あれこれテストする VII
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先週に仕上げた Athlon II X2 260u_PC、大層気に入っている。2Core 1.8GHz TDP25Wで低発熱。 当然CPUクーラーの回転数は低く静か。 パフォーマンスも上々。 サーバーやライブラリーなどの常時稼働PCに向くであろう。 (2010.12.26) |
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Turion64 MT-40 (2010.12.26)
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そうなると、同じAMDの低TDP CPUであるTurionとGeodeが気になる。そこで、Turion_PCを装いも新たに仕立て直すことにした。このPCは、以下の構成で2007年2月に我家のVista 1号機として組んだものである。(本サイト未掲載) 【M/B】 MSI K8MM3-V 【CPU】 Turion64 MT-40 【CPUクーラー】 高速電脳 KD-N754-CP(銅製) 【メモリ】 Buffalo DDR400 1GB×2 【VGA】 Power Cooler HD3850AGP 【HDD】 Seagate 3.5" 250MB 7200rpm 【BDドライブ】Panasonic LF-MB121JD (初期のBDドライブ ATAPI仕様) その内、HD3850AGPをQ6600+変態M/Bに流用したため、現在分解されたママである。 では、M/B・CPU・CPUクーラー・メモリはそのままに他の部品を改めよう。 ・ビデオカードは「最後のAGPカード」と称された HIS HD4670AGP。 ・システムドライブは Crucial C300 64GBで決り。 ・データドライブは Western Digital WD7500BPVTが手頃。 ・LANカードは Intel PRO/1000 GT Desktop Adapterで良し。 ・サウンドカードは ONKYO SE-200PCI LTD なら文句なし。 ・電源は80Plus仕様のSFX電源を使おう。 ・OSは Win7HP32。 以上、手持ちの部品を掻き集めてまな板に組んだ。Win7HP32はビデオカード以外のデバイスを自動認識し、少しの滞りもなくスンナリ入った。 CCC10.12の時、 【Win7スコア】 4.2 4.2 6.7 6.7 6.9 【3DMark06】 5099 (SM2:2414 SM3:2962 CPU:857) 【3DMartk Vantage】 2367 (GPU:2830 CPU:1588) 【FF14 high】 784 【Yume1024×768最高】 36925 【Superπ104万桁】 44秒 【アイドル時消費電力】 52W 【3DMark06ベンチ時ピーク消費電力】 110W HD4670AGPを載せ、更にLANカードとサウンドカードを挿した為、アイドル時の消費電力は少し高めになった。 では、動画の再生はどうだろうか。 【BD再生】 良好(PowerDVD10Ultra2325) 【Full-HD TSファイルの再生】 良好 【DVDのアプコン再生】 苦しい(PowerDVD10Ultra2325) 【Full-HD Flashの再生】1080pは無理 720pが限界 さて、このPCの特徴は、何と言ってもCPUクーラーである。BIOSのファンコンをAutoに設定すると、この時期ファンは回らない。それでは不安なので、ファンコンを解除し80mmファンを1000rpm程度で回すことにしたのだが、今は亡き高速電脳特製CPUクーラーの優秀さを改めて認識させられた。 |
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これまで動画の再生ソフトは、主にPowerDVD10UltraとTMT3を使ってきた。 BDの再生は両者とも問題なかったが、DVDのアプコン再生には大きな違いがあった。 10UltraはDVDのアプコン再生をCPUに依存し、TMT3はGPUに依存する方式のようで、CPUが非力な場合、CPU使用率に大きな差があった。 では、Turion_PCで試してみよう。 【ソース】 DVD「OK牧場の決斗」1957年 【解像度】 1920×1080 【アプコン】 自動調整 の時、 ■PowerDVD10Ultra2325 【CPU使用率】 80~100% 平均90% 【アプコンの利き】 多少利き過ぎ 【画質】 やや荒れ気味 【滑らかさ】 しばしばカク付き視聴に耐えない ■TMT 3.1.185 【CPU使用率】 24~46% 平均34% 【アプコンの利き】 控えめ 【画質】 やや甘い 【滑らかさ】 カク付きはなく滑らか TMT3のトップ画面にTMT5へのバージョンアップ案内が出たので、早速導入した。 ■TMT 5.0.1.80 【CPU使用率】 26~48% 平均38% 【アプコンの利き】 程良い 【画質】 良好 【滑らかさ】 良好 よって、 ・Turionで10UltraのDVDアプコン再生は厳しい。 ・TMT5はTMT3に較べて、CPU使用率が数%上昇する。 ・アプコンの利きは好みにもよるが、TMT5の方がジャギーが目立たず滑らか。 ・TMT5はAeroを切らずに再生可。TMT3はパッチによって可と不可あり。 ・TMT5は窓表示でも枠なし再生可。TMT3は不可。 ・コントロールバーが隠れるまでの時間。TMT5は2秒、TMT3は5秒。 |
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TMT5の導入により、BD・DVDのアプコン・Full-HD TSファイルなど、動画の再生に目途は立った。CPUクーラーは至って静か。LANカードにIntel PRO/1000 GT Desktop Adapterを奮発したので回線速度と安定性は良好。 ONKYO SE-200PCI LTD のお蔭で音も良し。ならば適当なケースに入れて常用PCとするか・・・ 実は一つだけ問題点がある。HIS HD4670AGPのノイズである。HISのウリである「外排気クーラー"IceQ"」を搭載しているので、リテールクーラーとしてはマシな方かも知れないが、我家の他のPCに較べるべくもない。SW-ONから30分程度まで、GPU温度が40℃以下の時はどうにか耐えられても、時間が経過し、GPU温度が40℃を越えると途端に気になり出す。2.5"HDDですら裸では使えない静音症候群を患っている為、IceQと雖も許容範囲外になる。さて、どうしたものか。 ならばVGAクーラーを交換すれば良い。2スロットで収まる静かなクーラーと言えば"雪原2"がある。これはHD6870でも使える優れたクーラーだが、如何せん背が高く小型のケースに入らない。他の静かなクーラーは3スロット占有するもの許り。かと言って、LANカードもサウンドカードも外したくない。仕方ない、VGAクーラーが決まるまで「まな板」で行こう。 |
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2スロットに収まるVGAクーラーの件、年を越さずに解決した。 昨日(12/29)、新年を迎え散髪に行った。 店の若主人は数少ないPC仲間の一人。理容椅子に座ればPC談義に終始する。Sandy Bridgeから入りVGAクーラーの段になった時、何故かThermalright HR-03の話題がでた。彼はHR-03が大層お気に入りで3個も集めたとか。自分もそのクーラーは数年前までX1950proAGPに載せて使っていた。確か、普通に使えば4スロット占有し、ヒートシンクをビデオカードの裏へ回せば、1スロットに収まる仕様の筈だった。冷却能力は抜群だが場所を取るので使い辛かった記憶がある。 散髪を終えて帰宅するやHR-03を引っ張り出して確認した。本体・付属部品とも不足なし。問題はヒートシンクに載せたファンがCPUクーラーと干渉するかどうかである。結果は吉、心配には及ばず無事に収まった。92×25mmファン約1000rpm、室温24℃の時、ノイズは激減、アイドル時のGPU温度はリテールクーラーの時より5℃下がり36℃、Full-HD動画再生時も40℃を超えない。これなら文句しの静音PCに仕上がりそうだ。 |
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明けましておめでとうございます。 本年もまた怪しげなレポの連発になりそうですが、時にはそうでないこともありますので、何卒宜しくお願い申し上げます。(G3) |
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Sandy Bridge が直ぐそこまでやってきた。今回は各社からMini-ITX M/Bが相当数発売されるとのこと。M/BとCPU選びに悩みそうだ。 では、砂橋を渡る前に身辺を整理しておこう。これまで予定しながら手付かずのPCが幾つかある。その一つであるPentium Mをどうにかしよう。年末に試したTurionが思いの外良好だったので期待できそうだ。 Pentium MはTurionと同様、低クロック・低TDP・シングルコアながら小気味よい動きをする。マルチコア全盛の時代になり忘れ去られたが、使い方を限定すれば生き延びる道はあるのではないだろうか。 そこで、サウンド重視のAV-PCに狙いを定めた。M/BとCPU以外は、前回のTurion-PCに準じ、以下の構成を考えた。 【M/B】 AOpen i855GMEm-LFS 【CPU】 Pentium M 【CPUクーラー】 M/B付属品 【メモリ】 Buffalo DDR400 1GB×2 【VGA】 HIS HD4670AGP 【Audio】下記参照 【HDD】 下記参照 【BDドライブ】Pioneer BDR S05J 【電源】ENERMAX ECO80+ EES350AWT サウンドカードは、これまでONKYOの SE-150PCI・SE-90PCI・SE-200PCI・SE-U55SX、SE-200PCI-LTD、Auzen X-Fi HomeTheater HD、Sound Blaster X-Fi Titanium HD、AUDIOTRAK PRODIGY 7.1e X-Fi Audioなどを使ってきた。 中でも後半の4枚はどれも音がクリアーで心地よい。一度味を占めたら蟹さんには戻れない。今回使用するi855GMEm-LFSはPCI-Ex1スロットがないため、SE-200PCI-LTDで決りか。 さて、問題はi855GMEm-LFSである。このM/BのSATAはRAID仕様のため、そのままではOSが入らず別途ドライバが要る。ところが、M/B付属のドライバはWin2000とXP用だけでVistaやWin7をサポートしない。最新版がどこかにあるのかも知れないが、今のところ見付からない。ならば、OSの起動が可能なSATAカードではどうだろうか。そこで、BUFFALOのIFC-ATS2P2とIFC-PCI2SAを引っ張り出した。これまた古い製品のため前者はXPまで、後者はVistaまで対応。となれば、残る手段はIDE仕様のHDDか。と言っても手持ちのIDE-HDDはジャンク寸前のものばかり。仕方ない、先ずXPで試そう。 もう一つ問題があった。i855GMEm-LFSは2枚あり、一枚はFSB400MHz、もう一枚はFSB533MHz仕様だった。 ところが、後者にPentium M 770を取り付けたまま、どこかに仕舞忘れてしまったのだ。半日探したが見つからず、やむなくFSB400MHz仕様の板にPentium M 740を載せることにした。770と740ではパフォーマンスが大幅に違うのだが。 |
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■XPを入れた 前節で述べた通り、i855GMEm-LFSのSATAはRAID仕様のため、HDD単体のRAIDを設定してからXPを入れた。インストール&Updateは特に問題なく完了した。 【Superπ104万桁】 58秒 【Yume1024×768最高】 38433 【3DMark06】 3942(SM2:2040 SM3:2554 CPU:568) 3DMark06のCPU値568は寂しい。 それもその筈、PenM 740はCPU Clock 1300MHzで動作している。PenM 740はFSB Speed 533MHz、FSB Clock 133MHz X13=1729MHzで動作するCPUだが、使用したM/BのFSB Speedが400MHzのため、M/Bの設定がAUTOの場合、FSB Clock 100MHz X13=1300MHzとなる。FSB Clockは調節できるが倍率は固定され、試した限りでは、FSB Clock 118MHz X13=1534MHzが限界だった。それでも時々起動不能になるので、結局FSB Clock 115MHzに落ち着いた。 では、XP上の動画のパフォーマンスはどうだろうか。TMT3・PowerDVD9Ultraとも思わしくない。やはり最新の動画ソフトはWin7の方が好ましいようだ。 ■VistaHP32を入れた 次に、BuffaloのSATAカード"IFC-PCI2SA"を使ってVistaHP32を入れた。HDDの領域設定後、インストールは開始されたが、再起動する度にしばしば黙り込んだ。それでもBIOSを再セットアップすれば次に進みどうにか完了した。Update時も同様、何度もBIOSの再セットアップを繰返し、最新状態まで漕ぎ着けた。どうもi855GMEm-LFS+IFC-PCI2SA+Vistaの相性は宜しくないようだ。これではとても常用PCに向かない。動画のパフォーマンスは、TMT3・PowerDVD9UltraともXPと同様今一つだった。 ■Win7HP32を入れる では、同じIFC-PCI2SAを使ってWin7HP32を入れてみよう。 だが入らない。Win7のセットアップ画面に「このHDDにWindowsはインストールできません」ときた。 どうすれば良いか。斯くしてIDE-HDDの出番となった。昔、ノートPC用に求めた20GBの2.5'HDDをジャンク箱から探し出した。 Win7HP32はスンナリ入った。FSB Clock 115.4MHz X13=CPU Clock1500.7MHzの時、 【Win7 Score】2.8 4.3 6.7 6.7 4.3 CPU値2.8は兎も角、HDD値4.3は酷い。ファイルの読み書きにイライラさせられる。 そこで、IDE仕様のSSD(CFD CSSD-PHM32WJ2)を求め、再度Win7HP32を入れた。 結果は、 【Win7 Score】2.8 4.3 6.7 6.7 6.2 【3DMark06】 4005 (SM2:1924 SM3:2456 CPU:635) 【3DMartk Vantage】 1939 (GPU:2758 CPU:1026) 【Yume1024×768最高】 34411 【Superπ104万桁】 50秒 SSDに替えたお蔭でファイルの読み書きは極めて良好。動画は TMT3・PowerDVD9Ultraとも前作のTurion-PCより好ましい。 Adobe Flash HD Galleryもそこそこ動く。とてもCPU値2.8のPCとは思えない。 のだが・・・ |
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Pentium M 740_PCの問題点は、 ① M/B付属のCPUクーラーが煩いばかりか冷却能力も不足気味。 ② IDE仕様のSSDは好調だが、データドライブをどうするか。 ③ Windows Experience Index CPU値2.8の件。 ①の解決は簡単だった。ジャンク箱からSocket 478用のファンレスクーラー"Cyprum Zero"を探しだし、コア高調節板を挟んでOK。念のために80×25mmファンを載せた。750rpm程度に設定したので至って静か。CPU温度はM/B付属品の時より数℃下がった。 ②の件、始めIFC-PCI2SAにSATA-HDDを繋いで試したところ、無事認識した。IFC-PCI2SAは起動ドライブでなければWin7でも使えることがわかった。ところが、Win7の起動がトラブルかと思えるほど遅くなってしまった。気の短い性分なので却下せざるを得ない。結局、IED仕様の2.5"HDDを調達することになった。 ③の件は悩ましい。i855GMEm-LFSのOC機能は雀の涙程度。もう一度FSB533MHz仕様のM/Bを探すか、或いはFSB400MHz仕様のCPUを調達するか、それが問題だ。 |
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さて、Turion、Pentium M とくれば、次はGeodeに決まっている。この三種のCPUは異母姉妹みたいなもの、一人だけ仲間外れにはできない。 現在、2011/01/08 20:15 例の時刻が近付いた。未だ方針は決まらない。 |
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Geodeに対応するM/Bは3枚手持ちがある。その内の1枚 BIOSTAR M7NCG400ver7.2 は、Win2000でトラブル続きのためお蔵入りした。となると、ASRock K7S41GX と TYAN S2498AGNN Tomcat K7M の2枚だ。 ■Tomcat K7M で試した。 このM/BはPCIeスロットは勿論AGPスロットもな い。そこで、PCI仕様の最新カードHISのHD5450PCIを使うことにした。特にトラブルもなくWin7HP32は入った。 ところがWindows Experience Indexの途中で青画面になり落ちた。ビデオカードのドライバの所為とは思うが、これでは使い物にならない。 因みに【Superπ104万桁】80秒、【Yume1024×768最高】8736、数世代前の値だ。 ■K7S41GXで試した。 何とWin7インストールディスクが起動しない。IDE接続もUSB接続もダメ。(このM/BにSATAはない)XPやVistaでは問題ないのにWin7だけ不可とは合点が行かない。Web上に同じトラブルを見付け、あれこれ試行錯誤したが変化なし。仕方なしにVistaHP32を入れた。 現在 2011/01/08 22:15、Vista Update 最終段階・・・ |
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2011/01/09 0:15 よく判らぬママに
Intel BOXDH67CF + Core i5 2400S 2.5GHz(65W) を注文した。 |
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IDE接続のDVDドライブ×、USB接続のBDドライブ×、SATAカード×。Win7のインストールディスクを認識しない場合、対処法はあるだろうか。諦めるのは早い。Vistaはインストールできるので、Win7のアップグレード版を使ったらどうだろうか。そこで、VistaからWindows7 Upgrade Advisorを走らせた。特に問題はなさそうだ。Vistaからのアップグレードは時間がかかるので、できれば避けたかったが、他に良い方法がなければ止むを得まい。 ・アップグレードに必要な情報の収集 OK ・Windowsファイルのコピー OK ・ファイル、設定、プログラムの収集 OK 再起動 OK ・Windowsファイルの展開 OK 再起動 OK ・機能と更新プログラムのインストール OK 再起動 OK ・ファイル、設定、プログラムの転送 OK 再起動 OK ・Windowsのセットアップ OK ・デスクトップの準備 OK ・インストール完了 以上、アップグレード所要時間:約50分 現在 2011/01/09 1:50 Win7Updateが漸く終わった。結果報告は後ほどに・・・ |
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Win7を入れるためにVista経由で大回りした結果は、 【Win7スコア】 2.3 2.9 2.9 6.6 5.9 【Superπ104万桁】 80秒 【Yume1024×768最高】 6838 実りは薄かった。 DVDは再生できるものの、HDコンテンツをかけるとCPU使用率は直ぐに100%に達した。 動画だけではなく、全ての動作がトロく使用に耐えない。GeodeNX1750のパフォーマンスは、TurionやPenMに較べて相当な開きがあり、Win7の運用は難しい。では、TurionとPenMのどちらを常用PCに仕立てるか、砂橋が届くまでの間、もう少し悩むことにしよう。 |
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中古のPentium M 765を入手した。早速付け替えSW-ON。BIOSを開いたら、FSB Speed 400MHz、FSB Clock 100MHz、倍率 21、CPU Clock 2100MHz と認識した。佳し佳し。 【測定結果】
よって、上表右の列、FSB Clock 110MHZ、CPU Clock 2310MHzで行くことにした。 |
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今年(2013)の春先から "Intel HD Graphics"が好調な件について、本Siteでは度々述べてきた。"Intel HD Graphics Control Center"の調整次第ではRadeonより絵が綺麗に見えることもあり、TS Fileの再生を主体にするなら、Video Cardは無用にさえ思える程である。実はRadeonに関しては、前にも似た経験がある。PCIe仕様のCardよりAGP仕様のCardの方が綺麗に見えた時、既に時代遅れのAGP-Cardを掻き集めて比較Testを重ねたのである。ところが、DriverのUpdateの度にその差は縮まり、やがて画質に関するAGPの優位性は消え失せてしまった。それから3年、再びRadeonの画質に不満を抱くようになった。 ・Focusが甘く感じられる。 ・以前より赤味が強い。 ・黒の階調表現が思わしくない。 ・TS Fileの再生画質に関する限り、IntelのCPU内蔵GPUに負けそう。 以上の不満は、Llano/Trinity/RichlandなどのAPUだけではなく、Video Cardに対しても同様である。恐らくDriverの所為と思われるが、そうした時はAGP Cardと比較するに限る。そこで、以前組んだAGP-PCを引っ張り出すことになった。SSDやHDDはそのままなので、部品をObonに並べるだけ。 【M/B】 AOpen i855GMEm-LFS 【CPU】 Pentium M 765 【CPU Cooler】 Cyprum Zero + 80x25mm Fan 【MEM】 Buffalo DDR400 1GB×2 【VGA】 HIS HD4670AGP 【VGA Cooler】 Thermalright HR-03 【SSD】 CFD 32GB IDE (CSSD-PHM32WJ2) 【HDD】 WD 2.5"HDD 320GB IDE 【PSU】 SilverStone SST-ST45SF-G → (AYAKAZE300Wに変更した) 以上の構成で組み立て、BIOSを確認した後、Win7HP32を起動した。特に問題なし。但し、33ヶ月振りなのでWin7のUpdateが大変。低速PC故、凡そ3時間かかった。更に、UtilityやBench Soft等を最新版に更新した。結果は以下の通り。比較の為に"DCP847SKE"のDataを添えた。
・Pentium M 765の能力はCeleron847に較べて少し劣るが、1Core CPUとしては優秀。 ・HD4670AGPの能力はHD6570に近い。 ・全体に動きは緩慢だが、AV(Audio/Visual)-PCとしてなら十分使える。 では、画質はどうか。家中のPCと見比べた結果、 ・色調が豊富で自然な発色。 ・適度なContrastで目が疲れない。 ・鮮明度を上げても滑らか。 ・但し、動きの激しい動画は苦手。 ・総じて、HD7750より好ましく見える。 今回使用したDriverは "AMD Catalyst 12.6 Hotfix for Windows 7/Windows Vista 32-bit Edition"である。これは2012年6月の版だが、Aida64から"ATI Catalyst 10.12"と認識され、Driver本体は3年前のものと考えられる。つまり、本PCを最初に組み上げた当時と同じDriverということになる。では、2010年及び2013年には何があったか。2010年は旧版FFXIVが、2013年は新生FFXIVが発表されている。人気Game Softの発売とCatalystとどう結び付くのか。 想像を逞しくするなら、人気Game Softが発表された時期のDriverは、Performance重視のTuningが成され、やがて熱が冷めた頃になると画質の向上に気を配るようになる。ところが、AGP仕様のDriverはそうした配慮の外にあるため、比較的画質が安定しているのではないかと疑いたくなる。真偽の程は不明だが、もしその見解が真なら、画質の検証用にAGP仕様のPCを常備することになる・・・ |
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前節の見解は真偽不明まま我家の仮説とし、後日の解明を待つことにした。 では、Pentium M 765 + HD4670AGP を適当なCaseに収め、画質検証用基準PCに仕立てよう。そこで、高さ133mmのVGA Coolerに対応する手持ちのMicro-ATX Caseの中では最も小振りな ANTEC NSK3480(196.9x349.3x355.6mm 約24.5L)を選んだ。以前、このCaseはTurion-PC用に使っていたので、Peuntium M なら問題はなかろう。 それが問題なしではなかった。NSK3480を購入してから7年経過している所為か、SW/LED等のFront Panel用Cableが硬化し、引き回している内に半田付け部分で断線してしまったのだ。仕方なく全てのCableを外し半田付けをやり直した。 ところが、それだけでは済まなかった。 ・3.5"→2.5" IDE HDD用変換Connectorの5V給電Calbeもまた半田付けのし直しを余儀 なくされた。 ・AOpen i855GMEm-LFS用のI/O Panelを探すのに丸1日かかった。 ・2.5"SSD及び2.5"HDDを固定する金具の細工に手間取った。 擦った揉んだの挙句、結局 2日掛かりでCaseに収めた。 |
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上記の部品をNSK3480に収めた。結果は上々。全て静音低速のFanを用いたため十分に静か。但し、HD4670AGPはIdle時のGPU Clock 500MHz、Memory Clock 873MHz と高く、最近のRadeonの様に GPU Clock 100MHz(or 300MHz)、Memory Clock 150MHzに下がらないため、Idle時のGPU温度は40℃前後と少し高めだが、高負荷時は53℃程度なのでよしとしよう。Pentium M 765も同様に、動作Clock 2310MHzは Idle時も下がらず、従ってCPU温度も高めとなるが、Idle時39℃/高負荷時57℃程度なのでよしとした。(以上室温26℃) 消費電力は、 【Idle時】 45W 【Full-HD TS File再生時】 平均 56W 【OCCT4.0.0 PS実行時】 Max 102W さて、ANTEC NSK3480は市販のMicro-ATX Caseの中では比較的小振りだが、それでも今年の5月に自作した5.86LのMicro-ATXに較べて凡そ4倍の大きさがあり、とても机周りに置く場所はない。普段は納戸に置き、必要な時に持ち出すことになる。WinNT-PCもWin2K-PCも同様の扱いであり、大層不便ではあるが致し方ない。 |
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昨日、納戸の整理をした。序に積み上げられたPC4台の埃を払った。 ・Pentium4 3.2GHz + Matrox P750 + Win NT4 ・Pen4 2.8GHz + Matrox P650 + Win2000 ・Pentuim M + HD4670AGP +Win7 HP32 ・Q8200S + HD7730 + Win8.1 Enterprise64 その中から、Pentium M-PCを引っ張り出して火を入れた。構成は次の通り。 【M/B】 AOpen i855GMEm-LFS 【CPU】 Pentium M 765 【CPU Cooler】 Cyprum Zero + 80x25mm Fan 【MEM】 Buffalo DDR400 1GB×2 【VGA】 HIS HD4670AGP 【VGA Cooler】 Thermalright HR-03 + 92x25mm Fan 【SSD】 CFD 32GB IDE (CSSD-PHM32WJ2) 【HDD】 WD 2.5"HDD 320GB IDE 【Sound】 USB-DAC 【PSU】 AYAKAZE300W 【OS】 Win7HP32 【Case】 ANTEC NSK3480 どれも懐かしい部品ばかり。中でも IDE仕様のSSDは貴重な存在。我家ではこの1台だけである。さて、無事にWin7が起動したところで前回の更新記録を確認したら 2013.10.17、16ヶ月振りだった。それからが大変、Win7とInstallされたApplicationのUpdateに凡そ3時間かかった。Pentium M 765はSingle Coreなので、Update実行時は頻繁にCPU使用率100%に張り付き、途中で投げ出したくなるほどの遅さだった。それでも我慢をして最後まで辿り着き、絵と音を出してみた。久し振りのAGP Cardはご機嫌美しく絵が綺麗。精細感/発色/Contrast等、IntelやAMDの内蔵GPUとはひと味違う。取り分け、目が疲れない点は特筆もの。一瞬、常用PCへの昇格を考えたが、そうは行かない。 ・起動が遅い。約65秒。 ・Updateの確認やDownloadが遅すぎる。 ・Disk Accessは下図の通り、数世代前のPerformance。 ・能力の割にCaseは大きく消費電力も高い。Idle時 45W。 机周りに置く場所さえあれば検討の余地はあるものの、現状では無理。 そうかと言って、当分部屋を模様替する予定はない。 従って、時々出しては 「やっぱりAGPは絵が綺麗」 と呟くだけ・・・ |
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