あれこれテストする VIII

思わせぶりな号外を出すほどに 【アイドル時消費電力 16W 】 はインパクトがあった。
定格設定で 【Superπ104万桁 11秒 】 を叩き出すCPUの値とは到底考えられない。
年末年始に付き合ったTurionやPentium M に較べたら雲泥の差だ。
では、Sandy Bridge 渡り初めの経緯を纏めておこう。 (2011.1.10)

Sandy Bridge 渡り初め I (2011.1.10)

部品構成
 【M/B】 Intel DH67CF
 【CPU】 i5 2400S
 【CPUクーラー】 CPU付属品
 【メモリ】 Kingston KHX1600C8D3T1K2/4GX
 【SSD】 Crucial RealSSD C300 64GB
 【BDドライブ】 Pioneer BDR-S05J (USB接続 外部電源)
 【電源】 picoPSU150
 【OS】 Win7pro64

組立
 ・3台あるまな板は使用中のため、台所からお盆を借用した。仮組なので問題なし。
 ・直接M/Bを置くのは憚られるので桟橋を調製した。桟橋 + お盆 = 試験台に最適。
  特に、CPUクーラー選びに持ってこいだ。

インストール
 ・Win7pro64のインストール・・約12分
 ・Intel Express Installer Diskの導入・・約10分
 ・Windows Update・・約15分
 ・NOD32他Utilityソフトの導入・・約10分
以上を合計すると47分になるが、そう甘くはなかった。

失敗の巻
 ・USBの種類を確かめずにKeyboardとMouseをUSB3.0コネクタに繋いだら、
  どちらも認識せずWin7のインストール不可。
 ・Win7とIntel Utility Diskのインストールを終えてWindows Updateを始めたら、
  拒否メッセージがでた。それもその筈、BIOS設定の突端で、2011/01/10のところを
  2010/01/10に間違えていた。
 ・三度目の正直でインストール完了。

測定結果
 【Win7 Score】 7.3 5.9 5.2 4.7 7.9
 【3DMark06】 3141 (SM2:1005 SM3:1220 CPU:4685)
 【3DMartk Vantage】 1000 (GPU:764 CPU:13381)
 【FF14 high】 192 ← 間違いではない
 【Yume1024×768最高】 11979
 【Superπ104万桁】 11秒
 【アイドル時消費電力】 16W
 【3DMark06ベンチ時ピーク消費電力】 62W
 【Full-HD TSファイル再生時消費電力】 24~28W
 【PowerDVD9Ultra BD再生時消費電力】 24~26W

各部の温度やCPUクーラーの比較については、次回に・・・


追加データ (2011.1.11)
USB接続のBDドライブ(別電源)を外すと、
 【アイドル時消費電力】 15W

また、
 【Prime95 V25.11実行時の消費電力】 77~80W

メモリを2GB×2から4GB×2に増量したら、
 【Win7 Score】 7.3 7.6 5.2 4.7 7.9
 【アイドル時消費電力】 16W

Sandy Bridge 渡り初め II (2011.1.12)

組み立ててから30時間経過した。その間にトラブルなし。

メモリは4種試した
Non ECC
 ① Kingston DDR3 1600 2GB×2 (KHX1600C8D3T1K2/4G)
 ② Kingston DDR3 1333 2GB×2 (KVR1333D3N9K2/4G )
 ③ Patriot  DDR3 1600 4GB×2 (PSD38G1600KH)
Unbuffered ECC
 ④ Kingston DDR3 1333 2GB×2 (KVR1333D3E9SK2/4G)

何れも問題なく動作した。Windows Experience Indexの値は、当然③の8GBの時が最も良い成績だが、Unbuffered ECC仕様のメモリも悪くない。 ④はLP仕様&温度センサー付きなので、背の低いCPUクーラーを使う時や、狭いケースに押し込んでメモリの温度が気になる時に重宝するであろう。
 ・通常のメモリ:高さ約30.0mm
 ・LP仕様のメモリ:高さ約18.8mm

ユーティリティーソフトなど
OSをインストールした時に必ず導入するソフトを紹介しよう。(2011.1.12 現在)

種別
ソフト名
バージョン
備考
Utility
ESET NOD32
v4.2.67.3
最新版 動作に問題なし
Cccleaner
v3.02.1343
最新版 動作に問題なし
Hardware Monitor Pro
v1.11.0
最新版 動作に問題なし
AIDA64 Business Edition
v1.50.1200
最新版 動作に問題なし
旧版v1.2ではハングすることがある
HWiNFO32
v3.66.1087
β版 動作に問題なし
CD革命Virtual XA/Pro
v11.1..0
動作に問題なし
入れておくと何かと便利
Benchmark
Superπ
v1.1
動作に問題なし
Yumeria
v1.2
動作に問題なし
3DMark06
v110_0906a
動作に問題なし
3DMark Vantage
v102_1901
動作に問題なし
PCMark Vantage
まだ入れてない
FFXIV
動作に問題はないが
本機では遅くて付き合いきれない
Prime95 v25.11
動作に問題なし
動画再生
VLC Media Player
v1.0.5
数世代前の版 動作に問題なし
TotalMedia Theatre 3
v3.0.1.185
動作に問題なし
TotalMedia Theatre 5
v5.0.1.80
v5.0.1.86
問題あり(下の注を参照)
PowerDVD9Ultra
v9.0.3226.52
Pioneer BDR-S06J バンドル版
動作に問題なし
PowerDVD10Ultra
v10.0.2429.51
最新版 動作に問題なし


(注)
TMT5をデフォルト設定のままBDをかけると、画面は砂嵐状態になる。
 ・v5.0.1.80では、コントロールバーが出ている時は正常に再生できるが、
  コントロールバーが消えると砂嵐状態になる。
 ・v5.0.1.86では、コントロールバーの有無に拘わらず砂嵐状態になる。

解決方法は一つ。ハードウェアアクセラレーションをOFFにすれば直る。
この時、CPU使用率は20%台半ばなので、視聴に問題はない。

同じソースをTMT3でかけると、
 ・ハードウェアアクセラレーションONの時、CPU使用率は20%台前半。
 ・ハードウェアアクセラレーションをOFFにするとCPU使用率は2~3%上昇するだけ。
つまり、TMT3もTMT5もSandy Bridge登載のGPUに未対応ではないかと疑われる。

因みにPowerDVD9Ultraでは、ハードウェアアクセラレーションONの時、CPU使用率は1~7% 平均4%くらい。


現在のSSD使用量
アイドル時消費電力
使用領域
32.5GB
750GB 2.5"HDD増設前
16W
空 領 域
26.9GB
750GB 2.5"HDD増設後
17W
*プログラムは全てSSDにインストール。 HDDはデータのみ。


TMT5に於けるBD再生の不具合は直った (2011.1.13)

Intel Processor Graphics 2000 用ドライバ(v8.15.10.2266)がアップされた。早速入れたら、昨日までの「TMT5に於けるBD再生の不具合」問題は一気に解決した。これで、導入したソフトは全てOKになった。要するに原因はTMTではなくIntelのドライバだった。TMTに疑いをかけて御免なさい。

CPUクーラーを試す I (2011.1.13)

では、CPUクーラーを検討しよう。i5 2400s 付属のクーラーが「静かで良い」と思えたのは、ものの5分。直ぐに馬脚を現した。兎に角元気だ。CPU使用率が上がると、然程CPU温度は高くもないのに忽ち高回転する。温度の上昇を先読みしているかの様に感じられる。やはりCPUクーラーを替えよう。

候補は幾つかある。一番手はIntelのXTS100Hで行こう。このクーラーは、横風仕様92mmファン登載・ファン速度切り替えスイッチ付き。残念ながら静音向きのクーラーとは言えず、専ら軽いOC向けと思われる。 だが、ファンを交換すれば見込はある。

これがお盆PCだ。
Sandy Bridgeの下に桟橋あり。
格子状に見えるのは滑り止めマット。
SSDの下は 消音ボックス入り2.5"HDD。
Mini-ITXには過分な大きさ。(W420×D300)
Intel XTS100Hの取り付けはバックプレート仕様。
ところが、M/B裏のLSI とバッティングする。
そのママでは使えない。
バックプレートの一部を切り欠いた。
材質は樹脂。糸鋸で簡単に切れた。
ヤスリで削り落とす手もある。
XTS100Hに付属のファンも元気すぎるので、ENERMAX UCCL9(500~2000rpm PWM)に交換した。
取り付けはビニタイで間に合わせた。

PCIeスロットとのクリアランスは十分。

期待に反し、DH67CFとUCCL9の組み合わせは思わしくなかった。BIOSからファンの回転数を調節できず、全体に高回転気味で静音PCに相応しくない。
そこで、回転数固定タイプのファンを幾つか試した。その結果、Noctua NF-B9(92x25mm 1600rpm)を選び、
自作のファンコン (写真左下の可変抵抗器) で1150rpm程度に減速した。

では、リテールくーラー、XTS100H + UCCL9、XTS100H + NF-B9、それぞれの温度計測結果をまとめておこう。

CPUクーラーを試す I  (室温23~24℃)
CPUクーラー
ヒートシンク
i5 2400s
付属品
XTS100H
XTS100H
ファン
品名
ENERMAX
UCCL9
Noctua
NF-B9
寸法
85×25mm
相当?
92×25mm
92×25mm
仕様
PWM
PWM
回転数固定
公称回転数
rpm値
500~2000
1600
挿入抵抗 Ω
104
動作回転数
rpm値
未計測
未計測
1130~1180
CPU温度
4コアの平均値
アイドル時
26.5℃
25.5℃
25.5℃
Prime95 開始 3分後
44.0℃
41.5℃
42.0℃
Prime95 開始10分後
50.0℃
42.5℃
43.5℃
Prime95 開始30分後
50.5℃
43.0℃
44.0℃
Prime95 30分間
ピーク温度
51.0℃
44.5℃
46.0℃
ノイズの印象
元気溌剌
温和しい
温度及びファン回転数の計測は HWiNFO32 v3.66-1087

次回は PROLIMA TECH Samuel 17 か 桜扇ISGC100 ・・・

CPUクーラーを試す II (2011.1.14)

Samuel 17 は別のPCで使用中のため、テストするなら外さなくてはならない。今日は寒さが厳しく気が進まない。ならば、二番手は桜扇ISGC100 で行こう。このクーラーはM/Bの裏からネジで留める仕様なので、取り付けは楽だ。

桜扇ISGC100は、ヒートシンクの大きさの割にはヒートパイプの出が大きく、しばしばM/B上の部品に当たる。今回も12V4Pコネクタとバッティングした。

対応は簡単。ヒートパイプをチョイト曲げれば良い。(実は、他のM/Bで使用した時に曲げてあった)
更に、ヒートパイプの終端カバーが、メモリを取り付ける際に当たる。事前にメモリを装着すれば問題ないが、後からではダメ。 ところが、LP仕様のメモリなら問題なし。テスト作業に重宝する。

PCIeスロットとのクリアランスは問題なし。

写真の通り、桜扇ISGC100 登載のファン、及びNoctua NF-B9で試した。

次に、同じThermaltakeの製品から SlimX3 を試してみよう。クーラーの総高は36mm。
取付方法は桜扇ISGC100と同じ。薄型のケースに収める時、候補の一つとなるであろう。

【Slim X3】

ヒートパイプがM/B上の部品と当たる。
(写真中 右のヒートパイプ)
当たるものは曲げれば良い。
上の写真とは反対面、ヒートパイプの終端がM/B上の内蔵SPに当たる。これまたペンチの出番だ。

では、桜扇ISGC100、及び桜扇ISGC100のファンをNoctua NF-B9に替えた時、そしてSlimX3のデータをまとめよう。

CPUクーラーを試す II  (室温22℃)
CPUクーラー
ヒートシンク
桜扇ISGC100
桜扇ISGC100
SlimX3
ファン
品名
Noctua
NF-B9
寸法
92×25mm
92×25mm
80×10mm
仕様
PWM
回転数固定
PWM
公称回転数
rpm値
600~1600
±10%
1600
1200~2400
±10%
挿入抵抗 Ω
104
動作回転数
rpm値
790~1336
1130~1180
1717~2705
CPU温度
4コアの平均値
アイドル時
25.5℃
25.5℃
26.0℃
Prime95 開始 3分後
42.0℃
42.0℃
51.0℃
Prime95 開始10分後
43.5℃
44.5℃
51.5℃
Prime95 開始30分後
44.0℃
44.5℃
52.0℃
Prime95 30分間
ピーク温度
45.0℃
46.0℃
54.0℃
ノイズの印象
ファン回転数
1200rpm
までは静か
終始静か
ファン回転数
2000rpm
までは許せる
温度及びファン回転数の計測は HWiNFO32 v3.66-1087

CPUクーラーを試す III (2011.1.15)

次に何を試すか。特価品のSAMURAI ZZが未開封のママある。
【SAMURAI ZZ】

どこにも当たらず綺麗に収まった。位置的にも申し分ない。ところが、付属のファンに問題があった。
低回転時もカラコロ音がする。 流石に放出品だけのことはある。
左から、
 SAMURAI ZZ付属ファン
 ENERMAX UCCL9
 Noctua NF-B9
三種のファンで試した。

続いて Dynatron K129 の登場である。このクーラーは高さ26.5mm、銅製のヒートシンクのみ。ファンは自分で考えなくてはならない。

【Dynatron K129】

付属のバックプレートは取り付け不可。
M/B裏面の部品に当たり避けきれない。
バックプレートが使えなければ、ビスナットで留めることになる。ビスにスペーサーを立ててアームを取り付け、ファンを固定することにした。
幸い M/B上のどの部品にも当たらなかった。
DH67CFに取り付けた。
収まりは良いがCPUのヒートスプレッダ面と水平に固定する作業は難しく、スケールを使って何度も確認した。 僅かでも傾きがあるとCPU温度は確実に上昇する。

K129の取り付けに使った、ビスナット・ワッシャー・スペーサー・アーム類。
 ・左から1列目=M/B下
 ・2列目=M/B上 次にK129本体を据える
 ・3列目=K129の上
 ・4列目=3列目の続き 次にファンを載せる
 ・5列目=アームとファンを留める
以上、一ヶ所当たり15パーツ。
Noctua NF-P12-1300 と ENERMAX UCCL12 で試した。 クーラーの総高は52mm。

大手裏剣付属の120×12mm PWMファンでも試した。この時、クーラーの総高は39mm。
CPUクーラーを試す III + (2011.1.16)

Prime95を30分間実行した時、CPU温度が最も高くなるのは開始7分後からの2分間。その後の温度変化は少なく、場合によっては多少下がることもある。そこで、テスト時間を10分間とした。
テストが3日間に及び室温が一定ではない。更に、同じ室温でも室内の空気が循環している時と停滞している時とではCPU温度に差が出る。
シリコングリスは、始め ARCTIC SX-3 を使ったが、途中で切れたため 同じARCTICのSX-2やSamuel 17付属のグリスを使った。
よって、得られた結果は目安程度に留めたい。

SAMURAI ZZ の結果

CPUクーラーを試す III-1  (室温21℃)
CPUクーラー
ヒートシンク
SAMURAI ZZ
SAMURAI ZZ
ファン
品名
ENERMAX
UCCL9
Noctua
NF-B9
寸法
92×25mm
仕様
PWM
回転数固定
公称回転数
rpm値
300~2500
±10%
500~2000
1600
挿入抵抗 Ω
104
動作回転数
rpm値
1194~1959
1009~1573
1145~1244
CPU温度
4コアの平均値
アイドル時
25.0℃
25.0℃
25.5℃
Prime95 開始 3分後
41.5℃
42.0℃
46.0℃
Prime95 開始10分後
42.5℃
43.0℃
48.0℃
Prime95 10分間
ピーク温度
44.0℃
45.5℃
50.0℃
ノイズの印象
終始カラコロ
賑やか
ファン回転数
1200rpm
までは良好
(注2)
終始静か
温度及びファン回転数の計測は HWiNFO32 v3.66-1087


(注2)
UCCL9のノイズは、XTS100Hで使用した時より耳当たりが良かった。ファンを水平使用するか垂直使用するか、或いはフィンの構造により、ノイズの質は微妙に異なるようだ。

Dynatron K129 の結果

CPUクーラーを試す III-2  (室温22℃)
CPUクーラー
ヒートシンク
Dynatron K129
ファン
品名
ENERMAX
UCCL12
Noctua
NF-P12-1300
大手裏剣
付属ファン
寸法
120×25mm
120×12mm
仕様
PWM
回転数固定
PWM
公称回転数
rpm値
500~1200
±10%
1300
650~1600
挿入抵抗 Ω
104
動作回転数
rpm値
813~1205
911~976
1314~1370
847~1419
CPU温度
4コアの平均値
アイドル時
25.5℃
25.5℃
25.0℃
25.5℃
Prime95 開始 3分後
49.0℃
49.0℃
44.0℃
50.0℃
Prime95 開始10分後
51.0℃
55.0℃
49.0℃
52.5℃
Prime95 10分間
ピーク温度
53.0℃
57.0℃
51.0℃
54.0℃
ノイズの印象
ファン回転数
1000rpm
までは静か
終始静か
終始煩い
ファン回転数
1200rpm
までは良好
温度及びファン回転数の計測は HWiNFO32 v3.66-1087

見難い表が続いてしまった。最後に1枚の表に纏める予定なので、今暫くの辛抱を・・・
さて、次回は真打「Samuel 17」の予定である。

CPUクーラーを試す IV (2011.1.17)

Samuel 17 の登場である。テストのために他のPCから引き剥がした。
一時流用か、そのまま居着くか、先のことは判らない。

【Samuel 17】

どこにも当たらずスンナリ収まった。 メモリの冷却を重視するか、チップセットに風を回すか、取り付け方向は選べる。

PCIeスロットとの間隔に問題なし。

写真のファンは大手裏剣付属の12mm厚ファン。
大手裏剣は取り付け可能だが、PCIeスロットに被るため、今回はテストしなかった。
Samuel 17 の結果

CPUクーラーを試す IV  (室温23℃)
CPUクーラー
ヒートシンク
Samuel 17
ファン
品名
ENERMAX
UCCL12
Noctua
NF-P12-1300
大手裏剣
付属ファン
寸法
120×25mm
120×12mm
仕様
PWM
回転数固定
PWM
公称回転数
rpm値
500~1200
±10%
1300
650~1600
挿入抵抗 Ω
104
動作回転数
rpm値
737~1137
910~944
783~1271
CPU温度
4コアの平均値
アイドル時
25.5℃
26.0℃
26.0℃
Prime95 開始 3分後
43.0℃
44.0℃
44.5℃
Prime95 開始10分後
45.5℃
46.0℃
46.0℃
Prime95 10分間
ピーク温度
48.0℃
49.0℃
48.0℃
ノイズの印象
ファン回転数
1000rpm
までは静か
終始静か
ファン回転数
1200rpm
までは良好
温度及びファン回転数の計測は HWiNFO32 v3.66-1087
では「AREKORE TEST VIII 」CPUクーラーを試す I~IVまでのデータを一纏めにしよう。

「DH67CF + i5-2400S CPUクーラー・テスト まとめ」 ページへ

Sandy Bridge 渡り初め 補遺 (2011.1.18)

DH67CF + i5-2400S を今月10日に組み立てて以来、事は円滑に運んできた。
では、問題は何もないのか。

USB接続の光ドライブに不都合あり

実はあるのだ。幾つかのスレでも同じ症状が報告されている通り、
 ・光ドライブをUSB接続すると不具合が出る。
 ・ドライブにメディアが入っていない時、起動時にインテルロゴで止まる。
  数分後にPOSTするとの報告もあるが、そんなに待てない。
 ・光ドライブのUSBプラグを抜けば、直ちにPOSTする。
 ・BIOSのBOOT項目で、起動順序を変えても、USB BOOTをDisableにしても問題は
  解決しない。

仕方ないので、
 ・起動時はUSB接続した光ドライブの電源をOFFにしている。
  光ドライブを使う時は、OSの起動中に電源を入れれば良い。
 ・もう一つ方法がある。BIOSのUSB項目中、USB Legacy SupportをDisabledに
  すれば、光ドライブにメディアがなくとも起動する。
  ところが、この設定のままではUSBデバイスからの起動はできない。

何れにしても甚だしく不便である。BIOSの更新を待つ他はないのだろうか。

Ubuntu10.10 は快調

別のSSDにUbuntu10.10を入れてから20時間経った。
 ・その間に一度もトラブルなし。起動は速やか、動きも良い。
 ・IGP Intel Processor Graphics 2000 の動作も良好。
 ・VLCで観るFull-HD コンテンツが、Win7より好ましく思えるのは贔屓目だろうか。
 ・VirtualBoxにWin2000を入れて、Adobe Flash HD Gallery を観た。
  720pまでは○、1080pは△か。全般にi5 750の時より良好だ。

さて、兪々ケース選びの段になった。 第一候補のNK-MT300i/TBK(アクリルケース)に無事収まるだろうか。

 PCG3