AMD II
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AMD I 頁が長くなったので、続編を起こした。 (2017/1/13)
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今年こそ (2017.1.13)
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AMDのAPUはIntelのCPUに比べて性能向上の歩みは鈍く、よく兔と亀に喩えられる。昨年発表されたAPUは、どれもこれも旧製品の手直し品であり、決して目新しいものではなかった。AMD社が発表する長期計画では、かなり先進的な製品の開発中であることは理解できても中々現物が現れず、多くのAMD愛好家は待ちぼうけを食らうばかりであった。いい加減に「今年こそ」から脱却したい。寓話ではいつか亀が兎を追い抜く日がやって来ることになっている。
然しながら、新製品に多大な期待を寄せると得てして失望する。この際、現行品の使いこなしについて纏めておこう。但し、Gameをするかしないかによって結論は大きく変わるので、ここでは非Gamer向き、つまり動画の画質、音楽再生時の音質、そして発熱について考えたい。
AMDのGraphics Driverは、ここ2年の間に大きく変化した。長年使い慣れた ATI/AMD Catalyst Control Center は2015年11月で終了し、2014年12月にReleaseされた AMD Catalyst Omegaも2015年11月からは Radeon Software Crimson Editionに引き継がれた。つまり、比較的新しいAPUやVideo CardをWin10で運用するならCrimson Driverを入れることになる。
ところが、Crimson Driverは旧CCCに比べて動画の画質調節機能が大幅に簡略化され、好みに合わせて設定することが難しくなった。視力の確かな人なら堪えられようが、少し強めの精細感を求める年寄りには全体に画像が甘く感じられ、どうもしっくりしないのだ。但し、このCrimson Driverは版を重ねる毎に改良が見られるので、もう暫く待てば旧CCCと同等の機能を備える可能性はある。では、それまでどうするか、矢張り旧CCCで運用したい。
あれこれ試した結果、Win10 + 旧CCCが問題なく動作するAPUは、実はFM1 Seriesであり、A8-3850の場合、iGPUはRadeon HD 6550Dである。FM2やFM2+は、初期の製品に可能性はあるが、Win10のBuildによっては動作が不安定になる。7000 Series以降のRadeon Video Cardも同様である。従って、FM2以降のAPUを旧CCCで運用するならWin7/Win8.1を選ぶ事になる。現在我家ではAMDのAPUを以下の組合せで使っている。
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M/B
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APU
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Graphics
Driver
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OS
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Case
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用途
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①
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ECS
A75F-M2
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Micro-ATX
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A8-3850
|
FM1
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旧CCC
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Win10 pro
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Fractal Design
Arc Mini
|
BD/DVD
取込&再生
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②
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MSI
A88XM-E45
|
Micro-ATX
|
A10-7870K
|
FM2+
|
旧CCC
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Win8.1 pro
|
Obon
|
未定
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③
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MSI
A88XI AC V2
|
Mini-ITX
|
A10-7860K
|
FM2+
|
旧CCC
|
Win8.1
Enterprise
|
Windy
MC3 Striker
|
AV-PC
|
④
|
ASRock
AM1H-ITX
|
Mini-ITX
|
Athlon 5350
|
AM1
|
旧CCC
|
Win8.1
Enterprise
|
自作Case
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File Server
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⑤
|
MSI
AM1I
|
Mini-ITX
|
Athlon 5370
|
AM1
|
Crimson
Driver
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Win10 pro
|
AOpen S110
|
BonCasLink Server
Music File Server
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上表中、①のFM1-PCは組み立ててから5年半経過した。これまで何度もM/BとAPUの交換を考えたが、未だに実現せず後生大事に使っている。その理由は、
・Win7からWin10に至るまでTrouble知らず。
・Win10+旧CCCの動作が安定している。
・動画の発色が良い。
・HDDの転送測度が良好である。
・消費電力は少し高めだが、FM2やFM2+の上位APUと較べて大差ない。
できれば、①を蔵入りさせ②に置き換えたいのだが、なかなか踏み切れず・・・
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AMDのAPUに関して、前節で「動画の画質に関する限り、最新のCrimson Driverより旧CCCの方が好みに合う。Win7/Win8.1なら新旧のAPUとも旧CCCに対応可能だが、FM2/FM2+を用いたWin10-PCに旧CCCを入れると不具合が頻発する。但し、FM1 Seriesはその限りに非ず、今のところ動作は安定している」と述べた。そのことを裏付けるために、FM1-PCをもう1台仕立てることにした。今回取り上げるAPUは2012年3月発売のA8-3820、M/BはASUS F1A75-I。Ivy Bridgeと同世代にも関わらず、何だか偉く遠い昔のように感じられる。ASUS F1A75-I は既にWin10の認証を得ている。Win10 Pro RS1のInstallは問題なし。Build 14393.693へのUpdateも多少時間は掛かったが特に不都合なし。
【iGPU】 Radeon HD 6550D
【Graphics Driver】 amd-catalyst-15.8beta-64bit-win10-win8.1-win7-aug23.exe
その後、DriverをUpdateするよう促される場面はない。部品構成とCinebench R15の結果は以下の通り。
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FM1-PC Test 1 (2017.1.16 室温22℃)
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M/B
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ASUS F1A75-I DELUXE
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CPU
|
AMD A8-3820 (TDP 65W)
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CPU Cooler
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Noctua NH-L9a
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Memory
|
DDR3-1600 4GB×2
|
SSD
|
Samsung 850 EVO 120GB
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Sound
|
USB-DAC + Noise Filter
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PSU
|
DC-DC
|
Mini-Box M2-ATX 160W
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AC-DC
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12V 150W AC Adpter
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Graphics Driver
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CCC 15.8 beta
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OS
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Win10 Pro 14986.693
|
Cinebench R15
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CPU
all core
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258 cb (Max 88W)
|
CPU
single core
|
68 cb (Max 40W)
|
OpenGL
|
28.42 fps (Max 78W)
|
Super π 104 Milion
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27 sec.
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Yume 1024x768 Highest
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37,220
|
Idle時CPU温度
|
30℃
|
Idle時CPU Cooling Fan 回転数
|
860rpm
|
Idle時消費電力
|
19W
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上の表及び試運転の結果から、
・Win10 + CCC15.8betaの動作に問題はない。
・動画の発色/精細感/白の抜け/黒の締まりなど良好。
・USB-DACを通した時の音質は、ASUSのM/Bとしては良好な部類。
・Cinebench R15の成績はIntel Celeron並み。
・消費電力は高め。Celeronの倍以上。
このPCの使用上の注意事項は、
・消費電力やCinebenchは一度計測したら二度と行わないこと。
結果については速やかに忘却すること。
・ひたすら良い点だけに目を向けること。
となろうか。AMDの次期APUが発売されるまで、或いはCrimson Driverが改良されるまでの繋ぎとしてなら、どうにか堪えられよう・・・
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【出戻りFM1】
部品は旧年式揃いだが各部温度/静音性とも良好。まだまだ使えるぞ。
ASUSからFM2/FM2+対応のMini-ITX M/Bは発売されなかったので、F1A75-I DELUXEは貴重な一枚と言えよう。
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今日は2月21日、本年も早52日経った。その間に手を染めたM/Bは合計6枚。いずれも省電力&低発熱、当然CPU Cooling Fanの回転数は低く静か、絵も比較的綺麗、Caseに収めれば即完成となる。 ところが、6枚ともUSB-DACを繋いだ時の音質が今一つなのだ。この時期、室内の湿度は20%程度に下がり、音の粗が目立ち易い環境とは言え不満たらたら。 以前、五月蝿いPCは完成させなかったが、実際にどれも静かになってみたら今度は音質の思わしくないPCは用無しの憂き目に。まあ、暖かくなるまでに改善策を考えることにしよう。
おっと、そうも言っていられなくなった。上に述べた 「今年こそ」 が実現しそうな気配が漂ってきたからだ。AMDの新CPU Ryzen の前評判が頗る良好で、ひょっとするとIntelを抜き去る可能性すらあるとのこと。
自作歴24年の中で、印象に残るCPU/APUを上げれば、
低発熱CPU → Pentium M / Turion
性能の向上が著しかったCPU → Core 2 Duo
Intelの初代GPU内蔵CPU → Clarkdale
内蔵GPUが優れたAPU → Llano
省電力低発熱CPU → Skylake
つまりAMDの中で注目されるCPU/APUはTurionとLlanoの2度だけだった。そこにRyzenが登場することになった訳で、果たして兔と亀の寓話通りとなるのかどうか、発売が予定される3月3日の「Ryzen雛」に期待がかかる・・・
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SiteUpが1週間以上滞ってしまった。その理由は、
・AM4の発売を見据えその対応を考えていた
・Upするべき適当な題材がなかった
・0.99 liter Case用の部品として注文したSWがなかなか届かない
・本業に勤しんでいた
・その他
等々、体調不良で寝込んでいた訳ではなく、時間だけが過ぎて行ったのである。それでも耳の方は忙しく、これまで馴染みの薄かったCDを纏めて聴くことができた。と言っても別の作業に伴う 「ながら聴き」 である。
毎年この時期、近くの小学校の児童達がやって来て 「むかしさがし」 なる郷土の歴史について話をする機会がある。 (地元では郷土史家の末席を汚している) その原稿を作成する間、CDをかけ続けていたのである。 どれも決して小難しい曲ではなく耳当たりの良いものばかり、原稿も小学生向けに平易な内容で、音楽と文章を同時に処理しても特に不都合はなかった。
ではここで 「いまどきの小学3年生」 について記しておきたい。当日やって来た児童は46名、引率の先生は2名、講話は結局65分。いまどきの小学3年生は 1時間を超える話を大人しく聞いているだろうか、恐らく誰でもそう思われるに違いない。 ところがどうして、騒いだりぐずったりする子は一人もなく、最後まで熱心に聞いてくれたのである。世間で言われる多動性障害とか学級崩壊とか全く無縁に思えたのだが、果たして彼等の真の姿なのか、それとも校外授業なので見栄を張っていたのかどうかは不明。然しながら、話し終えて質問が殺到したことを考えれば、素直に前者と捉えたい。むしろ、事故や事件で世間を騒がす 「いまどきの不良老人に要注意」 と心しよう。
さて、桃の節句零時の件、CPUもM/Bも決めかねている。中でもM/Bの初回販売分は少量との報が流れている。恐らく出たとこ勝負に・・・
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AM4対応M/Bとして高品位なMicro-ATXを狙っていたが、生憎そうした製品は昨夜のまつりに登場せず、結局、
【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 7 1700
を選んだ。手続きの完了は解禁数分後。その後間もなく各ShopともM/Bは完売となり、まつりに相応しい盛り上がりを見せた。他の部品は手持ちで間に合わせる予定。
【CPU Cooler】 MSI CORE FROZR L
【MEM】 Crucial DDR4-2666 8GBx2
【SSD】 Intel M.2 600p 256GB
【Video Card】 GeForce GTX 960 / Radeon R7 360
【PSU】 be quiet STRAIGHT POWER E9 CM 480W
Ryzen 7 1700にCoolerは附属するが、恐らく直ぐにCORE FROZR Lの出番となろう。Video Cardは「Vega」待ちの間、GTX 960 / R7 360で凌ぐことに。注文した品は明日到着予定。久し振りに「雛あられ」を頂きながら待つことにしよう・・・
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♪♪~
あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人ばやしの 笛太鼓
今日はたのしい ひな祭り ♪♪~
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注文の品は昨日の昼前に届いた。いつもならその日の内に第一報をUpするのだが、少々訳あって一日遅れになった。Win10 ProのInstall自体は問題なく終えたのに、Update中に別の作業をすると青画面になったり、Updateの途中で停止したり、これまでにない症状に見舞われ、あれこれ試行錯誤を繰り返したからである。
・BIOSをUodateした。
・Memoryを交換した。
・M/B附属のDriverを導入するTimingを変更した。
その結果、
・Memoryは DDR4-2666よりDDR4-2400の方がTroubleは少ない。
・Win10のInstall後、直ちにM/B附属のDriverを導入したら、
その後のUpdateはSmoothに進みBuild 14393.693に到達した。
この時点の部品構成は、
【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 7 1700
【CPU Cooler】 CPU附属品
【MEM】 DDR4-2400 4GBx2
【SSD】 Sumsung 850 EVO 120GB
【Video Card】 Radeon R7 360
【PSU】 be quiet STRAIGHT POWER E9 CM 480W
【OS】 Win10 Pro 14393.693
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【Ryzen 7 1700附属のCooler】
折角だが、この電飾Fanは軸音や風切り音が少々五月蝿いので、その後別のCoolerに交換した。
次に何枚かのVideo Cardで試した。
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Ryzen 7 1700 Test 1 (2017.3.5)
|
M/B
|
ASUS PRIME B350M-A (Micro-ATX)
|
CPU
|
AMD Ryzen 7 1700 (TDP 65W)
|
CPU Cooler
|
Ryzen 7 1700附属Cooler
|
Memory
|
DDR4-2400 4GB×2
|
SSD
|
Samsung 850 EVO 120GB
|
Sound
|
USB-DAC + Noise Filter
|
PSU
|
be quiet STRAIGHT POWER E9 CM 480W
|
OS
|
Win10 Pro 14986.693
|
VGA
|
Card
|
MSI
R7 360
|
MSI
R7 260X
|
Gigabyte
HD 7850
|
MSI GTX 960
|
Driver
|
Crimson Relive 17.2.1
|
FW 376.53
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
98.23 fps
(Max 130W)
|
98.32 fps
(Max 127W)
|
100.61 fps
(Max 131W)
|
97.33fps
(Max 130W)
|
CPU
all core
|
1408 cb
(Max 117W)
|
1415 cb
(Max 117W)
|
1418 cb
(Max 116W)
|
1410 cb
(Max 117W)
|
CPU
single core
|
150 cb
(Max 58W)
|
150 cb
(Max 56W)
|
148b
(Max 58W)
|
148 cb
(Max 58W)
|
Super π 104 Milion
|
12 sec.
|
Yume 1024x768 Highest
|
157,562
|
153,515
|
162,516
|
154,879
|
Idle時消費電力
|
30W
|
30W
|
35W
|
35W
|
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上表の評価と消費電力削減策については次回に・・・
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Ryzen 7 1700 II (2017.3.6)
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上の表から、
・今回は6P補助電源付Cardを選んだので、全体によく似たDataが得られた。
・消費電力は比較的新しいCardを挿した時の方が好成績だった。
・それにしてもCinebench R15 CPU値 1408~1418は凄い。
CinebenchのProgramはあっという間に終わる。
然しながら、同CPU Single Coreの値はそれ程でもない。
・Ryzen 7 1700のCPU Clockは3000MHzなので、全体にSpeed感はない。
同Clockを3300MHzに上げたらCinebench R15 CPU値は1444になった。
それでもSpeed感は大差なく、高負荷時の消費電力は20%も上昇した。
矢張りこの石は8C16Tを生かした使い方をするべきであろう。
・今回の組合せで最大の問題点は、全体に消費電力が高い点にある。
Video Cardを挿したので仕方ないが、Idle時消費電力は20Wを切りたい。
・そこで電源を 80+ Gold仕様のbe quiet STRAIGHT POWER E9 CM 480Wを
同Platinum仕様のIN WIN IP-P300HF7-2に交換した。Idle時消費電力は30W
から28Wに減じ、その後BIOSを弄り 26W まで下がったが、まだまだである。
さて、Web上ではAM4 M/BにWin7を導入する際、MouseやKeyboardの認識で躓く人をしばしば見かける。「Socket AM4 M/B及びAMD Ryzen Processorの対応OSは Windows 10 64bit 以降となります。Windows7/8.1についてはSupport対象外となります」 とされても、Win10が不人気の昨今、Win7の導入に挑戦する人は後を絶たない。Video Cardに関しては現行品及び一昔前の製品を用いればDriverの件はClearできる。そして「Win7のInstallを行う場合は xHCI Driverが組み込まれた状態のInstall Imageが必要になります」 なる注意事項に基づき Install USB-Memoryをつくれば行けるはず。
そこで、ASUS B350M-A+Ryzen7 1700にWin7Pro x64を入れることにした。前に拵えたASRock M/B用のUSB-Memoryがあるので早速試した。結果はNG、他社のUtilityでは役に立たなかった。ならばASUS用のMemoryをつくろう、と思ったらASUS B350M-Aには、PS/2 Portが2個あり、DVD Driverを繋げば良いだけで、寧ろこの方が手っ取り早い。我家では日頃から有線仕様のMouseとKeyboardはPS/2とUSB両対応の製品を使っているので、こうした時に変換Adaptorを家探しすることはない。結果はOK。Win7 ProのInstallとM/B附属のDriver導入はすんなり終えた。その後のUpdateに3時間以上かかったがTroubleは皆無。
今回敢えてWin7を入れた最大の理由は下図にある。Graphが16並ぶ「CPU使用率の履歴」を眺めたかったからである。
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Ryzen 7 1700 III (2017.3.7)
|
では、Win10とWin7のBench結果を較べてみよう。
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Ryzen 7 1700 Test 2 (2017.3.7)
|
M/B
|
ASUS PRIME B350M-A (Micro-ATX)
|
CPU
|
AMD Ryzen 7 1700 (TDP 65W)
|
CPU Cooler
|
Heatsink
|
MSI CORE FROZR L
|
Fan
|
Noctua NF-F12 PWM
|
Memory
|
DDR4-2400 4GB×2
|
Sound
|
USB-DAC + Noise Filter
|
PSU
|
IN WIN IP-P300HF7-2
|
SSD
|
Samsung
850 EVO 120GB
|
Crucial m4 64GB
|
OS
|
Win10 Pro
|
Win7 Pro
|
VGA
|
Card
|
MSI R7 360
|
Driver
|
Crimson Relive 17.2.1
|
CCC15.8 beta
|
Cinebench R15
|
OpenGL
|
98.00 fps
(Max 117W)
|
106.25 fps
(Max 118W)
|
CPU
all core
|
1411 cb
(Max 109W)
|
1417 cb
(Max 110W)
|
CPU
single core
|
146 cb
(Max 51W)
|
148 cb
(Max 52W)
|
Super π 104 Milion
|
12 sec.
|
Yume 1024x768 Highest
|
157,446
|
138,519
|
Idle時消費電力
|
26W
|
27W
|
|
僅かながらWin10よりWin7の方が好成績である。この件はWeb上にも幾つか例証されている。前に述べた通り、Win10はM/B附属のDriver類をInstallするTimingによっては稍不安定になることから、現時点ではWin7に分があるかも知れない。ならば、Win10とWin7のLicenseは同じProduct-keyで取得可能なので、暫く両対応で行くことにしよう。そこで、SSDを64GBから256GBに増量し、ESET NOD32を導入した。
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【Radeon Card Noctua Version】
Idle時の消費電力が高めのため Video Card選びに悩む。左は全てRadeon Cardである。FanはNoctua NF-A9x14 PWMに交換済み。上から順に
R7 250
R7 360
R7 260X
R7 265
HD 7850
Win10の場合はCrimson Driverとなるが、
Win7では新旧のDriverが選べる。
孰れもIdle時から高負荷時まで充分に静か。
どれにするかは未定。
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Ryzen 7 1700 IV (2017.3.8)
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Ryzen-PCのOSをWin10とWin7で較べていたら気になる局面に出会った。動画再生時の消費電力に関して、これまでとは異なる傾向が現れたのだ。
① PowerDVD16Ultra (以下16Ultra) で動画をかけた時、
TTHD (Upcon再生) ON/OFFによる消費電力の変化が逆転した。
② 16Ultra + TTHD ONの時、Win10とWin7で消費電力に10Wの差が生じた。
比較するPCとして、Idle時Bench時とも消費電力が近いFM1-PCを選んだ。部品構成とBench結果は以下の通り。
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Ryzen 7 1700 Test 3 (2017.3.8)
|
PC
|
PCC 1a
|
PC 1b
|
PC 2
|
M/B
|
ASUS PRIME B350M-A
(Micro-ATX)
|
ECS A75F1-M2
Micro-ATX)
|
CPU
|
Ryzen 7 1700
(TDP 65W)
|
A10-3850
(TDP 95W)
|
Memory
|
DDR4-2400
4GB x2
|
DDR3-1600
4GB x2
|
PSU
|
IN WIN
IP-P300HF7-2
|
Super Flower
SF-550O14PE
|
SSD
|
Samsung
850 EVO 120GB
|
Samsung
830 256GB
|
Samsung
850 EVO 120GB
|
HDD
|
-
|
2.5"HDD x1
3.5"HDD x3
|
OS
|
Win10 Pro
|
Win7 Pro
|
Win10 Pro
|
VGA
|
Card
|
Sapphire R7 250
|
-
|
iGPU
|
-
|
HD6550D
|
Driver
|
Crimson Relive
17.2.1
|
CCC15.8 beta
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
67.10 fps (Max 96W)
|
68.37 fps (Max 92W)
|
28.39 fps
(Max 103W)
|
CPU
all core
|
1412 cb (Max 105W)
|
1415 cb (Max 106W)
|
286 cb
(Max 114W)
|
CPU
single core
|
145 cb (Max 56W)
|
146 cb (Max 52W)
|
73 cb
(Max 59W)
|
Super π 104 Milion
|
12 sec.
|
26sec.
|
Yume 1024x768 Highest
|
94,525
|
83.229
|
37,283
|
Idle時消費電力
|
27W
|
28W
|
34W
|
|
次に
2種類の動画Fileを16Ultraで再生した時の消費電力とCPU使用率を計測した。上表の通り、Bench結果に相当な開きがあるので、全体の傾向に注目を。
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Movie
|
TTHD
(=Upcon)
|
Video
Accelerator
|
消費電力/CPU使用率 (平均値)
|
PC 1a
|
PC 1b
|
PC 2
|
Aminme アナと雪の女王 Let it go の場面
|
ON
|
OFF
|
51W / 6%
|
41W / 6%
|
80W / 48%
|
OFF
|
ON
|
57W / 1%
|
54W / 1%
|
52W / 10%
|
Ballet 眠りの森の美女
オーロラ姫登場の場面
|
ON
|
OFF
|
51W / 10%
|
41W / 10%
|
85W / 48%
|
OFF
|
ON
|
58W / 2%
|
58W / 1%
|
62W / 10%
|
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■「TTHD ON、Video Accelerator OFF」の時と
「TTHD OFF、Video Accelerator ON」の時を較べると、
PC2の消費電力は前者の方が27~28W高く、PC1a/bは後者の方が6~17W 高い。
■PC1aとPC1b、つまりWin10とWin7を較べた時、
「TTHD ON、Video Accelerator OFF」の方が消費電力は低い。
少しややこしい説明になったが、上の表を眺めればPC 1a/bの挙動が従来とは異なることが理解されよう。これは拡張命令set等の相違によるものと考えられるが、詳細は不案内である。
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AM4 CPU Cooler (2017.3.9)
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AMD CPU Coolerの取付規格は比較的長寿と言えよう。
AM2/AM2+/AM3/FM1/FM2/FM2+と変わりなく、AM4に至り寸法を変更した。
新Backplateは旧型に較べて長方形の長辺が6mm短くなり、その分短辺が6mm増した。従って、M/Bの穴を少し拡げた程度では対応不可、新しいCoolerを求める他はない。但し、爪で引っかける方式のCoolerは本体自体は流用可能とのこと。
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写真上:新Backplate取付穴の位置
長辺 90mm / 短辺 54mm
写真下:旧Backplate取付穴の位置
長辺 96mm / 短辺 48mm
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Ryzen 7 1700に附属するCoolerについては前に述べた通り、Fanの軸音と風切り音が気のなるので、MSI CORE FROZR L に交換した、ところが同Coolerに附属するFanもまた満足できず、結局、Noctua NF-F12 PWMに落ち着いた。HeatsinkもFanも据付に問題はないが、一つだけ注意事項がある。今回使用したASUS PRIME B350M-AのBackplateは基板の裏面に両面Tapeで接着されていたのだ。丈夫な竹べらを用い少しずつ剥がしたが、強引な作業はM/Bを痛める可能性がある。
では、MSI CORE FROZR L + Noctua NF-F12 PWMの冷却能力を確認しよう。
そこで、Prime95を15分間走らせた。
CPU Cooler Test 1
室温 24℃
|
CPU温度
|
Cooling Fan回転数
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Prime95 15分間実行
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Max 54℃
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Max 908rpm
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Idle時
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31℃
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631rpm
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全く問題なし。充分に静か。
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2017/03/09 現在
毎度代わり映えしないお姿。
今のところAM4に対応するCPU Coolerは出揃っていないので、比較する製品の手持ちがなく少々残念。
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AM4 CPU Cooler II (2017.3.10)
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前節で「AM4対応CPU Coolerは出揃っていないので、比較する製品の手持ちがなく少々残念」と述べた件、爪かけ式のCoolerなら使えるとのことで、「be quiet Shadow Rock LP BK02」を試すことにした。
そこで、M/B附属のBackplateに戻し、Shadow Rock LP BK02を据えた。取付は問題なし。このCoolerはTDP 130Wまでの対応を謳っているので、同65WのRyzen 7 1700なら不足はなかろう。そこで、前節と同様Prime95を走らせた。室温が昨日に比べて2℃低いので必ずしも公平ではないが、以下の通り充分満足の行く結果が得られた。
CPU Cooler Test 2
室温 22℃
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CPU温度
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Cooling Fan回転数
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Prime95 15分間実行
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Max 55℃
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Max 967rpm
|
Idle時
|
30℃
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517rpm
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Shadow Rock LP BK02のHeatsinkはMSI CORE FROZR Lと比べて1/3程度。それにしては好成績と言えよう。尚、温度とFan回転数は、昨日Upされた「HWiNFO64 v5.46-3100」で計測した。前のv5.44 までは適正な計測値を得られなかったが、最新版では「ASUS Suite3」と同じ値が示された。これまでAMDのCPU/AUPはFreeのUtilityでは適正な温度を測れず不満だった件が、「HWiNFO64 v5.46-3100」で解決したとすればAMDerにとって朗報と言えよう。
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【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 7 1700
【Cooler】 be quiet Shadow Rock LP BK02
【Video Card】 Radeon R7 250
この組合せなら小型のCaseに収まりそう。
いっその事 LP Card を考えるか・・・
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Ryzen + AC Adaptor (2017.3.11)
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Ryzen 7 1700とR7 250を組合せた時、Rrime95実行時の最大消費電力は110W程度だった。この値は予想より幾分低く、AC Adaptor電源での運用に期待がかかる。だからと言って小型のpicoPSUでは心細い。ならば、
・M2-ATX 160W Automotive PSU w/P4-cable
・M4-ATX 250W wide input Automotive PSU
あたりの基板型AC Adaptor電源はどうか。M2-ATX 160WはpicoPSU-160-XTと同容量ながら、基板全体のVolumeは数倍あり高負荷時の耐久性に勝るものと考えられる。
【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 7 1700
【Cooler】 be quiet Shadow Rock LP BK02
【SSD】 Samsung 850 EVO 120GB
【Video Card】 Radeon R7 250
基板型 AC Adaptor 電源
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Idle時消費電力
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M2-ATX 160W Automotive PSU w/P4-cable
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28W
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M4-ATX 250W wide input Automotive PSU
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30W
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両者とも動作及び電源部の発熱に問題はない。但しSFX電源 IN WIN IP-P300HF7-2に比べてIdle時消費電力は1~3W高く、高負荷時はその差が更に広がり、Video Cardも下位Classに限られることから、特別な事情がなければ素直にSFX/TFX/ATX電源から選びたい。
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写真上、M2-ATX 160W
写真下、M4-ATX 250W
AC Asaptor電源での運用は、Ryzen 5
或いはRaven Ridge APUに期待しよう・・・
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AM4 + Samuel 17 (2017.3.13)
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PC自作erの間で普及率の高いCPU Coolerと言えば、PROLIMA TECHのSamuel 17が思いつく。けれども最近同社は元気がなく、AM4に対応する金具を用意するかどうか見通しは暗い。ならばDIYか。
AMDのCPU Cooler取付寸法は、前に述べた通り、
新型:長辺 90mm / 短辺 54mm
旧型:長辺 96mm / 短辺 48mm
Samuel 17に附属するAMD用取付金具は1.5mm厚のStainless製である。我家の工具ではStainless材を加工することは難しく、工作可能な素材は限られる。使い慣れたAlumi材はどうか。1~2mm程度のAlumi板では締め付けた時に撓み易く、できれば3mmは欲しい。それでもSamuel 17附属金具のように細見では頼りなく、不細工を承知の上で少し大振りにつくることになろう。
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【AM4対応Samuel 17】
工作は簡単だった。
製作時間は1時間程。
但し、見て呉は思わしくない。
右の金具は旧型AMD用。
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M/Bの裏面から螺子留めする方式。
Spacerの長さで実際の締付量を調節する。
3mm厚のAlumi板は安心感がある。
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【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 7 1700
【Cooler】 Samuel 17 + Noctua Fan
【Video Card】 Radeon R7 250
黙っていればSamuel 17とは気付かれまい。
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次にPrime95を15分間走らせ、Samuel 17+Noctua NF-F12の冷却能力を確認した。
CPU Cooler Test 3
室温 24℃
|
CPU温度
|
Cooling Fan回転数
|
Prime95 15分間実行
|
Max 60℃
|
Max 1216rpm
|
Idle時
|
31℃
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686rpm
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Samuel 17のHeatsinkは、前に試したbe quiet Shadow Rock LP BK02より 1割ほど小さく、その分、Fanの回転数は上昇した。Noctuaの120mm Fanと雖も1200rpmを超えればNoiseは気になる。従って、このCoolerはRyzen 5/Ryzen 3 辺りが狙い目か・・・
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Noctua NM-AM4 mounting-kit (2017.3.17)
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3月5日から続いた11日間連続SiteUpの記録が途切れた。少々残念である。
さて、これまでにAM4対応のCPU Coolerとして、以下の三製品を試した。
① MSI CORE FROZR L → Ryzen 7のOCに対応可能
② be quiet Shadow Rock LP → Ryzen 7のOCは不向き
③ PROLIMA TECH Samuel 17 (取付金具は自作) → Ryzen下位Series向き
そして昨日、Noctua NM-AM4 mounting-kit を入手した。 早速取付ようと思ったら、我家にある同社のCooler*個の内、空はLP仕様の Noctua NH-L12 だけ。120mm Fan搭載CoolerとしてはHeatsinkが最も貧弱ではあるが、試運転には寧ろ相応しいかも知れない。
それにしてもNoctua社のCPU Coolerは取付が簡単である。設計と精度が優れている所為か、所定の螺子を止まるまで回せば適正な締付量となるので安心である。今回のNM-AM4 mounting-kitも同様であり、然も税込540円也。旧型のCoolerが即座にAM4対応となるのは有り難い。
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Noctua NH-L12は120mmと92mmのDual Fan仕様だが、今回は120mm Fan 1丁で試した。
(Heatsinkの下に92mm Fanが収まる)
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Noctua NM-AM4 mounting-kitはHeatsinkの向きを自由に選べる。
(VMware用にIntel LAN Cardを挿した)
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Prime95を15分間走らせた時のDataは以下の通り。
CPU Cooler Test 4
室温 23℃
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CPU温度
|
Cooling Fan回転数
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Prime95 15分間実行
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Max 54℃
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Max 987rpm
|
Idle時
|
30℃
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655rpm
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be quiet Shadow Rock LPに近い結果が得られた。それもその筈、両者のHeatsinkはほぼ同じVolumeである。従って、Fan 1丁ならRyzenの定格運用、軽いOCをするなら規定通りDual Fan運用となろう。
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MSI B350M PRO (2017.3.20)
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またまた廉価M/Bを入手した。
MSI B350M GAMING PRO
最近のM/BはGAMINGを冠する製品が多く年寄りには抵抗感がある。そうは言っても選択肢は限られ仕方ない。せめて我家ではMSI B350M PROと呼ぶことにしよう。
このM/Bは、
・基板の寸法は 244 x 210 mm で少し小振り。
・M.2 x1 + SATA 6Gb/s x4 は物足りない。
・LANは Realtek 8111H
等々、目立った特徴はない。その代わり今回はDDR4-2666 16GB x2を奮発した。
先ず、Win7 Proから始めた。そのためにASUS B350M-Aで使用中のWin7 Pro入りSSDのCloneをつくった。 Win7を新規にInstallすると数時間はかかるので横着を決め込んだのだ。結果はOK。新たなProduct-keyを入力しただけで問題なし。
次に、Win10 Proを試した。これもまたASUS B350M-Aで使っているSSDのCopyで間に合わせた。先ほど入れたWin7 ProのProduct-keyで認証を得た。
Win7 Pro / Win10 Proとも
・16GB x2のMemoryは DDR4-2400(16.18.18.35.CR2)で動作。
・Cinebench等のBench結果はASUS B350M-Aと殆ど変わりなく測定誤差程度。
・VMware上のGuest OSはAll OK。
・消費電力はIdle時/負荷時ともASUS B350M-Aよりやや低め。
後日、M/B以外の部品構成を揃えて再計測する予定。
ここまで、青画面/画面凍結など一切なし。MSI B350M PROの第一印象は良好。
以上、取り急ぎ報告まで・・・
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Thermalright TRUE BTK (2017.3.21)
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我家のCPU Cooler中、最も数多く買い込んだMakerはThermalrightである。LGA775時代からなのでかれこれ12年の付き合い。その古いCoolerもAM4で生かせるRetention「Thermalright TRUE BTK」を入手した。そこで、
【CPU Heatsink】 Thermalright Ultra-120 eXtreme Rev.C
【CPU Cooling Fan】Noctua NF-F12 PWM
を MSI B350M PRO に載せた。
何処にも当たらず食み出ず据付はOK。Cooler取付後のMemory抜き差しも問題なし。HeatsinkのVolumeは前に試した MSI CORE FROZR L に近い。DesignはThermalrightの方が好き。
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Thermalright TRUE BTKはNoctua NM-AM4 mounting-kitとは異なり取付方向に制約がある。
(尚、Thermalright AXP-200等の吹き下ろし型Coolerは、希望する向きに据えられずM/Bから食み出てしまう。AM4用取付方向変換Adaptorの発売が期待される)
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Prime95を15分間走らせた時のDataは以下の通り。
CPU Cooler Test 5
室温 24℃
|
CPU温度
|
Cooling Fan回転数
|
Prime95 15分間実行
|
Max 52℃
|
Max 781rpm
|
Idle時
|
27℃
|
366rpm
|
では、今回試したCPU Cooler 5種の結果をまとめておこう。
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Ryzen 7 1700-PC
|
PC
|
PC1
|
PC2
|
M/B
|
ASUS
PRIME B350M-A
|
MSI
B350M Pro
|
Memory
|
DDR4-2400 4GB×2
|
DDR4-2400 8GB×2
|
SSD
|
Samsung
850 EVO 120GB
|
Samsung
850 EVO 120GB
|
Sound
|
USB-DAC + Noise Filter
|
PSU
|
IN WIN IP-P300HF7-2
|
VGA
|
Card
|
MSI R7 360
|
Driver
|
Crimson Relive 17.2.1
|
Crimson Relive 17.3.2
|
OS
|
Win10 Pro 14393.653
|
Win10 Pro 14393.969
|
CPU Cooler Test
|
PC
|
室温
|
Prime95 15分間実行
|
Idle時
|
CPU温度
|
Fan回転数
|
CPU温度
|
Fan回転数
|
Cooler
1
|
MSI CORE FROZR L
+ Noctua NF-F12 PWM
|
PC1
|
24℃
|
Max 54℃
|
Max 908rpm
|
31℃
|
631rpm
|
Cooler
2
|
be quiet Shadow Rock LP
|
PC1
|
22℃
|
Max 55℃
|
Max 967rpm
|
30℃
|
517rpm
|
Cooler
3
|
PROLIMA TECH Samuel 17
+ Noctua NF-F12 PWM
|
PC1
|
24℃
|
Max 60℃
|
Max 1216rpm
|
31℃
|
686rpm
|
Cooler
4
|
Noctua NH-L12
+ Noctua NF-F12 PWM
|
PC1
|
23℃
|
Max 54℃
|
Max 987rpm
|
30℃
|
655rpm
|
Cooler
5
|
Thermalright Ultra-120
+ Noctua NF-F12 PWM
|
PC2
|
24℃
|
Max 52℃
|
Max 781rpm
|
27℃
|
366rpm
|
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以上、CPU Cooler 5種の用途を考えると
① → OC&電飾PC
② → 薄型PC
③ → Ryzen 5/3
④ → 薄型PC
⑤ → 極静音PC
となろうか。中でも⑤のHeatsinkは①と同等ながら、その成績を見れば一日の長が感じられる。その他我家には空冷最強と言われる Noctua NH-D15 もあるので、いつか試してみよう・・・
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MSI B350M PRO II (2017.3.22)
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前節の結果から、CPU CoolerはCaseに収まるなら Thermalright Ultra-120 eXtreme Rev.C を選びたい。ならば、部品構成は決りか。ところが少々不満あり。MSI B350M PROは起動や再起動に時間がかかるのだ。ASUS B350M-Aに較べて明らかに遅い。特に32GBのMemoryを積んだ時は耐え難く、HDD時代に戻されたかのよう。そこで、どの程度遅いか計測した。
起動/再起動所用時間
|
起動
|
再起動
|
Memory 32GB
|
MSI B350M PRO
|
49"
|
52"
|
ASUS B350M-A
|
26"
|
28"
|
Memory 16GB
|
MSI B350M PRO
|
39"
|
42"
|
ASUS B350M-A
|
25"
|
28"
|
(M/B以外の部品は共通)
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上表から、MSI B350M PROの場合、毎回真っ正直にMemory Checkを繰り返しているのではないかと疑われる。
二枚のM/Bを比較すると、
【安定性】 MSIにやや分がある。
【消費電力】 Idle時/負荷時とも僅かにMSIが勝る。
【USB-DACを接続した時の音質】 MSIが勝る。
【Fan Con.】 MSIのFan Conも大分進化した。
【起動/再起動所用時間】 ASUSが勝る。
よって、起動/再起動所用時間以外はMSIが優位であることから、Ryzen 1号機はBIOSの改良に期待を込めてMSIに決めよう。
なお、CaseはAbeeの旧製品 AS Enclosure D1 の予定である。○年振りのお出ましなので、内部の各種取付金具が欠落していないかどうか心配される・・・
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AM4は一休み、今回は脱線話です。お急ぎの方は遣り過ごして下さい。
昨年12月8日の節で述べた 「各都道府県 謎解き散歩」 全48冊を読破した。
1都1道2府43県 → 47都道府県 +1 = 48冊 ( +1 は東京都が2分冊のため)
この謎解きSeriesは、各地の教育者/郷土史家/報道関係者など様々な分野の執筆者が担当したためか、文体や内容は統一されていない。歴史を主体に述べた県、祭りや食べ歩きに重きを置いた県、御国自慢を延々と述べた県など、その違いがまた面白い。全体にバズガイド嬢の口上を思わせる語り口は、誰でも素直に受け止めることができよう。たとえ我田引水の解釈であっても、題名が 「謎解き散歩」 であることから多目に見ることができる。邪馬台国が何カ所あろうとも、義経が何処へ逃れようとも、楊貴妃や基督の墓があろうとも目くじらを立てることはない。
自分が最も興味を持ったのは、鎌倉幕府の御家人や守護地頭が各地に土着し、その子孫が後世まで活躍している点にある。鎌倉幕府の中心人物とされる大江広元の子孫毛利氏、頼朝の御落胤とも言われる島津氏、その他、和田義盛/梶原景時/畠山重忠等々、上げれば切りがない。また、黒曜石/瑪瑙/翡翠など産地の明らかな稀少鉱物が全国各地に分布していたり、江戸時代の大名が度々「お国替え」を命ぜられたことから、遠く離れた地域に祭りや習俗などに思いもよらぬ共通点が見えたり、興味は尽きない。
そうした知識は現代社会に於いて誰にでも役立つものとは思えないが、国内を旅する楽しみが増すことは確かである。仮に行けなくとも、脳内で歴史が縦横無尽に展開する様は、並みの大河物より遥かに面白い。
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BIOSTAR B350ET2 (2017.3.27)
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廉価M/B Maniaとしては無視できず、
BIOSTAR B350ET2(\8,796)
を入手した。相変わらず安物買い路線まっしぐらである。
M.2 なし、SATA 6Gb/s Port x4
MSI B350M Proより更に寂しい構成である。
では、B350搭載のM/Bを3枚試した経験から、後日の為にその心得を纏めておこう。
① 先ずM/BにCPU・Memoryを挿し、電源・Keyboard・Mouseを繋ぐ。
この時 LAN及びSSDを非接続とするところが味噌。
② BIOSのUpdateを行う。この時 USB MemoryはLAN直下のPortに繋ぐと
比較的Troubleは少ないかも知れない。
③ 次にSSDを接続し、LAN非接続のままWin10をInstallする。
④ Win10のInstall完了後、M/B附属のDVDから、Chipset Driver及び
Network Driverを導入する。
⑤ LAN Cableを繋ぎ、Win10のUpdateを実行する。
⑥ 不要なStore Appliを削除する。
⑦ 常用Appliを導入する。
⑧ 好みに応じてDesktopをCustomizeする。
⑨ Windows Defender及び自動Maintenanceを手動で実行する。
⑩ Event Viewerを確認し、必要があれば対応策を考える。
さて、BIOSTAR B350ET2の件、Win10もWin7もInstallは問題なし。但し、
・初期BIOSではFan Conが正常に動作せず、場合によっては全開と停止を
繰り返すことに。これは3月14日付のBIOS B35BS314.BSSで解決した。
・Memoryは DDR4-2400 8GBx2 で無事動作した。
・Bench結果はMSIやASUSに較べて大差無し。
但し、Idle時消費電力は少し高い。MSIやASUSより2~3W増し。
・BIOSの更新後はTroubleなし。
それにしても3枚のM/Bを1個のCPUでやり繰りするのは大変だ。 いつかCPUのPinを痛めるのではないかと心配される。4月11日に予定される Ryzen 5 Seriesの発売まで無事であることを祈りつつ・・・
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40k円超のCPUに9k円のBIOSTAR B350ET2は似合わない。Ryzen 5/3辺りが狙い目か。前に試した通り、Ryzen 7にLP仕様のCPU Cooler"be quiet Shadow Rock LP" を載せた時の成績はOCをしない限り充分な能力だった。 もし、Video CardもLP版にするなら、
Micro-ATX M/B + Ryzen 5 + TFX電源 → Caseの容量 8~9 liter
Micro-ATX M/B + Ryzen 3 + picoPSU → Caseの容量 6~7 liter
かなり小振りなCaseに収まる。そこで 「Ryzen LP仕立て」 を試した。
【M/B】 BIOSTAR B350ET2 (226 x 198mm)
【CPU】 Ryzen 7 1700
【CPU Cooler】 be quiet Shadow Rock LP
【MEM】 DDR4-2400 8GBx2
【SSD】 Intel SSD 520 Series 60GB
【Video Card】 MSI GTX1050 2GT LP
【PSU】 IN WIN IP-P300HF7-2
【OS】 Win10 Pro 14393.969
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【Ryzen LP仕立て】
結構行けてるじゃん !
動作に問題はないが、MSI GTX1050が少々耳障り。いずれFanを交換することになろう。
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2つ前の節では Ryzen導入時の留意事項を纏めた。今回はその感想を述べよう。
・Web上ではUSBに関するTroubleをしばしば見かける。我家の場合、
そうした不具合は比較的少なく、3枚ともBIOS Update時のTroubleはなかった。
但し、どのM/BもLAN直下のUSB Portを使う限り不都合はなくとも、
他のUSB Portでは、特定のUSB Memory (HD革命など)やUSB-DACを
認識しない例があった。
・消費電力は、Idle時/負荷時とも
MSI B350M PRO < ASUS PRIME B350M-A < BIOSTAR B350ET2
の順に増加傾向。但し、その差は 1Wから最大3W程度。
・Bench結果は3枚とも大差無し。
・USB-DACを繋いだ時の音質は3枚とも良好。敢えて順位を付ければ、
MSI B350M PRO > BIOSTAR B350ET2 > ASUS PRIME B350M-A
それでも全般にIntel 200 Seriesより好ましく聞こえる。
・Video Cardに関しては、RadeonよりNVIDIAの方が相性は良いかも知れない。
Bench時/動画再生時ともNVIDIAの方が消費電力は低く、その差は5~15W。
・NVIDIAの最新Driverは発色/精細感とも比較的良好であり、
「NVIDIAは動画向きではない」との評価を撤回することになりそう。
・AMDのChipset Driverは順次手直し中との印象を受ける。
来月のRyzen 5 Series発売の頃までには、より安定するものと期待したい。
よって、当分は各社のDownload Siteから目が離せない・・・
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MSI GTX 1050 LP (2017.3.31)
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我家ではここ数年、NVIDIAのCardとは縁遠かった。別に離縁した訳ではなく、動画を観るにはRadeonの方が好みに合うことから、Game向きとされるNVIDIAは購入の候補に上らなかったのだ。それでも1年前、久し振りに出物の GTX 960 を入手したところ、矢張り発色が気に入らず、二三度試しただけで部品棚の片隅に追い遣られてしまった。抑も、自分の使い方ではIntelやAMDの内蔵GPUで充分間に合う場合が多く、Video Cardに対する関心は薄れていた。
ところが、Ryzen 7 にはGPUが内蔵されず、適当なCardを挿さなくてはならない。手持ちの旧型Cardを何枚か試す内に、Ryzenには消費電力の低いNVIDIAのCardの方が似つかわしく思えてきた。そこで価格.comを眺めていたら、これまた出物の MSI GTX 1050 LP が目に留まり入手した。今回は気を入れて調節したので画質も精細感も好ましく、これなら常用できそう。そうなると、Cardに搭載された2丁の55mm Fanをどうにかしたい。Air-conが稼働中なら兎も角、止めればかなり気になる。
Video CardのFanを交換する場合、3mmの穴が最低2個所必要になる。ところがLP Cardにそうした穴はなく、基板上には部品が目一杯装着され、無理矢理穴を開けることもできない。結局、取付金具を自作した。
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写真上:元のFan。
写真下:金具をつくりFanを交換した。
FanはAINEX CFZ-6010L(60x10mm)。
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結果は上々。
耳を寄せれば聞こえる程度。
見て呉は今一つだが、
自作らしくて良いことにしよう。
金具の固定方法については次回に・・・
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MSI GTX 1050 LP II (2017.4.1)
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では、2丁の60mm Fan取付金具について述べよう。
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MSI GTX 1050 LPのHeatsinkは8.7mm厚。
Finの間隔は最上部のみ3mm。
基板方向から3x12mmの螺子を挿入し、
1mm厚のWasherを挟み、
10mmのSpacerを立てた。
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予想以上に確り固定され、ぐらつきはない。
10mmのSpacer + 1mmのWasher = 11mm
10mm厚のFanを使うので、
FanとHeatsinkの透間は1mmとなる。
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Heatsink上部両端にSpacerを立てた。
その間に60mm Fan x2を収める。
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2丁の60mm Fanを連結する金具。
頭の低い螺子を使用すると好都合。
素材は 15x15 厚1mmのAlumi材。
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Fanの取付穴に埋込式Nutを仕込んだ。
こうすればFanとHeatsinkの透間1mmが
可能となる。
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今回使用した埋込式Nut。
内径3.0mm、外径5.3m、長さ4.0mm
|
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2丁の60mm Fanを連結した。
寸法に誤りはなかった。
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これで出来上がり。
所用時間はCADを含めて2時間くらい。
無音ではないが充分に静か。
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Ryzen 5 が発売された。但し、当初予定された4C8Tの R5 1500X / 1400 は15日に延期され、今回は R5 1600X / 1600 の2種のみとなった。15日まで待つかR5 1600で手を打つか一晩考えた末、R5 1600 を選んだ。前回購入した R7 1700 との比較は、
Model
|
C/T
|
Base Clock
|
Turbo Clock
|
L2 Cache
|
L3 Cache
|
TDP
|
Ryzen R5 1600
|
6C12T
|
3.2GHz
|
3.6GHz
|
512kB x 6
|
16MB
|
65W
|
Ryzen R7 1700
|
8C16T
|
3.0GHz
|
3.7GHz
|
512kB x 8
|
16MB
|
65W
|
Test機の構成とBench結果は以下の通り。
|
Ryzen 5 1600 Test 1 (2017.4.13)
|
M/B
|
MSI B350M GAMING PRO (BIOS 2.4)
|
CPU
|
Ryzen 5 1600
|
Ryzen 7 1700
|
CPU Cooler
|
be quiet Shadow Rock LP
|
Memory
|
DDR4-2400 8GB×2
|
SSD
|
Samsung 850 EVO 120GB
|
VGA
|
Card
|
MSI GTX1050 2GT LP
|
Driver
|
GeForce Driver 378.92
|
Sound
|
USB-DAC + Noise Filter
|
PSU
|
IN WIN IP-P300HF7-2
|
OS
|
Version
|
Win10 Pro RS2 15063.138
|
Power Plan
|
Ryzen Balanced Power Plan
|
Cinebench R15
|
OpenGL
|
115.28 fps
(Max 91W)
|
110.15 fps
(Max 92W)
|
CPU
all core
|
1141 cb
(Max 101W)
|
1422 cb
(Max 103W)
|
CPU
single core
|
149 cb
(Max 45W)
|
148 cb
(Max 47W)
|
Super π 104 Milion
|
12 sec.
|
Yume 1024x768 Highest
|
151,624
|
150,729
|
Idle時消費電力
|
26W
|
26W
|
|
上の2つの表から、
・R5 1600のBase ClockはR7 1700より0.2GHz高い。
・R5 1600のCinebenchR15 CPU値 1141は R7 1700の約80%。
Core/Thread数が75%であることを考えればかなり優秀。
・他の計測値はR5 1600とR7 1700の差は極僅か。
今回のTestで一つだけ気になる点があった。Win10のPower Planeとして「Ryzen Balanced Power Plan」を採用すると、Control Panelの起動が遅くなるのだ。IconをClickしConltrok Panelが表示されるまでの時間を計測すると、
Ryzen Balanced Power Plan導入前 → 約1.8秒
Ryzen Balanced Power Plan導入時 → 約6.5秒
その差は5秒近い。知らずにいるとClickのし損ないと勘違いする可能性がある。今のところRyzen Balanced Power Planの利点は不明。この件は後日の課題に・・・
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Periwinkle II (2017.4.14)
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【Periwinkle】
五弁の花は径20mmくらい
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半日陰でも育つとのことで庭の隅に植えた
ところ、日光が足りず花数が少ない。
植え付け場所を移すことになりそう。
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DisneyのAnime映画から。
左:Periwinkle
右:Tinker Bell
二人は双子の姉妹。
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Sapphire Plus RX 550 (2017.4.23)
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Ryzen 7/5のBenchmark成績は素晴らしい。特にCore数が生きるCinebench R15のCPU値は目を見張る。仮想環境の構築や大量のEncodeをする際は、その実力を十二分に発揮するであろう。然しながら、当たり前のDesktop-PCとして使う場合、非Gamerにとっては消費電力が気になる。
【最小構成時の消費電力】
■6C12TのRyzen 5 1600とGeForce GTX 1050を組み合わせた時、
・Idle時 → 26~28W
・Web閲覧時 → 30~50W
・Full-HD動画再生時 → 40~55W
・Win10 自動Maintenance実行時 → 40~70W
■4C8TのIntel Xeon E3-1245 v6をVideo Cardを挿さずに運用した時、
・Idle時 → 8~9W
・Web閲覧時 → 10~30W
・Full-HD動画再生時 → 18~20W
・Win10 自動Maintenance実行時 → 25~60W
Ryzen-PCが1台きりなら大した数値ではないが、常時5~7台のPCに火が入っている者にとっては、1台当たりの消費電力をできる限り減らしたい。そこで、AMDの最新Video Card RX 500 Series中最低Specの RX 550 に期待を寄せた。
Sapphire Plus RX 550 2G VD6325 (\11.664) は本日到着予定・・・
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Sapphire Plus RX 550 II (2017.4.23)
|
Sapphire RX 550 2Gが届いたので早速試運転した。
結果は下表の通り。比較のためにGTX1050のDataも採った。
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Ryzen 5 1600 Test 2 (2017.4.23)
|
M/B
|
ASUS PRIME B350M-A (BIOS 0604)
|
CPU
|
Ryzen 5 1600
|
CPU Cooler
|
be quiet Shadow Rock LP
|
Memory
|
DDR4-2400 8GB×2
|
SSD
|
Samsung 850 EVO 120GB
|
VGA
|
Card
|
Sapphire
RX 550 2G
|
MSI
GTX1050 2GT LP
|
Driver
|
Crimson relive Driver
rx-550-17.10.1711
|
GeForce Driver
378.92
|
PSU
|
IN WIN IP-P300HF7-2
|
OS
|
Win10 Pro RS2 15063.138
|
Cinebench R15
|
OpenGL
|
99.51 fps
(Max 93W)
|
104.16 fps
(Max 93W)
|
CPU
all core
|
1138 cb
(Max 101W)
|
1136 cb
(Max 104W)
|
CPU
single core
|
146 cb
(Max 43W)
|
145 cb
(Max 47W)
|
Super π 104万桁
|
12 sec.
|
FF14
1920x1080全画面表示最高品質
|
6,240
(Max 103W)
|
9,818
(Max 117W)
|
Yume 1024x768 最高
|
149,621
(Max 93W)
|
151,352
(Max 94W)
|
Idle時消費電力
|
24W
|
26W
|
|
上の表から、
・消費電力はRX550の方が全体に数W低い。
・CinebenchR15の結果はRX550/GTX1050とも大差ない。
・Yumeriabenchの成績は僅差でGTX1050の勝ち。
・FF14の成績はGTX1050がRX550を大きく引き離した。
・RX550のFanは比較的静か。当面交換の必要性は感じられない。
GTX1050のFanは上の方で述べた通り交換済み。
従って、両者ともFF14実行時は充分に静か。
・総合的にはGTX1050の方が優れる。
・RX550が勝る点は最良画質の動画を再生した時の満足感くらい。
並画質の場合はGTX1050の方が好ましい。
・RX550/GTX1050とも価格は似たり寄ったり。
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RB_PPとは何か。Star WarsのCharacterではなく、
Ryzen Balanced Power Plan → RB_PP
である。以下、Win10既定のPower Planを
Balanced Power Plan → B_PP
High Performance Power Plan → HP_PP
として話を進めよう。
これまで我家では、電源OptionのPower Planは多くの場合 B_PP を選んできた。
CPUの能力を落とすことなく控えめな消費電力による運用を心がけていたので、別段疑問に思わず他のPower Planを試すこともなかった。ところが今回、「AMD、Ryzenに最適化した電源プランを配布。性能向上と省電力化を両立」を謳い文句に RB_PP が登場した。4月7日付PC-Watch 佐藤 亮氏の記事によれば、
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RyzenにはSenseMIというプロセッサ制御技術が用いられており、ハードウェアサイドでプロセッサの電圧やクロックをミリ秒単位で瞬時に細やかに制御することが特徴だ。
一方、Windows 10標準の電源プラン「バランス」は、省電力性と性能の兼ね合いからかPステート下のプロセッサに対するパフォーマンス制御のしきい値が高く、細かくクロックを上げられず、高負荷アプリケーションの実行ではRyzenの性能を引き出せないという。このため、AMDはRyzenの発売当初から「高パフォーマンス」設定での利用を推奨していた。
さらに、標準の電源プランでは、可能な限り全ての論理コアを低速な状態(Core Parking)とするため、アクティブ状態に遷移するまでのレイテンシによって高負荷アプリケーションの性能が低下するという問題があった。
今回配布された電源プランについてAMDは、ベンチマーク上でも複数のゲームで性能向上が確認されたとし、比較資料を公開している。
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では、B_PP / HP_PP / RB_PP を夫々実行してみよう。
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Ryzen 5 1600 Test 3 (2017.4.24)
|
M/B
|
ASUS PRIME B350M-A (BIOS 0604)
|
CPU
|
Ryzen 5 1600
|
CPU Cooler
|
be quiet Shadow Rock LP
|
Memory
|
DDR4-2400 8GB×2
|
SSD
|
Samsung 850 EVO 120GB
|
VGA
|
Card
|
Sapphire RX 550 2G
|
Driver
|
Crimson relive Driver rx-550-17.10.1711
|
PSU
|
IN WIN IP-P300HF7-2
|
OS
|
Win10 Pro RS2 15063.138
|
Power Plan
|
B_PP
|
HP_PP
|
RB_PP
|
Cinebench R15
|
OpenGL
|
99.51 fps
(Max 93W)
|
101.68 fps
(Max 96W)
|
105.96 fps
(Max 97W)
|
CPU
all core
|
1138 cb
(Max 101W)
|
1138 cb
(Max 102W)
|
1137 cb
(Max 102W)
|
CPU
single core
|
146 cb
(Max 43W)
|
148 cb
(Max 45W)
|
148 cb
(Max 46W)
|
Super π 104万桁
|
12 sec.
|
FF14 1920x1080全画面表示
最高品質
|
6,240
(Max 103W)
|
6,217
(Max 103W)
|
6,210
(Max 104W)
|
Yume 1024x768 最高
|
149,621
(Max 93W)
|
150,024
(Max 97W)
|
150.985
(Max 103W)
|
Idle時消費電力
|
24W
|
B_PP → Balanced Power Plan
HP_PP → High Performance Power Plan
RB_PP → Ryzen Balanced Power Plan
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上の表から、
・Cinebench R15 OpenGL値は B_PP < HP_PP < RB_PP の順に微増。
・同CPU値/Single Core値は測定誤差程度。
・Yumeriabenchは B_PP < HP_PP < RB_PP の順に微増。
・FF14の結果は B_PP > HP_PP > RB_PP の順に微減。
つまり、RB_PPの効果は限定的であり、まだまだ改良の余地がある。上の方で述べた通り、RB_PPを導入するとControl Panelの表示がかなり遅くなるので、そのことを承知で使うか、或いは改良版を待つか迷うところ・・・
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本頁 「Ryzen 5 1600 (2017.4.13)」 の節で述べた
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・・・Win10のPower Planeとして「Ryzen Balanced Power Plan」を採用すると、Control Panelの起動が遅くなるのだ。IconをClickしControl Panelが表示されるまでの時間を計測すると、
Ryzen Balanced Power Plan導入前 → 約1.8秒
Ryzen Balanced Power Plan導入時 → 約6.5秒
その差は5秒近い。知らずにいるとClickのし損ないと勘違いする可能性がある。今のところRyzen Balanced Power Planの利点は不明。この件は後日の課題に・・・
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なる件は解決した。原因はControl PanelのShort cutをつくる際の出所にあった。
これまで同Short cutは、そのFileの大元である C:/Windows/System32/control.exe から直接引いていた。 長年に亘り何等不都合なく使い続けてきたのだが、Ryzenではこれまでにない不調に見舞われた。ところがWeb上にそうした指摘は見当たらず、どうも自分だけの症状ではないかと疑った。
Win10のControl Panelを大元から直接起動する人は稀であり、多くの人はStart MenuからAccessするのではないかと考え、Start Menu / Windows System Tool / Control panelから起動してみた。何のことはない、即座に表示され遅延なし。その後何度も確かめたところ、
① C:/Windows/System32/control.exe → 遅延あり
② Start Menu / Windows System Tool / Control panel → 遅延なし
との結論に至った。何故そうなるのか不案内ながら、①と②とでは動作が異なることは確かである。敢えて推測すれば、
①の場合は Power Plan等のRegistry情報を読み込みながら起動する。
②の場合は Registry情報を読込済みの状態で起動する。
と考えられるが確証はない。
よって、Ryzen Balanced Power Plan = RB_PP を指定しても、②の方法でControl panelを表示すれば全く問題のないことが明らかになった。 どうもお騒がせして申し訳ありませんでした。
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BIOSTAR B350GTN (2017.4.28)
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本日、AM4対応のMini-ITX M/B "BIOSTAR B350GTN" が届く予定である。
差し当たり以下の部品構成を考えている。
【M/B】 BIOSTAR B350GTN
【CPU】 Ryzen 5 1600
【CPU Cooler】 Samuel 17 + Noctua Fan
【MEM】 DDR4-2400 8GBx2
【SSD】 未定
【Video Card】 未定
【PSU】 未定
【OS】 Win10 Pro RS2
CPUは R5 1600でよし。CPU Coolerは既にSamuel 17用のAM4対応RetentionをDIYしたのでOK。問題はVideo Cardである。できればAMDのCardから選びたいのだが、最新のCrimson Driverは今一つ気に入らず、そうかと言って旧CCCは無事に動作するかどうか確証がない。今年の2月頃に試したところ 「Win10 RS1 + R7 250 + 旧CCC」 の組合せではNGだった。そこで 「Win10 RS2 + HD7750 + 旧CCC」 が無事に動くかどうか試すことにした。Test PCは以下の通り旧部品満載の代物。
【M/B】 SuperMicro C2G41
【CPU】 Xeon L3360
【CPU Cooler Heatsink】 Samuel 17
【CPU Cooling Fan】 Noctua 120x25mm Fan
【MEM】 DDR3-1066 4GBx2
【VGA】 Power Cooler HD7750
【SSD】 Samsung 850 EVO 120GB
【HDD】 WD20EARS 3.5" 2TB
【TV Tuner】 PT2
【PSU】 Kurosiko KRPW-SX400W/90+
【Case】 Silver Stone SST-SG03B-F
【OS】 Win10 Home RS1 Build 14393.222
凡そ半年振りの登場ながら動作に問題はなく、Win10 RS2のISO FileからUpdateした。少し時間はかかったが、途中躓くことなく Build 15063.250 に到達した。 ところが、HD7750のDriverは自動的にCrimson Driverに置き換わり、矢張り旧CCCはSupport外かと思われた。 ここで引き下がってはPC自作erの名が廃る。駄目元でCrimson Driverを削除し、旧CCC 15.8BetaをInstallした。結果は○。それから5時間経過、特に問題なく動作している。旧CCCは最新のCrimson Driverに較べて画質の調節項目が多く、自分好みに設定することができるので今なお捨て難い。よって
SuperMicro C2G41 + Xeon L3360 + HD7750 + Win10 RS2 + 旧CCC
の動作確認を得た。ならば、BIOSTAR B350GTN + Ryzen 5 1600 上でも同様であると期待される・・・
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BIOSTAR B350GTN II (2017.4.28)
|
BIOSTAR B350GTNが届いたので、早速下表の構成で試した。
BIOSを確認しWin10 Pro RS2入りUSB MemoryからInstallした。RS2の発表以前はLANを繋がずにStartしたが、今回はLANを繋いだままでも問題はなく、やがてBuild 15063.250 に到達した。Store Appliの削除やDesktopのCustomize等お決まりの儀式の後、裏作業が一段落した頃を見計らい以下のTestを行った。
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Ryzen 5 1600 Test 4 (2017.4.28)
|
M/B
|
BIOSTAR B350GTN
|
CPU
|
Ryzen 5 1600
|
CPU Cooler
|
Samuel 17 + Noctua NF-F12 PWM
|
Memory
|
DDR4-2400 8GB×2
|
SSD
|
Intel 330 Series 120GB
|
VGA
|
Card
|
Sapphire R7 250
|
Driver
|
CCC 15.8 beta
|
PSU
|
IN WIN IP-P300HF7-2
|
OS
|
Win10 Pro RS2 15063.250
|
Power Plan
|
B_PP
|
RB_PP
|
Cinebench R15
|
OpenGL
|
68.41 fps
(Max 88W)
|
68.80 fps
(Max 91W)
|
CPU
all core
|
1134 cb
(Max 100W)
|
1141 cb
(Max 101W)
|
CPU
single core
|
147 cb
(Max 43W)
|
149 cb
(Max 47W)
|
Super π 104 Million
|
12 sec.
|
Yume 1024x768 Highest
|
90189
(Max 95W)
|
90288
(Max 98W)
|
Idle Power consumption
|
28W
|
B_PP → Balanced Power Plan
RB_PP → Ryzen Balanced Power Plan
|
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以上、取り急ぎ報告まで・・・
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B350GTN + Samuel 17 (2017.4.29)
|
では、BIOSTAR B350GTNにWin10 Pro RS2を導入する際、幾つか気付いた点を纏めておこう。
■先ず、BIOSのFan Con設定に少々手間取った。選ぶ設定値によっては動作中にFanが停止するのだ。それもWin10のInstall中だったので、慌てて中断し再度Fan Conを確認した。矢張りBIOSTARのFan Conは一筋縄では行かない、と思っていたらいつしか正常動作するようになった。
■次にWin10 認証の件、Product-keyの入力を先送りにしながらInstallを終えたところ、下ろし立てのM/Bにも関わらず、Control PanelのSystem欄に 「WindowsはLicense認証されています」 と出た。 昨年のASRock 某Mini-ITX M/Bに続いて2度目の役得。
■上の方で問題となったControl Panelの表示が遅い件、今度は迷わず
「 Start Menu / Windows System Tool / Control panel 」
から Short cut をつくり遅延なし。
■懸案のVGA Driverの件、事前に確認したお陰でCCC 15.8 betaの導入は全く問題なし。期待通りの発色/精細感/白の抜け/黒の階調等が得られ取り敢えず満足。
■Samuel 17の冷え具合はどうか。本頁「AM4 + Samuel 17 (2017.3.13)」の節で述べた通り、R7 1700の時と同様 Prime95を15分間実行した時のCPU温度は60℃を超えた (室温23℃)。 問題にする程の温度ではないが、夏場の室温上昇を考えたらCaseに収める前は60℃以下に抑えたい。 LP型Coolerなら be quiet Shadow Rock LP が一押しながら、そうそう手持ちはない。だからと言って Ryzen附属のCoolerは願い下げ。 Noctua NH-L12で手を打つか、或いは他に適当なCoolerが見付かるまでSamuel 17で我慢するか・・・
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本PCでPrime95を15分間走らせた時のCPU温度は下の通り。
(Power Plan を変更しても測定誤差以上の差は生じなかった)
CPU Cooler Test (室温 23℃)
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B350GTN + R5 1600 + Samuel 17
|
CPU温度
|
Cooling Fan回転数
|
Prime95 15分間実行
|
Max 62℃
|
Max 1211rpm
|
Idle時
|
28℃
|
495 rpm
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今回使用したCooling Fan Noctua NF-F12 PWMは、1000rpmを超えると耳障りに感じられるので、それ以下の回転数で運用したい。
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|
HeatsinkなしMemoryでやっと。
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前から見ても横から見てもぎりぎり。
Memoryは左下縦2列の素子。
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Samuel 17はどこにも当たらず食み出ず
B350GTNにぴったりなのだが、
冷却能力が今一つ。
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|
|
|
手持ちのRyzen Seriesにもう一石加わった。某国人には到底及ばないが、自分としては爆買路線まっしぐらである。
8C16T/6C12Tときて、一時は4C8TのRyzenを購入する予定をたてながら、同じく4C8TのXeon v6に鞍替えしたものの、その後三日三晩熟考の末、やはりR5 1400を加えることにした。R7 1700/R5 1600の二種では収まりが宜しくない。 この際、三つ組/三位一体/三種神器の伝統に倣うべきであろう。
上の方で述べた通り、R7 1700/R5 1600に対してSamuel 17の冷却能力は決して充分とは言えなかった。Fanの回転数を上げればCPU温度は下がるが、それでは賑やかで遣りきれない。 高負荷時でも120x25mm Fanの回転数を1000rpm以下に抑えるためにはどうしたらよいか。
① BIOSを調節しDown Clockする。
② Power Planに新しく加わった CPUの動作Clockを制限する機能を試す。
③ CPUを交換する。
自分は滅多にOCしないだけではなく、折角の能力を引き下げるDCも気乗りがしない。そうなると①と②は消えて③が残る。現在入手可能なRyzen Seriesの中で最もSpecの低い4C8TのR5 1400はどうか。もし高負荷時でも120x25mm Fanの回転数を1000rpm以下に抑えられるならSamuel 17が生きるだけではなく、小型静音低発熱AMD-PCの実現が容易となる。
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Ryzen 5 1400 Test 1 (2017.4.30)
|
M/B
|
BIOSTAR B350GTN
|
CPU
|
Ryzen 5 1400
|
CPU Cooler
|
Samuel 17 + Noctua NF-F12 PWM
|
Memory
|
DDR4-2400 8GB×2
|
SSD
|
Intel 330 Series 120GB
|
Samsung
850 EVO 120GB
|
VGA
|
Card
|
Sapphire R7 250
|
Sapphire RX 550
|
Driver
|
CCC 15.8 beta
|
Crimson relive 17.4.4
|
PSU
|
IN WIN IP-P300HF7-2
|
OS
|
Win10 Pro RS2 15063.250
|
Cinebench R15
|
OpenGL
|
68.31 fps
(Max 88W)
|
89.70 fps
(Max 88W)
|
CPU
all core
|
698 cb
(Max 70W)
|
687 cb
(Max 69W)
|
CPU
single core
|
134 cb
(Max 43W)
|
133 cb
(Max 40W)
|
Super π 104 Million
|
13 sec.
|
FF14 1920x1080
Full Screen Highest
|
3519
(Max 92W)
|
6296
(Max 97W)
|
Yume 1024x768 Highest
|
88,903
(Max 94W)
|
143.015
(Max 93W)
|
Idle Power consumption
|
28W
|
26W
|
B350GTN + R5 1400 +
Samuel 17 + Noctua NF-F12 + R7 250
|
CPU
Temperature
|
Cooling Fan
Rotation speed
|
Power
consumption
|
Prime95 15Minutes Run
|
Max 55℃
|
Max 902rpm
|
Max 83W
|
Idle
|
30℃
|
341rpm
|
28W
|
Room Temperature 23℃
|
|
上の二つの表から、
・Cinebench R15のCPU値 698は R5 1600の約61%に留まり、
Core数比 2/3 に較べて物足りない。
・今回はどの局面でも消費電力は100Wを超えなかった。
・CPU Cooling Fan回転数が1000rpmを超える場面はなかった。
・R7 250よりRX 550を載せた時の方が消費電力は 1~2W低かった。
これは低負荷時にRX 550のFanが停止する点も一因と考えられる。
・Crimson relive Driverの最新版 17.4.4 の画質はかなり良好。
いつまでも旧CCCに拘る必要はないかもしれない。
以上の結果から、R5 1400なら小型のCPU Coolerでも充分静かなPCに仕上げることができそう。そして、AC Adapter電源による運用も視野に・・・
|
|
|
MSI B350M PRO III (2017.5.15)
|
このところ遊び相手に事欠かず、中々順番が回ってこなかった"MSI B350M PRO"を久し振りに取り上げよう。このM/Bは他社の製品に較べてWin10の起動/再起動に時間がかかる点が泣所だった。
起動/再起動所用時間
|
起動
|
再起動
|
Ryzen 7 1700
Memory 16GB
|
MSI B350M PRO
|
39"
|
42"
|
ASUS B350M-A
|
25"
|
28"
|
(M/B以外の部品は共通)
|
その差は小さくない。そこで新BIOSにUpdateし、起動時間が短縮されるかどうか確かめた。
起動/再起動所用時間
|
起動
|
再起動
|
MSI B350M PRO
+ Ryzen 7 1700
+ Memory 16GB
|
BIOS 2.40
|
39"
|
42"
|
同 2.50
|
30"
|
36"
|
同 2.60
|
28"
|
33"
|
BIOSv2.40からv2.60へのUpdateにより、起動時間は11秒再起動時間は9秒短縮され、充分許容される値となった。先ずは目出度し。但し、今回のTestで使用した電源は我家の定番 IN WIN IP-P300HF7-2ではなく、別の小型電源だったため、Idle時消費電力は28Wとなり、その点は少々不満。同電源をもう1台入手するか、或いは低負荷時の効率が優れた小型電源を探すか、暫く悩まなくてはならない。
さて、Ryzen Seriesは3月3日の発売時に絶大な評価を得ながら、その後の人気は尻すぼみ傾向に思われる。理由は幾つか考えられる。
・M/Bの仕上りに少々難があり、特にUSB絡みのTroubleが頻発した。
その後の改善状況について情報が不足している様に思われる。
・一部M/BのFan Conに問題があり、動作中にCPU Fanが停止する事例があった。
・各社とも頻繁にBIOSの更新を繰り返している。待てる人は様子見が賢明か。
・現在発売中のRyzen Seriesには iGPUがなく、別途Video Cardを挿すことに
なるが、それにしてもIdle時から中負荷時にかけての消費電力は高めであり、
省電力志向のUserにとってはやや不満。
・CPU Coolerの対応が遅い。Noctuaは早々にAM4に対応するMounting-kitを
発売したが、他社は遅れ気味。特に、LP仕様のCoolerは選択肢が限られ、
小型or薄型Caseへの組込に難渋する。
・Ryzenの総合的な能力は充分高いにも関わらず、日常的な用途ではその恩恵を
肌で感じることはできない。きびきび感に関してはIntelの高Clock動作に一歩
及ばずか。
・当初予定の仮想環境構築の件、Win10RS2 + VMware/VirtualBoxは
現在やや不調。Workgroup/Domain併用の環境下では、Networkの認識に
問題が続出する。Win10RS2とVMware/VirtualBoxの何れに問題があるのか
原因を特定出来ず少々困惑気味。Win10RS1までは無事に動作していたのに。
この症状はIntel仕様のPCも同じなのでRyzenの所為ではないが・・・
|
|
Ryzen vs Xeon (2017.5.21)
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前節で「Ryzen Seriesには iGPUがなく、別途Video Cardを挿すことになるが、それにしてもIdle時から中負荷時にかけての消費電力は高めであり・・・」と述べた件について以下の検証をした。
IntelのCPUを載せたPCにVideo Cardを加えRyzenと近い構成で試そう。そうは言っても完全に同じ条件とすることは難しく、Video Card/PSU/OS、及びCPUのCore/Thread数を揃えることとした。手持ちのCPUでその条件に合致するのは、
Ryzen 5 1400 4Core/8Thread
Xeon E3-1245 v6 4Core/8Thread
の組合せしかない。Ryzen 5 1400はXeon E3-1245 v6の凡そ半値、更に動作周波数は相当異なり、決して公平とは言えないがこの際止むを得まい。
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Ryzen vs Xeon Test 1 (2017.5.21)
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M/B
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BIOSTR B350GTN
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MSI C236M
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CPU
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Ryzen 5 1400
3.2/3.4GHz
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Xeon E3-1245 v6
3.7/4.1GHz
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CPU
Cooler
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Heatsink
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Samuel 17
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RAIJINTEK PALLAS
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Cooling Fan
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Noctua NF-F12 PWM
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be quiet! 140mm PWM
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Memory
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DDR4-2400 8GB×2
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SSD
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Intel 330 Series 120GB
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Samsung 850 EVO 120GB
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VGA
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Card
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Sapphire RX 550
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Driver
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Crimson relive 17.4.4
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PSU
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IN WIN IP-P300HF7-2
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OS
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Win10 Pro RS2 15063.296
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Cinebench
R15
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OpenGL
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88.33 fps
(Max 87W)
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117.02 fps
(Max 86W)
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CPU
all core
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700 cb
(Max 69W)
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863 cb
(Max 73W)
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CPU
single core
|
134 cb
(Max 41W)
|
174 cb
(Max 34W)
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Super π 104 Million
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13 sec.
(Max 40W)
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9 sec.
(Max 32W)
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Prime95 15minites run
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Max 81W
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Max 99W
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Idle Power consumption
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26W
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15W
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上の表から、
・Cinebench R15 Single Core及びSuperπ実行時消費電力は
E3-1245 v6の方が 7~8W 低い。
・Prime95実行時は E3-1245 v6の方が 18W 高い。
これは主に動作周波数の違いによるものと考えられる。
・Idle時消費電力は R5 1400の時 26W、E3-1245 v6の時 15W。
その差 11W は大きい。
中負荷時及び高負荷時の消費電力差は予想通りであったが、Idle時に関しては大きく外れ、R5 1400の比較対象としてE3-1245 v6を選んだことに疑問の残る結果となった。
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今回は極めて後ろ向きのRepoです。常に前向きの方は無視して下さい。
さて、もし事情があって、持ち出せるPCが1台だけだとしたら何を選ぶか。そうした時、小型/省電力/低発熱であることが優先され、Mini-ITX/Mini-STX/NUCが候補となる。更に絵が綺麗で音が良いこと、そしてBattery駆動が可能であることを条件に加えると答えは限られる。
音の良いことに関しては折り紙付きである
・Intel D2700DC + Windows Storage Server 2012R2
・Intel DCP847SKE + Ubuntu Studio 16.10
の2台は動画の再生に不向きなため候補から除外される。
そうなると希望に適うPCは、以下の2台となる。
① MSI H110 Pro + G4600T + Win10
② MSI AM1I + Athlon 5370 + Win10
では、2台を較べてみよう。
・両者共Mini-ITXであり、SSDx1 + 2.5"HDDx1とすれば 2~3 literのCaseに
収まる。
・CPUの処理能力は圧倒的に①が勝る。
・低負荷時の消費電力は両者互角ながら中負荷時は①が勝る。
高負荷時の消費電力は両者のCPU能力が大きく異なるため比較は意味を
なさない。
・音質に関する満足感は②の方が勝る。
・動画の再生能力全般に関しては①が勝る。
・画質に関しては要検証。
MSI AM1I は2枚所有し、1枚はCaseに収めMusic File Serverとして運用中である。 従って、あれこれ弄り回すのは適当でない。そこでもう1枚のMSI AM1Iで遊ぶことにした。同M/Bは一時Win10 + 旧CCCでの運用が不可であったことから、暫く動画の再生は試さずにいた。 ところが、Win10 RS2以降、HD7750やR7 250等で旧CCCが使えることが明らかになり、MSI AM1Iに対しても期待がかかる。最新のVideo Card RX550は、同じく最新のDriver Crimson-relive-17.5.2で比較的良好な画質が得られるもの、旧GPU + 旧CCCには及ばず、特に動画の鑑賞を主体にしたPCでは旧CCCが使える部品構成にしたい。そこで、MSI AM1I + Win10 + 旧CCCで試すことにした。
【M/B】 MSI AM1I
【CPU】 Athlon 5370
【CPU Cooler Heatsink】 FM2+ 附属のHeatsinkを流用
【CPU Cooling Fan】 XINRUILIAN RDL7025BX
【MEM】 DDR3-1600 4GBx2
【SSD】 Crucial m4 SSD 256GB
【PSU】 picoPSU120-WI + 12V 65W AC Adaptor
【OS】 Win10 Pro Build 15063.00 → 15063.296 → 15063.332
Win10 Pro RS2のInstallは問題なし。Build 15063.296へのUpdateも不都合なし。自動的に導入されたCrimson Driverを削除し CCC15.8 beta版を入れたところ、これもまた問題なし。不要Appliの削除/DesktopのCustomize/自動Maintenanceの実行等、毎度お決まりの儀式を経てMusic Fileを再生した。期待通り音場空間の再現性に優れたSoundが得られ、MSI AM1Iの音の良さを再認識した。次にPowerDVD17Ultra体験版を入れ、何本かの動画Fileを再生したところ、Crimson Driverとは一味違うしっとり滑らかな映像が得られた。つまりMSI AM1Iは、2017/5/25現在、最も絵が綺麗で音の良いM/Bの1枚と言えよう。翌朝Build 15063.296から同15063.332へUpdateされたが特に問題なし。
以前、Battery駆動PC及びControllerを組み立てたことがある。結局、活躍する場面は一度もなかったが、備えあれば憂い無し、今回のAM1I-PCをその2号機としよう・・
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MSI B350M PRO IV (2017.5.31)
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本頁5月15日付「MSI B350M PRO III」の節で「・・・仮想環境構築の件、Win10RS2 + VMware/VirtualBoxは現在やや不調・・・」と述べた。その後「Win10RS2 + VMware」に関して変化があったので記録に留めて置こう。 (VirtualBoxは未だ試していない)
ではその「やや不調」とはどのような症状だったか。我家のNetworkはWorkgroupとDomainを併用している。管理者権限があれば全てのPCから相互にFileの読み書きが可能なのだが、5月の中頃からNetworkのComputer一覧表示に不都合が生じるようになった。つまり、Workgroupに属するのPCではDomain管理下のPCが表示されず、一方Domain管理下のPCではWorkgroup所属のPCが表示されなくなったのだ。Windows 10の初期Version以来、そうした不都合は珍しくはなく、NetworkのComputer一覧に表示されなくとも事前に用意したLinkを辿ればFileの読み書きができるように備えてきたので、Networkの完全不通ではないが不便極まりない。
そして、今月もまたNetworkの不調に陥った。そこで、一端全PCの電源を落とし、順次各PCの電源を入れながら原因を探った。その結果、VMware-PCを起動するとNetworkが繋がり難くなることを確認した。ところが、VMware-player-12.5.5に入れたPCのNetworkやその他の設定を見直しても改善されず、仕方なくVMware-PCの運用を一時控えることにした。
その後間もなく VMware-player-12.5.6が発表された。今度はどうか。それまでの不調が嘘のように何事もなくNetworkは繋がった。だからと言って、VMwareに原因があったとは断言できない。その少し前、Win10は月例Updateとは別に幾つかのFileが更新されている。今となってはVMwareとWindowsの何れに問題があったのか判らず仕舞いか。まあ、10日程で全面復旧したので良としよう、と安堵したのも束の間、今度は別の不具合に遭遇した。
我家では動画を観る時、PowerDVD15/16/17Ultraを使っている。5月29日、VMware-PCで映画を観ようとしたら絵がでないのだ。それから半日、あれこれ試行錯誤を繰り返した結果、Ryzen + Radeon Cardを使用したPC上でVMwareを起動するとそうした症状が現れることを確認した。一端再起動しVMwareを立ち上げなければ動画は観られるのでVMwareが原因か・・・、ところがNVIDIAのCardに差し替えればそうした不具合は起こらない。どうもVMwareとRadeon Driverとの絡みに依るものと思われ、どちらに原因があるかは今のところ不明・・・
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GeForce GT1030 (2017.6.1)
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ここ数年、自分の使い方ではiGPUで充分間に合うことからVideo Cardに対する関心は薄れていた。ところがRyzenの発表以来、そうも言っていられなくなった。現行のRyzenにはiGPUがなく、別途Video Cardを探さなくてはならないからだ。既にRadeon RX550とGeForce GTX1050の2枚のCardで試したが、できることならもう少し消費電力を下げたい。そこで、GeForce1000 Series最下位のGT1030を入手した。
Video Cardの消費電力は、iGPU付CPUを載せたPCの方が計測しやすい。Card装着前後の消費電力を測れば済むからだ。Test-PCの構成は以下の通り。
【M/B】 MSI H170I Pro AC
【CPU】 Pentium G4600T
【CPU Cooler】 SilverStone SST-AR06 + Noctua NF-A9x14 PWM
【SSD】 Samsung 840 EVO 250GB
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
【OS】 Win10 Pro 15063.332
Idle時消費電力は
【MSI GeForce GT1030 AERO装着時】 13W
【Video Card装着前】 8W
GT1030/GTX1050/RX550単体のIdle時消費電力を較べると、
Video Card単体のIdle時消費電力
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GeForce GT1030 |
5W
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GeForce GTX1050 |
6W
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Radeon RX550 |
5W
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なーんだ、大した差はないではないか。ところが、
Cinebench R15 OpenGL実行時消費電力
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GeForce GT1030 |
Max 59W
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GeForce GTX1050 |
Max 79W
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Radeon RX550 |
Max 85W
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GT1030の高負荷時消費電力は、他のCardより20W以上低い。更に、
FF14 実行時消費電力
最高品質Full Screen 1920x1080
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GeForce GT1030 |
Max 58W
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GeForce GTX1050 |
NG
|
Radeon RX550 |
NG
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GT1030なら picoPSU-160-XT + 12V 150W AC AdaptordeでもFF14は完走するが、GTX1050/RX550は途中で強制的に再起動されることから、小型で軽量のRyzen-PCを目差す場合、GT1030はその第一候補となろう。
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GT1030 Noctua Version (2017.6.5)
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消費電力に関する限りGeForce GT 1030は申し分ない。一昔前の低Spec Cardとは異なりGPUの基本性能も優れ、
【Cinebench R15 OpenGL】 98.62fps
【FF14 最高品質 Full Screen 1920x1080】 5050
と非Gamerにとっては充分である。ところが少々難あり。MSI GeForce GT1030 AERO 附属のFanは Idle時から高負荷時までどの帯域でもFanの存在感が大ありなのだ。MSIのVideo Cardは比較的静かとの評価を得た時代もあったが最近は不調続き。既にMSI GTX1050 LPのFanは交換済み。今回、LP仕様のGT1030を選ばなかった理由は、Fanの交換が容易でその効果が確実だからである。LP仕様のVideo Cardに登載可能なFanは精々60mm。如何に良質なFanを選別しても Noctua NF-A9x14 PWMには及ばない。そこで今回は標準高のCardを選んだ次第である。
では、MSI GeForce GT1030にNoctua NF-A9x14を取り付ける算段をしよう。幸いGT1030は基板面の部品配置に余裕がある。そうなのだ、Cardに直接穴を開ける予定なのだ。もし失敗したらそれまでだが誰かが試す他はない・・・、ところがCardを分解したら、Card面ではなくHeatsinkをほんの少し細工すればNoctua NF-A9x14の搭載が可能であることが判った。何もVideo CardのFanを交換する度に無理をして基板に穴を開けることはない。
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MSI GeForce GT1030 AEROから外したFan及びFan Cover。
この時点で保証適用外に。
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Heatsinkの四隅に開けられた穴を利用し補助金具を取り付けた。
Heatsink元々の穴は径2.0mm。
金具を据える穴は径3.2mmに拡げた。
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前の写真左上の補助金具
寸法:L17xW7xt2mm
穴の間隔:10mm
黄銅製の埋込Nutを仕込んだ。
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二つ前の写真右下の補助金具
寸法:L14xW7xt2mm
穴の間隔:6mm
補助金具とHeatsinkの間に1.5mmのSpacerを挟んだ。
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GT1030 Noctua Versionの出来上がり。作業が細かい点を除けば決して難しくはなかった。試運転はまだ・・・
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GT1030 Noctua Version II (2017.6.6)
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前節で改造したGeForce GT 1030をRyzen-PCに取り付けた。このPCはVMware-PCでもあり、SSDは2丁仕立て、そしてIntelのLAN Cardが追加されている。PSUにNipron HPCFL-400P-X2S使用したのは寳の持ち腐れ解消のためである。
【M/B】 MSI B350M GAMING PRO
【CPU】 Ryzen 7 1700
【CPU Cooler Heatsink】 Noctua NH-C14
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A14 PWM
【MEM】 DDR4-2400 16GBx2
【SSD 1】 Samsung 850 EVO 120GB
【SSD 2】 CFD CSSD-S60480NCG1Q 480GB
【Video Card】 MSI GeForce GT 1030
【LAN】 Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
【PSU】 Nipron HPCFL-400P-X2S
【OS】 Win10 Pro 15063.332
上の構成で FF14 Benchを走らせた時 (括弧内はIdle時、室温は28℃)
【GT1030に載せた Noctua NF-A9x14の回転数】 Max 985rpm (774rpm)
【GT 1030のGPU温度】 Max 54℃ (31℃)
となりFanのNoiseは殆ど気にならず、冷却能力も問題ない。ところが高負荷時にCard自体がヒュルヒュルと鳴く。大いに幻滅ではあるが、このPCはそうした使い方をしないので目を瞑ろう。少なくともVMware運用時は至って静か。
さて、3年7ヶ月振りに登場した Nipron HPCFL-400P-X2S はどうか。この特殊PSUの規格は
【Fanless運用時】 連続 170W
【強制空冷時】 連続 305W、Max 400W (5秒以内)
前回試した時のDataを再掲すると、
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Power Consumption (2013.11.20)
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PC
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ASUS H81M-A + Core i3 4130T + SSDx2 + HDDx1 + USB-DAC
Win 8.1 Enterprise32
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PSU
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Nipron
HPCFL-400P-X2S
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IN WIN
IP-P300HF7-2
(80+Platinum)
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SilverStone
SST-ST45SF-G
(80+Gold)
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picoPSU160-XT
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OCCT4.4.0 PS
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Max 66W
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Max 62W
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Max 64W
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Max 69W
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Prime95
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Max 57W
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Max 53W
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Max 55W
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Max 58W
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Idle
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16W
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12W
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14W
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13W
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つまり、IN WIN IP-P300HF7-2と比べて全体に4W高い。これでは苦労を重ねた消費電力低減策も無駄骨に終わる。然しながら、この機会を逃すとNipron HPCFL-400P-X2S の出番はそうそうない。できることならどうにかしたい。
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【GT1030 Noctua Version】
特に違和感はない。Fan固定金具が見えない分いつもよりましか。
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Noctua NH-C14は強力。140mm FanがHeatsinkの上下に載る仕様。今回は左の通り1丁で間に合わせたが、それでも冷却能力は充分。
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【Nipron HPCFL-400P-X2S】
寸法は W225 x D106 x H37mm
このまま使うかどうかは未定。
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全体のお姿。
Obonの寸法は 410x310mm。
HPCFL-400P-X2Sを立てれば、
W270xD280xH150mm = 11.3 liter程度のCaseに収まるのだが・・・
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Ryzen + VirtualBox (2017.6.9)
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前節で述べた通り、Ryzen + VMware はどうにか収まりがついた。Guest-OSの動作、Networkの認識等、当面の問題は全て解決した。 では、VirtualBoxはどうか、以下の構成でTestした。
【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 5 1600
【CPU Cooler Heatsink】 Thermalright Macho 120 SBM
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-F12 PWM
【MEM】 DDR4-2400 8GBx2
【SSD】 SK hynix SL301 500GB
【Video Card】 MSI GeForce GT 1030
【LAN】 Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
【PSU】 Scythe Kamariki Gold SFX Plug-IN 500W
【OS】 Win10 Pro 15063.332
先ず、Win10 ProをClean Installし、Build 15063.332にUpdateした。特に問題なし。VirtualBoxの仮想Diskは別のPCから流用しProduct-keyを再入力した。
・Win10Home x32/Win8.1Enterprise x32/Win7Enterprise x32はすんなりOK
・Win2000 Pro/WinNT4.0は元々Keyなし
ところがWinXPは初期画面の後、黒画面から音沙汰なし。そこで、
・Guest-OS WinXPの設定を再度確認した。
・VirtualBox-5.1.22-115126-Win.exe を再Installした。
・AMD Chipset Driverを最新版にUpdateした。
・M/BのBIOSを更新した。
何れも変化なし。Web上にはRyzen + 仮想XPの動作に問題ありとの報告が散見される。VMwareも一時仮想XPが不調だったが、最新版VMware-player-12.5.6では無事に動作している。そうなるとVirtualBoxの次の版に期待する外はなさそう。古いAppliの運用は仮想Win2kと仮想Win7があれば充分間に合うので、仮想XPはOS-Liberallyから除外しても良いが、先月仮想Vistaを削除したばかりなので少々寂しい気もする。
さて。今回のTestで使用したCPU Coolerは、AM4対応の新製品 Thermalright Macho 120 SBMである。取付は簡単で取説を見なくとも迷うことはない。始め附属の120mm Fanで試したところ、低回転域でもカラコロと異音が混じる外れ品だった。結局、Noctua NF-F12 PWM に交換した。R5 1600を定格で運用する限り、Fanの回転数は1000rpmを超えず、Idle時から高負荷時まで充分に静か。そして、120mm Fan搭載横風仕様のCoolerとしては比較的背が低く、このM/Bで使わなくとも彼方此方で出番はあろう。
【CPU Coolerの高さ】
Thermalright Macho 120 SBM:150mm
MSI CORE FROZR L:155mm
JONSBO CR-201-RD:160mm
更に、Macho 120 SBMのHeatsinkは後方に寄っているので、Memryとの干渉は最小限に留まり、Mini-ITXや小型のMicro-ATX M/Bで扱い易い。
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【Thermalright Macho 120 SBM】
収まりは良い。Noctua NF-F12 PWM を載せる場合、同梱のFan固定金具が合わずビニタイ留めとなるが全く問題なし。
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左の写真ではMewmoryを2/4番Slotに挿したが1番に挿してもFanに当たらず。
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ASRock A320Mが届いた。「A320は上位ChipsetであるX370やB350よりもPCI Express Lanesが少なく、CPUのOver Clockにも非対応だが、その分低価格な製品となっている・・・」とのこと。税込6,880円也。OCをしない者にとって何等不都合はない。M.2 Slotはあるが、その他に余分な機能はなく、I/O Panelもすっきりとしている。近頃、自分がM/Bを選ぶ基準は値段やGradeではなく、
① なるべく機能が少ないこと
② 低消費電力であること
③ USB-DACを接続した時の音がよいこと
の三つが優先される。①は仕様書から判断できるが、②と③は実際に試さなくては判らない。そして如何に高Spec&高価なM/Bであっても音が悪ければ用無しの運命となる。ここ数年の経験則によれば、そうした条件を満足するM/Bは比較的低価格製品に多いことから、AM4対応の最廉価M/B ASRock A320Mを入手した次第である。
早速、Win10 Pro RS2を入れた。Realtek RTL8111GRのDriverが当たらず、附属のDVDからInstallした他は特に問題なくBuild 15063.413に到達した。LicenseはWin8 ProのProduct-keyを用い無事に認証された。部品構成は以下の通り。
【M/B】 ASRock A320M
【CPU】 Ryzen 5 1400
【CPU Cooler】 Samuel 17 + be quiet 120mm Fan
【MEM】 DDR4-2400 8GBx2
【SSD】 Samsung 850 EVO 120GB
【Video Card】 MSI GTX1050 2GT LP
【PSU】 IN WIN IP-P300HF7-2
【OS】 Win10 Pro 15063.413
つまり、前にMini-ITX BIOSTAR B350GTNで組み立てたPCのM/Bを交換しただけである。消費電力はBiostarのM/Bより2W程低い。音質に関しては少し使い込まなくては判らないが悪くはなさそう・・・
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ASRock A320M II (2017.6.19)
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その後、ASRock A320M + R5 1400 は順調に動作している。敢えて不満を上げれば、Samuel 17の冷却能力が少し物足りない点か。BIOSTAR B350GTNの時と同じ構成にも関わらず、Idle時及び低負荷時のCPU温度は2~3℃高めなのだ。否、同じSamuel 17ではなかった。そう言えば、Samuel 17はFinとHeatpipeとの接合がやや雑で冷却能力に個体差があることを思い出した。そこで、B350GTNで使ったSamuel 17に替えた。結果は○。CPU温度は2~3℃下がった。念の為にNoctua NH-L12のHeatsinkと交換したところ、Samuel 17より1~2℃下がり、前に比較検証した時のDataと一致した。
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Samuel 17 + 120x25mm Fanを組み合わせた時、M/Bの基板面からCPU Fanの上端までは 80mm。
MSI GTX 1050 LPの高さは 78mm。
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Noctua NH-L12 + 120x25mm Fanを組み合わせた時、M/Bの基板面からCPU Fanの上端までは 107mm。
Samuel 17との差 27mmは大きい。
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現在3個あるRyzen CPUをどのM/Bと組み合わせるか未定だが、R5 1400にはSamuel 17を用い、なるべく小型のCaseに収めたい。
前節の部品構成にUSB-DACを加えた時のIdle時消費電力は 27W。2.5"HDDとCase Fanを加えて 30W程度。Full-HD動画再生時は 40W。絵も音も良好。今のところAM4対応の最廉価M/B ASRock A320Mに不都合はない。そろそろFM1-PCの引退を考えても良さそう・・・
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Sea Sonic ? Seasonicの間違いではないか。否、Sea Sonicで良いのだ。
前節のRyzen-PCの電源をどうするか。取り敢えずIN WIN IP-P300HF7-2を据えたが、このTFX電源の低負荷時消費電力はpicoPSU並みに優秀で、Test用に欠かせぬ存在である。従って、Caseに収めて仕上げるなら、別に適当な電源を探さなくてはならない。そこで、TFX電源の新製品 Cyonic CY-300TB に注目した。
・Cyonic (サイオニック)はEurope発の新鋭Brandとか。
・Cyonic CY-300TBは80+Bronze仕様。
・寸法は一般的なTFX電源より小型で 140x85x65 mm
(IN WIN IP-P300HF7-2は 175x85x65mm)
・価格は手頃 \6,480
早速、Ryzen-PCに繋いだところ、何やら 「波の音」 らしき異音が聞こえた。 間もなく止んだのでそのまま作業を続け、起動時の裏作業が終えた頃、消費電力を確認した。Idle時消費電力はIN WIN IP-P300HF7-2より数W高め。それだけなら許せるが、再び「波の音」に悩まされた。
この電源は、低負荷時にFanは停止し負荷が増すと回り始める仕様。ところが、Fanはいきなり高回転し、内部の温度が下がると停止するため、Windows Updateや自動Maintenance中は、将に「寄せ返す波の音」にそっくりなのだ。某情報によれば、この電源はSeasonicのOEMと伝えられる。
これまでSeasonic社製の電源は何台も購入し、そうした症状に見舞われた経験は一度もない。ひょっとすると、最近大流行の電飾PCに触発され、正真正銘の「Sea Sonic PC」を目差したのかもしれない。然しながら、自分にそうした趣味はなくFanを交換することにした。
さて、ここで再び問題あり。TFX電源には80x20mm Fanが多く用いられる。Fanを交換する場合、その寸法のFanは入手できず、80x15mmのXINRUILIAN X-FAN RDL8015Sで代用してきた。このFanは静音性に優れ長年重宝してきたのだが、今回新たに求めた同Fanは、Noiseまみれの劣悪品だった。これは生産管理上の問題と思われ、異なるLotなら従来通りかも知れない、との当たりをつけて他店から買い直した。結果は○。但し、交換したFanは電源内部のConnectorではなく、M/B上のFan Connectorに繋がなくてはならない。BIOS上から回転数を制御できるので寧ろ好都合。
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上:Cyonic CY-300TB
下:IN WIN IP-P300HF7-2
長さ35mmの差は大きい。
少々難点はあるが使い勝手は良好。
Cyonic CY-300TB使用 室温 26℃の時、
【80x15mm 電源Fan回転数】 1060rpm
【60x10mm Video Card Fan回転数】 1350rpm
【120x25mm CPU Fan回転数】 560rpm
【Idle時消費電力】 31W
充分に静か。
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では、上のPCのIdle時消費電力を三種のTFX電源で比較しよう。
(3台ともFanはXINRUILIAN X-FAN RDL8015Sに交換済み)
【IN WIN IP-P300HF7-2】 80+Platinum 27W
【IN WIN IP-P300GF7-2 H】 80+Gold 29W
【Cyonic CY-300TB】80+Bronze 31W
Plutinum/Gold/Bronzeの順にそれぞれ+2Wの結果となった。
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