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本Site「電脳三昧」では、PCとは無関係な話題が屡々取り上げられる。なるべく時節に合わせているつもりではあるが、その多くは酷いこじつけである。矢張り独立した頁に纏めた方が良いのではと新たな頁を起こした。 (2018/07/22) |
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天平賀 (2018.07.22)
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今回は全くの駄文です。悪しからず。 記録的な猛暑の夏、我が町横浜市保土ヶ谷の気温は東京の都心部より2-3℃低く、各地の気温として紹介される横浜の数値より1℃は低い。それでも35℃を超えることがある。 日中は二階建ての一階部分にいて冷房をかけているので室温は26-27℃。ところが、2台のMonitorと○台のPCから発する熱でPC回りは29-30℃である。もし、その温度を下げるなら室温を25℃以下に設定する必要があり、それでは背中が寒くなる。つまり背寒胸暑である。従って、本SiteのData中に現れる室温は29-30℃となるのだが、決して冷房を抑えている訳ではない。ところが、寝室のある二階は事情が違う。昼間は出入りしないので冷房はかけず窓は半開放しているため、室温が37℃に達する日もある。そうした時は事前にAirconのSWをいれて置かないと、とても居られたものではない。 以上はPrivateな居住部分の話。その他に業務用の大型空調装置が3機ある。その内1機は昨年交換したのだが、残りの2機は今年と来年に分けて交換する予定であった。ところが、来年に予定された装置が昨日Downしてしまった。これは大事。今から発注しても8月中は無理とのこと。さてどうするか。既に20年以上経過した機種なので、保守部品の入手は困難。そこで、先日交換した室外機から使えそうな部品を取り出して応急措置を施したところ見事復旧に成功、流石に餅は餅屋と空調設置業者に尊敬の眼差しを。 けれどもそれには訳がある。実は先に交換した空調室外機の置かれた場所は雷の通り道(その昔水路があったと伝えられる)でもある。近くに落雷すると、何故か空調装置の制御基板を痛めることがあり、過去20年で3回経験済み。避雷措置は施してあるのだがどうも役立たずのよう。従って、その基板だけは新しく今でも完動品であったと言う訳である。これから雷の季節、PCにDamageを受けぬよう対策と心構えを再Checkしよう・・・ |
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今回は全くの独り言です。申し訳ありません。 今年初めて歯科医院を訪れたのは3月15日だった。それから200余日、漸く治療を終えた。抑もの発端は、今年の2月に外科手術を受けたとき、酸素吸入器の喰え方が適切でない場合、少しでもぐらついた歯があると何かの拍子に脱落し、抜けた歯を誤って吸い込む可能性があり、もしそれが肺に入ったら大事になるとのことで手術前に歯科医の検診を受けることになったのだが、折悪しく40年前に治療した差し歯が少し緩んでいたため、「これ危ないから抜きましょうね」となり、入院中は3本の前歯が抜けた状態のそれは見窄らしい「歯無し爺」だったのである。 退院後、早速歯科医院の門を叩いたら「この際全ての歯を治療しましょう」となり、虫歯の処置、失われた歯のBridge処理、差し歯の作り換えなどの治療に取り掛かった。但し、噛み合わせの都合から、前歯の差し歯治療は最後に回され、凡そ半年間は仮歯で凌ぐことになった。その間、硬いものや歯に付着しやすい食べ物は御法度とされ、随分と不便な思いをした。そして10月4日、手で口を押さえずに人前で笑える状態に戻った次第である。 さて、○○年振りの歯科医院通いである。そのため前とは異なる幾つかの経験をした。 ・診療用の椅子や器具がかなり改善された。 ・歯形調節用小型電動工具の進歩は著しく、担当医が飾り職人の様に思われた。 ・仮歯の品位が大分向上した。 などの技術面だけではなく、 ・予約日の前日に確認のMailが届いた。 ・治療中の説明は親切で適切だった。 ・次回の治療に要する時間を教えてくれた。 ・仮歯/Bridge/差し歯等の代金を除けば、毎回数百円程度の支払だった。 そして結果は、 ・虫歯は全て治療した。 ・失われた4本の歯は全てBridge処理を施した。 ・前歯3本の差し歯を交換した。 ・入れ歯はなく年齢の割に歯の残存率は良好とのこと。 ご当地保土ヶ谷の駅前通りは70年代から歯科医院が多く、「歯医者通り」と名づけたくなる程であったのだが、実は各医院には大層好ましい共通点があった。どこの歯科衛生士も美形揃いで、40年前に差し歯治療を受けた時は一番人気の歯科衛生士がいる医院に決めたくらいである。今回の歯科医院がその点で何番人気かは未確認ながら、診療に関する評判は高く、いつも待合室は満員なのに予約の取り方が適切なせいか、10分以上待たされることなく治療を受けることができた。そしてこれからは、3ヶ月毎に定期診断と歯のCleanupを行うことになり、何だか今から次回が待ち遠しい・・・ |
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何事も滅多にしない事はまごつく。自分の苦手とするのは以下の三つ。 ・Mail Accountの作成 ・Rental Serverへの新規Upload ・Router交換時の諸設定 どれも2-3年に1回あるかないかの作業なので、必要なDataを確認するだけでも偉く面倒である。それだけではない。使われる語句が区々なため行当たりばったりで試すことになり、自分の記憶力の衰えを嘆くことになる。 Domain Name、Server Name、User Name、User Account、User Password 等々、一度ですんなり当たったことはない。それでもめげずに 「電脳三昧のお引っ越し」 を実行した。転送したFile容量は凡そ500MB。大した時間もかからず無事に終えることができて一安心したところ。(Geocitiesに置いた旧電脳三昧は 2019/3/31 を以て終了となります) 今回使用したRental Serverは NTTPC communications 「WebARENA SuiteS」 (2018/07/10 提供開始) ・Disk容量 10GB ・SSL無料 ・月額料金 99 x 1.08 約107円 ・Mail機能なし ・電話及びMailでのSupportなし ・Access解析機能なし 必要最小限の機能ではあるが「電脳三昧」を置くには充分、残りの領域をどう使うか目下思案中である。 と言うことで 「新電脳三昧」 を宜しくお願い申し上げます。(PCG3) |
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このところ、5ch自作PC関連のResがめっきり減った。自分がよく見るThredの中には何日も空白が続く例もある。PC自作erは絶滅危惧種に仲間入りしたかの様。この傾向は2-3年前からではあるが最近の激減振りはどうしたことか、考えられる理由を上げれば、 ・御難続きのWin10に嫌気がさした。 ・非GamerにとってPCの能力は2-3世代前で充分であり、何も無理をして作り換える 必要性を感じない。 ・IntelのCPUは新旧共に品不足が続き高騰著しい。 ・Intel 9000K Seriesのじゃじゃ馬ぶりは眺めるだけ。 ・Intel Z390搭載の最新M/BはWorkstation級の高価な製品が次々と発表され、 並製品を購入する気が削がれる。だからと言って高額品は及びでない。 ・SSDやHDDは大分求め易くなったが、Memoryはまだまだ高値が続いている。 等々、PC自作erを取り巻く環境は厳しいが、どうもそれだけではないように思われる。 11月頃から、5ch Threadに挿入されるCMの品の無さには目を覆う。初めの内は「ちら見」をしていたが、朝から晩までのべつ幕なしERO尽くしでは遣りきれない。つまり、仕事中に「ちょいと5ch」は難しくなり、CMをBlockするほかはない。それが面倒なら5chから遠ざかることになる。 CM Blockerを導入してから半月ほど経過した。中には有用なCMもあったので少々寂しい思いをしている。 何だかERO-CMが5ch潰しに思える今日この頃。 この先、どうなりますやら・・・ |
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今回は全く以て駄文です。どうか遣り過ごしてください。一月も残り僅か。今更福袋の話もないのだが、最近読んだ本の中に面白い一説があったので紹介したい。それは「遊仙沈(ゆうせんちん) 話 梅子(ふぁ めいず)編・訳」なる中国昔話集に収録された「乱世の悲喜劇」である。ではその冒頭の部分を。 ---------------------------------- 清の康煕(こうき)年間(1662-1722)に陝西(せんせい)で王輔臣(おうほしん)の乱が起こった際、いたる所で掠奪が行われた。ことに婦女子に関しては、それこそ老若美醜を問わず、さらっては"ずた袋"に入れて売り飛ばした。価格は一袋四両。買う側は事前に中身を確認することができないので、おかげで色々な悲喜劇が起こることとなった。 さて、三原(さんげん)に米薌老(べいきょうろう)という男がいた。 年寄りくさい名前だが、まだ二十歳の独身であった。この米(べい)青年、掠奪婦女子の大売り出しを知り、そろそろ嫁さんがほしいと思っていたところだったので、有り金をかき集めて作った五両を手に駐屯地を訪れた。一両は美人を回してもらうための売り主への賄賂である。売り主は米青年に特別に袋の上から商品を確認することを許した。米青年、袋の上から感触を頼りになるべく腰が細くて足の小さいのを選んだ。ほくほく顔で宿に担いで帰って袋をはずしてみると、何とでてきたのは老婆であった。 顔中しみだらけでかれこれ七十歳近いであろうか。確かに足は小さく、腰も細い。顔立ちだって悪くはない。五十年前はさぞや美人であったろうと思われた。 が、七十歳の老婆ではどうしようもない。米青年、これにはがっかりしてしまった。 米青年がその人生で最大ともいえる落胆に襲われている頃、同じ宿に一人の白髪老人が黒い驢馬(ろば)に女を乗せて到着した。老人は米青年の隣の部屋をとり、そのよしみで挨拶にやって来た。老人は姓を劉(りゅう)といい、蛾蟆窪(がまわ)の住人で今年六十七歳になるとのこと。米青年と同じく四両で女を一袋買ったのだが、思いがけずこれが若い上に美人だったため、老後の楽しみができたと大喜びであった・・・・・ ---------------------------------- 二十歳の青年と六十七歳の老人、そして老婆と美女。このあと四人はどうなったか。 気になる方は、 → 「遊仙沈-中国昔話大集」 話梅子 編・訳 をお読み下さい。 |
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またまた酷い駄文です。悪しからず。 【汎用File Server】 さて、事情があって暫く別の部屋に置いた汎用File ServerにTroubleがあった。2週間振りに元の場所に戻したら電源が入らず内蔵のRelayがかちかち言うだけ。予想される原因は二つ。 ① 電源のConnectorが接触不良 ② Memoryの接触不良。 先ず、①を疑った。Caseを引っ繰り返しConnectorを抜き差ししたが直らず。電源を交換しても変化なし。ならばMemoryか。けれどもCPU HeatsinkがMemoryに被っているのでM/BをCaseから取り出さなくては確認できない。面倒だが仕方ない。20KgはあるPCを分解しM/Bを取り出した。早速Memoryを外し、接点は無水Ethanolで拭い、Memory SocketはAir Dusterで吹き飛ばした。結果は○。凡そ2週間、暖房の無い部屋に放置したため、どこかが縮んだもと考えられるが確証はない。 そう言えば近頃身長を測る度に僅かずつ縮み心細い思いをしている。これも寒さの所為か。「毎日閉じこもってないで、外に出て手足を伸ばしたら・・」と誰かが言っている。 【MX-4】 我が家のCPU Greaseは、熱伝導率/塗りやすさ/拭いやすさ等を考慮し、長年 "Arctic MX-4" を使っている。内容量は20gあるのでかなり持つのだが、AMDのCPU/APUはIntelに較べて塗布面積が広く減りが早い。このところAPUを取っ替え引っ替え試していたので残量が気になり1本購入した。梱包を解き整理棚の所定の位置に置いたら、何とその奥に真っ新のMX-4が隠れていた。腐る物ではないから2本あっても困らないが、記憶力の著しい減退にShockを受けた。購入した部品の記憶も怪しくなれば、他も推して知るべし。これも寒さに寄るものか。この際、手持ち部品の一覧表を作るべきか。まあ、作ったとしてもそのFileを何処に置いたか覚えていられるかどうかが問題になりそう。 【PT3予備PC】 突然PT3予備PCが動かなくなった。何度SWを押しても駄目。仕方ない分解するか、と机脇のRackから引きずり出そうとしたら、何とAC Adaptorの電源Cableが抜けていた。これでは動く訳はない。そう言えば、先日手が悴んで滑り落ちた500円硬貨を探すとき、車付のRackを動かしたのだが、どうもその際Cableが抜け落ちたようだ。 【Win10 IP PC】 凡そ一月振りにWin10 IP PCのSWをいれたら絵が出ない。M/B上の12V 4P Connectorの接触不良か。Cableを抜き差ししてSW-ON。無事に起動した。こうしたTroubleはこれまで何度も経験しているので慣れたもの。それにしても我が家では12V 4P Cableに纏わる不具合が多い。特に寒い時期は要注意。 以上、寒さに起因するTroubleが4回続き一つの教訓を得た。 寒さで悴むのは指先だけではない。PCも頭も・・・ 立春まであと3日。 |
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我が家のLAN Cableは最長距離80m/総延長200mに及び、その内約60mは地下に埋設されている。施工は1997年10月。それから21年余、いつかは 10GbE へ移行したいと考えていたが、その機会は思いの外早くやってきた。 実はその地下埋設CableにTroubleがあったのだ。2月の中旬、最も離れた場所に置かれたPC群が突然不通になり、業者に診て貰ったら、地下に埋設された配管部分から浸水し、Cableの劣化が進んだものと診断を受けた。ならばこの際、10GbE対応のCAT6A規格のCableに交換しよう。我が家の全Systemが10GbE対応になるのは何年先か判らないが、Cableの耐用年数を20年とすれば、今から備えて置けば安心であろう。 何事も物は序で、同じ地下埋設管を使っている電話Cableも引き直すことにした。現在運用中のISDN回線は遠からず廃止とのことで、 「光Fret + ISDN + 普通回線」 を併せて 「光Fret Next」 へ移行することにした。それには電話機**台の交換を伴う。 2月25日、LAN Cableの交換工事を無事に終えた。電話工事は3月上旬の予定。その他、食洗機やWashletの交換工事も控えている。年度末を迎えて高額な出費が重なり火の車状態である・・・ |
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2月25日のLAN Cable交換工事の結果、回線速度は幾分向上した。どうも断線寸前だったCableの影響によりNetwork全体の品質が損なわれていたようである。そして3月9日、電話回線及び電話機の交換工事に併せて光回線のService契約を"NTT B Frets"から"Frets光Next GigaLine"に変更した。ところがその日は土曜日でProviderは休業日、仕方なく3月11日の始業早々に電話をかけてService変更を申請した。凡そ30分で新たな接続Accountが発行され即開通した。試しにMSDNからISO FileをDLしたところ、受信最高速度は642Mbpsに達した。速度は時間帯により大きく変化するが、これまでの最高値96Mbpsの6.7倍速である。多少回線が混み合っても30Mbps以下にはならず、Windows Updateの時間短縮が期待される。 さて、9日から11日までの丸2日間、Web接続ができず手持ち無沙汰になったため、Networkに接続する各種機器のIP Addressを整理した。 【Frets光Next System】 1台 【有線LAN接続PC】 ○○台 【無線LAN接続PC】 2台 【無線LAN Router/中継器/Access Point】 各1台 【A2版Copy/Printer複合機】 1台 【A3版Printer】 2台 【A4版Printer/Fax/Scanner/Copy複合機】 2台 そして、Networkの接続状況を一覧できるSoft "NetEnum"をVersion Upした。常時接続機器/随時接続機器/仮想OS/Test-PC等のIP Addressが順に並び一目瞭然となった。現在割当済みのIP Addressは○○個だが、○○○個になるのもそう遠くなさそう。以上、作業は無事に完了し、これで当分安泰か。否、問題は請求額。今年度は赤字決算になるかも・・・ |
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世界各国に伝わる神話/民話/昔話等を読んでいると面白い表現に出会う。 Rumaniaの民話集に、地の果てまで歩いたら何日かかるか、その答えとして「徒歩10年」に出くわした。地の果てなら、道のない原野や険しい山岳は勿論、川は徒渉できるところまで遡り、湖は周囲を巡り歩くことになる。とても平均時速4Kmは保てず、精々3Kmくらいか。それでも一日10時間歩けば30Km、一年で10,950Km、10年では109,500Km。地球の赤道円周は凡そ40,000Kmなので、109,500Kmは2.7周以上となる。その昔、地球は平面かつ円盤状であり、太陽は東方から現れ西方に隠れるものと考えられたが、地の果てに到達できた人はいなかったことから、Rumaniaでは「徒歩10年」と適当に表現したのであろう。ではその「ルーマニアの民話」(直野 敦/住谷春也 共訳編 恒文社刊)から二つの"笑話"を紹介しよう。 ■天国の弁護士 周知のとおり、生まれたものはすべていつかは滅びる。かくて、ひとりの弁護士の生涯にも終りがきた。 その弁護士は、弁護士流に、まっすぐに天国の門へ行き、門を叩きはじめた。天国の鍵をあずかっていた聖ペテロは、門をわずかに開けていった。 「おまえは何者だ、ここに何の用があるのだ?」 「私は弁護士Xだ」 「それで何が望みだ?」 「この天国に入りたいのだ」 「ちょっと待て、この帳簿におまえの名を捜すから。おまえが天国行きの人間かどうか確かめるためにな」 聖ペテロは彼の名を捜したが、見つからなかった。弁護士に、おまえの行くところはあっちだと、道を教えてやった。すると弁護士は腹を立て、聖ペテロにたずねた。 「私をここに入らせないというが、君は何者だ?」 「わしは、神のしもべ聖ペテロだよ」 「ああ、それなら、君の雇用契約書を見せてもらいたいもんだね。君が神様のしもべであることが、私にもちゃんとわかるようにね。だって、君ら聖人たちも『天国におけるように地上にも』といったのだから。地上の私たちのところでは、他の人に仕えている者は、雇用契約書を持っているのだ」 聖ペテロは、これを聞いて腹を立て、天上の父のもとへ行き、事の次第を告げた。神は、聖ペテロに、キリスト君を呼んで、二人で門へ出るように、といった。イエス様は庭で天国のごちそうを食べていたが、聖ペテロと門へ行った。そこで弁護士の姿を見て彼にたずねた。 「何の用だね?」 「私はここへ入りたいのだ」 「それは無理だ。おまえの名は天国行きのリストにはない」 弁護士は腹を立て、キリストにたずねた。 「私のことに口を出すとは、君は何者だね?」 「私は神の子、イエス・キリストだ」 「もし君が神の子なら、私にも納得ゆくように戸籍抄本を持ってきてもらいたいね! 私たちのところでは、子供が生まれると、その名を戸籍簿に登録してから、役場から住民票を渡すがね」 キリスト様も父のところへ行き、事の次第を告げた。すべてを知っていた主は、キリストにいった。 「行って、その男を通してやれ。もし私が行くと、今度は結婚証明書を出せと文句をつけるからな。私が結婚もしてないのに、どうして子供がいるのか、と。なに、ひとりくらいどうということはない。天国へ入れてやれ!」 <イズヴォラーシュル/直野敦訳> ■昔ふうの医者 「ねえお医者さん。どうしてあなたはいつも患者さんたちにどんなものを食べているかとおたずねになるのですか? あの人たちの食欲の有無によって診断なさるのですか。それとも、献立をざっと知っておこうというだけですか?」 「どっちでもないね。私が請求できる報酬の額を知りたいだけさ」 <F・D/梶村富美代訳> 「徒歩10年」がでてくる話は長いので、ここに転載できません。気になる方は、 「ルーマニアの民話」 (直野 敦/住谷春也 共訳編 恒文社刊) をお読みください。 |
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我が家では源泉徴収を行っているので、3月の確定申告は縁が薄い。給与所得以外の収入があった時や医療費が嵩んだ時に行う程度である。 昨年は8日間の入院と長期の歯科治療により、医療費の支払総金額が○○万円に達したので、医療費控除を受けるために必要な書類を家中探し回って集めた。 ・確定申告書 ・各医院の医療費領収書 ・薬局の領収書 ・健康保険協会から届いた「医療費のお知らせ」 1月から9月までの医療費は「医療費のお知らせ」に網羅されているので、10月から12月までの領収書があれば良い。 さて、必要な書類を確認し申告書を書き始めた。最後の医療費控除欄を見たら「生命保険や社会保険などで補填される金額」があるではないか。入院手術後、生命保険と簡易保険からの給付金合計金額は上記○○円の凡そ2倍だった。つまり、医療費控除額は赤字になるため減税の対象にはならず、半日無駄骨を折ったことになる。何だか釈然としないが、それが取り決めなら諦めるしかない。と言うことで、昨日税務署への申告書提出は不要になった。まあ、健康保険料や税金が高いと不満を並べ立てている内が華であり、有り難みを感ずるようになったら人生下り坂、と考えることにしよう・・・ |
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5月18日に高校時代のClass会があった。出席者は男13女5計18名。卒業時に男42女10計52名(故人は4名)だったので出席率は37.5%。ここ15年ほど毎年開いている。顔を合わせれば健康の話から入るが、それでも今回の出席者は現役が多く、近況報告は変化に富んでいた。 最近、年金受給開始年齢引き上げについて取り沙汰されている。我がClassは全員対象者になっているが、年収が○○○万円以上あると年金査定額は0円になるので、まだ年金を受け取っていない者もいる。女性の場合は配偶者の収入による例が多く推し量ることは難しい。男性の場合は近況を聞けば大凡の見当はつく。 そこで、今回集まった男性13名の年金受給状況を推測すると、 年金を受けている者:6名 年金を受けていない者:7名 つまり、13名中54%は年金未受給者である。これが世間の平均的な数値とは思えないが、70歳を過ぎても現役の者、或いは一定以上の収入があり年金を受けていない者が相当数いることは確かである。 既に年金を受けている上記6名の内4名は、会社の既定により退職したのであり、制度が変われば現役として充分通用する体力も知力もある。残る2名は病み上りのため現役の続行は難しくとも、1人は資産家で年金の必要性は薄く、もう1人は大家族に囲まれている。そうなると13名のうち年金がなくては生活に困る者は0名となる。 従って、年金受給開始年齢引き上げについて議論されるのも無理のない話と言えよう。 因みに自分はまだ年金を受けていない。 |
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今はPC部品の端境期か、本Siteに取り上げる内容も低調で我ながら寂しい思いをしている。そうした時、窓の外に目を遣れば何か話の種は見つかるかも知れない。 (今回はご当地自慢です。申し訳ありません) 我が家の南側に拡がる丘陵地は、二階の窓から見える範囲で東西に凡そ200m、その先は隣りの区まで連なり全長10数Kmはあろうか。標高は50~60m程度。 さて、鶯は縄張をつくり、その中に♂一羽が♀数羽を抱える一夫多妻制と言われる。鶯の鳴き声は縄張宣言と花嫁募集中の意味があり、凡そ直径200mの範囲が♂鶯1羽あたりの領域とされる。従って、窓から見える200mの範囲に1羽の♂鶯が生息することになるのだが、今年はどうも様子が違う。その範囲の二方向から鶯の声が聞こえてくるのだ。声の大きさから判断すると両者の声の出所は、例年に較べて近接しているように思われる。どうも鶯の生息数が増え、必然的に♂1羽あたりの縄張領域が少し狭まったのか、或いは2羽の♂鶯が争っているのか専門家に聞いてみたい。 この丘陵地の南側及び頂上部分は大正時代から宅地開発が進み、緑が残る部分は僅かながら、北側斜面は風致林/保存緑地/県立公園などが続き、その一部には手付かずの自然が残されている。鳥類/昆虫類は勿論、爬虫類/節足類/甲殻類/野生小動物などを見かけるのも決して珍しくない。もう一つの特徴は良質な湧水が豊富であること。現在でも斜面地のそこかしこに湧き出し口があり、昭和40年代までは水道を引かなくとも充分間に合う地域もあった。地域全体は関東ローム層に覆われているがその下は堅固な土丹層や礫層が幾重にも重なり、安定した地盤を形成している。そのため某宗教団体では大災害時の避難地域に指定しているとか。最近全国的に空家が増え、無理な宅地開発に歯止めがかかったとすれば、この丘陵地はまだまだ当分現状を維持する可能性がある。つまり、横浜駅から直線距離2.5Kmのところに鶯の楽園があるわけで、都市部では貴重な丘陵地と言えよう。4月の二輪草/浦島草群落の花期は終り、現在はミズキの花が人知れず咲いている。花菖蒲の開花は近い。と言うことで、IntelやAMDの新Processorが発売される迄は、花や鶯を愛でて過ごすことに・・・ |
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今年2月のLAN Cable交換工事、3月の光回線Service契約変更工事に伴い、PC System全体の見直しを行った。そして、使わなくなった古いPC部品の処分を始めたのだが、それが中々進まず、捨てるべきか否か悩む日々が続いている。ところが今回、我が家の防犯監視Systemを一新することになり、またまた各所の模様替が必要になった。前の監視Cameraは1個所、今回は4個所 = 有線3個所 + 無線1個所。その内3台は固定焦点、1台は首振りZoom仕様。その画像を専用のMonitorで4分割して観ることにした。従って、前に使っていた古いTV受像器では用が足りず、24"のPC Monitorを据えることにした。問題はその置き場所。現在のPC Desk回りに余裕はなく隣室に置く他はない。そうなると、 ・仕事用の机にMonitor Armを取り付け、修理上りのEIZO CG245Wを据える予定。 古いMonitorなので幾分重く、場合によっては軽量Monitorに変更する可能性あり。 ・監視制御System及びTV-PCを置く。 ・LAN Cable及びTV Cableを引き直す。 と言うことで隣室を片付け始めた。机上を広く空けるためには、書類/帳票/帳簿類、及び書棚/PC部品棚の整理が必須となり、ほぼ身辺整理に近い状態となった。既に一週間かけたのにまだ終わらない。監視System設置工事は明日5月23日の予定、得意の一夜漬けになりそう。 |
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そうこうする内に、Win10 1903 一般向けのUpdateが報じられた。早速 ISO-Fileを2種Downloadした。MSDNで得たFileと同じ内容かどうか。この件については後ほど報告を・・・
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5月23日に行った防犯監視System設置工事は、朝の9時から夜の9時迄かけたが完結しなかった。 ・4台あるCameraの内、無線仕様のものが感度不足で不安定。 ・首振Zoom仕様のCameraは、午前午後は開通、その後不通になった。 続きは本日25日に行った。不通の件は全て解決したものの、他に問題があった。 ・防犯監視System本体のNoiseが無視できない。 2TBの3.5"HDDのNoiseが盛大。内蔵の40x10mm Fanが五月蝿い。 ・3.5"HDDにλGel Sheetを貼り付け、固定螺子部分にSilicon Washerを挿入し、 多少大人しくなったが、それでもまだ合格点に達しない。 ・FanをNoctua製品に交換し多少改善されたが、Case Coverを嵌めると駄目。 仕方なく、Case Coverを使わず小型のSteel Rackに収め、埃の堆積防止策とした。 結果はまあまあ、根本的にはCaseを自作し3.5"HDDを静音Caseに収める他はない。 暫く様子をみた上で再考することに。 さて、もう一つの問題点はMonitorにある。如何にEIZOのColorEdge CG245Wとは言え、購入から7.5年を経て画面は大夫暗くなった。文字入力を主体にした使い方では寧ろ好都合なのだが、映像を観る上では少々不満あり。この件も様子見か。 防犯監視Systemは24時間連続運転するが、四六時中画面を注視する訳ではない。必要に応じて観るか、何か事があった時に録画を再生するか、何れにしても監視画面を観る時間は限られる。そこで、TV-PCの併設を考えたのだが、どうにも置き場所がない。TV Tunerを仕込んだPCは最低 6 liter はあり机上が狭くなる。仕方なく、1.9 literのDeskmini-110を選んだ。いつか○○を駆使してTVを配信するとしても、Real TimeでTVを観る習慣はないので、当座は録画Fileで間に合わせよう。 今回、防犯監視制御Systemを設置した場所は仕事用のSecond Desk上である。通常の業務はFirst DeskであるPC Desk上で行っているが、中には申請書類など既定の用紙に直接書き込む作業がある。そうした時、KeyboardやMouseが溢れるPC-Desk上では、何枚も書類を拡げることはできず、Second DeskかDining Table上で行っている。PCの組立作業は床に胡座をかいて行うが、半田付けやその他細かい作業はSecond Deskを使うことになる。従って、First DeskもSecond DeskもPC-Deskなのだが、そうした微妙な違いがある・・・ |
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今回は土竜の話です。悪しからず。 上の「年金受給開始年齢(2019.05.19)」の節で紹介した同級生の中に某大学航空宇宙工学科卒の者がいる。彼は60台の後半に大病を患った後、某県の片田舎に庵を構え、仙人の様な暮らしを始めた。晴れの日は畑仕事に汗を流し、雨の日は読書や執筆に励む生活を送っているそうである。現在、その彼の一番の悩みは土竜による農作物への被害であると頻りにこぼしていた。 畑に植えた作物に投与する農薬は最小限に留め、害虫の駆除は専ら手作業で行っているが、土竜の撃退はなかなか難しく、あれこれ調べた結果 「風見鶏」 が効果的との情報を得て、目下試験を繰り返しているそうである。風見鶏から発する振動は支柱を伝わり地中まで届くのだが、土竜はその振動を嫌い他所へ移動するので、薬剤を使わずに済むとのこと。そこで彼は、その振動を効果的に地中へ伝えるにはどうしらよいか、 最適な振動数及び振動量について、 振動数や振動量は一定がよいか、それとも不規則な方がよいか、 もし不規則な振動波形を生成するなら、風見鶏の羽根の形状をどう工夫するか、 つまり、最適な羽根の形状を求めて、航空力学的な検証を進めているそうである。「風見鶏による土竜撃退法」は既に多くの事例がありWeb上から確認することができる。彼は更に一歩進めて、より効果的な方法を編み出すために実験Dataを集めているところとか。 もし良い結果が得られれば、然るべき筋に論文を発表すると相当力が入っていた。何だかPC道楽も畑仕事も極め方は大して変わりないように思われるのだが・・・ |
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今回もまた駄文です。申し訳ありません。 某国では「一人っ子政策」のために男女比が大きく崩れ、著しい男余り状態と伝えられる。我が国では派遣社員の増加により収入が不安定で家族を養う能力に問題が生じている。つまり、家庭を築くために一人の男姓が一人の女性と結婚すること自体危うい時代になったと言えよう。 さて、相変わらず世界各国の神話や民話を読み漁っているのだが、その中に注目するべき伝承に出会った。それはAlaskaに伝わる民話の一節である。 「昔むかし、あるところにひとりの女がいた。女はみごもっていて、ふたりの夫が狩りに出かけている間、三人の子供と家に残っていなければならなかった。ふたりの夫がいつまでも帰ってこなかったので、女は夫を探すために、子供を連れて山へ登っていった。いちばん下の子はねんねこでおんぶし、他の二人の子は手を引いていった。そうしてみんなは山を登っていった。そしてとうとうてっぺんに着き、そこに腰をおろした。しかし、ふたりの夫は影も形も見えなかった・・・」 これまで話には聞いていたが「一妻多夫制」に関する民話は初めてである。それも極寒の地Alaskaとなれば注目せざるを得ない。一妻多夫制(Polyandry)は一夫多妻制(Polygamy)に比べて遥かに事例は少ない。この制度が見られる条件とは、 ・間引きにより男性の人口が女性に比して過度に多い場合。 ・経済的に非常に貧しい地域である。すなわち一人の女性とその子供を一人の 男性の経済力によって養うことが難しく、複数の男性で支えることにより女性の 生活と子供の成長を保証できる。 とWikiに見える。もし、某国の著しく崩れた男女比をこのまま放置した場合、我が国の若年層の低所得による結婚難を解決できなかった場合、そうした条件に見合う状況が生まれ、一妻多夫制について真面目に考えなくてはならない時代がやって来るかも知れない。LGBTは人口を抑制する方向に作用し、Polyandry/Polygamyはその逆と考えられるので、ひょっとすると・・・ 上に述べた民話の結末が気になる方は、 「世界の民話」アメリカ大陸 I (小沢俊夫編 ぎょうせい刊) をお読み下さい。 |
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今回は全くの戯れ言です。重ね重ね申し訳ありません。 子供の頃からGameには興味がなく、双六や加留多は付き合っても自分から言い出すことはなかった。メンコ/ビー玉、囲碁将棋、オセロ/テトリスも然り。況してやPC-Gameは遠い世界の話。まあ、Game以外にやりたいことが山のようにあった所為だとは思うが。 それでも敢えて上げればトランプか。ポーカーや神経衰弱でよく遊んだ。特に神経衰弱は得意中の得意で、四枚取りのGameで総取りを目差して頑張った時期があり、いつも一人勝ちするので、誰からも相手にされなくなるまで突き詰めた覚えがある。ところが、今から20年ほど前、某工大の現役大学院生に僅差で負けたのが人生初めての敗戦となり、それ以来一度も行っていない。 神経衰弱は記憶力Gameではあるが、それだけでは勝てない。 ・覚えるCardを絞る。 ・Cardの位置を「右から○枚目/上から□段目」等の情報だけではなく、 画像として捉え、そのLayerを重ねて行く。 ・他にもコツはあったが、もう忘れてしまった。 その某工大現役大学院生にはもう一つ思い出がある。当時、或る筋で「文字計算式」が流行っていた。 例) KYOTO + OSAKA = TOKYO → 41373 + 32040 = 73413 問題1) YAMADA + TANAKA = MURATA 問題2) SUZUME + MEJIRO = UGUISU 問題3) PEACH + LEMON = APPLE ・各文字は0~9の整数。但し、それぞれの計算式で異なる。 ・語句の先頭文字は0ではない。 ・正解が複数ある場合もある。 ・PCの活用可。 3問のうち問題3が最も難しい。所要時間は自分(当時**歳)は筆算で約90分。その大学院生(当時23歳)は同じく筆算で16分。この記録は身の回りでは未だに破られていない。多くのPC自作erは、7月7日まで暇を持て余すものと思われるので、記録を目差して是非挑戦を。要領が掴めたら自分で問題を作るのもまた楽し・・・ *上の問題3は、その昔「NHK学園高等学校(通信制)夏休みの宿題」として出題された。 *もし、筆算で16分を切る記録が出たらご報告を。 |
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今回は年寄りの独り言です。お若い方は通過を。 「IT "それ"が見えたら終り」と言う映画がある。既に別頁で Beverly(ベバリー)役を演じた Sophia Lillis(ソフィア・リリス)について述べた。今回は"それ"について一くさり。 我が家では「IT "それ"が聞こえたら終り」としている。その場合の"IT"は「Noise」である。手元にある○○台のPCは、用途の如何に関わらず、全て音楽再生PCを兼ね、楽音以外の音が混じることは許されない。Fan Noise、2.5"/3.5"HDDの動作音、AC AdaptorやM/Bから発する高周波音など、どれも妥協の余地はない。従って、PCの能力とはそうした一連のNoiseが聞こえない範囲での動作が限界となる。 けれども世間はそうでない。 ・HDDに何の遮音措置も施さずに取り付ける例が多い。 ・Video CardのFanを交換せずにそのまま使う例が多い。 ・IntelやAMDのCPUに附属するCoolerをそのまま使う例が多い。 以上の方法ではNoiseの難を逃れることはできない。そうならないためには、 ・2.5"/3.5"HDDに遮音措置を施す。 ・Video CardのFanはNoctuaかbe quiet!製品に交換する。 ・CPU Coolerは高負荷時でも充分に静かな製品を選ぶ。 ところが、最近の市販Caseではそうした希望を適えるのは難しい。 ・3.5"HDDに本格的な遮音措置を施すと5"Bayが必要になる。 ・2.5"HDDに遮音措置を施すと3.5"HDD相当の寸法になる。 ・能力の高いCPU Coolerは高さが160mmを超える。 ・Video CardのFanを交換すると2.5~3 Slot占有する。 大型Caseならどうにかなるが、小型Caseの場合、 ・5" BayのないCaseが増えた → 3.5"HDDが使い難くなった ・3.5"HDD設置可能数が減った → 2.5"HDDが使い難くなった ・CPU Coolerの高さ制限が厳しくなった → 低TPD CPUで我慢することに 何とも不自由な時代になった。これでは、HDDは使わずAll SSDへ移行せざるを得ないのだろうか。更には、風通しの思わしくない小型Caseが増え、なるべく熱を逃がぬように苦心して居るのではと、嫌みの一つも言いたくなる。 そうなると、小型で静かなPCを実現するならCaseを自作する他はないことになるのだが、これが容易ではない。Amuli材や螺子類の調達、Alumi材の加工と仕上げ、Designの工夫等、膨大な時間がかかり、余程の暇人でなければ手が出せない。更に、精度の高い加工をするには、身体の中心軸がきちんと固定しなくてはならないのだが、体調が思わしくない場合、その軸がぶれて加工精度が甘くなり作り直しを迫られる。 さてどうするか。少し大振りの市販Caseで妥協するか、或いは年齢と共に聴力が減退しNoiseに対して鈍感になるのを待つか・・・ |
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一週間ほど前、机下に据えたSpeaker(以下:SP) TANNOY REVEAL 402からHum Noiseが聞こえてきた。 これは不味い、内蔵Ampが劣化したのかも知れない。早々にSWを切り暫く放置した。数時間後にSWを再投入したらNoiseは鳴き止み胸を撫で下ろした。このSPは電源を入れっぱなしで一年以上経過している。恐らくどこかが不調になったのであろう。幾日も連続運転しなければNoiseは発生しないので、これからは随時稼働に改めよう。 一昨日、同じく机下に設置した別のSP YAMAHA NX-50の音が出なくなった。SWを入り切りしても変化なし。これは電源のAC Adaptorが逝ったか。このSPもまた一年以上電源を落としたことがない。これは横着者へのお仕置きであろう。仕方ない、新たなSpeakerを購入する前に、せめてAC Adaptorだけでも確認しよう。机下には、その他 DALIの製品を含めて3種6台のSPが並んでいる。YAMAHA NX-50のAC Adaptorを取り出すためには、一端すべてのSPを撤去しなければならない。 何のことはない、TANNOYもYAMAHAも同じSWを通していたのだ。TANNOY用に据えたSWを切れば、自動的にYAMAHAもOFFになっていた訳で、YAMAHAの前面SWを幾らON-OFFしても無意味だったことになる。抑も、TANNOYのSPを導入した頃は、ほぼ毎日運用していたが、その後はYAMAHAで聴く機会が増え、いつしか連動SWであることを忘れていた。危うくSPを買い直すところを無事に解決して、やれやれである。結局、TANNOY REVEAL 402用に手元SWを加え万全を期することにした。YAMAHA NX-50は前面のSWを頻繁に確認しよう。 愚行はそれだけでは済まなかった。昨日、MSI B450I Gaming PlusのBIOSを更新しようと、USB Memoryを挿しBIOS Update Modeに入った。通常なら再起動後にBIOS File選択画面が現れるのだが、待てど暮らせど音沙汰なし。仕方なく電源を落とし、CMOSをClearし再起動した。ところが、何度試しても画面が現れず、これはM/Bをお釈迦にしたのかも知れない、と連日の不手際に落ち込んだ。 夕刻、MSI B450Iを片付けるべく分解を始めたら、「あれ、JBAT Pinは別のところじゃん」つまり、CMOS Clearのつもりで全く関係のないPinをShortしていたことに気付いた。今度こそ正しくCMOSをClearし起動した。無事に絵が出て問題なし。 本格的な猛暑はこれからだと言うのに、早々と暑さによる記憶減退か、それとも別の理由か、深く追求すると障りがありそう・・・ |
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忘却三昧に続いて粗忽三題を。 【粗忽 1】 本siteの温度計測は小型の置時計兼温度計に依っている。 我がPC Roomの温度は、場所によって相当な開きがあり、Air Conの風が当たり易い所、Monitorの近辺、Test-PC置場など、少なくとも2-3℃の差がある。従って、Test-PC動作時の室温を測る時は、温度計をPCから約30cm離した場所に据えている。ところが、大型のObonを用いたPC場合、その温度計が邪魔になり移動しなければならない。昨日、不用意にPC-Chairの座面に置いたらそれが最後、尻面で圧死してしまった。 【粗忽 2】 このところの暑さで補給する水分も増えた。そうだ、久し振りに水出し麦茶にしよう。けれども麦茶用のPotが見付からず通販に頼った。ところが製品そのものに不具合はなくとも冷蔵庫内に縦置きできないのだ。ほんの数mmではあるがどうにもならず、Potを横置きすることになった。それでは経年劣化による水漏れが心配される。 【粗忽 3】 銀行振り込みは結構面倒である。 先日、その手続を家人に頼んだ際、Cardを間違えて渡した。二度目は払込金額が大きく高齢者はATMによる取扱不可で戻ってきた。結局、銀行の窓口に足を運ぶことになり、三度も出直す羽目になった。家人は超不機嫌。このままでは済まない。またまた散財の予感が・・・ 一連の不手際は総て不注意によるものではあるが、その原因は視力の減退にある。このところ視力の変化が大きく眼鏡の交換が間に合わず、眉間に皺を寄せる場面が増えている。どうにかせねば・・・ |
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KeyboardはFilco社製品を○○年間に3枚使い続けてきた。最近は机上のPCが増殖し、必然的にKeyboard数は多く、少ない時で2枚、多ければ4枚並ぶこともあり、なるべく小型で軽量な製品を選んでいる。ところが、特定Keyの痛みが激しく、長くもって半年、最短では2週間の寿命となった。その特定Keyとは「左のCtrl」である。短縮Keyの操作をする時、Shift Keyより使用頻度は高く、その上、多少斜めに押さえ込む癖があるので猶更のこと。 その2週間で駄目になった製品は、Keyboard売れ筋Rankingの上位にあり評価も高い。 恐らく外れ品であったとは思うが不本意極まりない。そうなると、再び高品位Keyboardに戻るか、或いは廉価軽量製品を消耗品と割り切るか、暫く悩むことになりそう。 Mouseも同様であり、机上に○○個並んでいる。限られたSpaceに収めるため、小型のMouseが主流である。ところが最近 「薄型の静音Mouse」 が増え、新旧製品の使い心地に無視できない差を感じるようになった。我が家では、Mouseの寿命はKeyboardより長く、総て入れ替わるのは当分先のこと。抑も、数が多いMouseを使い分けるには、異なる色や形状の製品を選ぶ必要があり、気に入ったからと言って同じものを購入する訳には行かない。従って、ばらばらの感触に慣れざるを得ないのだが、根本的な解決策はPCの運用台数を減らすことにあろう。そうなると、本Siteの話題は大幅に減り、更新回数は週1-2回になるかも。 今のところその気はないので、今日もまた手頃なKeyboard & Mouseを求めて右往左往・・・ |
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忘却三昧(2019.07.30)の節で「机下に据えたSP TANNOY REVEAL 402からHum Noiseが聞こえてきた」と述べた件、原因が明らかになった。当初、SP内蔵のAmpにTroubleが生じたものと考えたが、実は別の理由によるものだった。 昨日、同SPから再びHum Noiseが発生した。このSPはPC出力との間に音量調節用のVolumeを挿入してあるのだが、そのVolume「FOSTEX Volume Controller PC-1e(B)」を絞ればHum Noiseは消えることから、SP内蔵のAmpの所為でないことは明らかになった。 ・先ず、PCからPC-1e(B)へのCableを確認した → 変化なし。 ・PC-1e(B)からSPへのRCA Cableを確認した → 変化なし。 それでもHum Noiseは止まず、 ・PC-1e(B)に接点復活材を噴霧した → 問題は解決した。 つまり、PC-1e(B)のConnector接点にTroubleが生じていたことになり、前回一時的直ったのは、各部を弄り回す内に接触点が微妙に変化したものと考えられる。では、その原因は何か、直ぐに思い出すことができた。1ヶ月ほど前、映画を観ながら笑い転げた時、口に含んでいたCoffeeの飛沫がPC-1e(B)にかかり、やがて接触不良の原因になったのであろう。PC-1e(B)w2を取り外し念入りにCleanupした。 その昔、夏場の暑さを凌ぐためにPC-Caseの側板を外したまま運用していた時、全く同様にCoffeeの飛沫がVideo Cardの裏面にかかり即死した経験がある。当時はMatroxの人気が高く○○K円もした時代であり、そのDamageは大きく数日立ち直れなかった。そこで「PC作業中にCoffeeを飲むな。飲むならPCするな」と心した記憶も薄れ、またまた同じ過ちを犯してしまったのである。そうなると、守れないRuleではなく何か別の対策を立てる必要がある。 このところ内容の薄いRepoが続いて申し訳ありません。涼しくなったら本気を・・・ |
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【お断り】 明日24日から3日間、本Siteは休載となります。健康上の理由ではなく、本業に勤しむためです。 (PCG3)
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前に 「・・・現在 2019/07/20 午前4時19分。今年初めて "ひぐらし" の鳴き声を聞いた。 これは"遅鳴きの記録"かも知れないので記しておこう・・・」 と述べた。 さて、例年になく涼しかった7月の上中旬とは打って変わり、その後は猛暑が続き、先週末から幾分涼しくなった。そして、昨8月27日早朝、"つくつくぼうし"の鳴き声を聞いた。これで当地の蝉は勢揃いした。聞こえてきた順番は、 ひぐらし / にいにい蝉 / くま蝉 / みんみん蝉 / あぶら蝉 / つくつくぼうし それにしても今年の蝉は一段と五月蝿い。暗くなって一寝入りした蝉が深夜になり街燈に誘発されて鳴き出すと、他の蝉もつられて大合唱になる。一体いつから蝉は夜中でも鳴く習性が備わったのだろうか。既に30年前くらいからその兆候はみられたが、益々夜鳴き蝉が増えているように感じられる。従って、寝られず起き出しても音楽鑑賞や読書の妨げになり、この状態が続く9月中旬までは生産的な思索に向かず、無為な時間を過ごすことになる。 ではなぜ五月蝿いのか。その理由は"くま蝉"が優勢になった所為である。"みんみん蝉"は鳴き声に抑揚があり、ff (fortissimo)と mf (mezzoforte)が向後にやって来るのでどうにか我慢できても、"くま蝉"はのべつ幕なし fff で鳴き続けるので堪ったものではない。"あぶら蝉"は"くま蝉"に較べたら大したことはない。他の蝉も同様である。抑々、ご当地横浜で"くま蝉"がこれ程までに我が物顔になったのは近年のこと。自分が子供の頃は、数も少なく捕らえるのに苦労した覚えがある。50年前は神奈川県が"くま蝉"の北限とされていたのが、最近は東京都から埼玉県にまで北上しているとか。 "蝉時雨"ならどこか涼しげで長閑な印象を抱くが、もはやそうしたLevelではない。我が家の南側には標高50~60mの緑豊かな丘陵地が広がり湧水も豊富であることから、昆虫や野鳥のほか小動物が数多く生息している。四季折々の変化が楽しめる恵まれた環境ながら、夏場の蝉時雨ならぬ蝉豪雨には参る。 |
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昨年から読み始めた世界各国の神話や民話は、凡そ600日かけて地球を一周し、今月から項目別に分類したSeriesに移った。 手始めは 「世界の水の民話」 である。その中に 「浦島太郎」 とそっくりな Italyの民話を見付けた。余りにも酷似しているので、その理由を探りたくなる。 ------------------------------------------------------------ 「海底の王国へ行った船乗り」 ジェノヴァの船乗りが乗っていた帆船が、ある離れ小島で難破した。船乗りは着くとすぐ力尽きて気を失い、そのまま眠ってしまった。 少しして、だれかが起こす声がした。それはとてつもなく大きな亀だった。亀はいっしょにネプチューンの王国へ降りていこうと誘っていた。船乗りは好奇心の強い男だったので、誘われるまま、亀の甲羅にすわって海底へ下っていった。まもなく、海底のすばらしい城に着いた。それは、まさに海の王ネプチューンの住まいだった。 船乗りは王に迎えられた。王はサンゴの笏を手にし、魚や海獣たちにとりかこまれていた。その中のひときわ目立ったのが、王の大事な一人娘だった。たぶん水の妖精だったのだろう。若い船乗りはたちまち心を奪われてしまった。 船乗りが海底の世界で暮らすようになって、しばらくして、娘は船乗りの愛にこたえるようになった。そこで、父親は船乗りに娘との愛を許した。二人は結婚し、その日から幸せな者たちに起こるように、時はたちまち過ぎた。 だが、ある日、若者は両親に会いに、故郷へ、つまり地上へ戻りたくなった。王女は考えを変えるように泣いて頼んだ。だが、どうしようもないとわかると、別れるにあたって、蓋をした小箱を与え、けっして捨てないようにとたのんだ。 若い水夫は故郷に戻り、なにもかも変わってしまったことを知った。そして、亀に出会ってから百年も経ったことに気がついた。気落ちした若者は、とうとう箱を開けた・・・ ------------------------------------------------------------ 結末が気になる方は「世界の水の民話」日本民話の会/外国民話研究会 編訳 」をお読み下さい。 |
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「角川情報」とは、20年程前に発売されたCD/DVD-ROM辞典の動作情報である。 当時、各社から発売された同種の辞典中「「角川古語大辞典」「角川日本地名大辞典」は画期的なSoftwareであった。大層高価なために個人での購入は難しくとも、学校/図書館/研究室では重宝された。WinNT/Win2000/WinXP等に合わせて開発されたため、その後の64bit OS上では旨く動作せず、そうした情報を求めて本Siteにやって来る人は少なくなかった。今でも関連頁の閲覧は絶えない。 そこで、同Softの動作状況を確認した。 ・「角川古語大辞典」「角川日本地名大辞典」とも2002年版を用いた。 ・仮想CD Softは「CD革命Virtual 13」を用いた。 ・CD/DVD-ROMはOriginal版ではなく、大分前に仮想CD Soft「CD革命Virtual 13」 で作成した「FCD File」による。
上の表から、 ・「角川日本地名大辞典」はWin10の32bit/64bit両版とも動作するが、 「角川古語大辞典」は64bit OS上では動作不可だった。 ・従って、32bit OS-PCがない場合は、VMwareかVirtualBoxを導入し、 仮想OSのWin7/10 32bit版上で「角川古語大辞典」を運用することになる。 ・或いは、Free Softの「Virtual CloneDrive」を用いれば、仮想Win2000/WinXP上 でも運用可能。 最近、Web上のDataが充実したとは言え、詳細情報はまだまだ不足している。「角川古語大辞典」や「角川日本地名大辞典」は、専門家ではなくとも古典/歴史/歴史地理/郷土史等の愛好家には大層心強い味方なので、もし入手が可能なら是非お試しを。 「角川古語大辞典 2002年版 CD-ROM」 \129,600 「角川日本地名大辞典 2011年版 DVD-ROM」 \302、400 「新版 角川日本地名大辞典 2011年版 DVD-ROM」 \145,152 |
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前節で述べた「角川CD/DVD-ROM辞典」対策として、VMware上のWin10 32bit版に仮想CD-Softを入れ、「角川古語大辞典」「角川日本地名大辞典」の動作を確認した。 【CD革命Virtual 13】 両辞典とも動作するが、一端登録を済ませた後に再起動 すると、仮想Driveは一つだけになり。二つ目以上は消えてしまう。 何度も確かめたが解決せず。但し、Win7 32bit版上では問題なし。このCD革命 Virtualはその後発売された同14に期待されるが、まだ確かめていない。 【Virtual CloneDrive】の場合は、32bit版のWin10/Win7とも問題なし。 従って今回は、Win10 32bit版でFree Softの「Virtual CloneDrive」を使うことにした。この仮想Softは ISO File(他にも対応するFormatあり)を元にSetupするので、CD/DVD-ROMを一端ISO Fileに取り込む必要がある。その作業は適当なSoftを用い事前に行う。 ところで、Virtual CloneDriveをInstallする前に既存のDVD Drive letterを先送りにする必要がある。角川古語大辞典は最初のDVD Driveを参照する仕様なので必須の作業となる。もし仮想Driveを複数にするなら、DVD Drive letterはその次になるよう変更する。 Virtual CloneDrive導入の手順は以下の通り。 ① Free Softの「Virtual CloneDrive」をDownloadする。 ② 仮想Win10 x32に適当なFolderをつくる。(例 C:\Kaso) ③ 仮想専用Folderに Virtual CloneDriveのProgram及びISO Fileを置く。 ④ Virtual CloneDriveをInstallする。 ⑤ Virtual CloneDriveの初期画面で求めるDrive数を入力し、必要なOptionに Checkを入れる。 ⑥ 特に指定されていないが、ここで再起動する。 ⑦ Explorerを開き、得られた仮想BD-ROM Driveを右Clickし「VCD」-「Mount」 と進み ISO Fileを指定する。 ⑧ 仮想BD-ROM DriveをClickし内容を確認する。よければSetupを実行する。 この後は、通常のInstall作業と同じ。 もし、二つ以上の辞典類をInstallするなら、上に述べた理由により必ず「角川古語大辞典」を先に行うこと。また、VMwareのGust-OSに登録した仮想OS Folderの移動は可能なので、必要なPCにCopyすれば即座に使える。その際「Copyしました」「移動しました」のいずれかを選択する場面が現れるので、適正に対処するよう望まれる。くれぐれもLicence違反にならぬようご注意を・・・ |
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今回は愚痴話です。申し訳ありません。 先日、本Siteではなく本業用のSiteをSSL化した。 当初の移行作業はProviderが代行し無事に終えたのだが、その後のFile更新で躓いた。 FTP Soft "WinSCP"からSite Upができなくなったのだ。 Web Siteの設定変更は昨年の11月に本Siteの置場を移設した時以来のこと。慣れない文字列を確認しながら進める作業は苦痛そのもの。兎に角問題を解決しなければならないので、あれやこれやと手を尽くし、どうにか更新が可能になり胸を撫で下ろしたところ。それにしても冷や冷やものだった。 抑も、未だに"Adobe GoLive"なる古物のWeb製作Toolを使っていることに問題がある。 "Dreamweaver"への移行を一日伸ばしにする内、10年以上経って仕舞ったのだ。自分の作成するHPに関する限り、別段不都合がないとは言え、この先いつまで使えるか心細い限りである。兎に角、本Siteも本業Siteも分量が多く、なかなか移行作業に手が付けられない。日に日に視力が衰え半角英数字が読みにくくなる状況では "Dreamweaver"は益々遠退く許り。 因みに本Siteは、 【File数】 10,505 【Folder数】 424 【Size】 1.19GB (2019/09/27現在) どうしよう・・・ |
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本Siteの置場であるRental Serverを "geocities"から"NTTPC communications WebARENA SuiteS"へ移行したのは 2018.11.30。その後、特に不都合な事態は起こらず10ヶ月経ちました。 その間、GoogleやYahooから "pcg3" で検索すると"geocities"のURLが表示され、移行先案内によって新Siteへ導かれることになりました。けれども、その措置は本日9月30日を以て終了し、10月1日以降、旧URLからの転送はできなくなります。 幸い、GoogleやYahooの検索欄に "pcg3" と入力した場合、新SiteのURLがTopに現れますので、特に問題はないものと思われますが、旧URLでBook Markされたままの方は、新URLに置き換えられますようお願い致します。(PCG3) |
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今から30年ほど前、秘境や秘湯が注目された時代があった。自分もその波に乗り秘湯巡りのPoint Cardに記載された宿を訪ね回ったが、とても全宿の踏破は難しく、Cardの期限切れと共に熱は冷めてしまった。 そうした中で、一度は訪ねて見たいと気に掛けていた「秋山郷」の探訪記「秋山記行」の現代語訳を入手し、秋の夜長に読み耽った。 「秋山記行」は江戸時代の末期、越後国塩沢の文人 鈴木牧之(ぼくし)が、文政11年(1828)の9月に秋山郷を訪れた際の紀行文であり、民俗誌の草分けとして高く評価されている。「秋山郷」や「秋山記行」については、Web上に数多くの解説文が寄せられているので、ここでは、鈴木牧之が「秋山郷の女性」について取り上げた部分を抜き出してみたいと思う。余程の朴念仁でなければ、190年の時差などものともせず、「それなら一度訪ねてみようか」 となること請け合い。 現代口語訳 秋山記行 信濃古典読み物叢書 8 信州大学教育学部附属長野中学校 (著, 編集), 滝澤貞夫 (監修) -------------------------------------------------------------- ◇ 秋山郷 見玉の里 文政11年(1828) 9月11日(旧暦、以下同) ・・宿坊(見玉不動尊)へ戻って、食膳に向かう。夕べの茄子の温めた汁と、お菜も夕べの茄子漬。昨日は空腹であのようにうまかった汁も、冷飯も、茄子漬までも苦くてたまらない。そこであらかじめ用意して持ってきた梅干、胡麻、味噌を出して食べた。桶屋(鈴木牧之の同行者)は、寺の奥さんがあまりに美しいので、びっくりして見とれていた・・ ◇ 秋山郷 甘酒の里 文政11年(1828) 9月12日 ・・甘酒という二軒だけの村がある。その一軒に立ち寄り、しばらく休息を頼み、腰を下ろして見回すと、ここも山仕事で留守、女だけが一人残っていた。その美しさは、世間並み、髪には油もつけないので、あか黒く、首筋までばらばら、それを無造作に束ねている。手足が丸出しの短い着物をまとい、ほつれた帯を前に結んでいる・・ ◇ 秋山郷 小赤沢の里 文政11年(1828) 9月12日 ・・この家に婦人が三人いた。家の老人は我々よりも先に山から帰っていたけれど、亭主と思われる男は、日が沈んでも、山からまだ戻ってきていない。つくづくと婦人たちの姿を観察すると、髪は結っているが、油はつけていない。なんとも裾の短いぼろ着(ブットウという)を着、あるいは、その上に網衣(あみぎぬ)という袖なしを着ている。それだけではない。帯らしいほころんだものをまとっている。宮殿の中で育った王の后でも醜い顔の人もいよう。逆に乞食の中に生まれ育っても、すばらしい美人がいるものだとの諺のとおり、二人の婦人は、里でも稀な美しい顔立ちである。また、一人は、肥え太っているので於多福顔、これも美しい・・ ◇ 秋山郷 和山の里 文政11年(1828) 9月13日 ・・家の中をよく見ると、三十ぐらいの婦人がいた。老人の話によると、長男がまだ畑から帰らないというので、その妻なのであろう。人目を全く気にしていない暮らしぶりで、幽霊みたいにも乱れた髪を頭の上にまるめて結んでいる。着物は長さが十分ではなく、手も足も丸出しである。 こんな破れた着物を着ているのだが、その顔立ちは実に美しい。鼻はちょうどよいほどに高く、目は細い、三日月のようなしとやかな眉、顔色は少々黒いと思うが、おはぐろを付けない歯は雪よりも白く、こんな美人を見たら誰でも心ひかれるに違いないであろう。これは泥の中に咲いている蓮の花のようであり、雨に濡れそぼつ芍薬といった風情である・・ ・・婦人に質問した。 「ご老人が息子さんはまだ戻らないと言っておられたが、あなたはその息子さんの奥さんですか、どの村から嫁に来られたのですか。秋山はひろいといっても、あなたほどの美人はほかにいません。こんな深い山の育ちとはいいながら、錦や綾を着て、真珠の簪でもさして、白粉でもお化粧したら、あなたなら殿様の奥方になられても恥ずかしくありません」・・ ◇ 秋山の評 ・・ここ秋山の人こそ神のように長寿である。これは自然のままに生活し、栃の実や楢の実、粟や稗などを常食にしている。これは天から授かったこの土地の産物である。その生活ぶりも仙人のように、つつましく暮して飲酒もしない。正直一途で、夜戸締まりもしないとは、昔の聖代(ひじりよ)のおもかげも感じられる。年貢もほんの少しで済むという。手足が動く間は、山の畑で働き、雨露も、風霜もものともしない。全く鳥や動物と同じ、自然のままの暮しだと言える。宿の老人も八十歳に近いが、鶏の声とともに起き上がり、晩秋の朝の寒さにもボロ切れで、襟も袖も短な山袷(やまあわせ)一枚を着て、股引などもちろんはいたりしていない、はげたお椀に盛り上げた粟餅四、五枚を箸早に食べる。この社会のさまざまな辛い習慣を知らない女性も、自然に仙人の境地に生まれた人のように寿命は長いという。できることなら、この私も一度はこの秋山の猿飛橋(さるとびばし)の絶景に庵を作り、中津川の清流で命の洗濯をしたいものだと思うようになった次第である。 |
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一頃酷かった好色Siteの迷惑Mailが激減したと思ったら、今度は買物Siteの「ご案内」が迷惑Mailの様相を呈してきた。 自分の場合、1日に○○通のMailが着信する。中には有用なものもあるので、一通ずつ確認しながら取捨選択するのだが、時には必要なものまで消して仕舞うことがあり、消去Folderから復活する例は珍しくない。そうならないためには、着信Mailを減らす努力をしなければならない。従って、案内Mailの多いSiteは買物をしないようにしているのだが、それでも閲覧しただけでMailが届く案内過剰なSiteもあり、仕方なく閲覧しないようにしている。案内mailの受信拒否を選択してもいつの間にか復活するので、H社/N社/R社/Y社は切り捨てた。最も買物の頻度が高いA社も最近Mailが頻繁に届くようになり嫌気が差している。けれどもA社を切ると買物に不自由するので、別の対策を立てた。 そこで、2種のWeb Browserのうち1種はどこにも Log in せずに閲覧し、買物をする時だけLog in済みのBrowserを起動するようにした。1つのBrowserでLog in/outを繰り返すより使い勝手は良い。過去にUser登録をしたSiteに関しては、 ・Mailの着信数が週に1回程度なら、登録を解除することなくそのままにする。 ・週に◇回のMailが届くようになったら、要注意Siteとする。 ・週に□回以上のMailが届くようになったら、User登録を解除し縁を切る。 その結果、無用のMailは大幅に減り、受信Trayの整理が楽になった。 |
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台風19号に付けられた名前 Hagibis(ハギビス)とは、Philippineの公用語の一つであるTagalog(タガログ)語で「迅速な通過」の意味とのこと。確かに、上陸から2-3時間で通過したので名前の通りだった。@yokohama。 先月関東地方を襲った台風15号の烈風により大木2本が倒れた経験から、今回は職員2名が当直し推移を見守った。幸い大した被害もなく、ほっとしたところ。 我が家には 「一風300K円」 なる表現がある。台風が通過した後、倒れた樹木や折れた枝の処分費として造園業者に支払う金額は、毎回300K円程になることからそう呼ばれている。台風15号の後始末代金は 360K円。常夜燈の修復はまだ行われず寝たままになっているので、それも合わせれば大台に乗りそう。その点今回は職員の当直手当のみで済みそう。 けれども、浸水の被害に遭ったら大変(敷地は海抜5-6m)。大小合わせて○○棟の建物があるので、とんでもないことになるであろう。これまでそうした経験はなくとも、地球の温暖化により海水面が上昇したら判らない。そうならぬように祈る他はない。 |
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