Windows 10
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現在我家に Windows 10 Upgrade待ちPCは?台ある。その顛末を一纏めにするため、新たな頁を起こした。 (2015/7.29) |
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Win10 E-LTSB (2015.7.29)
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2015/7/29 0:00から Win10のUpgradeを待てど暮らせど音沙汰なし。どうも開始時間には時差があるらしい。ところが、日本時間の何時になるかは不明。仕方なく一寝入りしたが、朝になっても変化なし。Web上には 7/29の午後になり漸くUpgradeが実行されたとの報告が見えるようになったものの、我家のPCは変化なし。そこで、MSDNのSiteを開いたら、Windows10のISO Fileが8種も上がっているではないか。 ・Windows 10 (Multiple Editions) ・Windows 10 Education ・Windows 10 Enterprise ・Windows 10 Enterprise 2015 LTSB (それぞれ64bit版と32bit版あり) ところがどれも激重で、とんでもないDL所要時間が表示された。その中から最も空いている "Windows 10 Enterprise 2015 LTSB" (Win10 E-LTSB) を選んだら、結局40分程で完了した。早速、以下のPCに入れた。 【M/B】 ASUS H87I-PLUS 【CPU】 Pentium G3440T 【Storage】 SSDx1 + 2.5"HDDx2 + 3.5"HDDx1 【PSU】 picoPSU160-XT Installはすんなり終え、必要なDriverは自動的に導入された。数個のUpdateが適用された後、PT3関連のDriverとApplicationをInstallし、一端SW-OFF。PT3を取り付けて再起動した。 ・TVTestの動作は問題なし。Decoderは "DScaler Mpeg2 Video Decoder"でよし。 ・BonCasLinkの動作もよし。 ・pt3Timer による録画及び自動Scramble解除も不都合なし。 いつもの儀式を繰り返すだけで PT3 の導入は終えた。 ところで "Windows 10 Enterprise 2015 LTSB" の "LTSB" とは、"Long Term Servicing Branch" の略とのこと。 今一つよく判らないが、新機能の導入を抑制した使い方と考えられ、業務用のPCには好都合かも知れない。何とその Win10 E-LTSBには Store Appli が全く見当たらない。有れば邪魔物扱いされるも、無ければ寂しい思いをする。それ以外、Win8.1やWin10 IP版との違いは少ない。 使用感等については暫く運用してからに・・・ |
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世間では次々に Win10のUpgradeが実行されているそうだが、どうしたことか我家の「田」付PCは 「準備ができたら通知する」 なるCheck欄が現れただけで一向に進展がない。既に4台のPCで試したがどれも同じ。そこで MSDN上に発表されたWin10の新版から、初物の「Windows 10 Education(Win10 Ed)」を試すことにした。ところが、適当な空M/Bが見当たらない。そんなことはない、確か投げ売り品の"Intel DB85FL"がどこかにあったはず。 仕舞い込んであった"Intel DB85FL"を探し出し、以下の構成で試した。 【M/B】 Intel DB85FL (\3,980) 【CPU】 i5 4590T 【CPU Cooler】 Samuel 17 + Enermax UCCL12 【MEM】 DDR3-1600 4GBx2 【SSD】 Samsung 850 EVO 120GB 【PSU】 picoPSU160-XT + 12V 150W AC Adaptor Win10 Ed のInstallは全く問題なし。必要なDriverは全て自動的に導入された。自分ですることはDesktopのCustomizeくらい。全く以て退屈そのもの。Win10 E-LTSBの時はStore Appliが見当たらず、一瞬驚かされたが、今回はWin8.1やWin10 IP版と同じく、見慣れた Store Appli が勢揃いした。従って、Win10 Proとどこが違うのか、今のところ区別がつかない。否、License認証後も画面右下の「Windows 10 Education」なる表示が消えない点は他の版とは異なる。 週間アスキーの記事によれば 「Windows 10 EducationはWindows 10 Enterpriseがベース。学校スタッフや教師、生徒の使う端末が対象。アカデミックボリュームライセンスで提供される。また、Windows 10 HomeかProを使っている学校かその生徒の端末からアップグレードできる」 とあり、今のところ具体的な機能の説明は見当たらない。 簡単に言えば Win 10 Enterpriseの学割版か? MSDN会員の特典として、暫く遊ぶだけで終わりそうな気配が・・・ |
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前節で、我家の田付PCは 「準備ができたら通知する」 なるCheck欄が現れただけで一向に進展がないと述べたが、少々待ちくたびれたので、別の手段を講ずることにした。即ち 「Win 10 手動 Upgrade」 である。MSDN Siteから得た Win10 ProのISO FileをUSB Memoryに入れ、動作中のWin7/Win8.1上から、そのWin10 Install DiskのSetupを実行する方法である。果たししてどうなるか。もし失敗したら1からやり直せばよい。 試したPCは、 【M/B】 ASUS Z87I-PRO 【CPU】 Intel i3 4370T 【MEM】 DDR3-1600 4GBx2 【SSD】 SAMSUNG 840 EVO 120GB 【PSU】 picoPSU150-XT + 150W AC Adaptor 【OS】 Win 7 Pro64 恐る恐る実行した。 2015/7/30 0:50 Win10 Install Diskを挿して Setup 開始 2015/7/30 1:15 Win 10 Upgrade 完了 所要時間 25分 案ずるより産むが易し。すんなり Win 10 Pro64 へのUpgradeは成功した。 ・Product keyはGeneric keyに変更されたがLicenseは認証済み。 ・UACの設定は元に戻された。 ・削除した Short Cut Icon Key も元に戻された。 ・Quick Launchは外されたが、中身はそのまま生きていた。 ・その他、幾つかの設定が初期値に戻された。 ・全てのApplicationは問題なく引き継がれた。 但し Classic Shell は最新版 4.2.2 へのUpdateが望ましい。 つまり、正規の Win 10 Install Disk があれば、何台ものPCを手動Upgradeすることが可能であると理解できるが、実際はどうだろうか。追って2台目3台目のUpgradeを実行する予定である・・・ |
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2015/7/29の Win10 Upgrade 開始以来、本Siteへの検索語句に変化がみられる。「PT2/PT3」を含む例が著しく増したのだ。勿論、Win10にUpgradeした場合、PT2/PT3 が無事に動作するかどうかを確認する為と思われる。PT3については、同日の「Win 10 E-LTSB」節で動作の確認を行ったが、PT2については未だ触れていなかった。そこで、以下の構成で Win10 Upgrade + PT2 を試すことにした。 【M/B】 Gigabyte GA-C1007UN-D 【CPU】 Celeron 1007U (Onboard) 【MEM】DDR3-1600 4GBx2 【CPU Cooler Heatsink】Original Heatsink 【CPU Cooling Fan】 60x20mm Fan 【SSD】 Crucial C300 128GB 【TV Tuner】 PT2 【PSU】 picoPSU120-WI + 19V 65W AC Adaptor 【OS】 Win8.1 Pro64 → Win10 Pro64 さて、ASUS H87I-PLUS + G3440T + PT3 + Win10 の時は新規Installだったので、PT3関連のDriverやApplicationを入れるTimingについて特に配慮することはなかったが、今回のWin10 Upgradeで PT2関連のProgramをどうするかは検討の余地がある。一端Uninstallするべきかどうか迷った挙句、結局、Win8.1上で設定したまま Upgrade することにした。 ・Intel HD Graphics Driverは 10.18.10.4252 が自動的にInstallされた。 ・TVTestの動作は全く問題なし。 ・Decoderは "DScaler Mpeg2 Video Decoder" でよし。 ・BonCasLinkの動作もよし。 ・ptTimer による録画及び自動Scramble解除も不都合なし。 ・余りにも簡単すぎて張り合いがない、と贅沢な不満が出そう。 尚、同系統のM/Bである Gigabyte GA-C1037UN-EU もWin10 Pro上でPT2の動作は全く問題のないことを確認した。よって、GA-C1007UN-D / GA-C1037UN-EU 2枚のM/Bは、Win10世代になっても、PT2用としてまだまだ生き延びそう・・・ |
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我家の "LIVA" は初代物。 【CPU】 Celeron N2806 (1.58GHz , Burst frequency 2GHz , 2C2T) 【Mem】 DDR3L 1066 2GB 【Storage】 eMMC 32GB と寂しい仕様である。これまでWin8.1評価版やWin10 IP版などを入れてきた。ではWin10はどうするか。正規版を入れるか、Win8.1無印版からUpgradeするか。もし、Win8.1からUpgradeするとなれば、その際生成される "Old windows" のFolder容量が心配の種となる。どう考えても32GBのeMMCでは厳しい限り。Web上には成功例も見られるが、失敗例も少なくない。幸い、MSDNの特典から "Win10 Home"が使えるので、新規Installの方が無難であろう。 先日拵えた "Windows 10 Multiple Editions" のInstall USB Diskから起動したら "Home"と"Professional" の選択画面が現れた。ここではHomeを選び先へ進めた。少しの問題もなく、Win10のInstallは完了した。(所要時間は計り損ねた) 次にLIVAのSiteからDLしたWin10用の最新Driverを順次Installした。 そして、Classic Shell 4.2.2、VMware7.1.2、PowerDVD10BD、その他常用のUtility Softを入れた。VMwareの仮想DiskはUSB3.0接続のmSATA上に置いた。現在、eMMCの使用状況は、使用領域 14.0GB、空き領域 14.5GB。 Win8.1からWin10にUpgradeした時、Performanceは同等または稍向上する例が多いが、LIVAはどうだろうか。丸1日使った限りでは、 ・動画再生時のもたつきも少なく、前より好ましく思われる。 ・VMware上のWin2000の動きに不満はない。 ・USB3.0接続したmSATAの動作も問題なし。 ・Music FileをmSATAに置いたので、WMPによる音楽再生も良好。 ・尚、Intel HD Graphics Driverは 10.18.10.4252 が自動的にInstallされた。 LIVAがやって来たのは 2014/4/27。それから16ヶ月を過ぎて漸く運用の道が開けた。そうなると、Caseを自作する場合に避けて通れないSWとLEDの件を解決しなくてはならない。 ・SWは基板の裏にLead線を半田付けした。 ・LEDは当初予定のUSBの5Vを利用する方法ではなく、基板上の既設LEDから 光Fiber Cableを使ってFront Panelへ導く方法に決めた。 果たして 「楽しい電子工作」 となるだろうか・・・ |
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■ 2015/6/22付の頁で述べた、 新情報に出くわした。 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1506/21/news018.html 要するにWin7やWin8.1のLicenseがなくともWin10の正規版が入手できるとのことで、真偽の程を疑いたくなる措置に思えるのだが・・・ ■ 2015/7/20付の頁で述べた、 少し古い話になるが、前節で述べた「要するにWin7やWin8.1のLicenseがなくともWin10の正規版が入手できるとのこと・・・」は、その後完全に否定されたと思っていたら、またまた真偽の程を疑いたくなる事態に直面した。 なる一連の情報はどうなったか。結果は、 「Win7やWin8.1のLicenseがなくともWin10の正規版を得ることができた」 我家では最後まで残った1台の Win10 IP PCが、その役得に預かることができたのである。幸運なるPCは、 【M/B】 Jetway NF9A-Q67 【CPU】 i3 2120T 【Case】 Mini-Box M350 2015/7/20の時点で、画面右下の「Credit 表示」が消えたものの、「設定」中の幾つかの項目でErrorが現れることから、本日思い切って Win10 Pro x64 の正規版を入れた Install USB Disk を用い Clean Install を実行した。途中求められる License-key の入力を先送りにしながら進めた結果、Control PanelのSystem欄に 「Windowsはライセンス認証されています」 と現れた。細部を確認したところ、正規版を導入した他のPCと変わりなく、6/22に得た情報は「真」であることが判明した。従って、一時流れた「Insider Preview 協力者にはSurpriseがある」なる噂の「Surprise」とは、実は 「Windows10無料取得」 のことだったのかも知れない。 |
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既に何台かのPCで Win10 Upgrade の予約を取り消した。その理由は、 ① Win10の版やUpgradeの手順によっては、表示Fontの品質が著しく劣悪になる。 ② 各種Driver類が強制的にInstallされるため、不具合のある場合、折角手動で 直しても否応なく元に戻される。 先ず①の件、これは悩ましい。Fontが正常に表示される場合もあるのに、劣悪な場合の対処法が不明である。Fontを入れ替えるFree Softを使っても問題の解決にならず、次期Updateに期待する他はないのだろうか。 ②の件は深刻である。AMDのGPU/iGPUを使う場合、強制的にInstallされる Catalyst 15.7 ではBDのUpcon再生が全く不調なので、手動で15.5 betaに入れ替えると、いつの間にか15.7に戻されて仕舞う。いっその事、LAN Cableを引き抜きたくなる。 (BDのUpcon再生など愚の骨頂だと思う人はその限りでない) MS社のUpdateに不審を抱くようになったのは、丁度1年前の今頃だった。当時は、Update Fileの取捨選択が可能だったので、我家では軽微なTroubleで済んだが、今回は違う。Update Fileの選別ができず不具合を免れることはできない。 従って、当面の対応策として、 ・IntelのiGPUを使う場合は、一部の例外を除き Win10へUpgradeする。 但し、Fontの件が容認できない場合は、Win7/Win8.1に戻す。 ・AMDのGPU/iGPUを使い、PowerDVD15UltraでBDのUpcon再生をする場合は、 Win10へのUpgradeを暫く見合わせる。 ・尚、Win7やWin8.1のEnterprise版、及びDomain登録のPCは「田印」が現れない ので面倒がない。 よって我家では、仕事用のPCは Win7、HTPCや音楽再生PCはWin8.1とし、Win10はTest-PCとして運用することになろう。 然しながら、このところ朝令暮改が常なれば、明日は全く別の見解を述べているかも知れない。 ところで「田印」を何と読むか。「たじるし」では面白くも可笑しくもない、と思っていたら、Web上に"Denmark"と見えた。北欧の優良福祉国家としては少々決りが悪そう・・・ |
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前節で 「AMDのGPU/iGPUを使う場合、強制的にInstallされる Catalyst 15.7ではBDのUpcon再生が全く不調なので、手動で15.5 betaに入れ替えると、いつの間にか15.7に戻されて仕舞う」 と述べた。Catalyst 15.7には幾つかの版があり、その後8/3付のDriverが発表されたが、これもまた不調である。そうなると根本的な解決策を考えなくてはならない。仕方ない、Driverの自動Updateを止めよう。 これまで、Win7/Win8/Win8.1では自動Updateを止めなくともDL時に取捨選択ができたのでその必要はなかったが、Win10では有無を言わさず実行されるため、以下の方法を講ずることにした。 「コントロール パネル」→「システム」→「システムの詳細設定」→「ハードウェア」→ 「デバイスのインストール設定」→「いいえ、実行方法を選択します」の順に開き、 「Windows Updateからドライバーソフトウェアをインストールしない」を選択する。 Test-PCは以下の構成で新たに組んだ。 【M/B】 ZOTAC H55-ITX (物置から引っ張り出した) 【CPU】 Lynnfield Xeon X3430 (中古品5k円) 【CPU Cooler】 Samuel 17 + Noctua 120mm Fan 【MEM】 DDR3-1333 2GBx2 【SSD】 Samsung 850 EVO 120GB 【VGA】 R7-250 【PSU】 IN WIN IP-P300GF7-2-H 【OS】 Windows 10 Enterprise 2015 LTSB 評価版 (以下 Win10 E-LTSB-H) Win10 E-LTSB-HのInstallは問題なし。Desktop画面が現れて後、暫く Windows Update に任せた。必要なDriverは全て自動的に充てられた。案の定、最新版のCatalyst 15.7では不具合があり、上に述べた方法で自動Updateを止め、Catalyst 15.5 beta版に入れ直した。結果は吉。その後、Catalyst 15.7に強制Updateされることなく動作は安定している。 さて、LGA1156対応のM/BでWin10を試すのは 5枚目である。前の4枚は何れも良好な結果を得て十分実用に堪えるが、ZOTAC H55-ITX はどうだろうか。 【Superπ104 million】 17sec. 【Cinebench R15】 CPU 280cb、OpenGL 55.16fps 【Prime95実行時消費電力】 Max 130W 【Idle時消費電力】 29W 成績は悪くない。PowerDVD15Ultraによる動画の再生も比較的良好。ならば、蔵入り状態から現役に復帰できるだろうか。ところが、 ・ZOTAC H55-ITXのFan Con機能は相変わらず思わしくない。回転数固定式のFan を用い、別途Fan Conで制御することになる。 ・運転開始から数時間経過後、M/Bが鳴き始めた。 周波数の高いかなり耳障りな 発信音である。 よって、現役復帰は無理との判定となった。然しながら、Driverの自動Installを止めれば、現時点でも Radeon + Win10 は無事に動作することが確認できたので良としよう。 |
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このところ Win10 + PT3/PT2 の動作が不調 = 要するにTVが映らず録画も出来ない状態に陥るとの報告をWeb上に散見する。 ・不調の多くは、最近のWindows Update後に発生したとのこと。 ・前のOSでの設定を引き継いでWin10へUpgradeした場合は起こりにくい。 ・前のOSでの設定を引き継がずにWin10へUpgradeした場合、或いはWin10をClean Installした場合に起こりやすい。 ・一度不調になると修復不能に陥り、結局前のOSに戻り、InstallしたApplicationを 引き継ぐ形で再度Win10へUpgradeすれば直るとのこと。(それでも駄目な場合もある) 何とも面倒な話だ。 そこで、我家のPT3-PCで試すことにした。念の為に別頁で紹介した X10QLS + i7 4770T + WS2016TP3 で纏めたPCのSSDを交換し、新たに Win10 Enterprise-LTSB評価版を入れて試した。OSのInstall / Windows Update / DesktopのCustomize / PT3関連のDriver及びApplicationの導入 / PT3の取付を行いSW-ON。全く問題なし。他の Win10+PT2 PCやWin10+PT3 PCも同様だった。 何故、我家では何事も起こらないのだろうか。BonDriver / TVTest / TVRock等のVersionによっては、 Win10のUpdate時に問題が生じる可能性も考えられるが、自分の使っているPT3/PT2関連のFileが、偶々Win10のUpdate と衝突しなかっただけなのかも知れない。 一説によれば、暫く経ってから発症する場合もあるとか。何れにしても不調を再現できず、今回の一連の Win10 + PT3/PT2 問題の原因を探ることはできなかった。 何とも役に立たないRepoで申し訳ありません。 さて今日9月2日は Intel Skylake Seriesの中位CPU及びM/Bの発売日である。ところが、予想に反し既発売の上位製品との価格差は小さく選ぶのに苦労する。一瞬「今回は見送りか」 とも考えたが、それでは某筋の期待を裏切ることになる。結局、 【CPU】 Intel Core i5 6600K 【M/B】 ASUS Z170M-PLUS 【MEM】 CORSAIR DDR4-3200 4GBx2 を選んだ。品物は9月3日到着予定。 Mini-ITXはQ170待ちか・・・ |
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これまで Win7Home/Win7Pro/Win8.1/Win8.1ProからWin10へのUpgradeを実行した。まだ試していないのは Win7Ultimate及びWin7/Win8.1のEnterpriseの3種である。今日はWin8.1 Enterprise版で実行して見よう。そこで、中古のM/BとCPUを組み合わせた以下のPCでTestした。 【M/B】 Portwell WADE-8012 (LGA1155 / Q67 / DDR3仕様) 【CPU】 Sandy Bridged Core i3 2100 【CPU Cooler】 Samuel 17 + Enermax UCCL12 【MEM】 DDR3-1333 4GBx2 【SSD】 Samsung 850 EVO 120GB 先ず、Win8.1 Enterprise(以下Win8.1E)をInstallした。必要なDriverは全て自動的に導入された。ここでLicense認証を済ませればWin10へのUpgradeは可能だが、一応Win8.1 Updateの手間を惜しまず実行した。次に、Win10 E-LTSBの正規版を入れたUSB-Memoryから Setup をClickし「引継ぎUpgrade」を選び、待つこと25分。Upgradeそのものは無事に完了した。ところが、License認証されず新しい Product-key の入力を要求された。念の為に少し間を開けて再度確認したが矢張り同じ結果だった。どうも、Enterprise版は無料Upgradeの対象外となり、別途 Win10用のProduct-keyが必要になるようだ。ここでkeyを入れてしまうと、2つのProduct-keyを使うことになり、Test-PCが多い我家の事情にそぐわない。もし、Win10Eを新規に導入するなら、初めからWin10Eの正規版を使ってInstallすれば良い。と言うことで、回復機能を使ってWin8.1Eに戻した。個人でEnterprise版を使う人はあまり多くないと思われるが、MSDN会員や事情があって使用中の方は要注意か・・・ さて、本日昼前 "件の品" が届く予定である。丁と出るか半と出るか・・・ |
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「 Win10 Insider Buildの入手 」 を登録したPC?台の内、Win8.1ProからUpgradeした以下の PT2-PCにも Build 10532がやって来た。 【M/B】 Gigabyte GA-C1037UN-EU 【CPU】 Celeron 1037U (Onboard) 【MEM】DDR3-1600 4GBx2 【CPU Cooler Heatsink】Original Heatsink 【CPU Cooling Fan】 60x20mm Fan 【SSD】 Samsung 840 EVO mSATA 120GB 【TV Tuner】 PT2 【PSU】 picoPSU120-WI + 19V 65W AC Adaptor Win10Pro Build 10240からWin10Pro IP Build 10532へのUpgradeは、 所用時間 47分、途中躓くことなく完了した。その結果 ・色のOptionが改善され、Active Title Barの色が変更可能になった。 ・再び画面右下にVersion表示が現れた。 ・Start MenuやTask Barを右Clickした時に現れる Dialog Boxが黒灰色地に白抜 文字表示に変更された。 ・日本語版Cortanaが実装された。 など、2015.8.28の節で述べたものと同じ変更を確認した。 ・前回は Win10 E-TP 9926以降の全Build~Win10Pro~Build 10525~Build 10532 ・今回は Win8.1Pro~Win10Pro~Build 10532 では PT2の機嫌はどうか。上の方で述べた Win10 + PT2/PT3 に関する不具合は全く見られず、至って当たり前に動作している。Intel HD Graphics Driverは10.18.10.4252 となり、TVTestによるTV視聴時の絵は前より心なしか綺麗に見える。また "Microsoft Edge" や "Google Chrome Canary 64bit版 "の動きも滑らかになり、これなら"IE"からの乗り換えを進められる。少なくとも Celeron 1037U に関する限り、Win10へのUpgradeに対する懸念は払拭されたと言えようか。 それにしても、Web上には Win10 + PT2/PT3 問題で悩む人が多いと言うのに、何故自分だけは蚊帳の外なのだろうか・・・ |
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Win10 + PT3/PT2 問題について、Web上では多くの人達がその原因と対策について検証を進めている。まだ確かな結論は得られていないが、PT3/PT2用のDriver/SDKがWin10のDigital署名を取得していない所為ではないかとの見解が、今のところ有力である。 Driver Ver.3.1 PT3-Driver-310.exe / SDK Ver. 3.1 PT3-SDK-310.exe Driver Ver. 3.1 PT2-Driver-310.exe / SDK Ver. 3.1 PT1-PT2-SDK-310.exe 以上4Fileとも2014/09/18付である。 Win10で上記のDriver/SDKを導入する際、何の警告も受けずにInstallが完了するため気付かずにいたが、一年前に発表されたDriverがWin10のDigital署名を取得しているとは考え難く、何か不都合が起きても決して不思議ではない。先達の検証によれば、Digital署名がなくとも30日間は運用可能だが、 期限が来れば警告なしに動作を停止するとのこと。 我家では、まだその期限を迎えていないために蚊帳の外を決め込んでいただけだった。それにしても、期限内に一度も注意や警告がないとは、何とも不親切極まりない話だ。 従って、我家の Win10 + PT3/PT2 PC も間もなくTVは映らなくなるものと覚悟を決めなくてはならない。そうは言っても、EarthsoftからDigital署名を取得した Driver/SDK の発表を待つ他はないが。 尚、Digital署名については以下のBlogをご覧下さい。 → ドライバーのデジタル署名の基礎 |
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事情があって Win8.1Pro を再Installしようとしたら、偉いことになった。行く先々で Win10へのUpgradeを強制されるのだ。以下 Win8.1再Install時の注意点を纏めると、 ・再Installの終盤近く、Win10へのUpgradeをどうするか聞かれた時、Noと答える。 ・Win8.1のInstall完了後 Windows Updateを開く。この時点で DL Fileの一覧表から 必要なUpdateを選択しても、Win10へのUpgradeは開始されてしまう。 ・そこで「Windows 10Proにアップグレード」欄の「はじめに」なるButtonをClickする。 ・Upgradeに必要なFileをDLした後に表れる「同意書」に対して「同意しない」を選ぶ。 ・暫くして DL Fileの一覧表示が可能になったら、その中の 「 Windows 10Proに アップグレード 」 を非表示にし、他のUpdateを実行する。 ・再起動後 Windows Updateを開くと、またまたWin10へのUpgradeに必要なFileの DLが始まる。 ・暫くして DL Fileの一覧表示が可能になったら、その中の 「 Windows 10Proに アップグレード 」 を非表示にし、他のUpdateを実行する。 ・再起動後Windows Updateを開き、通常のUpdate画面に戻ったかどうか確認する。 ・更に「更新履歴の表示」を開き "KB305583" をUninstallする。 ・以後、Upgradeを強制される場面はなくなった。やれやれである。 尚、このPCはWin8.1からWin10へのUpgradeを一旦登録し、その後取り消した経緯がある。初めてWin8.1を導入する場合も同じ結果になるかどうかは、手元に手付かずのM/Bがなく、今のところ不案内である。 |
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Win10 + PT3/PT2 問題は、EarthSoft社の対応待ちと思っていたら当面の解決策が示された。発案は 2ch 【3波】 アースソフトPT1/PT2/PT3 Rev.80 【4TS】の >>600 氏による。
以上の手順に従い、我家の Win10 + PT3 PCのRegistryを確認したら DriverFigU116の値は 21 だった。そこで、 DriverFigU116 REG_DWORD Data 30 (10進数)→ ○ DriverFigU116 REG_DWORD Data 31 (10進数)→ × との結果を得た。この数値はInstall後1日毎に1づつ加算されるので、30日はOK、31日はNG、となることが明らかになった。ここでは数値 0 を入力し Registry Editor を閉じた。これで30日間は大丈夫。それまでには正式なDriverが発表されるものと思われるので、本件は一先ず決着と言えよう。 それにつけても 600番さん ありがとう。 |
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Windows 10 Insider Preview(以下 Win10 IP)からUpdateを重ねて、Win10 Pro正規版と区別が付かない Build 10240 を入手した件については 8/11の節で述べた。 その後、そうした役得は終了したものと許り思っていたら、どうもそうではなく、まだまだ可能との情報を小耳に挟んだ。ここでその方法について詳しく述べることは憚られるが、手を尽くせば必ず見付かるはず。そして結果は◎。Control Panel→System→ 「WindowsはLicense認証されています」 となった。 9/14の時点では、Win10 IP Build 10130から Win10 Pro Build 10240へのUpdateは成功した。更に、Win10 Pro正規版のInstall Diskを使い、Product keyの入力を先送りにしながら完全なる再Installを実行したところ 「WindowsはLicense認証されています」 と変わりなし。そして本日9/15、Win10 Pro IP Build 10532へUpdateされ、画面右下にVersionの透かし表示が現れた。ここまでの挙動は Win10 Pro 正規版を入れたPCと全く同じである。購入すれば23K円もするOSが、いとも簡単に無料で入手できるとは、どう考えても腑に落ちない。一見正規版の様に見えても実は評価版の延長線上にあり、いつの日か 「ご苦労さん」 と言われて終了するのだろうか。この件に関しては確かな情報は見当たらない。ひょっとして、MS社の方針が決まっていない可能性あり・・・ |
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我家の Windows Server 2012 R2 Essentials に登録済みのPCは**台。その内、Win7Pro 3台、Win8.1Pro 2台、他はEnterprise版である。これまで Domain管理下のPCにはWin10 Upgradeの通知がなく、これ幸いと安心していたら、2015/10/10 1:00、Win7Proを入れたPCにその案内がやって来た。(Enterprise版は音沙汰無し) MS社の期待に添うつもりなら、そのまま受け入れれば良いが、もしそうでないなら結構面倒な思いをしなければならない。つまり、上の「強制Upgrade拒否」の節で述べた通り、以下の手順を踏むことになる。 ・先ず「Windows 10ProにUpgrade」欄の「はじめに」なるButtonをClickする。 ・Upgradeに必要なFileをDLした後に表れる「同意書」に対して「同意しない」を選ぶ。 ・暫くして DL Fileの一覧表示が可能になったら、その中の 「Windows 10Proに Upgrade」を非表示にし、他のUpdateを実行する。 ・再起動後Windows Updateを開くと、再び「Windows 10ProにUpgrade」の案内が 現れる。ここでまた同欄の「はじめに」なるButtonをClickする。 ・Upgradeに必要なFileをDLした後に表れる「同意書」に対して再度「同意しない」を 選ぶ。 ・暫くして DL Fileの一覧表示が可能になったら、その中の 「Windows 10Proに Upgrade」 を非表示にし、他のUpdateを実行する。 ・再起動後Windows Updateの「更新履歴の表示」を開き、以下のFileをUninstallする。 Win7の場合は、KB3035583、KB2952664、KB3021917、 ・再起動後Windows Updateを実行し、上の4つのFile及び「Windows 10Proに Upgrade」を非表示にする。 ・以後、Upgradeを強要される場面はなくなった。 さて、多くの会社や組織では Win7のEnterprise版を使っているものと思われるが、 中には Domain管理下にProfessional版やUltimate版が含まれている場合も少なくないのではないだろうか。とすると、連休明けの10/13は要注意。Win10へのUpgradeを止めるために担当者は駆けずり廻ることになるであろう。自分が試した範囲では、上の方法で対応可能ではあっても結構時間がかかる。ひょっとすると、一部の慌て者のために 10/13 の午前中は仕事にならない可能性が・・・ |
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「強制Upgrade拒否」の件、Domain管理下のPC**台の内、今日は Win7pro 1台、Win8.1Pro 2台のPCに対応した。ところが、前回とは異なり手順は大分楽になった。 10/10の時点では、Windows Updateに「Windows 10ProにUpgrade」欄が現れた時、更新可能なFile一覧にUpgrade項目が無いにも拘わらず、そのまま進めるとUpgradeが実行されてしまうため、成り行きに任せて一端Upgradeに必要なFileをDLし、その後表れる「同意書」に対して「同意しない」を選んだが、今回10/12は、更新可能なFile一覧にUpgrade項目が現れ、無駄なDLをせずに済んだ。従って、そのUpgrade項目を非表示にした後、「更新履歴の表示」を開き、「インストールされた更新プログラム」に移り、以下のFileをUninstallし、再起動後Windows Updateを開き非表示にすればよいことになる。 (以上、手順を文章で書くとややこしくなるが、実際の場面に照らして見ればご理解戴けるとと思う) Windows 7:KB3035583、KB2952664、KB3021917 Windows 8:KB3035583、KB2976978 但し、Update Fileの更新状態によっては 「Windows 10ProにUpgrade」欄が現れないこともあり、そうした時は、上の削除予定Fileを確認した上で事前に対応すれば、強要画面を一度も拝まずに済む。つまり、10/10と10/12とではUpgradeを拒否する手順が異なることから、どうもMS社は短期間に方針を変更したように思われるが、真偽の程は不明。 それにしてもMS社の強引さには参る。Windows 10へのUpgrade望まない人のために、One Clickで済むButtonをつくることなど簡単な筈なのにどうしたことだろうか。 MS社の焦りを感じる今日この頃・・・ |
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9月19日以来久し振りにWin10 IPの新Build 10565がやって来た。早速、3台ある Win10 IP PCの内、以下のPCに導入した。 【M/B】 ASRock H110M-ITX/D3 【CPU】 Pentium G4500T 【CPU Cooler Heatsink】 CoolJag JAC7L07C/A 【CPU Coolimg Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM 【MEM】 DDR3L-1600 8GB x2 【SSD】 Samsung 840 EVO mSATA 250GB 【PSU】 IN WIN IP-P300HF7-2 【OS】 Windows 10 Pro IP 10532 (不具合の多いBuild 10547から戻した) Build 10565へのUpgrade所用時間は凡そ28分。途中躓くことなく無事に完了した。 ざっと眺め回したところで気付いた点を上げれば、 ・Build 10532より動作が軽くなった印象。 ・Fontが多少見やすくなった。 ・Microsoft Edgeの動きは良好。(Edge以外のStore Appliは試していない) ・消費電力やCPU使用率はBuild 10532と変わらず。 ・Intel HD Graphics 530のDriverは 10.18.51.4281。この版は白の抜けが良く絵が 綺麗に見える。 ・但し、Network接続に難がある。事前にLinkしたShortCutからFileの読み書きは できるのに、Network接続一覧に表示されないPCが幾つかある。この件は前の Build 10547から改善されていない。 総じて Build 10547より問題点は少ないので、暫く使ってみよう・・・ |
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11月6日早朝、Win10 Pro Build 10586が発表された。早速、ASRock H110M-ITX/D3 + Pentium G4500T の組合せによるPCに入れた。所用時間は凡そ23分。不都合なく完了した。 ・前の版と較べて見た目の違いがある。画面右下のBuild表示(Watermark)が消えた。 License情報に「評価期間の終了日」の表示は現れず、恐らくRTM版と思われる。 ・前の10576と同様全体に動きは良い。 ・Edge/Cortana/Store Appliなど更に改良されたと伝えられるが、自分は感心が 薄いのでよく確かめていない。 ・今回のBuildもまた Networkの接続に難がある。事前にLinkしたShortCutから Fileの読み書きはできるのにNetwork接続一覧に表示されないPCが幾つかある。 この問題が解決されるまで本運用は難しい。 次に、上のPCで得たInstall.esdをISO Fileに変換し Jetway NF9A-Q67 + i3 2120T の組合せによるPCにClean Installした。 所用時間は凡そ12分。すんなり完了した。License認証もOK。結果は H110M-ITX/D3 + Pentium G4500T と変わりなし。 以上2台のPCに入れたWin10の版は、Win10 Pro IP版からBuild 10240に至り、その後 10525/10532/10547/10565/10576を経て、今回のBuild 10586に達した。Watermarkが消え使用期限も表示されないことから、「Win10の無料取得は可能だった」と判断して良いのだろうか。未だ真偽の程は不明ながら、駄目出しされるまで使うことに・・・ |
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PCのSystem DriveをCopyする作業はWin NT時代から行ってきた。以前は "Copy Commander"を、最近は"HD革命Copy Drive"の世話になり、Storageの交換だけではなく、最も重要なPCの二重BackupとしてClone Driveをつくり、不慮の事故に備えてきた。 Win10の時代になり、そうした作業は一段と増した。 Win10の動作は常に安定しているとは言えず、使用するApplicationやVideo Cardに依っては、Win7やWin8.1の方が好ましい例は珍しくない。従って、一度はWin10にUpgradeしたものの、再び前のOSに戻す必要に迫られることがある。Upgrade後一ヶ月間は元に戻せることになってはいるが、必ずしも無謬とは限らない。 抑も我家では使用中のSSDをいきなりWin10へUpgradeせず、なるべくClone Driveをつくってから実行するようにしてきたのである。 その際、OSをBIOS ModeとUEFI Modeの何れでInstallしたかが問題となる。Clone Drive作成SoftのVersionによってその対応状況が異なるため、古い版では使用不可になる例がある。HD革命Copy Driveの場合、 ・ Ver.4 → UEFI Modeに非対応 ・ Ver.5 → UEFI Modeに対応 であった。ところが、最新のM/Bの中には HD革命Copy Drive Ver5.0 では MouseやKeyboardを旨く認識できず、止む無く別のM/B上で行うこともあった。そこで同Softの最新版 "HD革命Copy Drive Ver6.0" を導入した次第である。今のところ使い勝手は上々であり、Copy不可の場面は一度も無い。 さて、HD革命Copy Drive Ver.5までは、購入時のDVDから直接起動が可能であった。ところが Ver.6は一端PCにInstallした後、起動可能なDVDまたはUSB Memoryを自分でつくる仕様に変更された。Ver.5でも適当なSoftを使えば起動可能なUSB Memoryをつくることはできたが、Ver.6の方が面倒がなくより親切と言えよう。当然、DVDよりUSB Memoryから起動する方が数段速やかである。更に、実際のCopy作業もVer.6の方が短時間で済み、全体の所用時間は大幅に短縮された。Win10の場合、小規模Updateと大規模なBuild Upがあり、後者はOSの総入れ替えに近いFile容量がある。また、最近のSSDは高速化が一段と進み、System Driveを交換する場面は増え、Clone Drive作成Softの出番は益々多くなるものと予想される。取り分け、古いApplicationを使い続けている人にとっては必須のItemと言えよう。 |
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12月17日早朝、Win10 Pro Build 10586 以来40日振りに新Build 11082がUpされた。導入したPCは 【M/B】 Jetway NF9A-Q67 【CPU】 Core i3 2120T (Sandy Bridge) このPCは、Win10 発表以来 TP & IP の全Versionを試した、謂わば酸いも甘いも経験済みの我家ではWin10基準PCとも言うべき存在である。果たして新Build 11082はどうだろうか。Build Upの所用時間は約29分。途中滞ることなく無事に終えた。その結果、 ・前のBuild 10586で消えた Watermark が復活し 「Windows 10 Pro Insider Preview 評価コピ- Build 11082」 なる表示が現れた。 ・その他の変化は少ない。恐らく、細部の改良が主であろう。 実は、今回のBuild Upで最も有り難い改良点は、Networkの認識が正常になった点である。前の Build 10586や10525では、Network Listに一部表示されないPCがあり、不便極まりなかった。仕方なく、認識されるPCにLinkを張る遠回しの方法で凌いできたが、今回の改良でその手間が省けたことになる。(因みに Build 10240/10532は正常だった) ところが不都合な点もある。 MS社の所為ではないが、Classic Shell 4.2.5 の動作が一部不調になり、Win10のStart Menuが表示されなくなったのだ。殆ど使わない機能とは言え、無ければ無いで寂しいもの。Classic Shellの次のVersionに期待しよう。 さて、今回のBuild 11082は全体に動きが良い。IE11/Edge/Google Chrome Canaryなど滑らかに動く。 これでDevice Driverのごり押しさえなければ、かなり使い易くなるものと期待されるのだが・・・ |
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追1) その後、以下2台のWin10 IP-PCも Build Up した。
・ASRock H110M-ITX/D3 + Pentium G4500T ・MSI H110M PRO-VH + Pentium G4400 2台ともBuild Upは30分かからずに終えた。Network接続 OK。動作は軽快。絵も音も悪くない。もしかして Build 11082は Win10 全Build中最良かも・・・ |
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追2) Win10 Pro Build 11082は、その後順調に動いている・・・否、一寸した不具合が見付かった。File Copyの際に現れる筈の "Dialog Box" が出てこないのだ。従って、実際にCopyが始まったかどうか、その都度Task Manegerで確認しなくてはならない。これは全く以て不便。どうも直ぐ上で Build 11802 を褒めたのが不味かったようだ。
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前節をSite Upした後に一寝入りしたら、Win10 Build 11082が上がっていた。早速Build Up したいところではあるが、今回は趣向を変えてみよう。 ① 先ず、画面の指示に従いDownloadを開始する。 ② 「更新プログラムをインストールする準備をしています」の進捗状況 100% の ところでStopする。 ③ Downloadされた準備Fileの中から "Install.esd" を探す。 ④ 得られた"Install.esd"を適当なPCに転送する。 ⑤ 適当なPC上で、ESD - ISO File変換Utility Soft "esd-decrypter-wimlib-4" を用いISO Fileをつくる。(この作業をLIVA上で行うと相当な時間がかかる) ⑥ Microsoftの "Windows 7 USB/DVD Download Tool"を起動し、⑤で得られた ISO FileをUSB Memoryに書き込む。 (USB Memoryの書込速度によって所用時間は大幅に変わる) ⑦ 得られたUSB Memoryを用いLIVAにClean Installする。 所要時間は以下の通り。 ・Build 11082 準備FileのDownload → 約12分 ・ESD - ISO変換 → 約10分 ・USB Memory書込 → 約10分 ・LIVAへのClean Install → 約24分 ・以上合計 → 約56分 前節で行った Build 10240から10586への通常Updateは 100分かかったので、今回の方法では44分短縮されたことになる。然しながら、そう簡単に結論は出せない。Clean Install後に 常用Applicationを導入する時間を加えれば、前回も今回も大差ないことになる。よって、引き継ぐApplicationや環境設定が何もない時はClean Installを、そうでない時は普通にUpdateする方が短時間で完了する。但し、繰返しClean Installを行う可能性がある場合はその限りでない、と言えようか。 さて、LIVAに入れた Win10 Home64 Build 11082の動きはどうだろうか。FileやFolderのCopy時に "Dialog Box" が現れない不具合を除けば、全体のPerformanceやVMwareの動きなど概ね良好に思われる。 |
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追) ECS H81H3-M4 の特徴はもう一つあった。AC Adaptor電源を使用したPCは、Main-SW OFF時の待機消費電力が無視できず、酷い時は 4~5W も食うことがある。この数値は、M/B・DC-DC・AC Adaptor等によって左右され、0Wになる例は少なく、AC Adaptor電源の問題点とされてきた。そして今回、ECS H81H3-M4により久し振りの 0W が実現した。ECS社のM/Bは種類が少ないことから、縁は薄くなり勝ちながら、 【ECS A75F-M2】 4年半前に購入した このSocket FM1対応M/Bは、我家のAV-PCとして今尚現役である。 【ECS 初代LIVA】 その先進的な作り込みは少しも色褪せず、充分魅力あるPCとして今日も元気に動作している。 諸々の事情から実収入の目減りが気になる昨今、廉価M/B愛好家の心強い味方として、密かにECSを応援したくなる歳の瀬である・・・ |
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