AMD V
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Athlon 200GE (2018.11.13)
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前の AMD IV頁、Athlon 200GE III(2018.10.01)の節で、Biostar B350GTNとAthlon 200GEを組み合わせた時、あれこれ手を尽くしてもBIOS画面が現れず、これはBIOSのUpdateを待つ他はないのではと頓挫した件、Web上から解決のHintを得た。つまり、
・HDMI 出力の時 NG
・DVI出力では OK
とのこと。早速、HDMI CableをHDMI-DVI変換Adaptorを介してDVI端子に繋ぎ替えたら即座に絵が出た。Win10 Pro Build 17134.376の動作に不都合なし。Radeon Driverは18.10.1でOK。 こうした症状は他のM/Bで経験済みながら、その時は気が回らずにいた。何とも迂闊な話だ。
そうなると、AM4-PCの構成を変更したくなる。
① MSI B450I GAMING + Ryzen 3 2200G → Ryzen 5 2400G
② MSI B350I-PRO + Athlon 200GE → Ryzen 3 2200G
③ Biostar B350GTN + Bristol Ridge A12-9800E → Athlon 200GE
それぞれAPUを格上げした方が良さそうに思われる。けれどもそう簡単ではない。
電源は、
②と③はpicoPSU-160-XTでよし。
①はSFX電源に置き換えたい。
Caseは、
②用のCaseはmitxpc mx500からMini-Box M350へ。
③用のCaseはObonからmitxpc mx500へ。
①は面倒。Ryzen 5 2400Gは大型のCPU Coolerを据えたいので、手持ちの中
ではWindyMC3 Strikerが候補ながら、改造に手を付けて中断したまま。
つまり、3台のAM4-PCを全て手直しすることになる。これから暮れに向かって忙しくなる時期、「遊んでばかりいては年を越せないでしょ」 と言われそう・・・
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Ryzen 3 1200 PC (2018.12.11)
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M/BやCPUを購入しCaseに収めて完成させるには古いPCを片付けなくてはならない。自分は自作PC道楽を始めて以来、古い部品を中古市場に売り払った経験は1回しかない。確か1MBのSIMM Memoryを8枚処分した時だった。以来、部品は増えるばかりで減ることはない。一部知り合いに譲っているが焼石に水、少しでも余剰空間があれば無理矢理仕舞い込んでいるが最早限界に達した。
その昔の1960年代、抵抗やCondenserを求める際、秋葉原で米軍放出基板を捨値で求め、こつこつと基板から外して使う習慣が身に付き、Intel 486DX2以前のM/Bも捨てることができずにいる。PCの自作を始める前に購入したNEC H98/90 も同様であり、ひょっとすると今でも動くかも知れない。HDDにはWin386やOS/2が入っているので気が向いたら試して見よう。おっと、思い出話は早々に切り上げて現実に目を向けよう。
さて、AMDのR5 2400G / R3 2200G / Athlon 200GE は小型PCに最適である。その内、R3 2200GとAthlon 200GEはpicoPSUでの安心運用は可能だが、R5 2400GはできればSFX電源と組み合わせたい。そこで、R3 1200 + GT1030 を収めたSilverStone SST-SG06Sに目を付け、お別れ会を兼ねて同PCを起動した。ところが、どう考えても完動美品であり、R5 2400Gに較べて消費電力は多少高めではあるが、絵も音も綺麗な静音PCを解体するのは忍びない。Samuel 17をAM4に対応させるべく特製の金具を拵えた、当時としては気合いの入ったつくりである。せめて、Zen2が出るまではこのままにして置こう、と気持ちが揺らぎCase横取りの件は没になった。矢張り、R5 2400G用のCaseは改造途中のWindy MC3 Strikerで手を打つ他はないか・・・
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解体が延期された R3 1200 PC
【M/B】 ASRock AB350 Gaming-ITX
【CPU】 Ryzen 3 1200
【CPU Cooler】 Samuel 17 + Noctua NF-F12 PWM
【MEM】 DDR4-2400 4GBx2
【SSD】 Samsung 850 EVO 120GB
【HDD】 Seagate 2.5"2TB HDD(消音Box入り)
【Video Card】 MSI GeForce GT 1030
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adapter
【OS】 Win10 Pro 17763.168
【Case】 SilverStone SST-SG06S
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実は、何台かの旧作PCを片付けなくては、別頁で進行中の Z390-PC を仕上げることができないのだ。
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MSI B450M GAMING PLUS (2018.12.22)
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前節で「何台かの旧作PCを片付けなくては別頁で進行中の Z390-PC を仕上げることができない・・・」と述べたにも拘わらず、Z390-PCの電源で頓挫し方針は変更された。そして「焼けのやんぱち 日焼けのなすび・・・」ではないが、またまた新しいM/Bに入手した。前々節で述べた Ryzen 5 2400G の処遇について、Caseに収めたAPUを順送りするのはかなり面倒であり、新規につくる方が簡単だからである。選んだM/Bは MSI B450M GAMING PLUS。
Test PCの構成は以下の通り。
【M/B】 MSI B450M GAMING PLUS (BIOS 1.20)
【CPU】 Ryzen 5 2400G
【CPU Cooler Heatsink】 Thermalright Macho120 SBM
【CPU Cooling Fan】 be quiet! PURE WINGS 2 120mm BL039
【MEM】 DDR4-2666 4GBx2
【M.2 SSD】 WD WDS500G2B0B 500GB
【PSU】 In WIN IP-P300HF7-2 Platinum
【Graphis Driver】 Radeon Sofeware 18.12.2
【OS】 Win10 Pro for Workstations (例の"旨い話"により無料でLicense認証を得た)
結果は、
【CinebenchR15】
OpenGL:61.88fps / Max 69W
CPU all core:818cb / Max 85W
CPU single core:157cb / Max 35W
【Prime95】
消費電力:Max 98W
CPU die温度:Max 69℃ (室温25℃)
CPU Fan回転数:Max 1160rpm
【Superπ104万桁】 14sec.
【Idle時消費電力】 13W
今年の6月に 「R5 2400G + MSI B350I Pro」 で試した時と較べて、
・Memory DDR4-2400とDDR4-2666との差がCinebenchの結果に現れた。
・Superπ104万桁 14sec.はどうしたことか、前回に較べて 1sec.劣る。
・Indle時消費電力は 1W減。
そのほか気付いた点は、
・CPU Cooler Heatsinkに横風仕様のThermalright Macho120 SBMを用いたが、
R5 2400GにはこのClassが相応しい。
・SATA 6Gb/s仕様のM.2 SSD WDS500G2B0BをHeatsinkを載せずに使って
みたが動作時の温度はやや高く、横風仕様のCPU Coolerの場合はHeatsink
を宛がいたい。
・R5 2400G内蔵GPU Vega 11の描画は、静止画/動画とも最近試した
RX560/RX570などのVideo Cardに較べて発色/精細感とも僅かに見劣りする。
画像の印象はDriverによってかなり変化するので、簡単に結論は出せないが、
本機の行く末はかなり微妙。試運転だけで終わる可能性大・・・
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Deskmini A300 準備編 (2019.01.17)
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Mini-PC愛好家にとって、今春一番の話題は "ASRock Deskmini A300" ではないだろうか。体積 1.9 literのCaseにAMDのAPUが収まるなら、発色の良い小型Home-PCとして活用する場面はありそう。けれども幾つか懸念がある。
TDP35WのAthlon 200GEなら、CaseまたはAPU附属のCPU Coolerで恐らく問題はないものと思われるが、同65WのR3 2200GやR5 2400Gは、APU附属Coolerの取り付けができず冷却能力の不足、更にCase附属の120W AC Adaptorでは高負荷時の動作が心配される。そこで、現在運用中のAthlon 200GE-PC及びR3 2200G-PCを再確認することにした。先ず前者から。部品構成は以下の通り。
【M/B】 MSI B350I-PRO
【CPU】 Athlon 200GE
【CPU Cooler Heatsink】 R3 2200G附属Cooler Heatsink
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM
【MEM】 DDR4-2400 4GB x2
【M.2 SSD】 Samsung 850 EVO 250GB (SATA 6Gbps)
【SSD】 Samsung MZ-7LE1T00 1TB
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
【Graphics Driver】 Radeon Software 19.1.1
【OS】 Win10 Pro Build 17763.253
【Case】 mitxpc mx500 (228.6 x 195.6 x 63.5 mm = 2.84 liter)
・我が家では数少ない 1TB SSDを積んだ贅沢PCである。
・上位APUであるR3 2200GのHeatsinkを取り付けたので冷却能力に不足はない。
R3 2200G附属Cooler Heatsink 厚み 20mm、Noctua NF-A9x14、透間 1mm。
合わせてCPU Coolerの総高は 35mm。
・MemoryをDDR4 2400に抑えた結果、Prime95実行時消費電力は Max 43W、
CPU Cooling Fan回転数は Max 1200rpm程度に収まった。
・従って、高負荷時の消費電力やFan Noiseを心配する必要はなく、
小型の静音PCとして恥ずかしくない仕上りと言えよう。
・但し、このCaseの天板及び左右の側板に空けられたPunching径が小さめである
ことから、Athlon 200GEより上位のAPUには厳しいかも知れない。
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mitxpc mx500 は 2.84 liter
Deskmini A300を同110と同じく 1.92 liter
とするとその差は 0.92 liter
人によっては
「作り換える必要ないじゃんか」
となりそう・・
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Deskmini A300 準備編 II (2019.01.19)
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では次に R3 2200GE-PCを確認しよう。部品構成は下表の通り。
Case Mini-Box M350にCPU Cooler Noctua NH-L9aはどこにも当たらず収まったが、Desikmini A300の場合どうなるかは未知数。もし、Noctua NH-L9aが取付不可なら、Ryzen 3 2200G附属Heatsinkを据えることになろう。その場合もどこかに当たる可能性があり、Heatsinkの一部を削り出す必要があるかも知れない。どうなるかはDesikmini A300の発売を待たなければならない。
さて、今回使用したM/B MSI B450I GAMINGのBIOSをA.10からA.30へ更新した。
その結果、これまでなかった "cTDP"項目が現れた。
cTDP limited control → 自動/35W/45W/65W
これはありがたい。CPU Coolerの冷却能力/Caseの排熱能力/電源容量等を勘案し、最適値を選ぶ事ができる。そこで幾つかの設定で消費電力/CPU温度等を計測した。
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MSI B450I + R3 2200G Test (2019.01.19 室温21-23℃)
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M/B
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MSI B450I Gaming (BIOS A.30)
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APU
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Model
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Ryzen 3 2200G
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Core Ratio
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AUTO
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35
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cTDP
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35W
|
45W
|
65W
|
AUTO
|
45W
|
Memory
|
DDR4-2400 4GB×2
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CPU Cooler
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Noctua NH-L9a + AM4 mounting kit
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iGPU
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Radeon Vega 8 Graphics (Driver:Radeon Software 19.1.1)
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SSD
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Samsung 860 EVO mSATA MZ-M6E500B/EC 500GB
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PSU
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picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
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Case
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Mini-Box M350 (W192xD210xH62=約2.6 liter)
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OS
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Win10 Pro Build 17763.253
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Cinebench
R15
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OpenGL
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57.44fps
Max 65W
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57.51fps
Max 67W
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57.55fps
Max 68W
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57.49fps
Max 68W
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57.26fps
Max 64W
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CPU
all core
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541cb
Max 58W
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561cb
Max 68W
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567cb
Max 69W
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570cb
Max 70W
|
549 cb
Max 53W
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CPU
single core
|
150cb
Max 32W
|
150cb
Max 32W
|
150cb
Max 32W
|
150cb
Max 32W
|
142 cb
Max 28W
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Prime95
10分間実行
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消費電力
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Max 75W
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Max 90W
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Max 97W
|
Max 99W
|
Max 86W
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CPU温度
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77.5℃
|
82.3℃
|
84.8℃
|
88.1℃
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81.8℃
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Fan回転数*
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1711rpm
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1816rpm
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1843rpm
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1909rpm
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1790rpm
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Idle時消費電力
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12W
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12W
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12W
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13W
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12W
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Fan回転数* = CPU Cooling Fan回転数
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上表の評価については次回に。
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Deskmini A300 準備編 III (2019.01.20)
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前節の表から、
・Cinebench OpenGL値はどの設定でも大差ない結果となった。
・同CPU all core値も同様、予想外に近い結果となった。
・同CPU single core値は、Core Ratioを35に落としたときのみ低下した。
・Prime95実行時消費電力は設定によって75-99Wまで相応に変化した。
・CPU温度及びCPU Cooling Fan回転数は全体に高めだった。
従って、CPU Coolerの冷却能力/Caseの排熱能力/電源容量等により、cTDP及びCore Ratioを決めることになろう。自分の場合、PCから60cm離れた時のNoise Levelを最重要視するので、cTDP 45W/Core Ratio 35あたりに落ち着きそう。今回使用した CPU Cooler Noctua NH-L9a搭載の92mm Fanは、1500rpmを超えると途端に耳障りになるので、Prime95やOCCTなどの高負荷Bench Softの実行は一回限りにしたい。
さて、このPCに用いたCaseは
Mini-Box M350 : W192 x D210 x H62mm = 2.6 liter (実測値)
であり、
Deskmini A300 : W155 x D155 x H80mm = 1.92 liter (公称値)
その差は 0.67 literである。
どう考えても 「Mini-Box M350のままで良いじゃん」 となりそうなのだが、実は、
・2.5" Storageの増設に関しては Deskmini A300の方が優る。
・Case Coverに空けられたPunching径は、Deskmini A300の方が大きめであり、
CPU周辺の開孔率も優る可能性がある。
・Mini-Box M350は横置き仕様。縦置きするなら適当な台を自作することになる。
Deskmini A300 は縦置き横置き両対応。
どうなるかは、Deskmini A300 を入手してからに。
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右 Mini-Box M350 : 2.6 liter
左 Deskmini A300 : 1.92 liter
その差は 0.67 liter
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ところで、前々節で試したMSI B350I-PROのBIOSを更新したら cTDP項目が現れた。
但し、載せたAPUがAthlon 200GEなので、
cTDP limited control → 自動/35W
となった。一応念の為に自動/35Wの両設定で試したが、TDP 35WのAPUでは当然のことながら殆ど差はなかった。
問題はDeskmini A300に cTDP項目があるかどうか、或いはCore Ratioの変更が可能かどうかにある。もし、両者とも有りなら、R5 2400Gも候補となる。その場合、Specを落としても4C8Tで運用することができれば、VMware&VirtualBox等それなりに生かす道はある。
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Athlon 240GE (2019.01.21)
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Athlon 240GEを注文した。届くまでに成すべき作業がある。 M/BのBIOSをUpdateしなければ認識されない可能性があるからだ。いずれDeskmini A300に載せるにしてもその前に動作Testを実行したい。けれどもAM4に対応するMini-ITX M/Bは全て塞がっているので、MicroATX M/B MSI A320M Gaming Proを引っ張り出した。APUは別のM/BからAthlon 200GEを横取りした。
部品を据えてSW-ON。無事に起動しLicense認証もOK。早速Win10の最新版にUpdateした。全く問題なし。次にBIOSをV 1.F0 から V1.H0 へ更新したら、予想通り"cTDP項目"が現れた。これで、最近試したMSIのAM4仕様M/Bは全てcTDP対応となった。尚、MSI A320M Gaming ProのWeb Siteでは、BIOS V1.G0 からAthlon 220GE/240GE対応とある。
さて、今回のTestでは Athlon 200GE附属のCPU Coolerを用いた。これが予想外に静かで、中低負荷時なら60cm以上離れればFan Noiseは大して気にならない。勿論、耳を寄せれば聞こえるが決して耳障りではない。最近のAPU附属Cooling Fanはかなり良質と言えようか。
Athlon 240GEのCPU Clockは 3.5GHzとされる。同3.2GHzのAthlon 200GEに較べて、消費電力やCPU温度はどの程度上昇するか気になるところ。もし、R3 2200Gを35W動作させた時の値に近いなら、前々節で確認した通り然程心配することなく小型Caseに収められそう。
以上、Athlon 240GEを迎える準備は整った。品物は本日昼頃到着予定・・・
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APU Idle 10W (2019.01.22)
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Athlon 240GEが届いた。早速、前節で試した MSI A320M Gaming Pro に取り付けSW-ON。ところが全体に消費電力が高い。特にIdle時消費電力は 15Wもある。これでは話にならない。仕方なくCaseに収まっているMSI B450I Gaming Plusを取り出すことにした。Athlon 240GEを据えCMOSをClearした。う~ん、CPU Cooling Fanが煩い。Idle時からぴーひゃらぴーひゃらお祭り状態。即座に見限りAthlom 200GE附属Coolerに交換した。今度は静か。
部品構成と結果は以下の通り。
【M/B】 MSI B450I Gaming Plus (BIOS A.30)
【APU】 Athlom 240GE
【CPU Cooler】 Athlom 200GE附属Cooler
【MEM】 DDR4-2666 4GB x2
【M.2 SSD】 Plextor PX-128M6G (SATA 6Gb/s)
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
【Graphics Driver】 Radeon Software 19.1.1
【OS】 Win10 Pro Build 17763.253
【Case】 Obon
【Cinebench R15 OpenGL】 36.20fps / Max 50W
【Cinebench R15 CPU all】 396cb / Max 41W
【Cinebench R15 CPU single】 143cb / Max 26W
【Prime95】 Max 51W
【Idle】 10W
この"Idle 10W"は、AMDのAPU/CPUでは我が家の最小記録。
これで漸くAMDも省電力競争に仲間入りか・・・
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R5 2400G 省電力動作 (2019.01.23)
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前節、AMDのAPUでは初めて 「Idle 10W」 を実現した。その時、Core RatioもTDPも弄らず初期値のままであった。Athlon 240GEなら、Desikmini A300に収めHome-PCとして概ね不満なく運用できるものと考えられる。けれども、それでは余りにも簡単すぎて面白味に欠ける。
自分の使い方でCore数/Thread数が多く必要とされる場面は仮想環境構築時である。VMware/VirtualBoxとも最低4C8TのProcessorを載せたい。既にVMware-PC/VirtualBox-PCは何台かあるが、もしDesikminiで実現できるなら机周りがすっきりしてありがたい。そこで、Desikmini A300での運用を前提に「R5 2400Gの省電力動作」についてあれこれ試した。その方針として、
・Desikmini A300に附属するAC Adaptorは 120W。そのAdaporを長時間連続安心
運用するには、最大負荷はその√2分の1程度に抑えたい。
即ち 120W÷√2 = 約85W
・Testに用いる電源はIn WIN IP-P300HF7-2 Platinumであり、低負荷時/高負荷時
とも大層効率が良い。AC Adaptor電源との差は、低負荷時はほぼ同じ、
中負荷時は-10W、高負荷時は-15Wに達することもあり要注意。従って今回は、
最大消費電力 85W - 10W = 75W を目標値とする。
Ryzen 5 2400GのBase Clockは3.6GHz、Turbo Clockは3.9GHz、TDPは65Wのところを以下の設定により計測した。
Test-01:Core Ratio = Auto、cTDP = Auto
Test-02:Core Ratio = x36、cTDP = 35W
Test-03:Core Ratio = x35、cTDP = 35W
Test-04:Core Ratio = x34、cTDP = 35W
Test-05:Core Ratio = x33、cTDP = 35W
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R5 2400G 省電力動作 I (2019.01.22 室温21-23℃)
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M/B
|
MSI B450M GAMING PLUS (BIOS 1.30)
|
APU
|
Model
|
Ryzen 3 2400G
|
Core Ratio
|
AUTO
|
36
|
35
|
34
|
33
|
cTDP
|
AUTO
|
35W
|
Setting
|
Test-01
|
Test-02
|
Test-03
|
Test-04
|
Tset-05
|
Memory
|
DDR4-2666
4GB×2
|
DDR4-2400 4GB×2
|
CPU Cooler
|
Thermalright Macho120 SBM + be quiet! PURE WINGS 2 120mm
|
iGPU
|
Radeon Vega 8 Graphics (Driver:Radeon Software 19.1.1)
|
M.2 SSD
|
WD WDS500G2B0B 500GB
|
PSU
|
In WIN IP-P300HF7-2 Platinum
|
Case
|
Obon
|
OS
|
Win10 Pro for Workstations Build 17763.253
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
61.86fps Max 68W
|
60.32fps Max 62W
|
59.13fps Max 61W
|
58.60fps Max 59W
|
57.60fps Max 57W
|
CPU
all core
|
825cb Max 84W
|
782cb Max 67W
|
768cb Max 62W
|
749cb Max 57W
|
726cb Max 52W
|
CPU
single core
|
157cb Max 34W
|
146cb Max 29W
|
143cb Max 28W
|
139cb Max 27W
|
135cb
Max 26W
|
Prime95
10分間実行
|
消費電力
|
Max 98W
|
Max 76W
|
Max 73W
|
Max 68W
|
Max 62W
|
CPU温度
|
67.0℃
|
57.3℃
|
56.0℃
|
54.0℃
|
51.5℃
|
Fan回転数*
|
900rpm
|
638rpm
|
618rpm
|
567rpm
|
444rpm
|
Idle時消費電力
|
13W
|
Fan回転数* = CPU Cooling Fan回転数
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上表から、最大消費電力 75W以下 を実現するSettingは Test-03~05となる。
では、電源を picoPSU-120-WI + 12V 120W Adaptor に差し替えて計測しよう。
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R5 2400G 省電力動作 II (2019.01.23 室温18-19℃)
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M/B
|
MSI B450M GAMING PLUS (BIOS 1.30)
|
APU
|
Model
|
Ryzen 3 2400G
|
Core Ratio
|
35
|
34
|
cTDP
|
35W
|
Setting
|
Test-03 ac
|
Test-04 ac
|
Memory
|
DDR4-2400 4GB×2
|
CPU Cooler
|
Thermalright Macho120 SBM + be quiet! PURE WINGS 2 120mm
|
iGPU
|
Radeon Vega 8 Graphics (Driver:Radeon Software 19.1.1)
|
M.2 SSD
|
WD WDS500G2B0B 500GB
|
PSU
|
picoPSU-120-WI + 12V 120W Adaptor
|
Case
|
Obon
|
OS
|
Win10 Pro for Workstations Build 17763.253
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
59.23fps / 73W
(59.13fps / Max 61W)
|
59.02fps / 71W
(58.60fps / Max 59W)
|
CPU
all core
|
770cb / 72w
(768cb / Max 62W)
|
749cb / 66W
(749cb / Max 57W)
|
CPU
single core
|
143cb / 29W
(143cb/ Max 28W)
|
138cb / Max28W
(139cb / Max 27W)
|
Prime95
10分間実行
|
消費電力
|
Max 90W (Max 73W)
|
Max 80W (Max 68W)
|
CPU温度
|
Max 53.8℃
|
Max 50.9℃
|
Fan回転数*
|
Max 433rpm
|
Max 373rpm
|
Idle時消費電力
|
13W (13W)
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( )内の数値は電源が In WIN IP-P300HF7-2 Platinumの時、
Fan回転数* = CPU Cooling Fan回転数
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今回のTest時は室温が3-4℃下がったため、CPU温度/CPU Cooling Fan回転数に
大差がついた。寒い中、Prime95実行時 Max 433rpmは快適そのもの。
さて、上の表 [Tses-03 ac] の時、Prime95実行時消費電力は 90Wに達した。従って、もしR5 2400GをDeskmini A300に載せるなら、そのあたりが目安になりそう。但し、同M/Bの機能は最小なので、負荷時の消費電力はもう少し下がることを期待したい。
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APU Idle 10W II (2019.01.29)
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Web上には ASRock Deskmini A300 の詳細情報が現れ始めた。その中に Noctua NH-L9a の取付可能との報が見える。ならば、R5 2400Gで試してみよう。部品構成は以下の通り。
【M/B】 MSI B450I Gaming Plus (BIOS A.30)
【APU】 R5 2400G
【CPU Cooler】 Noctua NH-L9a
【MEM】 DDR4-2400 4GB x2
【M.2 SSD】 Plextor PX-128M6G (SATA 6Gb/s)
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
【Graphics Driver】 Radeon Software 19.1.1
【OS】 Win10 Pro Build 17763.292
【Case】 Obon
BIOSのSettingは前節に倣い 【Core Ratio】 x35 【cTDP】 35W とした。
【Cinebench R15 OpenGL】 59.86fps / Max 68W
【Cinebench R15 CPU all】 770cb / Max 72W
【Cinebench R15 CPU single】 143cb / Max 27W
【Prime95実行時消費電力】 Max 82W
【Prime95実行時CPU温度】 60.4℃ (室温19℃)
【Prime95実行時CPU Fan回転数】 1080rpm
【Idle】 10W
同じMSIのMicro ATX M/B B450M GAMING PLUSと較べてPrime95実行時のMax消費電力は8W低く、どうもcTDPの効果が微妙に異なるようだ。CPU温度/Cooling Fan回転数を併せて考えれば、Deskmini A300での運用に明るい見通しが立ったと言えよう。
さて、MSIのM/BでAPUを交換する際、CMOSのClearは要注意。
・CMOS Clear PinをShortする時間が短い場合、不十分なことがある。
・BIOS起動後、日付に変化のない場合はClear不足の可能性があり、
日付がM/Bの初期値に戻っていることを確認する必要がある。
・特にcTDPをAUTO以外の値にSetした時、そのCMOS Clearの違いが消費電力
の差に表れることがある。但し、この現象が我が家特有のものかどうかは不明。
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Deskmini A300 (2019.02.08)
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本日昼前、Deskmini A300が届いた。2月8日発売、9日到着と思っていたので、1日早く入手することができた。Deskmini A300用のM.2SSDは事前にInstallして置いたので、組立後にlicense認証を受ければOK。
最初に挿すAPUは最も消費電力の低い Athlon 200GEでよし。そして、CPU CoolerはCase附属品を据えてみよう。従ってDeskmini A300の筆下ろしは以下の通り。
【M/B】 Deskmini A300
【CPU】 Athlon 200GE
【CPU Cooler】 Case附属Cooler → Athlon 200GE附属Cooler
【MEM】 DDR4 2400 SO.DIMM 4GB x2
【M.2 SSD】 Intel 660P SSDPEKNW512G8XT
【AC Adaptor】 Deskmini附属 AC Adaptor
【Graphics Driver】 Radeon Software 19.1.1
【OS】 Win10 Pro Build 17763.292
残念ながらCase附属Coolerは「祭り囃子」のよう。即Athlon 200GE附属Coolerに交換した。今度は大丈夫。結果は、
【Cinebench R15 OpenGL】 35.11fps / Max 39W
【Cinebench R15 CPU all】 357cb / Max 28W
【Cinebench R15 CPU single】 128cb / Max 20W
【Prime95】 Max 35W
【Idle】 7W
APU Idle 7Wは我が家の最小記録である。そればかりかCinebench/Prime95実行時の消費電力も低い。 これは、BIOSの初期値が省電力傾向にあるものと考えられる。 但しBIOS P1.10の時、cTDP項目は現れず、もしTDP 65WのR5 2400Gを省電力動作させるなら、CPU動作Clockを下げることになる。この項目は現在のBIOS中にあるので後日試してみよう。
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Deskmini A300 II (2019.02.09)
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前節で「・・BIOS P1.10の時、cTDP項目は現れず・・」と述べた件を撤回します。BIOSの細部を眺め回していたら、「Advanced」→「AMD CBS」→「NBIO Common Options」→「System Configuration」→「35W/45W/65W/AUTO」に"cTDP"を見つけました。
cTDPを活かせば小型静音省電力PCが誰でも簡単に実現できそう。その前に三種のAPUで試した結果をまとめて置こう。
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Deskmini A300 Test01 (2019.02.08-09 室温:23-24℃)
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M/B
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Deskmini A300 Test01 (BIOS P1.10)
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APU
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Model
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Athlon 200GE
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Ryzen 3 2200G
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Ryzen 5 2400G
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Frequency
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AUTO
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AUTO
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3600MHz
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Voltage
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AUTO
|
AUTO
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1.43750V
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CPU Cooler
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Athlon 200GE附属
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Noctua NH-L9a + AM4 mounting kit
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Memory
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DDR4-2400 4GB×2
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iGPU
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Driver:Radeon Software 19.1.1
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M.2 SSD
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Intel 660P SSDPEKNW512G8XT
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PSU
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M/B内蔵DC-DC + Case附属19V 120W AC Adaptor
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Case
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Test中はCaseからM/Bを取り出した
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OS
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Win10 Pro Build 17763.292
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Cinebench
R15
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OpenGL
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35.11fps
Max 39W
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56.37fps
Max 59W
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60.05fps
Max 56W
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CPU
all core
|
357cb
Max 28W
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545cb
Max 47W
|
786cb
Max 62W
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CPU
single core
|
128cb
Max 18W
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142cb
Max 23W
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146cb
Max 23W
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Prime95
10分間実行
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消費電力
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Max 35W
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Max 75W
|
Max 82W
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CPU温度
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48.8℃
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69.0℃
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73.0℃
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CPU Fan回転数
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2380rpm
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1445rpm
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1473rpm
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M.2 Heatsink温度
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-
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-
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43.8℃
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VRM Heatsink温度
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-
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-
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51.8℃
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AC Adaptor表面温度
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-
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-
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33.0℃
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Idle時消費電力
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7W
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Idle 7WがAthlon 200GEだけではなく、R3 2200G/R5 2400Gの時も同値となった。AMDとしては画期的と言えよう。これまで省電力PCではIntelの後陣を拝していたのが嘘のように思えてくる。その理由が、実質的にChipsetを廃し全ての機能がCPU直結になったことによるものとすれば、最小機能M/Bに対する期待が膨らむ。長年我が家では「低機能M/B」=「廉価M/B」=「Hi-Fi M/B」として捉えてきたので、尚一層磨きをかけて貰いたいところ。
そうなのだ。旧Deskmini 110も低機能なるが故にUSB-DACを繋いだ時の音質は優れていた。今回のDeskmini A300も結構いい音がする。それだけではない。
・動画Upcon再生時の消費電力が低く、18~20W程度。
・特にR5 2400Gの画像は綺麗。発色/Contrast/精細感/白の抜け/黒の締まり等が
優れ全体に深みが感じられる。
・今回使用したCPU Cooler Noctua NH-L9aのFanは、1500rpm程度までなら充分に
静かなので、中負荷時750rpm程度では極静音と言えよう。
・問題はM/BをCaseに収めた時、どの程度温度やNoiseが上昇するかにある。
と言うことで、AMDの豹変振りに吃驚仰天した一日であった。従って、9日は大雪になる予感が・・・
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A300M-STX 薄づくり (2019.02.10)
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前節のTestにより、Deskmini A300 + R5 2400G の組合せで、Performance/消費電力/静音性等充分納得の行くPCに仕上げることが可能との結論を得た。Caseに収めれば一丁上がりとなる。 ならばRepoはこれでお終いか。 それでは余りにも呆気ない。せめて1週間は遊びたいと考えていたので、次なるThemeを探そう。
実は、そのための部品は確保してあった。
Dynatron A18 1U Server用 AMD AM4 Processor CPU Cooler
である。"1U"は44mm高。つまり、Deskmini A300のM/B "ASRock A300M-STX"をThin仕立てにしたらどうかという計画である。Mini-STXの唯一の難点は姿が"ずんぐりむっくり"であることに尽きる。1-2台なら兎も角、既にASRock/ASUS/ECS/Gigabyteと4台もあっては面白味に欠ける。
Dynatron A18を使えばCase高は44mm内に収まる。多少余裕を持たせて
W170 x D150 x H50 mm = 1.275 liter
程度に仕上げることができれば、かなりSmartに見えるであろう。但し、Dynatron A18は高回転型Blower Fan (Max 6000rpm)が使われ、とても我が家のNoise許容値を満足できない。代わりに載せるFanはNoctua NF-A9x14 PWMである。その為にはHeatsink固定金具も外さなくてはならない。
Dynatron A18のHeatsinkを固定する方法は AMD IV Athlon 200GE IV(2018.10.02)の節で述べた通り、各種BisnutとWasherを駆使することになる。M/B基板面とHeatsink底面との透間を計測し「得られた値 - 0.5mm」になるようNutとWasherを積み重ねて一端固定し、その上にHeatsinkを置きFlange Nutで締め付ける。この時、APUの上面とHeatsinkが平行になるとは限らないので、4個所の透間を個別に計測することが大切である。それでも完全なる平行を得るのは難しく、CPU Greaseをほんの少し厚めに塗り気休めとする。
CPU Cooling Fanは、M/B固定螺子部分にSpacerを立てAlumi金具を用い固定する。専用の金具を拵えれば美しく仕上がる筈。
また、M/B裏面に据えるM.2は、熱伝導Gel Sheetを介し底板に熱を拡散させれば良いであろう。問題は 1-2TB級の製品を購入できるかどうかにある。このところPC部品だけではなく書籍の購入費も激増しているので、暫く自重する可能性大。
と述べたからには 1.275 literのCaseを自作する魂胆である。果たして何時ものように計画倒れに終わるかどうか・・・
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A300M-STX 薄づくり II (2019.02.11)
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Deskmini A300からM/Bを取り出しThin仕立てにする件、問題は幾つかあるが、その一つはStorageの増設である。現在M/B基板上に512GBのM.2 SSD Intel 660P SSDPEKNW512G8XTを挿しているが、今時それだけでは直ぐに容量不足となる。追加するなら、先ず基板裏のM.2 Socketから試そう。他のPCから同じくIntel 660P SSDPEKNW512G8XTを引き抜き据えてみた。認識/動作ともOK。けれども、
・Idle時消費電力は2W増し → 9W
・Intel 660P SSDPEKNW512G8XTは、動画Fileなど大容量FileをCopyすると、
6-7GBを過ぎた辺りから転送速度が激減した。113MB/s → 61MB/s
両者とも不満大あり。早くも"A300M-STX 薄づくり"実現に向けて暗雲が立ち籠めた。
ならば、二つあるSATA6Gb/s Portに2.5"SSDと2.5"HDDを繋いでみよう。
・ITBのmSATAを2.5"SATA変換Caseに収めたSSDを繋いだ。
Idle時消費電力は1W増し → 8W
転送速度の落ち込みは 113MB/s → 98MB/s 程度で問題なし。
・更に4TBの2.5"HDDを追加した。
Idle時消費電力は1W増し → 9W (HDD休止時は 8W)
転送速度の落ち込みは 113MB/s → 98MB/s 程度で問題なし。
実はM.2 SSDや2.5"SSDの中には、大容量Fileの転送時に速度が低下する例を幾つか経験してきたが、まさかIntel M.2 SSDの転送速度がこれ程までに落ち込むとは予想していなかった。解決策としては、
・大容量File転送時に速度が落ちない製品を探す → 高価な上発熱が心配される。
・この際、M/B裏面のM.2は使わずSATA6Gb/s Portを活用する。
これは悩ましい事態になった・・・
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A300M-STX 薄づくり III (2019.02.12)
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遅ればせながら
Deskmini A300の写真を載せることにしよう。文章だけなら如何様にも書ける訳で、実測値 W105.8 x D74.4 x H11.0 mmのDynatron A18 Heatsinkが無事に収まるかどうかは写真で示すのが一番。
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左の通り、Dynatron A18はどこにも当たらずぴったり収まった。全銅製のHeatsinkは一見よく冷えそうに思われるが、実はHeatpipeを使用した製品に較べて冷却能力はやや劣る。 従って過信は禁物である。
Deskmini A300から取り出したM/B "ASRock A300M-STX"を用い、薄づくりのPCに仕上げるなら、2丁のStorageはM/Bの下ではなく並べて置くことになる。
(写真中程に見える黄色い紐は 2mm-pitchのSW Cable)
Dynatron A18 Heatsink
+ Noctua NF-A9x14 PWM
= 11.0 + 14.0 mm = 25.0mm高
Noctua NH-L9a = 37.0mm高
その差は 12.0mm。
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上の写真の場合、Caseの寸法は、
W240 x D155 x H50 mm = 1.86 liter
となり、1.92 literのDeskmini A300より幾分小型にできそう。
現在、APUはAthlon 200GEを載せている。頑張っても R3 2200Gで手を打つことになりそう。もしR5 2400Gに拘るならCPU CoolerはNoctua NH-L9aにしたい。その場合、Case高は12mm増して、
W240 x D155 x H62 mm = 2.31 liter
折角の 「薄づくり」 は 「並づくり」 となる。
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Athlon 200GE vs Pentium G5500T (2019.02.15)
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Deskmini A300の購入から1週間が過ぎた。予想通りと言うべきか、人気は上々で各PC-Shopは在庫が切れ、これから求めるなら来月になるとのこと。小型PC-Maniaとしては嬉しい限りである。
さて、Deskmini A300を最小構成かつ最低費用で済ますなら、APUはAthlon 200GEを選ぶ事になろう。同APU附属のCPU CoolerはDeskmini A300附属のCoolerより静かで扱い易く、外れを引かなければ良好である。その2C4T/TDP35WのAthlon 200GEをIntel TDP35WのT付SerieとCinebenchR15の成績で比較すると、
i3 4160T / i3 4370T / i3 6100T
を上回り、
i5 6500T / i3 7100T
に迫り、最近のCPUでは Coffeelake Pentium G5500Tに近いことが判った。
そして、Athlon 200GE \6,225、Pentium G5500T \9,340也。
これまでAMDのAPU/CPUはIntelのCPUと較べてBench結果は同等でも消費電力の面で大きく水を開けられていたが今回は違う。消費電力も両者はほぼ互角である。そうなるとAMDに馴染みの薄い人でも気になるのではないだろうか。
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Athlon 200GE vs G5500T1 (2019.02.15 室温:21-23℃)
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M/B
|
ASRock Deskmini A300
|
MSI B360M Pro VH
|
APU/CPU
|
Athlon 200GE
|
Pentium G5500T
|
CPU Cooler
|
Dynatron A18 +
Noctua NF-A9x14
|
i3 8100附属Cooler
|
Memory
|
DDR4-2400 4GB×2
|
SSD
|
Intel 660P M.2
SSDPEKNW512G8XT
|
Crucial 128GB mSATA
(SATA2.5"Case入り)
|
PSU
|
DC-DC
|
M/B内蔵
|
picoPSU-160XT
|
AC-DC
|
Case附属19V 120W
AC Adaptor
|
12V 150W
AC Adaptor
|
OS
|
Win10 Pro Build 17763.316
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
35.22fps
Max 38W
|
52.96fps
Max 39W
|
CPU
all core
|
356cb
Max 28W
|
341cb
Max 31W
|
CPU
single core
|
128cb
Max 18W
|
137cb
Max 20W
|
Prime95
10分間実行
|
消費電力
|
Max 34W
|
Max 37W
|
CPU温度
|
Max 52.6℃
|
Max 50.8℃
|
CPU Fan回転数
|
Max 1245rpm
|
Max 1028rpm
|
Idle時消費電力
|
7W
|
5W
|
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Diskminiの初版である同110を入手したのは 2016/08/07 である。それから2年半後の 2019/02/08に同A300を得た。その間の進歩はどうか両者を比較した。条件を揃えるために同じStorage構成とした。但し、Diskmini 110の無線LANは外すのが面倒なので横着を決め込んだ。
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新旧 Deskmini (2019.02.16 室温:23℃)
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M/B
|
ASRock
Deskmini A300
|
ASRock
Deskmini 110
|
APU/CPU
|
Athlon 200GE
|
Skylake i3 6100T
|
CPU Cooler
|
Dynatron A18 +
Noctua NF-A9x14
|
Noctua NH-L9i
|
Memory
|
DDR4-2400 4GB×2
|
DDR4-2133 4GB×2
|
M.2 NVMe SSD
|
Intel 660P M.2
SSDPEKNW512G8XT
|
Plextor PX-AG128M6e
|
2.5"HDD
|
Toshiba
MQ04ABD200 2TB
|
Seagate
ST2000LK007 2TB
|
PSU
|
M/B内蔵DC-DC + 19V 120W AC Adaptor
|
OS
|
Win10 Pro Build 17763.316
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
35.29fps
Max 38W
|
46.18fps Max 36W
|
CPU
all core
|
357cb
Max 28W
|
337cb
Max 33W
|
CPU
single core
|
129cb
Max 19W
|
123cb
Max 22W
|
Prime95
10分間実行
|
消費電力
|
Max 35W
|
Max 47W
|
CPU温度
|
Max 53.6℃
|
Max 61.5℃
|
CPU Fan回転数
|
Max 1256rpm
|
Max 1145rpm
|
Idle時消費電力
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8W (HDD休止時は 7W)
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上の表から、
・CinebenchR15 OpenGL値は Diskmini 110 が優位。
・CinebenchR15 CPU値は Diskmini A300 が優位。
Diskmini 110は一連のIntel騒動前はもう少し良好な結果が得られた。
・Idle時の消費電力は同値、中高負荷時は Diskmini A300 が優位。
・Deskmini 110はCase入り、同A300はM/B剥き出しなので、
CPU温度とCPU Cooling Fan回転数については比較対象外。
・動画の再生品質はA300の方が好ましい。
・USB-DACを接続した時の音質は互角。
総じて、Diskmini A300 の方が満足度は高い。
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AMD APUの件、その後停滞している。
Deskmini A300にAthlon 200GEを載せれば、静音性/冷却能力/画像や音の品質等、充分満足の行く結果が得られる。ところが、上位のAPUであるR5 2400Gを載せると静音性/冷却能力に問題が生じ、cTDP 35W動作に落ち着く。けれどもそれではAPUの能力が充分に発揮できず、なるべく大型のCPU Coolerを据えSFX電源を用いDown Clockすることなく使いたい。
そこで、R5 2400GをMini-ITX M/B MSI B450Iに載せ、CPU Coolerは be quiet! Shadow Rock LP、そしてSFX電源で試した。この組合せならcTDPを弄らず規定値のままであっても安心運用できる。慾を言えば更に大型のCPU Coolerに換えたいが、長時間高負荷の使い方をしない限り大丈夫であろう。MemoryもDDR4-3200動作で問題なし。ところが、動画の再生品質が気に入らないのだ。精細感/発色/Contrast/黒の締まりと白の抜け具合等、AMDのAPU及びVideo Cardを満足度の高い順に並べると、
Radeon RX 560/570 > Athlon 200GE/240GE > R3 2200G/R5 2400G
となり、R5 2400Gが最も見劣りする。こうした傾向はIntelも同様であり、上位のCPUより最下位のCeleron内蔵Graphicsの方が綺麗に見える例は珍しくない。そうなると R5 2400G に適当なVideo Cardを加えたくなるが、それでは本末転倒である。矢張り、Driverの更新を待つ他はないであろう。 Game Performance重視のDriver Tuningが一段落した後、静止画や動画の品位向上に手が回るのはRadeon Seriesの伝統に思われるので、春霞の晴れる頃まで R5 2400G は休暇となる・・・
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Radeon Software 19.4.1 (2019.04.12)
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前節で 「春霞の晴れる頃まで R5 2400G は休暇となる・・・」 と述べた件、休み明けは思いの外早くやってきた。
Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 19.4.1
を導入したら不満は概ね解消されたからだ。発色/精細感/Contrast/白の抜け・黒の締まり等極めて良好。中でもNHK BS PremiumやWOWOW Liveから録画したConcert番組は殊の外綺麗。だからと言って万能ではなく、
・画質の良い録画FileやBD → Radeon Series
・やや画質の劣る録画FileやBD → Intel HD Graphics
・DVDのUpcon再生 → NVIDIA Card
となる点は相変わらず。
ところが反動もある。Deskmini A300に載せた Athlon 200GEの場合、Radeon Software 19.4.1の導入により画面全体にSharpnessが甘く感じられた。視力が低下した者にとって、画像の鮮明さは大いに気になるところ。日頃から視力健常者より幾分Edgeを強調する傾向にあるので尚更のこと。よって、遠視+近視+乱視者は当面
R5 2400G → Radeon Software 19.4.1
Athlon 200GE → Radeon Software 19.1.1
とする方が結果はよさそう・・・
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RGEEK PC-Case (2019.04.28)
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Deskmini A300に載せるAPUは、薄づくりのCaseに収めるため Athlon 200GEに落ち着いた。そうなると、2018年11月に仕上げた MSI B350I-PRO + Athlon 200GE + mitxpc mx500 は用済みか。けれどもMini-ITX Case mitxpc mx500は左右上面のPunching径が小さく上位のAPUを載せるのは辛い。そこでWeb上を見回し幾分通気性の良さそうな "RGEEK PC-Case" を入手した。
寸法は W197 x D197 x H80 mm : V3.10 liter
Deskminiは W155 x D155 x H80 : V1.92 liter
少し大振りではあるが 3 literなら良としよう。 (Made in China \5,188)
では、APUをどうするか。Athlon 200GEからほんの少し上位のAthlon 240GEを使ってみよう。もう一つ候補となるR3 2200Gは吸排気FanのあるCaseで運用したい。CPU Coolerは 定番のNoctua NH-L9aではなく、R3 2200G附属CoolerのHeatsink + be quiet! BL038 92x25mm Fanで行こう。実は、Chipset B350は同B450に較べて発熱量が多く、二方向排気のNoctua NH-L9aではChipsetに風が回らず、全方向に風が抜けるR3 2200G附属Cooler Heatsinkに較べてCase内部の温度が上がり易い。従って、Case Fanがない場合、Noctua NH-L9aはB450やA300仕様のM/Bで使いたい。
予定の部品構成は以下の通り。
【M/B】 MSI B350I-PRO
【CPU】 Athlon 240GE
【CPU Cooler Heatsink】 R3 2200G附属Cooler Heatsink
【CPU Cooling Fan】 be quiet! BL038 92x25mm
【MEM】 DDR4-2666 4GB x2
【M.2 SSD】 Samsung 850 EVO M.2 250GB
【SSD】 Samsung PM851a MZ-7LE1T00 1TB
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
【OS】 Win10 Pro Build 18362.53
【Case】 RGEEK PC-Case
問題は2.5"SSDの収まり具合にある。 既定の取付方法では風通しを損なう可能性があるので一工夫することになるかも・・・
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RGEEK PC-Case II (2019.04.28)
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では、RGEEK PC-Caseに収める算段をしよう。
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左の通り、RGEEK PC-CaseはDeskminiより一回り大きい。体積は60%増し。
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Caseの内部が狭い場合、Cableを必要最短長にすると都合が良い。要半田付け。
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Case附属のStorage固定金具をそのまま使うと風通しの妨げになるので、金具と2.5"SSDの間に5mmのSpacerを挿入した。
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MSI B350I-Proに be quiet! BL038 92x25mm Fanはよく似合う。
Chipsetに40x10mm Fanを載せた。
全体に黒基調で見栄え良し。
Caseへの組み込みは今晩・・・
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RGEEK PC-Case III (2019.04.29)
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RGEEK PC-Caseへの組み込みは難しくなかった。心配されたUSB3.0 Cableや他のCable類も無理なく収まった。M/Bの基板裏に取り付けたM.2 SSDは2mm厚のλGel Sheetを貼り付け底板に放熱した。
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仕上がったRGEEK PC-Case。
高級感はないが嫌みもない。精度に問題はなく、値段より幾分良さそう。(天板が黒っぽく見えるのは撮影時の照明の加減による。実際は前面と同一色)
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天板を開けると、Storage固定金具が全体に覆い被さり風通しを妨げている。
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Storage固定金具と2.5"SSDの間に5mm高のSpacerを噛ましたことにより、風通しは多少改善された。
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次に各部の温度を計測した。(室温23.0℃)
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【天板なしの時】
全く問題なし。
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【天板ありの時】
天板を填めたことにより1~3℃上昇した。それでも全く問題なし。
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次に天板を填めた状態でPrime95を15分間走らせた。 (室温は23.0℃)
【Prime95実行時消費電力】 Max 56.8W
【Prime95実行時CPU温度】 Max 68.9℃
【Prime95実行時CPU Cooling Fan回転数】 1672rpm
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Summit Ridge (2019.06.13)
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Ryzenの登場以来、7種のProcessorで遊んだ。
【Summit Ridge 2017/03/02】 R7 1700 / R5 1600 / R5 1400 / R3 1200
【Raven Ridge 2018/02/13】 R5 2400G / R3 2200G
【Pinnacle Ridge 2018/04/19】 R5 2600
その内 R5 1400 は、除け者にされたかのように冷遇され、ほんの一切りしか使っていない。その理由は、
・picoPSUでの運用が厳しい。 (その点 R3 1200 は安心運用可)
SFX/TFX電源で使うなら上位の石を用いたい。
・R5 1400は4C/8T。Home-PC用途にはSpec過剰、Serverや仮想PCには
Spec不足となり、我が家の使い方ではなかなか出番がなかった。
このままでは来月の七夕以降、不良在庫になる恐れがある。兎にも角にも陽の目を見させることにしよう。構成は以下の通り。
【M/B】 MSI A320M Gaming Pro
【CPU】 Ryzen 5 1400
【CPU Cooler】 be quiet! PURE ROCK SLIM BK008
【MEM】 DDR4-2666 4GBx2
【SSD】 Samsung 840 Series 120GB
【Video Card】 MSI GTX1050 2GT LP
【PSU】 Kurosiko KRPW TX300W/90+
【OS】 Win10 Pro 1903 Build 18362.175
結果は、
【CinebenchR15】
OpenGL:81.41fps / Max 89W
CPU all core:700cb / Max 81W
CPU single core:136cb / Max 50W
【Prime95】
消費電力:Max 97W
CPU die温度:Max 57.0℃ (室温25.0℃)
CPU Cooling Fan回転数:Max 1354rpm
【Superπ104万桁】 14sec.
【Idle時消費電力】 29.3W
一見真っ当なData (Ivybridge i7 3770とほぼ同等) に思われるが、R5 1400の10ヶ月後に発売された、同じ4C/8T仕様のAPU R5 2400Gの結果は、
【CinebenchR15】
OpenGL:58.75fps / Max 61W
CPU all core:811cb / Max 82W
CPU single core:157cb / Max 33W
であることから、最早R5 1400の出る幕はなく、継子扱いされたのも致し方ないのかも知れない。尚、MSI A320M Gaming Pro 最新BIOSの添え書きに「Support new upcoming AMD cpu」と見えるので、新APU "Picasso"への対応に期待したい・・・
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Summit Ridge II (2019.06.19)
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前頁の 「R5 1400 + GTX1050」 は、その後Video Cardを交換した。最近のNVIDIAはかなり良くなったとは言え、Radeon Seriesに較べて発色が気に入らない。細部を調節しても思うようにはならず、結局RX560に差し替えた。 矢張りRadeonの動画は綺麗。けれどもAMD-PCは増え過ぎのよう。Caseに収めたPCだけでも R7 1700 / R5 1600 / R3 1200 / 200GE / 240GE / Athlon 5370と6台もある。最早「R5 1400 + RX560」を置く場所はない。生き残る道は Win10 Insider Previewを入れたTest-PCしかない。
Win10の発表当初、Radeon Driverでは随分と苦労させられた。Win10の版が変わる度に不具合が発生し、落ち着くまでに試行錯誤を繰り返した記憶がある。上記6台のAMD-PCはそれぞれ役割が決まっているので、動作が確実なDriverを選びたい。Win10 IP版で事前に試して置けば、無駄な時間を費やさずに済むであろう。
Test-PCならObon組のまま普段は納戸の片隅に置き、新しいIP版に応じて引っ張り出せば良い。その場合、これまでRX560を使っていたR5 2600のために別のCardを用意しなければならない。最近、RX570が手頃な価格で出回っているので検討しよう。
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Win10 Pro IP版による
Radeon Driver Test-PC
(構成は前節参照。一部変更あり)
七夕後どうなるかは未定。
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SilverArrow 130 (2019.06.29)
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Thermalright社の SilverArrow 130 を入手した。今月に入って 3台目のCPU Coolerである。これは Ryzen 3000 Series導入の準備でもある。
近年我が家では小型のPCを目差し低消費電力のProcessorを多用してきた。そのために吹下式CPU Coolerの出番が多かったが、Ryzen 3000 SeriesやIntel 9000 Seriesではそうも行かず、横風式Coolerを充実させることにした。
① そうした高TDP Processorには、120~140mm Fan 2丁仕立ての
CPU Coolerが候補となる。
② 中TDP Processorの場合もCase内の風通しを考慮すれば横風式Coolerの
方が有利であり、小型Caseでの運用を考えれば、なるべく背の低い製品が
望ましい。できれば、120mm Fanを載せて高さ140mm以下に抑えたい。
①については be quiet!及びNoctuaの最上位Coolerを試したので、今度は②の要件を満たすべく Thermalright SilverArrow 130 を得た (\8,618)。
同Coolerの仕様は、
【寸法】 W120 x D101 x H130mm
【対応TDP】 240W
【Fan寸法】 130x140x25mm
【Fan回転数】 600~1500rpm
【Fan Noise Level】 19~23dB
高さ130mmのSingel Fan Coolerとしては悪くない。
Test-PCは以下の通り。先ず Intel-PCから 、
【M/B】 MSI B360M Pro-VH
【CPU】 Coffeelake i5 8400
【CPU Cooler】 Thermalright SilverArrow 130
【MEM】 DDR4-2666 4GBx2
【SSD】 Samsung 850 EVO 120GB mSATA (SATA2.5"Case入)
【PSU】 In Win IP-P300HF7-2 Platinum
【OS】 Win10 Pro for Workstations Build 18362.175
結果は、 (室温 28.5℃)
【Cinebench R15 OpenGL】 56.33 fps / Max 44W
【Cinebench R15 CPU all core】 947 cb / Max 73W
【Cinebench R15 CPU single core】 174 cb / Max 27W
【Prime95 15分間実行時消費電力】 Max 96W
【Prime95 15分間実行時CPU Core温度】 Max 64.0℃
【Prime95 15分間実行時CPU Cooling Fan回転数】 Max 858rpm
【Prime95 15分間実行時CPU Package Power】 Max 68.071W
【Superπ 104万桁】 9sec.
【Idle時消費電力】 8W
【Idle時CPU温度】 31.0℃
【Idle時CPU Cooling Fan回転数】 662rpm
次回は Ryzen 5 2600 で試す予定・・・
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SilverArrow 130 II (2019.06.30)
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前節でSilverArrow 130のTestをIntel-PCで行ったが、Ryzen 5 2600を載せたPCとの比較のためにInrel-PCにVideo Card RX560を挿して再計測した。その上で、以下のPCにSilverArrow 130を据えた。
【M/B】 MSI B450M Pro M.2
【CPU】 Ryzen 5 2600
【CPU Cooler】 SilverArrow 130
【MEM】 DDR4-2666 4GBx2
【SSD】 Patriot Blast 120GB
【Video Card】 MSI RX560 AERO ITX
【PSU】 In WIN IP-P300HF7-2 80+Platinum
【OS】 Win10 Pro Build 18362.207
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Ryzen 5 2600 vs i5 8400 (2019.06.29 室温:27.5℃)
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M/B
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MSI
B450M Pro M.2
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MSI
B360M Pro-VH
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CPU
|
Name
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Ryzen 5 2600
|
i5 8400
|
cTDP
|
AUTO
|
65W
|
-
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CPU Cooler
|
Thermalright SilverArrow 130
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Memory
|
DDR4-2666 4GB×2
|
SSD
|
Patriot
Blast 120GB
|
Samsung 850 EVO
120GB mSATA
|
PSU
|
In Win IP-P300HF7-2 Platinum
|
OS
|
Win10 Pro for Workstations Build 18362.207
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Cinebench
R15
|
OpenGL
|
96.34fps
Max 102W
|
94.55fps
Max 100W
|
127.46fps
Max 92W
|
CPU
all core
|
1254cb
Max 119W
|
1208cb
Max 105W
|
952cb
Max 81W
|
CPU
single core
|
164cb
Max 50W
|
161cb
Max 49W
|
174cb
Max 35W
|
Prime95
15分間実行時
|
消費電力
|
Max 139W
|
Max 111W
|
Max 105W
|
CPU温度
|
Max 64.1℃
|
Max 55.0℃
|
Max 62.0℃
|
CPU Fan回転数
|
Max 1057rpm
|
Max 946rpm
|
Max 830rpm
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CPU Package Power
|
Max 85.095W
|
Max 65.026W
|
Max 68.367W
|
Superπ 104万桁
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12 sec.
|
12 sec.
|
9 sec.
|
Idle時
|
消費電力
|
26W
|
26W
|
15W
|
CPU温度
|
31.0℃
|
31.0℃
|
31.0℃
|
CPU Fan回転数
|
653rpm
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647rpm
|
664rpm
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上の表を評価する前に、幾つかの留意事項がある。
・Win10は版やBuildによって消費電力に差がある。
・今回使用したRX560のDriverはRadeon Software 19.5.2だが同19.6.3の方が
消費電力は3W程少なかった。けれどもその版ではPowerDVDが動作せず。
・R5 2600の時、cTDPをAUTO及び65Wで計測した。
では、上の結果を見てみよう。
・同じVideo Cardでも、Cinebench R15 OpenGL値はi5 8400の方が良好だった。
・R5 2600は6C/12T、i5 8400は6C/6Tなので公平ではないが、
Cinebench R15 CPU single core値はi5 8400の方がやや良好だった。
・各部BIOS設定AUTOの時、i5 8400のCPU Package Powerは
Max 68.071W、R5 2600は85.095Wだった。
・R5 2600の時、Prime95実行時CPU Fan回転数は1000rpmを超えた。
SilverArrow 130附属のFanは、1000rpmを超えるとやや耳障りになる。
・そこで、cTDPをAUTOから65Wに変更したら、大夫大人しくなった。
従って、SilverArrow 130をR5 2600で使うなら、CPU Ratioを少し下げるか、或いはcTDPを弄るかしてFan回転数を1000rpm以下に抑えたい。もし、それでも不満なら、Noctua Fanの出番に。
Ryzen 3000 Seriesは、同2000 Seriesに較べて消費電力は上がるのか下がるのか、それが問題だ・・・
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SilverArrow 130 III (2019.07.01)
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前節で 「Radeon Software 19.5.2より19.6.3の方が消費電力は3Wほど少なかった。 けれどもその版ではPowerDVDが動作せず・・・」と述べた件について追試した。
・Win10 をClean Installした時、自動的に導入されるRadeon Driverでは
PowerDVDは動作不可。
・Radeon Software 19.6.3をAMDのDL Siteから得て導入した場合、
PowerDVDは動作するが、「Radeon 設定」が現れず。
・Radeon Software 19.5.2をClean Installした時、PowerDVDは動作し
「Radeon 設定」も現れるが、Indle時消費電力は2-3W増加する。
では、Radeon Software 19.5.2と19.6.3のBench結果を比較しよう。
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Radeon Software (2019.06.30 室温:28.0℃)
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M/B
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MSI B450M Pro M.2
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CPU
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Name
|
Ryzen 5 2600
|
cTDP
|
65W
|
CPU Cooler
|
Thermalright SilverArrow 130
|
Memory
|
DDR4-2666 4GB×2
|
SSD
|
Patriot
Blast 120GB
|
Intel
330 Series 120GB
|
PSU
|
In Win IP-P300HF7-2 Platinum
|
OS
|
Win10 Pro for WS
Build 18362.207
|
Win10 Pro
Build 18362.207
|
Radeon Software
|
19.5.2
|
19.6.3
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
94.55fps
Max 100W
|
112.18fps
Max 106W
|
CPU all core
|
1208cb
Max 105W
|
1234cb
Max 102W
|
CPU single core
|
161cb
Max 49W
|
162cb
Max 46W
|
Prime95
15分間実行時
|
消費電力
|
Max 111W
|
Max 108W
|
CPU温度
|
Max 55.0℃
|
Max 55.5℃
|
CPU Fan回転数
|
Max 946rpm
|
Max 952rpm
|
CPU Package Power
|
Max 65.026W
|
Max 65.020W
|
Superπ 104万桁
|
12 sec.
|
12 sec.
|
Idle時
|
消費電力
|
26W
|
24W
|
CPU温度
|
31.0℃
|
31.0℃
|
CPU Fan回転数
|
647rpm
|
655rpm
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上の表から、
・Cinebench R15の結果は、全般にRadeon Software19.6.3の方が良好だった。
・Prime95実行時消費電力は、Radeon Software19.6.3の方が3W低かった。
・Idle時消費電力は、Radeon Software19.6.3の方が2W低かった。
・従って、Driverの件は次版を待つ他はなさそう。
尚、CPU FanをNoctua 120x25mm Fanに換えたら、Noiseの件は解決した。
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