我が家の Server-OS は、Windows Home Server / Windows Home Server 2011、そして2014年1月からWindows Server 2012R2 Essentials
(以下WS2012R2E)を導入し、以来6年近く経った。大分前からWS2016Eを試してきたが、どうもしっくりせず、今尚WS2012R2Eを使い続けている。ところが最近、何かと不自由になった。
・Client-PCがWin10の場合、半年毎の大型Updateを適用すると、
Client Connectorが一端切り離され、再度接続しなければならない。
・月例更新の度にFirewallの設定を見直さなければならない。
・Update監視の反応が遅れ気味。
Client-PCが数台ならどうにか対応するが、台数が多くなると面倒極まりない。そこで仕方なくWS2012R2Eへの登録を順次減らし、現在は仕事用のPC2台だけになった。
最近、PCのSystem DriveをBackupするのにWS2012R2Eに頼らなくとも簡単にできるので、Serverの使い方自体を改める方が寧ろ効率が上がるのではないかと考えるようになった。
・System DriveのBackupはServer-OSでなくとも特に問題はない。
全PCのUpdate状況が一覧できなくなるのは少々心残りだが。
・DataのBackupもまた適当なPCに置けばよい。
・重要なDataは複数のPCに多重Backupしたい。
そうなると、我が家のような使い方では、Server-OS自体が無用になりかねない。けれども、それでは少々寂しいので、以下2種のServer-OSを試した。
① Windows Server 2019 Standard
② Windows Server 2019 Essentials
①は本年1月に評価版を、6月に正規版を試した。今のところ、特に不都合なく順調に動作している。
②は今月初めて試した。前版WS2016Eとは仕様が変わり "Essentials Experience" 機能は廃止された。一晩試した範囲では、使い勝手は良さそうに思われる。この版に決める可能性が高い。
Test-PCの構成は以下の通り。
【M/B】 SuperMicro C7Q270-CB-ML-O
【CPU】 Core i7 6700T
【CPU Cooler】 Noctua NH-L9x65
【MEM】 DDR4 2133 8GBx2
【SSD】 Samsung 840 EVO 250GB
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
【OS】 Windows Server 2019 Essentials