCに載せたTurion MT-40は能力的に限界ギリギリだった。 BDの再生は問題なくともDVDのアプコンは全くダメ。折角の 「絵がキレイで滑らかなHD3850AGP」 を生かしきれず不本意であった。

そした時こそ変態の出番だ。現在、AGPに対応するM/Bを販売しているのは2社だけになった。その内の1社はSuper●だが、2コアor4コアCPUを載せ、尚かつAGPカードに対応した製品はない。となればASRock 4CoreDualシリーズの最終版とも言うべき「4CoreDual-SATA2 R2.0」以外に選択の余地はない。 このM/Bは変態中の変態。VGAはAGPとPCI-Ex16で選択可能、メモリもDDRとDDR2で選択可能。新旧の部品を混在して使うことができる。

そこで先ず、昨年引退したC2D E6600を載せてみた。
部品構成は、
 【CPU】 C2D E6600
 【CPUクーラー】 桜扇 ISGC300
 【M/B】 ASRock 4CoreDual-SATA2 R2.0
 【MEM】 Buffalo DDR400 1GB×2 (このM/Bは2GBまで)
 【VGA】 Power Color HD3850AGP
 【SSD】 INTEL X25-V SSDSA2MP040G (システム領域用)
 【HDD】 Western Digital WD3200BEVT
 【BDドライブ】 Pioneer BDR-S05J (毎度テスト用)
 【電源】 Silver Stone SST-ST40NF (ファンレス)
 【ケース】 Scythe ACTS-T(まな板)
 【OS】 Win7HP32
 (以上の内、M/B以外は使い回し部品)

特にトラブルなく組み上がった。結果は、
 【Win7スコア】 5.6 5.5 7.0 7.0 7.2
 【3DMark06】 8477(SM2:3763 SM3:3997 CPU:1978)
 【Yume1024×768最高】 35656
 【Superπ104万桁】 23秒
 【アイドル時消費電力】 83W
 【3DMark06ベンチ時ピーク消費電力】 162W
 【スタンバイモード】 S1可、S3不可

中古のQ6600 (2010.3.20)

2Core4Thread、4C4T、4C8T仕様のCPUに慣れてしまうと2C2Tでは物足りない。全体にモッサリした印象を受ける。もう少しスピードアップしたい。4CoreDual-SATA2 R2.0のCPU対応表を見ると、Q6700・Q6600が最高位のランクとなる。Web情報に依れば、42nm仕様の比較的新しいCPUは認識しないとのこと。ならばQ6700かQ6600のどちらかにしよう。 地元(Yokohama)の中古PCパーツ店にQ6600があるとの情報を得て早速出かけた。「箱もクーラーもありませんが宜しいですか?」と念を押され、「Q6600に間違いありません」と刻印の確認を求められ、とても丁寧な応対だった。

帰宅後、E6600からQ6600に付け替えた。
 【Win7スコア】7.0 5.5 7.0 7.0 7.2
 【3DMark06】9534(SM2:3792 SM3:4009 CPU:3386)
 【Yume1024×768最高】36282
 【Superπ104万桁】23秒
 【アイドル時消費電力】70W
 【3DMark06ベンチ時ピーク消費電力】165W

測定データはそれほどでもないが、体感速度はかなり向上した。やはり4コアは良い。ストレスなく操作できる。更にアイドル時消費電力が13W減り70Wジャストになった。

PowerDVD10Ultra (2010.3.20)

さて、先日(3/17)PowerDVD10Ultraアップグレード版を入手した。国内販売は3/24からだが、USサイトでは購入可能になった。

この組み立てたばかりのPCで数時間ほど動作確認した。気付いた点を上げてみよう。
 ・インストールに問題はなかった。
 ・9Ultraに比べて少し地味な発色に感じた。特に黒のしまりが良くなった。
  派手好みの人には不満かも。
 ・心なしか画像も音も良くなった気がする。細部についてはまだ良く判らない。
 ・BDもDVDのアプコン再生もトラブルはなかった。
 ・BDの再生時、9Ultraに比べてCPU使用率が数%増した。
 ・DVDをかけると「3D」メニューが出る。対応するディスプレーがあれば有効か?
 ・DL版はUSサイトが安い。(8/9Ultraからアップグレードの場合)
  USサイト版:Extended Download Service 込みで $66.45 約6,014円
  国内サイト版:予約価格は同じ条件で 8,619円

PowerDVDはトップ画面やMoovieLiveの評価画面など煩わしく感じることがある。そうした時はWin7のMedia Centerから起動するといきなり本編に入るのだが、10Ultraになって更に親和性が増したようだ。10Ultraを直接起動するより使い易い。

3D対応になったPowerDVD10Ultra

← クリックすると拡大します

このPC+PowerDVD10Ultraなら「幻」の確認ができそうだ。幻と言っても大したことではない。「AGPカードの動画再生画像は滑らかか」について追求するだけなのだが、動画再生ソフトやVGAドライバが順次更新され、なかなかハッキリした見解をだせぬまま「幻」になっていた。
メモリ2GBは惜しまれるが、現時点ではこれ以上のハイスペックAGP-PCは見当たらない。

よし、併せて「BDドライブの聞き比べ」の後半をこのPCで行うことにしよう。

最後のAGP-PC (2010.3.27)

やはりHD3850AGPのBD画像は滑らかで綺麗だ。手持ちのPCI-Ex16カードやAGPカードとしては比較的新しいHD4570AGPに比べても明らかだ。では、どこがどう違うのか。
 ・モヤがかからず発色が良い。特に黒の締りが良い。
 ・精細感がよい。画面のザラつきが少なく滑らかな画像が得られる。
 ・長時間観ても目が疲れない。
何枚かのBDで試したが、HD3850AGPのキレイさは間違いない。

だが、問題もある。
 ・PowerDVD9Ultra&10UltraでDVDのアプコン再生が思わしくない。
  CPU使用率30%程度の時でも動きは滑らかでない。
  寧ろ、9400や9300などOn Board GPUの方が好ましい。
  このPCでDVDのアプコン再生をするならTMT3の方が断然良好だ。
 ・Adobe Flash PlayerによるHDコンテンツの再生は苦手。
  これはFlash Playerが旧タイプのATIカードに未対応のためかカクカクする。
 ・アイドル時消費電力が高い。
  新しいVGAカードは、ATI・nVidiaともアイドル時はGPUクロック及びメモリクロックを十分
  下げるが、このHD3850AGPの場合、GPUクロックは半減、メモリクロックはそのままなの
  で消費電力は然程下がらない。

よって、HD3850AGPを総合的に評価すれば、
 ・主にBDを観る人にとっては○
 ・主にDVDを観る人にとっては△
 ・Adobe Flash Playerに期待する人にとっては×
 ・ゲームに関しては全く判らない。(経験のあるゲームは、テトリス・オセロ・麻雀悟空だけ)
となろうか。

だが、DVDのアプコン再生が芳しくない件、原因はHD3850AGPではなく他にあるのではないかとも考えている。まだハッキリしないので、今回はこれ以上言及ぜす、機会を改めて検証しよう。
そこで、最後のAGP-PCのつもりでBD再生専用PCに仕立てることにした。ところが、予定していたCoolerMasterのCenturion5を「最後のWin2k-PC」に使ったため、手持ちのATXケースはAntec FUSION REMOTE MAXだけになってしまった。さてここで問題発生。デスクトップケースとしては最大級と思われるにも拘わらず、HD3850AGPのクーラーをScytheの「雪原」に換えたため、ヒートシンクが高すぎて収まらないのだ。

仕方ない、ケースを探そう。「雪原」が取付可能でATXケースとしては比較的コンパクトなAntecのNSK4482B(W200×H420×D420mm)を注文した。事は旨く運ぶだろうか。

DVDアプコン再生カクカク問題 (2010.3.28)

ケースの到着を待つ間に「DVDアプコン再生カクカク問題」について検証しよう。

この変態M/BにはAGPとPCIeの両スロットがある。試しにPCIe仕様のHD5670を挿してみた。DVDのアプコン再生もAdobe Flash PlayerによるHDコンテンツの再生もカクカクせず良好だ。やはりHD3850AGPが原因か。否、そうは簡単に断定できない。
 ・AGPカードでもATIのドライバ&CCCのバージョンによっては、Flash Playerが滑らかに動く
  こともある、との情報がある。
 ・TMT3はDVDのアプコン再生をCPU依存とGPU依存とから選べるのだが、どちらでもカクカク
  することはない。
 ・或いはPowerDVDのせいか。

次に、HD4670AGPを挿してみた。ドライバはHD3850AGPと共通。
 ・結果はHD3850AGPの場合と同じ。

実はAGPカードを挿した時、スクロールやウインドウ・アニメーションがスムースでないことは、組み立て当初から気付いていた。そうだ、2D描画に問題があるのかもしれない。 昔懐かしいHDBENCHで試してみよう。

GPU
BUS
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
DirectDraw
HD3850
AGP
4,170
1,742
1,058
4
30

絶望的な数値だ。これではカクカクして当然だ。では、PCIe仕様のHD5670ではどうだろうか。

GPU
BUS
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
DirectDraw
HD5670
PCIe
7,727
4,532
3,277
29
20

少し良くなった。この程度の向上でカクカク問題が解決するなら、手立てはありそうだ。
よし、Aeroを切ってみよう。

GPU
BUS
Rectangle
Text
Ellipse
BitBlt
DirectDraw
Aero
HD3850
AGP
4,170
1,742
1,058
4
30
ON
6,721
8,587
5,020
32
30
OFF
HD5670
PCIe
7,727
4,532
3,277
29
20
ON

大分良くなった。では、DVDのアプコン再生で試してみよう。結果は吉、カクカクは収まった。だが、まだ少しぎこちない。PowerDVDのTTHDタブを見たら、「ATI Stream」にチェックが入っていた。この機能はHD4***シリーズからサポートされ、HD3850では未対応の筈だ。そこでチェックを外した。これまた結果は吉、DVDのアプコン再生カクカク問題は解決した。

Aeroを切ったことにより、Adobe Flash PlayerによるHDコンテンツの再生も滑らかになった。
TMT3ではAeroを切らなくとも問題なかったのは2D描画機能の使い方に違いがあるのだろう。いずれATIのAGPドライバか、或いはPowerDVDが改良され、Aeroを切らなくとも済むように
期待しよう。

よって、Win7 + HD3850AGP でPowerDVDのアプコン再生をする時は、当面AeroをOFFにすれば良いことが判った。 折角の機能を殺すことになり残念ではあるが、キレイな動画を見るためなら致し方ない。

Antec NSK4482B (2010.4.9)

Antec NSK4482Bが届いたのは3/29。年度替わりの所用に追われ、箱を眺めるだけだった。どうにか手隙になったところでケースに収めよう。

さて、梱包の箱は立派だが中身はどうだろうか。
 ・大きさは手頃。鉄板が薄手なので重くはない。かといってペラペラでもない。
 ・フロントパネルはプラ。銀色仕上げはメッキか。お世辞にも高級感があるとは言えない。
 ・ドライブ類はワンタッチ留め構造ではなく好ましい。
  (ワンタッチ留め構造の場合、ベイの面合わせが極めて面倒。不可能なこともある。ネジ留めの方が断然楽々)
 ・噂の緑電源は少し安手に見える。

先ず、緑電源を取り外して "まな板" に取り付けた。効率は良好だがファンは煩い。ファンそのものと言うより、電源のハウジング内を通り抜ける風の音が気になる。ファンを交換しても改善の見込は薄いだろう。AV-PC向きではなさそうだ。ならば、まな板で使っているファンレス電源を取り付けることにしよう。

だが、少々問題あり。このNSK4482Bは所謂窒息ケース。フロントパネルに通気口はない。両サイドに設けられた透間から吸気する構造だが、吸気ファンはケースの最下段に80mm1個のみ。このままではファンレス電源の風通しが心配される。
そこで、
 ・ファンレス電源にファンを抱かせる。
 ・吸入口付きの「2.5"HDD×4台-5"変換マウンター」を5"ベイに取り付ける。
ではどうだろうか。

ところで、このケースのフロントパネルは銀仕上げだがベイカバーは黒。ベイを未使用のままにすると貧相に見える。5"ベイ×3、3.5"ベイ×2。 よし、全部使い切ろう。
 5"ベイには BD・ファンコン・上記のマウンター、
 3.5"ベイには カードリーダーを載せよう。
それでも3.5"ベイが一つ余る。あれこれ検討の結果、赤外線リモコンレシーバー"iMON Inside BLACK"に決めた。

ファンコンをファンで冷やす (2010.4.9)

最近、CPUファン以外も調節可能なファンコン機能が組み込まれたM/Bが増え、独立したファンコンの必要性は昔ほどではない。今回は5"ベイを飾るためにファンコンを導入することにしたのだが、長年使ってきたSystemTechnologyのST-35シリーズは手持ちが尽き、新たに求めなくてはならない。Web情報によれば、最近のファンコンは発熱が無視できないとのこと。

よく判らぬままにZALMAN ZM-MFC1COMBOを購入した。試運転したところ、確かに電圧制御素子に載せたヒートシンクが熱い。軽く50℃を超える(室温22℃)。 連続運転すれば相当な高温になるであろう。直ぐ上にはBDドライブがある。やはり何らかの対策が必要だ。ファンコンにファンを載せれば解決しそうだが、それでは屋上に屋を架すようで気が引ける。 かといって外に良い方法は思い付かない。仕方ない、ファンコンをファンで冷やそう。

では、ファンコンの何処にファンを載せるか。 直付けでは電圧制御素子に風が当たりにくい。一段下のベイにファンを取り付ける方法が最善であろう。そこで、"2.5"HDD×4台-5"変換マウンター"に100×12mmファンを据えることにした。

結局、CPUクーラー・VGAクーラー・ファンレス電源・ファンコン・フロント・リア、都合6個のファンを取り付けることになった。

Silver Stone SST-ST40NF (2010.4.9)

ファンレス電源SST-ST40NFは優秀だ。効率よし、発熱低し、勿論音無し。だが、一つだけ難点がある。 この電源にはケーブル類が400Wにしては必要以上に接続されている。 今回の場合、2本6ドライブ分は全く使わず仕舞い。ドライブベイに空があれば、余分なケーブルは押し込めるのだが、全てのベイを使ったため行き場がない。やむなくケースの底にゴロリと横たえたのだが見てくれが悪い。やはりプラグイン方式にしたい。

ところで、ファンレス電源に取り付けた80mmファンの効果は如何に。1000rpmくらいに減速しているので至って静か。ケース背面の排気温度は30℃台半ば(室温23℃)。ファンを止めれば40℃台後半に達する。よって、効果は十分と言えよう。

M/Bが変態なら、ファンコンやファンレス電源にファンを取り付けるのも変態だ。変態尽くしのPCもまた良きかな。

お姿 (2010.4.9)
← 写真をクリックすると拡大します(6枚とも)

ファンレス電源Silver Stone SST-ST40NFに80×15mmファンを取り付けた。取付金具は今回もまたPF-Leval Arm。ビスは最初から空いていた穴を使って留めた。
5"ベイ用マウンタに100×12mmファンを据えた。
取付金具は市販のステンレス金具で間に合った。
写真の上部に4つ並んだヒートシンクに風を当てた。効果覿面。

ファンコンを導入すると、途端に配線がゴチャゴチャする。天板が開かないケースでは避けたい。
フロントパネル用ケーブルを四ツ編みにした。
編み方は習った。これはお奨め。
CPUクーラーは桜扇 ISGC300、
VGAクーラーはScytheの雪原、どちらもデカイ。

更にiMON Inside用の電源ケーブルが加わった為、美しい配線は諦めた。
5"ベイは、
 ・BDドライブ
 ・ファンコン
 ・5"ベイ用マウンタ。
3.5"ベイは、
 ・カードリーダー
 ・赤外線リモコンiMON Inside

このリモコンは相当多機能。使い方はこれから学習するところ。電源スイッチ付きで便利そう。
幻ではなかった (2010.4.10)

ケーブル類の処理に苦労したが、どうにか収まった。 何か不都合はないだろうか。 あるある。ファンコンのLEDが眩しい。面倒な配線を解きZM-MFC1COMBOのLEDに艶消し黒のビニールテープを貼り付けた。まだ少し明るいが許容範囲とした。

次に、ファンコンを調節し、ノイズと温度の妥協点を探した。CPUファンに使ったPWM仕様のENERMAX APOLLISH UCAP12Sも最良値が見付かった。M/B任せでは高回転数気味だったので、ZM-MFC1はPWMファンのコントロールが細かく調節できて具合が良い。静音PCにとって、やはりファンコンは必要アイテムのようだ。合計6個のファンを使いながらも十分満足の行く静音PCに仕上がった。

では、このPCの目玉である「滑らかで美しい画像」は得られたであろうか。
4/9、注文してあった「カイジ」BD版が届いた。この映画の製作スタッフに甥子が加わっているので、御祝儀のつもりで購入した。
 ・発色・コントラスト・精細感とも良し
 ・やっぱ天海さんはきれいだなぁ~ 内容もまあまあか
 ・だが、定価6,090円、購入価格4,464円は高い

試しにGF9400登載のnMCP7AUt-Vで観た。結果は悲惨。発色・コントラスト・精細感とも××。出来のよいDVDみたいに見える。どうも我家ではnVidiaとは相性が悪い。次にHD5750で観た。nVidiaよりはずっとマシだがHD3850AGPには負ける。

よって、手持ちのVGAカード?枚の中では、画像の美しさに関する限り HD3850AGPが最良であり、決して「幻」ではないことが確認できた。目出度し!

このPCにAuzen X-Fi HomeTheater HDを載せれば、絵も音も最良のPCに仕上がるのだが、そうは行かない。HTHDはPCIe仕様。このM/Bには挿さらない。

と言うことで、
 ・絵重視:このPC
 ・音重視:nMCP7AUt-V + Q8400s + Auzen X-Fi HomeTheater HD
 ・プロジェクタ用:GA-MA790FX-DQ6 + PhenomII X4 905e + HD5750
HTPCとして、以上3台のPCを使い分けることになった。

部品構成 (2010.4.10)

品  目
メーカー
型  番
備  考
CPU
INTEL
C2Q 6600
C2D E6600より低発熱省電力
CPUクーラー
Thermaltake
桜扇 ISGC300
付属のファンはPWM仕様ではない
CPUクーラーファン
ENERMAX
APOLLISH UCAP12S
PWM仕様 まあ静か
マザーボード
ASRock
4CoreDual-SATA2 R2
代表的な変態M/B
メモリ
G.SKILL
DDR2-800 1GB×2
このM/Bは2GBまで
VGAカード
Power Color
HD3850AGP
現行AGPカード最速か
VGAクーラー
Scythe
雪原
M/B面から高さ162mm
ケースによっては収まらない
SSD
INTEL
X25-V SSDSA2MP040G
システム領域専用
HDD
Western Digital
WD3200BEVT
比較的静音低発熱
HDDケース
Scythe
QUIET DRIVE2.5
放出品 ?個まとめ買いした
BDドライブ
Pioneer
BDR-S05J-BK
音良し 運転音静か
ケース
Antec
NSK4482B
ATXケースとしては小振り
付属の電源は使わなかった
電源
Silver Stone
SST-ST40NF
極めて優秀なファンレス電源
カードリーダー
Skydigital
SKY-TF BK
読めないカードはない?
赤外線リモコン
SOUNDGRAPH
iMON Inside BLACK
重宝しそうだ
ファンコン
ZALMAN
ZM-MFC1COMBO
使い勝手は良い 発熱に要注意
ファンは、前80×25mm、後120×25mm、電源80×15mm、ファンコン100×12mm
OS Windows7 HP 32bit DSP版

HD3850AGP + Win 10 ETP-J (2015.2.9)

別頁2015/2/8の節で4台の 「納戸PC」を紹介したが、実は他に 「押入PC」が?台ある。その中から、3年前に収めた旧HTPCを引きずり出した。即ち本機である。(部品構成は上の表と変わりなし)

早速Cable類を接続してSW-ON、ところが火が入らない。各所を点検したが原因は不明。そこで本頁を開き「赤外線リモコンiMON Inside」の所為であることに気付き、配線を横着して Main-SWと連動させなかったことを思い出した。幸いリモコンは直ぐに見つかり事なきを得た。Windows Updateを開いて該当するFile数を確認したら174個。 ざっと見積もって 2時間余りか。Win7 AGP仕様のPCは試したばかりで面白くない。この際、Win10 ETP-Jを入れてみよう。

Install自体はすんなり終えた。問題はHD3850AGP。自動的にInstallされたDriverは2015/01/13付。但し、DriverのみでCCCはなし。Win8.1用のCCCはInstall不可。
 【Superπ104万桁】 22秒
 【Yume1024×768最高】 45664
 【Idle時消費電力】 75W

動きは悪くないが、画質の調節ができず動画の品質は大いに不満。さてどうするか。Win10はAGP Cardでもどうにか動く事が確認できただけで良とし、別のM/Bに入れ換えるか、それともWin10の正規版が出るまで猶予するか・・・

 PCG3