PT2/PT3-PC III


PT2/PT3-PC II頁が長くなったので続編を起こした。(2023.05.12)

PT3 Test-PC (2023.05.12)

我が輩の仕事の中でも最も面倒な決算報告書が出来上がり、税理士に提出する段になった。これまで差し戻しされた例は一度もなく、心安らかな日々を迎えられそう。

さて、するべき事は数限りなくあるが、深窓の令爺としては家に閉じこもってPC道楽に励む外に能がない。

これまでPT3 Test-PCは手動でSSDを差し替えていたが、Connectorを痛める恐れがあり、適当なSWを探していた。
   Richer-R HDD電源制御スイッチ

試運転したところ特に問題はなく、これなら希望に叶いそう。
では、4系統のSWをどう活かすか。余り深く考えずに 4OSを選んだ。
   Win11 Canary / Win11 Beta / Win11 RP / Win10
Win11 CanaryとWin11 RPは既に運用中なので、先ず Win10 + PT3 をSetupした。
Win10のInstall / 必要なDriverのInstall / TVtestのInstall等々、何も見ずに一発で仕上がった。まだまだ記憶力は確かのようで胸を撫で下ろした。

Win11 Beta版のSetup UpはWin11 RPのCloneを拵えBeta版にUpdateすれば良い。問題はCase。5"Bayのある手頃な小型Caseは中々見つからない。

PT3_4OS切替PC (2023.05.15)

PT3_4OS切替PC用のSWとSSD収納Boxを揃えた。直ぐにも組み立てできるが、
  【M/B】 MSI B365M Pro-VH + 【CPU】 Coffee Lake Pentium G5600T
では新味がない。この際、世代交代しよう。手持ちの中からSATA Port x6仕様のM/Bを探し、
  【M/B】 ASRock B560M Pro4 + 【CPU】 Rocket Lake i5 11500
の組合せで試した。Win11のInstall、PT3関連のDriver及びTVtestのInstall等、特に問題なし。

ここで、M/BのBIOSを 2.20 → 2.30 へ更新した。ところが、TVtestを起動したら 「BonDriverの初期化ができません」 とでた。BIOS / Driver類 / PT3の差込み加減等を確認したが改善されず。そこで、Web上から 「BIOS中のAbove 4 GB Decodingを無効にすることで問題解決」とのHintを得て試した。ASRock B560M Pro4には 「Above 4G memory/Crypto Currency mining 」 なる項目があり、これを無効化し即解決。

ここまで進んだところで消費電力に注目したら予想外に高い。
  【Idle時】 16W、【WMP音楽再生時】 20W
  【TVtest視聴時】 26W、【動画Upcon再生時】 31W
ASRock B560M Pro4は、比較的消費電力の低いM/Bと捉えてきたが、BIOSのUpdate以降、AMD並みの消費電力に変貌してしまった。BIOSの細部を何度も確認したが好転せず。Test-PCと雖もこれでは採用できない。

そこで次に
  【M/B】 MSI B365M Pro-VH + 【CPU】 Coffee Lake i5 8400
なる組合せとした。
  【Idle時】 12W、【WMP音楽再生時】 14W、
  【TVtest視聴時】 18W、【動画Upcon再生時】 20W
Bronze仕様のSFX300W電源を使っているため、最良値より2-3W高いが、充分許容できる値と言えよう。そこで、以下の部品構成を第一案とした。

 【M/B】 MSI B365M Pro-VH (BIOS 1.50)
 【CPU】 Coffee Lake i5 8400 (6C6T 2.80/4.00GHz 65W)
 【CPU Cooler】 be quiet! Pure Rock Slim
 【MEM】 DDR4-26660 8GBx2
 【System SSD】 Samsung 250GB SATA x4
 【Data SSD】 Samsung 500GB SATA + 1TB SATA
 【SSD SW Box】 Richer-R HDD電源制御SW
 【SSD Mounting Bracket】 2.5"SSD x2 + 3.5"HDD x1
 【SSD Box】 StarTech HSB220SAT25B
 【TV Tuner】 PT3
 【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
 【PSU】 SilverStone SST-ST30SF V2
 【Case Fan】 be quiet! 120mm PWM Fan x2
 【Case】 SilverStone SST-PS07
 【OS】 Win11 Canary/Beta/Regular、Win10 Regularの4種

PT3_4OS切替PC II (2023.05.15)

近頃我が家は 「どこでもSwitch」 状態である。何故そうなったか、話は簡単。SSDの世代交代が進み、使われなくなった古い小容量SSDが山を成しているからである。
最早、120GB/250GBの出番は少ない。だからと言って処分もままならない。そこで、小容量SSDを救うために、OS切替PCを考えた次第である。 M/BのSATA Port数により何個でも使えるが、最近のM/BはSATA Portが少なく、旧世代のM/Bを活かす上でも好都合である。SATA増設Cardの使用も考えられるが、今のところVMD & IRSTの動作に対応せず、M/BのSATA Portに頼らざるを得ない。

従って、SATA PortはSystem Drive用、M.2 SlotはData Drive用と、変則仕様のPCが出来上がることになる。 何事も 「 世間ずれ = 異端 」 は望むところ。 皆同じでは面白くも可笑しくもない。

その後、Win11Regular版PT3-PC用SSDのClone2丁をWin11Beta版/Win11Canary版に仕立て、Win10 PT3-PC用SSDは別途Installした。特に問題なし・・・
おっと、Trouble発生。2012年購入の256GB SSDが人事不省に陥った。 何度再起動してもError画面が現れるだけ。仕方なく別のSSDに再Installした。

さて、4丁のSSDをSwitch Boxに取り付ける前に一手間かかる。Switch Box附属のCableは長すぎて蜘蛛の巣配線になる恐れがあるのだ。必要な長さは15cm、Cable長は50cm。4本のCableを35cm縮めなくてはならない。このところ半田付けとは縁が薄く気が重い。

PT3_4OS切替PC III (2023.05.16)

Switch Box附属Cableの長さを調整した。
50cm長のCableを 15cmに
縮めた。
接続部分は同色の熱収縮Tubeで皮膜した。

Sochet直付けではなく
半田付けで間に合わせた。
左の写真右:SSD Switch Box
同左:SSD 4丁収納Box
+ SSD x2 Removable Case
SSD Switch Box附属の
Cableを配線した。
長さは丁度良し。
5"Bay 2段構成
SSD 6丁が収まった。
これで出来上がり。
PT3_4OS切替PC IV (2023.05.17)

PT3_4OS切替PCに必要な部品は全て揃い、Caseに据える前の試運転を行った。
誤配線やRemovable Caseの接触不良等はなく動作は順調である。
 【Idle時】 12W、【WMP音楽再生時】 14W、
 【TVtest視聴時】 18W、【動画Upcon再生時】 20W
消費電力は前回計測時と変わらず。

さて、PT3を4種のOSで運用する意味はあるのだろうか。
Win11登場時とは異なり、地Digi / BSの動作は安定しているのだが、CSの受信状態に難がある。OSのVersionやBuildによっては、未だに安定せず、中々 「これで良し」 とはならない。2023/05/16 現在、そのCSが最も安定しているのは Win11 Canary。Win11 Beta / Win11 Regular / Win10 の3OSは音声出力の点で難がある。ところが翌日には直る例もあり中々目が離せない。そうは言ってもCSは録画すれば問題ないので、このPCの存在意義は薄い。まあ、小容量SSD救済PCとして割り切ることに。

Test運転開始から1日経った。今のところ不都合なし。
もう2-3日様子を見てCaseに収めよう。

LGA1700 PT2-PC (2023.05.17)

何事も序である。PT2も然るべきH/Wに載せよう。
現在、PT2-PCは2台ある。1台はKaby Lake仕様、もう1台はHaswell仕様。
後者は家人専用。そろそろH/Wの交換時期。できればLGA1700で纏めたい。

Riser Card "Dirac DIR-EB132-C9" を用いれば多くのM/Bで動作することは判っているが、PCI SlotのあるM/Bを探し、PT2直挿しで使いたい。そうした希望に添うM/Bとして Giga B660M D3H D4 があり、既に動作は確認済みながら、如何せん消費電力が高く採用しかねる。

そこで、ASUS Pro H610M-C D4-CSM の登場である。Web上には同M/BのPCI SlotにPT2を挿して良好な動作を得ているとの記事が見えるので、早速調達した。
結果は○。何の苦もなくTVが映った。
  【M/B】 ASUS Pro H610M-C D4-CSM
  【CPU】 Alder Lake Pentium Gold G7400
の最小構成時、消費電力は、
  【Idle時】9W、【TVtest視聴時】 19-20W
これならHaswell PT2-PCの後継機になりそう。
PT2を最新のOSとH/Wで運用するなら、一押しのM/Bかも。

PT3_4OS切替PC V (2023.05.21)

PT3_4OS切替PCの部品一式をCaseに収めた。
M/Bが小型の上、HDD Holderを使わないので、中に広大な空き地が生まれた。
Caseの奥行を 100~120mm縮めても問題なし。お陰で配線は楽々。
SSD 6丁の配線は問題なし。
SSD Switch Box内に余分な電源Cableを押し込んだ。
面白味のないDesignだが、
我慢することに。
このCaseは購入から10年。
前Panelにかすり傷あり。

消費電力は120mm Case Fan 2丁加えても大して変わらず。
 【Idle時】 12W
 【WMP音楽再生時】 14W
 【TVtest視聴時】 18W
 【動画Upcon再生時】 20W

このPT3_4OS切替PCが
どれだけ役立つかは未知数。
OSの大幅な改変がなければ
唯の場所塞ぎに。

W210 x H374 x D400mm
V = 31.4 liter
総重量 : 8.15Kg
PT3_4OS切替PC VI (2023.08.20)

PT3_4OS切替PCを暫く振りに起動した。
 【M/B】 MSI B365M Pro-VH (BIOS 1.50)
 【CPU】 Coffee Lake i5 8400 (6C6T 2.80/4.00GHz 65W)
 【CPU Cooler】 be quiet! Pure Rock Slim
 【MEM】 DDR4-26660 8GBx2
 【Sys SSD】 Samsung 250GB SATA x4
 【Data SSD】 Samsung 500GB SATA + 1TB SATA
 【SSD SW Box】 Richer-R HDD電源制御SW
 【SSD Mounting Bracket】 2.5"SSD x2 + 3.5"HDD x1
 【SSD Box】 StarTech HSB220SAT25B
 【TV Tuner】 PT3
 【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
 【PSU】 SilverStone SST-ST30SF V2
 【Case Fan】 be quiet! 120mm PWM Fan x2
 【Case】 SilverStone SST-PS07
 【OS】 Win11 Canary / Beta / Regular、及びWin10 Regularの4種

前回計測時は4OSとも問題なかったが、今回は、
 ・4OS中Win11 Canary / Betaの2種は、CS Movie Plusの視聴時に難あり。
 ・Win11 Regular / Win10 Regularの2種は、特に問題なし。
 ・別PCのWin10 LTSCは問題ないので、Win11 Insider Preview版にのみ
  CS Movie Plusの不調が現れたことになる。
  けれども、何れ解決されるのは毎度のこと。
 ・2017年付のBondriver
  → https://github.com/epgdatacapbon/BonDriver_PT3-ST/releases
  を用いれば、Win11上でPT3の動作を確認する必要性は薄らいだと言えようか。

そうなると、このPCの存在自体意味を成さなくなるが、組立後100日も経たないので、もう少し遊び相手として留め置こう。

PT3_4OS切替PC V (2023.12.18)

PT3_4OS切替PCを4ヶ月振りに起動した。部品構成は前節と同じ。
各OSは以下の通りUpdateした。
 ① Win11 Canary 23H2 Buld 26016.1012
 ② Win11 Bata 23H2 Buld 22631.2915
 ③ Win11 Normal 23H2 Build 22631.2861
 ④ Win10 Normal 22H2 Build 19045.3803

①③④のUpdateは特に問題なかったが、②は「更新ProgramのCheck」表示が消えてまごついた。先ず、Troubleshootingを起動したが問題は解決せず。次に別PCで試した解決策を試みた。
 ・「設定」→「Windows Update」を開きそのまま。
 ・「Start」→「File名を指定して実行」に進み、
    USOClient StartInteractiveScan
  とCommand入力する。
今度はOK。「更新ProgramのCheck」欄が現れた。

4OSともPT3の動作は全く問題なし。以前はWin10 LTSCが最も安定していたが、現在は寧ろWin11の方が良いかも知れない。常用のPT3-PCをWin11化する時期のよう。

PT3_4OS切替PC VI (2022.03.15)

PT3_4OS切替PCを3ヶ月振りに起動した。部品構成は前々節と同じ。
各OSは以下の通りUpdateした。
 ① Win11 Canary 24H2 Buld 26080.1
 ② Win11 Bata 24H2 Buld 22635.3350
 ③ Win11 Normal 23H2 Build 22631.3096
 ④ Win10 Normal 22H2 Build 19045.4123

①②のUpdateに問題はなかったが、
 CS Movie Plusの視聴時に音声が微小音になる症状が現れた。
③のUpdate及びBS/CSの視聴に問題はなし。
④のUpdate時に例の KB5034441 導入Errorが現れた。
 手動で直す方法はあるがこのまま放置し、MS社の対応を見届けることにした。
 但し、BS/CSの視聴に問題はなし。

従って、今回のTestで無傷なOSは Win11 Normal だけだった。

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昨年の12月からNHK BS Premiumがなくなり録画番組が大幅に減った。
WOWOWもStar Channelも Ero Gro Nonsense and Violence映画多く、
これまた録画番組が減った。
一頃は月平均2TBも録画したのに、現在は月100GB程度。

 PCG3