New Hardware VII


New Hardware VI が大分長くなったので、続編を起こした.。(2023/07/26)

ZoroZoro (2023.07.26)

6月7月、我が家では近年になくPCの新作や模様替が滞った。
従って、M/BやCPUの新規購入はなし。ならば通販はご無沙汰か。
ところが、そうはならず買い込んでいる物がある。
このところ値下がり傾向にあるSSDは当面使う当てもなく増殖している。

 Samsung 870 EVO 4TB SATA x2
 WD Blue SN570 2TB NVMe Gen3
 Samsung Black SN770 1TB NVMe Gen4
 Samsung 980 1TB NVMe Gen3
 Samsung 870 EVO 1TB SATA

Samsung社の業績不振からSSDが値崩れを起こし求め易くなった。
いつまた値上がりするかと心配する間もなく、4TB x2、2TB x1、1TB x3
都合6丁のSSDをぞろぞろ集めてしまった。
左の写真
  1TB SSD x3
  2TB SSD x1
  4TB SSD x2

使い途は未定
価格変動 (2024.04.17)

商品の価格が上がったり下がったりするのは世の常。けれども9ヶ月で2倍増の例はそう多くない。円ドルレートは、
  2023年7月中旬 1ドル 140円、2024年4月中旬 1ドル 154円
丁度1割安である。

前節に登場した Samsung 870 EVO 4TB SATA の場合
  2023年7月中旬 → 24,850円 x2 = 49,700円
  2024年4月中旬 → 50,081円 x2 = 100.162円

現在の価格は購入時の2倍を超えている。偉く得した気分ではあるが、新たに 4TB SSDを求める気になれない。それどころか 1TB/2TBものですら躊躇してしまう。少し待てば値下がりするのかどうかは不明である。そうなると、手持ちのSSDでやり繰りすることになるが、現在自作PC界隈は停滞期にあり、これからは月1~2台のペースで仕上げることも無さそうなので、まあ良いか。

ところでその4TB SSD 2台は未だ一度も使われず箱入り状態にある。
有り難くも勿体ない話・・・

寒冷期 (2024.07.03)

昨今、気候の温暖化が叫ばれているが、中には例外もある。
そう、PC界隈は正に寒冷期の様相を呈している。
先月の本Site Updateはたったの2回、これは最小記録である。

 ・Intel Raptor Lakeの場合、M/BのBIOSをそのままにポン付け使用すると
  CPUがDownする例があるとのこと。
  自分は常に低消費電力動作に心掛けているので、今のところ不都合はないが、
  Intelから明確な対応策が示されず不安は拭えない。
 ・AMDの場合、Intelに較べて消費電力は低目ではあるが、CPU温度は相当高く、
  CPU Cooling Fanは高回転し、Noiseの点では思わしくない。
 ・AMD iGPUの描画性能に不満があり、とても動画を観る気がしない。
  この件は、AMDのVideo Cardも同様である。

そうなると我が家では、
 ・Intelの場合、Core i5 以下のCPUから選ぶ。
 ・AMDの場合、NVIDIAのVideo Cardを挿すことになり、省電力運用は無理。

よって、
 ・Intelの新型CPUに期待する。
 ・AMD Graphics Driverの改良に期待する。
 ・そうした希望が叶えられるまで、Intel/AMDとも旧型のCPUで遊ぶことになる。
 ・「冬来たりなば春遠からじ」 であって欲しい・・・

極寒期 (2024.08.03)

前節でPC界隈は「寒冷期」と述べたが、どうもそれだけでは済まない様子。Intel CPUの急速劣化問題の成り行きに依っては、Intel社自体が壊れる恐れがある。

Process Rulesが 14nm/10nm/7nm と微細化されてきたが、CPUを構成する素材の純度と工作精度を満足する技術が充分に確立されていないように思われる。CPUの処理速度を上げるためには周波数/電圧/電流の全てを上げることになるが、まだその技術が未熟であったか、安全性を無視して高速動作させたか、何れにしろ他社との競争に追われて経営陣が判断を誤った可能性がある。早々に打開策が見つかれば良いが果たしてどうか。極寒期への突入が心配される。

と言うことで、PCの自作から離れ別の道楽に励んでいる。天文学や古気候学を学びつつ、日本史や世界史を読み直しているところ。

   即ち PCG3 → HistoryG3 → HisG3。

 PCG3