VMware & VirtualBox
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この半年、Win10への対応に追われ、VMwareやVirtualBoxとは縁遠かったが、偶には仮想OSを顧みることにしよう。 (2016.3.24)
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VMware Workstation 12 Player (2016.3.24)
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昨年12月、VMware JapanからのMailに促され、30%引きの "VMware Workstation 12 Player" を購入した。そして 今年の1月末「米国のFusion、Workstation開発チーム全員を解雇か」なる報が流れた。何とも間の悪い買い物だった。この先 VMware Workstation Player がどうなるかは不明ながら、末永く続くことを祈る許りである。
我家では旧OSでなければ動かないSoftを仮想上で使い続ける予定なので、今回のNewsは少々痛い。
現在、VMwareを入れたPCは3台、VirtualBoxを入れたPCは2台ある。その内、以下のVMware-PCをMaintenanceすることにした。
【M/B】 Intel DQ77KB (特価品)
【CPU】 Core i3 3220T
【CPU Cooler】 Noctua NH-L9i
【MEM】 S.O.DIMM DDR3-1600 4GBx2
【SSD】 Samsung 840 EVO 120GB mSATA
【PSU】 M/B内蔵DC-DC + 19V 65W AC Adaptor
【OS】 Win8.1 Pro 64
当初、このPCには480GBのmSATAを載せていたが、事情があって120GBのmSATAに交換し、VMware関連のFileは他のPCに待避させていた。
・先ず、Host OS Win8.1ProのUpdateを行った → 別段不都合なし。
・次に、500GBのSSDを追加し、VMware関連のFileを復旧した → これも問題なし。
・Guest OSの内、 Win8.1 / Win7 Enterprise / Vista Home / WinXP (何れも32bit版)
を順次Updateした → 相当な時間を要したが、どうにか完了した。
・Win2000 ProのUpdateはなく、Security Soft "ALYac" の更新を行った。
・WinNT4は動作確認のみ。
・次に Host OSを Win8.1Pro からWin10 Pro TH2 10586.162へUpgradeした。
箇条書きにすれば6行で済むところを実際には1日掛かりの作業だった。中でも、Win7とVistaのUpdateは半年振りの所為か、途中で昼寝ができる程に時間がかかった。
さて、今回導入した"VMware Workstation Player 12.1.0"の動きは概ね良好である。今のところ特に不具合は見当たらない。このPCは旧OS及び旧Softの動作確認が主な役目であることから、2C4Tの i3 3220T + Memory 8GB の組合せでも充分である。
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左が VMware-PC の総てである。
これならCaseなしでも運用可能。
Thin Mini-ITXの利点と言えよう。
写真の右上方に突き出た朱色の部品は
先日拵えた 「物臭SW」
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SATA電源Cableは、既製のCableを切断して間に合わせた。
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SSDは左の通り仮留めした。
いつか専用の金具をつくることになろう。
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VirtualBox 5.0.16 (2016.3.30)
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前節では VMware を取り上げた。当然、今度は VirtualBox である。
【M/B】 Giga B75M-HD3
【CPU】 Core i3 2100
【CPU Cooler】 Intel Retail Cooler
【MEM】 DDR3-1600 4GBx2
【SSD】 Samsung 840 EVO 250GB
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
【OS】 Win8.1 Enterprise 64
B75M-HD3を求めたのは2年以上前になる。特に不都合はないのに、当時最廉価M/Bであったことから、どことなく信頼性に不安があり、専らTest-PCとして運用してきた。
・VirtualBox各版のTest
・Office2010のTest
・PowerDVD各版のTest
等である。 特にPowerDVDは、10Ultraから15Ultraまで総ての正規版がInstallされている。Office2010もお試し版ではない。そうなると粗末に扱うことはできない。 この際 VirtualBox-PCの代表として生き残りを図るべきであろう。そこで、
・CPUは 2C4Tの i3 2100 から 4C8Tの i7 3770S に強化する。
・CPU Coolerは be quiet Shadow Rock LP でよし。
・Memoryは 4GBx2 から 8GBx2 に増強する。
・SSDは Samsung 840 EVO 250GB から SANDISK SDSSDHII-480G-J25Cに
増量する。
・電源は picoPSUからSFXまたはTFXに交換する。
・IntelのLAN Cardは既に導入済みである。
・場合によっては、Video Cardを加えるかもしれない。
との方針に基づき、
・部品構成はそのままにSSDをDirive Copyし、後に領域を拡張した。
・CPU / CPU Cooler / Memory / 電源を交換した。
・OSをWin8.1 EnterpriseoからWin10 Enterprise TH2へUpgradeした。
この時、Win10 EnterpriseのLicense-keyを要求された。
・VirtualBoxの最新版 5.0.16 をInstallした。
・VirtualBox上の Win8.1 x32/Win7 Enterprise x32/Vista Home x32 の登録
及びUpdateを行った。これには相当な時間を要したが、どうにか完了した。
・WinXP/Win2000/WinNT4の登録及び動作確認を行った。
ここまで特に問題なし。 そして、以上6種の仮想OS上から、本Siteが全く問題なく閲覧できることを確認した。他のMy-Siteも同様だった。WinNT4上から自分のSiteが当たり前に見られるのは細やかな喜び、と暫し自己満足に浸った。
さて、この際Caseに収める算段をするべきかどうか迷う。このPCはMicro-ATX仕様。AC Adaptor電源を使った最小構成では 6 liter 程度、Video Card及び然るべき電源を載せればその倍以上になる。う~ん、当分悩むことになろう・・・
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このM/Bの寸法は 244x174mm。
be quiet Shadow Rock LP はぴったり。
電源をpico化すれば、かなり小さく纏まる。
左下の構成ならVideo Cardを載せる余裕あり。但し、Caseは相当大きくなる。
2016/3/30現在のVirtualox-PC
【M/B】 Giga B75M-HD3
【CPU】 Core i7 3770S
【CPU Cooler】 be quiet Shadow Rock LP
【MEM】 DDR3-1600 8GBx2
【SSD】 SANDISK SDSSDHII-480G-J25C
【LAN】 Intel Gigabit CT Desktop Adapter
【PSU】 IN WIN IP-P300HF7-2
【Host OS】 Win10 Enterprise 64 TH2
【Guest OS】 WinNT4/Win2K/XP/Vista
/Win7/Win8.1 各32bit版
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VMware Test PC (2016.10.3)
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2台のMini-STX PCを仕上げる過程で、その余波をもろに受けたPCがある。
【CPU Cooler】 Noctua NH-L9i を引き剥がされた。
【SSD】 SK hynix SL300 500GB を持って行かれた。
SSDは兎も角、CPU Coolerがなくては動作Testもできない。早急に代わりのCoolerを宛がわなくてはならない。
実は、本頁の冒頭で紹介した Intel DQ77KB + Core i3 3220T を組み合わせた Thin Mini-ITX PCがその犠牲になったのだ。代わりのCPU Coolerは Silverstone SST-AR05 (高さ36.7mm)を選んだ。これもまた別のPCからの横取りである。では、SSDはどうするか。500GB超の2.5"SSDは全て使用中なので、別頁で試した Samsungの廉価mSATA PM851 512GB に決めた。
StorageがmSATA 1丁なら既製の小型Caseに収まる。そこで、本Siteに度々登場する Mini-BOX M350 を選んだ。一体全体 M350 は何台あるのかと言われそう。
M350 Black 2台、M350 Silver 2台、合計 4台 あるのだ。
組込は特に問題なし。変更点は1つだけ。 M350附属のLEDは趣味に合わないので、別途用意し充分に減光して据えた。
さて、このPCはVMwareのTest機である。現在導入済みのGuest OSは Win10 Home IP / Win8.1 / Win7 Enterprise / WinXP / Win 2000 / Win NT4 の6種。以前は Vista も含まれていたが、余りにもUpdateに時間がかかることから、現在は待機中である。本機は旧OSのLibraryを兼ねているので、いずれ元に戻すかも知れない。また、Linux Distributionの復活も検討中である。
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現在の部品構成は以下の通りである。
【M/B】 Intel DQ77KB
【CPU】 Core i3 3220T
【CPU Cooler Heatsink】 Silverstone SST-AR05
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM
【MEM】 S.O.DIMM DDR3-1600 8GBx2
【SSD】 Samsung PM851 512GB mSATA
【PSU】 M/B内蔵DC-DC + 19V 120W AC Adaptor
【Case】 Mini-BOX M350 Black
【Host OS】 Win10 Pro 14393.222
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VMware & VirtualBox 最新版 (2016.12.29)
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12月29日現在、VMware-Playerの最新版は12.5.1、VirtualBoxは5.1.12である。
仮想環境を構築すると、旧OSを入れて16bit Applicationを運用したり、Win10 IP版の動作を検証したりするのに好都合である。我家ではWin2000でなければ動かないSoftや、64bit-OS上では動作しない旧Softを仮想上の32bit OSで運用している。決して使用頻度は高くないが、なければ困るもの許りである。
一昔前、Win8からWin8.1の頃はVMware/VirtualBoxともやや不安定な時期があった。その後、Win10の不安定さとは裏腹に両仮想Softの動作は安定している。
・仮想OSの導入は以前に比べたら随分と簡略化され、ISO-Fileから直接Install
可能になった。
・Storageの追加や増量も楽になった。
・NetworkをBridge接続した時の繋がりは極めて良好。
・動画や音楽の再生もどうにか使用に堪える。
・仮想OS上の仮想CD/DVD Driveの運用も不都合はない。
但し、
・Win2000に対応するSecurity Softはまだ更新されているが、
古いIEでは表示できないSiteが増えたので、なるべくWebには繋がない。
・NT4に対応するSecurity Softは見当たらず、孤立運用せざるを得ない。
中でもWin2000/WinNT4は相当Specの低いCPUでも快適に動作するので、もし仮想未体験の御仁がいられたら是非お試しを。目から鱗間違いなし・・・
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Ryzen + VMware (2017.3.14)
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別頁で進めている 8C16TのRyzen7 1700を生かすには、GameやEncode或いは高度な科学技術計算以外に何があるか。自分の使い方では仮想環境の構築くらいである。そこでWin7Pro x64にVMware-playerの最新版12.5.3-5115892を導入した。
InstallはOK。仮想Diskは他のPCから「移動しました」で間に合わせた。
・Win10 Home IP x32
・Win8.1 Home x32
・Win7 Enterprise x32
・WinXP
・Win2K
・WinNT4
以上、特に問題なし。そして今回、新たにWin10 Pro IP x64 Build 15055を入れた。
試しに8Core分割り当てたところ動きは上々、暫く遊んでみよう。
これまで、VMware上のGuest OSは2~4Coreを割り当てるのが精々だったが、8C/16TのRyzen7なら、その倍での運用が可能になり、更なるPerformanceの向上が期待される。そうなるとMemoryも16GBから32GBに増量したくなるが、Ryzen Seriesは対応するMemoryの規格に面倒な制限があるので慎重に選ばなくてはならない。当面は情報の収集に努めよう。
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【VMware上のWin10 Pro IP】
VMwareのGuest OSで8Coreの運用は始めて。
眺めるだけでも満足感がある。
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Ryzen + VMware II (2017.3.15)
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「 ASUS B350M-A + Ryzen 7 1700 + Win7Pro + VMware 」 の実力を確かめる良い機会が訪れた。今日は第3水曜日、MS社の月例更新日である。これまでVMware上のGuest OSは個々にUpdateしてきたのだが、登録したOSの数が多くなるとうんざりするほど時間がかかる。もし、複数のOSを同時にUpdateできれば、所用時間は大幅に短縮される筈。そこで、以下2つのGuest OSを同時にUpdateした。
① Win10 Home x32 IP 15055 割当Core 4 / 割当Memory 4GB
② Win10 Pro x64 IP 15055 割当Core 4 / 割当Memory 4GB
それだけでは判断しがたいので、同じく Win10 Pro x64 IP を入れたNormal PCのUpdate所用時間を測った。但し、稼働中のPCでは事前に更新FileがDownloadされるので、そうした懸念のないPCを選び Cold Boot させた。
③ Win10 Pro x64 IP 15055 CPU:Core i5 6500 4C4T / Memory 16GB
Win10 IP Build 15055から15058へのUpdate所用時間は、
① 約45分
② 約52分
③ 約43分
この場合、①は32bit版なので、64bit版の②と③を較べると、
② / ③ = 1.2093
つまり、VMware上のGuest OSのUpdate所用時間は、Normal PCの凡そ二割増し。 これなら、同時にUpdateする意味はあろう。 (今回の方法では単独Updateとの比較はできない)
次に、同じくVMwareのGuest OSである Win8.1とWin7を同時にUpdateした。
④ Win8.1 Home x32 Update 所用時間 → 4分8秒
⑤ Win7 Enterprise x32 Update 所用時間 → 3分53秒
よって、①と②、後に④と⑤を同時にUpdateすれば、4つのOS全体のUpdate所用時間は1時間未満となり、VMwareがより一層使い易くなろう。今回の手法は、4C8TのCPUでも割当Core数を減らせば可能だが、8C16TのCPUが身近になった上は、その座を譲ることに・・・
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出戻り VirtualBox-PC (2017.6.11)
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AMD II 頁で述べた通り、Ryzen + VirtualBox上でWinXPは動作不可だった。いずれ解決するとは思うが、Intel-PCではどうか確認したい。そこで一端はお蔵入りした以下のPCを再構成した。
【M/B】 Giga B75M-HD3
【CPU】 Core i7 3770S
【CPU Cooler Heatsink】 Thermalright AXP-200
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A12x15 PWM
【MEM】 DDR3-1600 8GBx2
【SSD】 SANDISK SDSSDHII-480G-J25C
【LAN】 Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
【PSU】 Kurosiko KRPW-SXP400W/90+
【Host OS】 Win10 Enterprise x64 Build 15063.332
【Guest OS】 Win10/Win8.1/Win7/WinXP/Win2k/WinNT4 各32bit版
お蔵入りの時、SSDの内容をHDDに移したので再びSSDに戻した。Host OS及びGuest OSの認証はOK。但し、Updateは凡そ半年振りのため結構時間はかかったが ALL OK。仮想WinXPの動作も問題なし・・・、おっと、そうではない。
・Workgroupに属する本PCからDomain管理下のPCがNetwork一覧に現れず。
事前にLinkしてあれば認識する点は、不調だったVMwareの旧版と同じ。
・抑もWin10のEnterprise版は以前から何かと御難続きであった。
・矢張りVirtual Boxの新版に期待する他はないようだ。
さて、上の部品一覧に見慣れぬFanが混じっている。Noctuaの新製品 120x15mmのPWM Fanである。同SizeのFanはこれまでに5種6丁購入したもののいずれもNoiseが盛大で、結局一つも活用していない。小型のCaseに仕上げる場合、大いに役立つはずなのに残念である。では、Noctua NF-A12x15 PWMはどうか、Thermalright AXP-200に取り付けてみた。結果は◎。1000rpm以下なら充分に静か。更に回転数を上げればFanの風切り音は聞こえるが決して耳障りではない。やっと使える120x15mm Fanに出会え、これからは我家の定番となること間違いなし。
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【Noctua NF-A12x15 PWM】
待望の120x15mm Fanと言えよう。
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厚み15mmと25mmの差は少なくない。
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Noctua NF-A12x15 FLX (2017.6.12)
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本頁は VMware & VirtualBox のTest頁ではあるが、前節で述べた Noctua NF-A12x15 PWM Fanの関連事項として、同社の新型Fan Noctua NF-A12x15 FLXを取り上げることにした。
【Noctua NF-A12x15 PWM】 120x120x15mm 4pin PWM、~ 1,850 rpm
【Noctua NF-A12x15 FLX】 120x120x15mm 3pin、1,850 rpm
つまり、両者はPWM型と回転数固定型との違いであり外観は全く同じ。
・前者はCPUやGPUのCooling Fan、或いはCase Fan
・後者はCase Fanや電源用のFan
としての用途が考えられる。では、Noctua NF-A12x15 FLXを電源Fanとして試してみよう。選んだ電源はSFX-L仕様のScythe Kamariki Gold SFX Plug-IN 500Wである。この電源には 120x15mm Fanが内蔵されていたが、かなり賑やかなので他の同寸Fanに交換したところ、どれもこれも満足できず、結局、電源Coverの外側に 120x25mm Fanを取り付けて、いつか適当なFanが見付かるまでの一時凌ぎとした。
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Scythe Kamariki Gold SFX Plug-IN 500W
一時凌ぎとは言え、電源Coverの外側に120x25mm Fanを取り付けた苦肉の策。
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早速、Kamariki Gold SFX Plug-IN 500WにNF-A12x15 FLXを取り付けて SW-ON。ところがどうしたことか黙りを決め込みFanは回る気配さえない。Fanの回転数を電圧制御する場合、低電圧では回らないFanは珍しくないので、FanをM/B上のConnectorに繋いだらFull回転で回り出した。恐らく、M/BのFan制御機能に任せれば適正な回転数が得られるであろう。少々不本意ではあるが静かなSFX-L電源を実現するためには致し方ない。
では、その「変則Fan仕様の電源」をどのM/Bで運用するか。問題はM/B上のFan Connector数にある。自分の使い方では、
① CPU Cooling Fan → 4P PWM Connector x1
② GPU Cooling Fan → 4P PWM Connector x1
③ Case Fan → 3/4P Connector x2
④ 電源Fan → 3/4P Connector x1
以上5個のConnectorが必要になる。①と②は単独で使いたい。③は4P Periferal Connectorから分岐しても良い。④はM/B上から取れれば好都合。そうなると、BIOSから制御可能なFan Connectorを最低3個は欲しい。ところが手持ちのRyzen M/Bの内、Fan Connectorが3個あるのは MSI B350M PRO だけである。
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Fan Cableの取り出し口を開けた。
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Scythe Kamariki Gold SFX Plug-IN 500W
+ Noctua NF-A12x15 FLX
色味は少々似合わなくとも静かさはNo,1。
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【Ryzen + VMware-PC】
CPU/GPU/PSU各FanともNoctua尽くしで
Cool & Silent PCの実現なるか・・・
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VirtualBox 5.1.26 (2017.7.28)
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2017/07/27、VirtualBoxの最新版 5.1.26 がUpされた。Intel-PCでは前の版でも特に不都合はなかったが、Ryzen-PCではXPの動作に難があり、新版の発表が待たれた。早速、以下のPCに導入した。
【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 5 1600
【CPU Cooler Heatsink】 Thermalright Macho 120 SBM
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-F12 PWM
【MEM】 DDR4-2400 8GBx2
【SSD】 SK hynix SL301 500GB
【Video Card】 Sapphire RX 550
【LAN】 Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
【PSU】 IN WIN IP-P300HF7-2
【OS】 Win10 Pro 15063.332 → 15063.483
先ず、Win10 ProのUpdateを行った。特に問題なく 15063.483 に到達した。次に、VirtualBoxの最新版 5.1.26をInstallした。VirtualBox上に登録されたGuest-OS 6種のうちXPから始めた。今回は何事もなかったかのようにすんなり起動した。早速、ESET Internet Security及びVirtualBox Guest AdditionsをUpdateした。全体に動きは良好であり、XPの実機と然程かわりない印象を受けた。他のGuest-OSは凡そ2ヶ月振りのUpdateのため結構時間はかかったが途中躓くことはなかった。Networkの繋がりや認識など問題なし。これで Ryzen + VirtualBox に関する諸問題は全て解決した。 何はともあれ目出度し !
今年の3月にRyzenが発売されて以来4ヶ月を経て、
前節の 「Ryzen + VMware-PC」、そして 「Ryzen + VirtualBox-PC」
とも一先ず決着し、漸くCaseに収める段階に・・・
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Ryzen VirtualBox-PC (2017.8.10)
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Ryzen 5 1600を用いたVirtualBox-PCをCaseに収めた。選んだCaseは2011年6月に購入した Silver Stone SST-SG03B-F W200xH360xD312 mm = 22.46 liter
このCaseは、Micro-ATX Caseとしては比較的小振りであることから、ATXまたはSFX電源を使った場合、後Fanを据えることができず、排熱処理に注意しなければならない。R5 1600をVirtualBox-PCとして運用するなら最大消費電力は精々120W程度であり、CPU Coolerを選べばどうにか対応可能であろう。
先ず、SST-SG03B-Fの内容物 SuperMicro C2G41 + Xeon L3360を取り出した。世が世なら充分魅力的な構成ながら最早これまで、惜しまれつつ蔵入りすることにした。全分解したところ、前面の開閉部分にやや難がある点を除けば、傷もなく良好な状態だった。
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SSD + 消音Box入2.5"HDDは、
我家の定番「親亀子亀方式」で固定した。
Noctuaの150mm Fanは存在感がある。
新たなPCの構成は以下の通り。
【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 5 1600 (6C12T TDP 65W)
【CPU Cooler Heatsink】 Raijintek Pallas
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A15 PWM
【MEM】 DDR4-2400 8GBx2
【SSD】 SK hynix SL301 500GB
【HDD 1】 Seagate 2.5"2TB ST2000LM003
【HDD 2】 Seagate 3.5"4TB ST4000DM004
【HDD Removable Case】 Century Jr.CERS-BK
【Video Card】 Sapphire Radeon RX 550
【LAN Card】 Intel EXPI9301CT
【PSU】 Kurosiko KRPW-SX400W/90+
【Case】 Silver Stone SST-SG03B-F
【Front Fan】 Enermax UCTB12P x2
【OS】 Win10 Pro 15063.540 + VirtualBox
Guest-OSは Win10/Win8.1/Win7/WinXP
/Win2K/WinNT4 (総て32bit版)
いずれも動作は良好。今のところ不都合なし。
SST-SG03B-Fは小振りなところが取柄。
Designは今風ではなくとも嫌いではない。
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Ryzen VirtualBox-PC II (2017.8.12)
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一昨日組み立てた Ryzen VirtualBox-PC を30時間余り連続運転した。今のところ不都合はない。後Fanなしの構成ではあるが、特に問題はなさそう。左図は室温26℃の時のAida64 Dataである。
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CPU Cooler "Raijintek Pallas" のHeatsinkは "Thermalright AXP-200" と同等のVolumeがあり、LP仕様のCoolerとしては上々と言えよう。更に Noctua NF-A15 PWM は400rpmでも充分な風量があり、前Fan Enermax UCTB12Px2を600rpm以上に設定すれば、VirtualBox-PCとして運用する限り、SFX電源のFanと側板のPanching metalの孔を抜ける排熱効果でどうにか間に合いそう。
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では、もう少し負荷の高い使い方をしたらどうなるか。左図はPrime95を15分間実行した時のAida64 Dataである(室温27℃)。CPU温度はMax 63℃まで達したが、この程度なら充分許容範囲と言えよう。
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但し、VirtualBoxのGuest-OS実行時や動画の再生時、Video CardのFanが殆ど回らない点は少々気に入らない。場合によってはFanを交換し常時回転させる設定に変更するかも知れない。その方がCase内部の温度は低めに推移するものと考えられる。
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8月10日に仕上げた Ryzen VirtualBox-PC は、その後Host-OS/Guest-OSとも順調に動作している。では、もう1台の仮想OS-PCであるRyzen VMware-PCもCaseに収め決りを付けよう。選んだCaseは
Abee AS Enclosure D1 W199xH399xD319mm = 25.33 liter
2007年購入なのでかれこれ10年物。数あるAbee社製品の中では比較的評判の高いCaseではあったが、何故か出番が少なく部屋の片隅に放置されていた。その理由は、
・体積の割に背が高く、机上のRackに収まらなかった。
・搭載可能なStorageが少なく、File-Serverにもならなかった。
・両側面に充分な通気孔がなく、Specの高い部品構成は難しかった。
等々、使用上の制限から、つい後回しにされ、2010年を最後に空家が続いていた。
そして今回、Ryzen VMware-PCとして陽の目を見ることになった次第である。
Ryzen 7 1700をVMware-PCとして使う限り、最大消費電力は精々150W程度であり、Video CardもGTX1050ならCase内部の温度上昇は然程でない。前後Fan 120x25mm 各1仕様のAbee D1でもどうにかなろう。そこで、部品構成を以下の通りとした。
【M/B】 MSI B350M GAMING PRO
【CPU】 Ryzen 7 1700
【CPU Cooler Heatsink】 Noctua NH-C14
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A14 PWM
【MEM】 DDR4-2400 16GBx2
【SSD 1】 Samsung 850 EVO 120GB
【SSD 2】 CFD CSSD-S60480NCG1Q 480GB
【2.5"HDD】 手持ちのHDDを適宜使用
【3.5"HDD】 手持ちのHDDを適宜使用
【2.5"HDD Removable Case】 Enermax EMK3101
【3.5"HDD Removable Case】 Century 楽Rack Jr. CERS-BK
【Video Card】 Palit NE5105T018G1-1070H
【LAN】 Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
【PSU】 be quiet STRAIGHT POWER E9 CM 480W
【Case】 Abee AS Enclosure D1
【Case Fan】 Coolink SWiF2-120P PWM x2
【OS】 Win10 Pro 15063.540 + VMware 12.5.7
先ず、Abee AS Enclosure D1の内外を入念にCleanupした。附属部品の欠落はなし。Case内部の指紋は一部消せなかったが、Alumite加工された外回りは無傷。何よりこのCaseは軽くて扱い易い。腰痛持ち自作er御用達か・・・
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近頃、M/BやCPUを次々と購入する割には、CaseやHolder類の細工がめっきり減ってしまった。理由は幾つかある。
・3年前に○○の手術を受けて以来、今一つ元気がない。
・腰痛が慢性化し重い物を持つのが苦痛になった。
・老眼が進み眼鏡が合わなくなった。
PC-DIYに関しては3番目の影響が最も大きく、眼鏡を替えなくてはと思いつつ一日延ばしにし、何やかやと2年経ってしまった。そして最近、CDやDVDの裏面の細字がどうにも見難くなり、重い腰を上げて眼鏡店に行った。凡そ5年振りである。
眼鏡交換後第1作はSSD Holderである。2段重ねのSSDを固定するだけだが、なかなか仕様が決まらず3日も考え込んでしまった。案ずるより産むが易し。市販のL型金具を用い、D1附属のHDD-Holderに4個所穴を開けるだけで済んだ。眼鏡を替えたので穴開けの誤差は0.1mm程度。まずまずである。これで虫眼鏡の出番はかなり減りそう。
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SSDx2 Holder
= D1附属3.5"HDD Holder + L型金具x4
たったこれだけの作業の為に、
眼鏡を新調し?日もかけてしまった。
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Ryzen VMware-PC III (2017.9.7)
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MSI B350M GAMING PRO + Ryzen 7 1700 をAbee D1に収める件、久し振りに難渋した。予定したCPU Cooler Noctua NH-C14が収まらなかったのだ。Abee D1は奥行が浅いため、Noctua NH-C14と3.5" Bayが完全に当たり、予定通りに進めなくなった。このPCは、3.5"Bayと5"BayにそれぞれRemovable HDD Caseを据え、2.5"HDDと3.5"HDDの相互Copy用に考えていたので、3.5" Bayは極力外したくない。そこで、CPU CoolerをThermalright Ultra-120 eXtreme Rev.Cに替えたところ、120mm FanをHeatsinkの前方に据えることができず、結局Heatsinkの後方に収めた。そのために冷却能力は幾分損なわれる可能性がある。
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それでもどうにか総ての部品を取り付けた。
3.5" Bayの件を除けば特に問題なし。
古い指紋の跡が消せず、少々お見苦しい点はご容赦を。
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【Abee D1 後姿】
後Fanは薄緑色のCoolink SWiF2-1200 。
最近見慣れた所為か、特に違和感はない。
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【Abee D1 補助前板】
前FanもCoolink SWiF2-1200。このPCはVMware-PCであると同時に、前述の通り、3.5"& 5"Bayに取り付けたRemovable HDD Caseの活用を考えている。統一感のない構成ではあるが使い勝手を優先した。
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Ryzen VMware-PC 完成 (2017.9.8)
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前節で、総ての部品をAbee D1に取り付けた。両側板/天板/化粧前板等を据えれば完成する。さて、自分が組み立てるPCの多くは、Obon組の時が最も静かである。Case Fanを加えて多少Noiseは増すが、良質なFanを選別しているので決して煩くはならない。多くの場合、問題はCase Coverを嵌めた時に起こる。つまり、Caseの内部と外部の空気圧に差が生じた場合、内部の空気圧が高くなるとFanの羽根にかかる負荷が増し、唸りのようなNoiseが発生することがある。特に密閉度の高いCaseの場合は無視できない。従って、我家では所謂「正圧」は極力避けて「負圧」気味になるよう心掛けている。世間では正圧の方が埃が溜まらなくて良いとされるが、自分は全く逆である。埃の処理は年に2~3回、Noiseの不快感は毎日のことである。
Abee D1は 「窒息Case」 に近い。 今回は、前Fan/後Fan/CPU Fan/電源内蔵Fan、そしてFanless Video Cardに加えたFanを合わせて、大型のFanが5丁回ることになり、両側板と天板を填めれば、唸りが発生することはほぼ間違いない。
試しに何の対策も施さずに両側板と天板を填めてみた。結果は予想通り、折角の静音PCが一気に騒音PCに成り下がった。そこで、
・各所のFan回転数を調節した → 全く改善されず
・左側面に開けられた通気口を塞くAlumi板を外した → ほんの少し改善された。
・仕方なく天板を外した → 唸りは完全に治まった
ならば天板に通気口を開けよう。と各部の寸法を測る内、補助前板中程の取り外し可能なAlumi板に目が行った。Alumi板を外したら110x65mmの四角い穴が現れた。用途は不明。試しにその穴を開放状態でSW-ON。唸りは殆ど治まった。
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化粧前板を嵌めれば見えなくなる場所ではあるが、何だか無防備に思えたので、Alumi Punching板を張り付けた。
Idle時の各Fan回転数は次の通り。 (室温29℃)
【前Fan 120x25mm】 700rpm
【後Fan 120x25mm】 700rpm
【CPU Fan 120x25mm】 680rpm
【Video Card Fan 120x12mm】 600rpm
【電源Fan 135x25mm】 極低回転
これだけのFanが回れば当然無音ではないがそれでも充分静かなPCに仕上がった。危うく天板に穴を開けるところを、その前に問題が解決してやれやれである。
Caseは10年物の Abee D1
W199xH399xD319mm = 25.33 liter
← 完成した Ryzen VMware-PC
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前節のRyzen VMware-PC、そして8月10日の節で仕上げたRyzen-VirtulBox-PCが相並んだ。
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写真右:Ryzen VMware-PC
CPU 8C16T、Memory 32GB
同左:Ryzen VirtulBox-PC
CPU 6C12T、Memory 16GB
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Ryzenを導入する前は、精々4C8TのCPUに16GBのMemoryを載せる程度だったことを考えれば、その差は歴然である。我家の仮想OS-PCは、実際にGuest-OS上で仕事をする機会は極一部に限られ、旧OSと旧Applicationの動作確認、及びWin10 IP版の検証が主な役割である。
従って、MS社の月例更新時に行うGuest-OSのUpdateが、最も負担の大きい作業であった。酷いときは一晩で終わらず翌日まで持ち越すこともあり、長時間の回線占有にうんざりしていた。 それが多Core多Thread ProcessorであるRyzen Seriesの導入により、Guest-OSに4Thread以上割り当てても同時に複数のUpdateが可能となり、月例更新時の所用時間は大幅に短縮された。そして、9月9日現在、
・導入した総てのGuest-OSは順調に動作している。
・Guest-OSのUpdateやBuildupも不都合なし。
・Guest-OSに入れたESETやALYac等のSecurity Softも問題なし。
・Networkの認識もAll OK。
つまり、VMware/VirtuakBoxともWin10発表以来最も安定した状態にあると言えよう。そうなると、幾つかのLinux Distributionを入れ、現在中断しているOS-Libraryの復活を目差したくなる。
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VMware Workstation 14 Player (2017.10.23)
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Win10 Fall Creators Updateに追れ、暫くVMwareから遠ざかっていた。では、その間に発表された同新版14.0.0を試そう。選んだPCは 8C16TのRyzen-PCではなく、
【M/B】 Intel DQ77KB
【CPU】 Ivy Bridge i3 3220T
【Memory】 DDR3-1600 S.O.DIMM 8GBx2
【SSD】 Samsung PM851 512GB mSATA
【Case】 Mini-BOX M350
なる、2C4Tの小型軽量仮想PCである。
・先ず、Host-OSのWin10 Pro 1703を1709へUpdateした。OK。
・VMware Workstation 12.5.7 Playerから同14.0.0へUpdateした。OK。
・Guest-OSを順次Updateした。いずれも OK。
・新しく Win10 Pro for Workstation (Win10ProWS)をGuest-OSに加えた。
これは、別頁 Windows 10 III 「うまい話」 の節で述べた手順で、
無料の Win10ProWS を取得した。勿論 OK。
・VMwareの新Version 14.0.0は、今のところ不都合なし。
従って、Guest-OSは以下の通り8種となった。
Win10 Pro WS x64 / Win10 Pro IP x64 / Win10 Home x32 / Win8.1 x32
Win7 Enterprise x32 / Win XP / Win 2000 Pro / Win NT4
本仮想PCの能力では同時に複数のGuest-OSをUpdateすることはできず、一つずつ進めたため相当な時間がかかった。 このPCは 約2.8 literのMini-BOX M350に収め常時手の届くところにあるので、離れた場所にあるRyzen仮想PCよりSWを入れる頻度は高い。始めれば半分以下の時間で終わるPCのUpdateが後回しにされるのは、物臭以外のなにものでもない・・・
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VirtualBox 5.2.0 (2017.10.24)
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前節に引き続き、もう1台のVMware-PCをUpdateした。8C16TのRyzenに32GBのMemoryを積んでいるため、Guest-OSは二種ずつUpdateした。そして、このPCにも Win10 Pro for Workstationsを入れた。全く問題なし。従って、これ以上報告するべき事項なし。 次に、6C12TのRyzenに16GBのMemoryを積んだVirtualBox-PC のUpdateを行った。
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VirtualBoxの最新版 5.2.0はManeger及びICONのDesignが一新された。
← 左をClickすると拡大します。
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このVirtualBox-PCに入れたOSは以下の5種。
Win10 Home x32 / Win8.1 x32 / Win7 Enterprise x32
/ Win XP / Win 2000 Pro
そして今回もまたWin10ProWSを加えた。毎回同じ手法では面白味がないので少し変えてみた。
① MS Accountで Win10 Pro IP 16278 をInstallした。
② Win10ProWSの認証Keyを入力した。
③ 「MS Accountの管理」の「本人確認」を実行した。
ここまでは前と同じだが、その先が違う。
④ 以下のSiteから、Win10 Pro Fall Creators UpdateのISO FileをDLした。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
⑤ このISO Fileは、Win10ProWSを含むMSDNから得たFileと同一であること
から、Build 16299.15へのUpdateに使った。
⑥ 結果は ◎。無事に Win10 Pro WS 16299.19が得られた。License認証もOK。
BuildupはLAN経由で実行するより、この方が短時間で済み好都合である。
⑦ よって、Win10ProWSはVMware/VirtualBox とも仮想上で問題なく動作する
ことを確認した。
これまで、VMwareとVirtualBoxを較べた時、Performanceや安定性は前者の方がやや優位に感じていたが、今回の最新版では、両者互角か、或いは局面によってはVirtualBoxの方が好ましく感じられた。特にExplororやControl Panelなど、きびきびと展開して心地良い。Win10ProWSが無料でInstallできる内に是非お試しを・・・
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VirtualBox5.2.10 & VMware14.1.1 (2018.05.07)
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Guest-OSを幾つも入れた仮想PCのUpdateは、Single OS-PCの数倍時間がかかることから、いつも後回しにされてきた。今回はVirtualBox-PCから始めよう。部品構成は以下の通り昨夏以来変化なし。
【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 5 1600
【MEM】 DDR4-2400 8GBx2
【SSD】 SK hynix SL301 500GB
【HDD 1】 Seagate 2.5"2TB ST2000LM003
【HDD 2】 Seagate 3.5"4TB ST4000DM004
【Video Card】 Sapphire Radeon RX 550
【LAN Card】 Intel EXPI9301CT
【PSU】 Kurosiko KRPW-SX400W/90+
【Case】 Silver Stone SST-SG03B-F
【OS】 Win10 Pro 1709 + VirtualBox 5.1.8
ほぼ40日振りの起動である。
・先ず、VirtualBoxをUninstallした。
・Win10 1803のISO FileをMountしUpdate開始、凡そ20分で完了。
・Radeon Software 17.7はそのままでOK。
・細部を確認後、Disk Cleanupを実行した。
・次に、VirtualBoxの最新版 5.2.10をInstallした。
・以下、Win10 Pro x64 WS / Win10 Home x32 / Win8.1 x32 /
Win7 Enterprise x32の順に2OSずつUpdateし、各OS内のUtilityをUpdateした。
・WinXPとWin2000はSecurity SoftのUpdateのみ行った。
Win2000対応のSecurity Soft "ALYac"はまだ現役。
以上、問題は一度も起こらず終了した。今回はDisk Cleanupの所用時間が大幅に短縮されたことから、Stressなく完了した。
次に小型VMware-PCをUpdateした。このPCは一昨年以来部品構成に変化なし。
【M/B】 Intel DQ77KB
【CPU】 Ivy Bridge i3 3220T
【MEM】 DDR3-1600 S.O.DIMM 8GBx2
【SSD】 Samsung PM851 512GB mSATA
【Case】 Mini-BOX M350
【OS】 Win10 Pro 1709 + VMware 14.1.1
手順は上のVirtualBox-PCと同じく、
・先ず、VMware 14.1.1をUninstallした。
・Win10 1803のISO FileをMountしUpdateを実行した。
・細部を確認後、Disk Cleanupを実行した。
・次に、VMware 14.1.1を再Installした。
・Win10 Pro x64 / Win10 Home x32 / Win8.1 x32 / Win7 Enterprise x32
のUpdateを実行した。
・WinXPとWin2000はSecurity SoftのUpdate、Win NT4は動作確認のみ。
以上、問題は一度も起こらず完了したが、流石にIvy世代の2C4T CPUでは処理速度が遅く不満が募る。できれば i7 8700Tを載せた小型PCに置き換えたい・・・
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2台あるVMware-PCの内、Ryzen 7 1700 + 32GBを載せた主力機のUpdateが滞っていた。何と3月19日以来である。
・昨日7月11日はWindowsの月例更新日。先ずBIOSをUpdateした。OK
・VMware 14.1.1をUninstallした。
・Host-OS Win10 ProをUpdateし、Build 17134.165を得た。OK
・VMware14.1.2をInstallした。OK
・Guest-OSである、Win10Pro Workstation x64 / Win10 Pro IP x64
/ Win10 Home x32 / Win8.1x32 / Win7 Enterprise x32
以上5種のOSをUpdateする予定で早朝5時にStartした。
(WinXP/Win2kはSecurity SoftのUpdateのみ)
・Win10 Pro WS x64とWin10 Home x32はVer.1803のISO FileをMountし
Updateを実行したら、一気に最新Build 17134.165が得られた。OK
・Win10 Pro IP版は期限切れのため、Win10 Pro Ver.1803をInstallし、
その後IP版を導入した。OK
・以上、OS3種のUpdateを終えたところで朝の7時30分を過ぎた。
・ここからが大変。回線が混雑する時間帯になり、Win8.1x32とWin7x32の
Downloadは遅々として進まず、1時間経過しても10%台。
これではいつ終わるか見当もつかない。今日は来客の予定があるので、
早々に見切りをつけて機会を改めることにした。矢張り月例更新初日の
朝7時以降は見合わせるべきか。
ところが、もう一つ問題があった。Guest-OSのPerformanceが思わしくないのだ。これまでの快適さは何処へやら、何をするにも鈍重で、どうも回線の混雑だけではない様に思われた。Guest-OSはSystem Driveとは別のSSDに収めてあり、試しに同Drive内の動画Fileを再生したところ先送りに偉く手間取り、これはSSDの不調によるものと判断した。そのSSDの使用時間は高々300時間程度であり劣化するには早過ぎる。但し、購入当時480GBの製品としては最安値 (あまり有名でないMakerの特価品)であったことが気になる。ならばSSDを交換してみよう。と言っても500GB級のSSDの予備はない。仕方なく512GBのmSATAをSATA変換Caseに入れて試すことにした。
結果は○。もたつきは解消し至極当たり前の動作に戻った。そして本日7月12日早朝、持ち越してあった残りのGuest-OSのUpdateを実行し、VMware-PCの更新はすべて完了した。
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VirtualBox 5.2.18 (2018.08.17)
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久し振りにVirtualBox-PCのUpdateを実行した。部品構成は前々節と変わりなし。
・先ず、BIOSをUpdateした。OK。
・Host-OSを起動しVirtualBox5.2.10をUninstallした。
・Win10 ProをUpdateしBuild 17134.228を得た。OK。
・Radeon Software 18.8.1をInstallした。OK。
・細部を確認し、Disk Cleanupを実行した。
・次に、VirtualBoxの最新版 5.2.18をInstallした。
・以下、Win10 Pro WS x64 / Win10 Home x32 / Win8.1 x32 /
Win7 Enterprise x32の順にUpdateし、各Guest-OS内のUtilityを確認した。
WinXPとWin2000は動作確認のみ。All OK。
・VirtualBox 5.2.18の動作と安定性は極めて良好。
R5 1600は6C12T。2OSずつのUpdateは所用時間が短縮されて大いに助かる。それでもHost-OS及びGuest-OS6種のUpdateに2.5時間程かかった。これが並みのCPUでGuest-OSを1つずつUpdateしたら何時間かかるか、AMDの廉価多Core多Thread CPUの有難味を強く感じた次第である。
ところが最近、仮想PCの出番がめっきり減ってしまった。相当古いApplicationでもWin10の32bit版でどうにか動くことから、旧OSを持ち出す必要性が薄れ、仮想PCを起動するのは月例更新時だけになってしまったのである。いずれVirtualBox-PC 1台 + VMware-PC 2台の体勢を見直すことになりそう。
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VMware 14.1.3 (2018.08.20)
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今回は肩透かしRepoです。悪しからず。
昨日は小型VMware-PCをUpdateした。
【M/B】 Intel DQ77KB
【CPU】 Ivy Bridge i3 3220T
【CPU Cooler】 Intel Retail Cooler
【MEM】 DDR3-1600 S.O.DIMM 8GBx2
【SSD】 Samsung PM851 512GB mSATA
【Case】 Mini-BOX M350
【OS】 Win10 Pro 1803 + VMware 14.1.1
手順は前節のVirtualBox-PCと同じく、
・起動後、VMware 14.1.1をUninstallした。
・Host-OS Win10 ProをUpdateしBuild 17134.228を得た。
・細部を確認しDisk Cleanupを実行した。
・次に、VMware 14.1.3をInstallした。
・Guest-OS、Win10 Pro x64 / Win10 Home x32 / Win8.1 x32
/ Win7 Enterprise x32のUpdateを実行した。
・WinXP / Win2000 / Win NT4は動作確認のみ。
・VMware 14.1.3の安定性は今のところ良好。
以上、問題は一度も起こらず完了した。昨日は日曜日で比較的回線が空いていた所為か、全体の所用時間は3時間程度で済んだ。前回のUpdate時に 「流石にIvy世代の2C4T CPUでは処理速度が遅く不満が募る。できればi7 8700Tを載せた小型PCに置き換えたい・・・」 と述べたが、前日LGA775-PCを2台扱ったお陰でそう鈍重に感ずることなく気持ち良く終えることができた。
この手の話はよくあること。BDを鑑賞した後にDVDをかけると画質が気になるものだが、暫く我慢をしてDVDを何枚かかけ続ければやがて見慣れてくる。同じ様に古物PCに親しんだ後なら多少遅いPCでも真っ当に思えてくる。 つまり、PCの体感速度を向上させるには、時々旧型PCを引っ張り出すのが一番・・・
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「小さいは正義」
写真左から、
【SilverStone SST-PT13B】
W186xD181xH42mm 約 1.4 liter
【Mini-Box M350】 本機
W192xD220xH62mm 約 2.6 liter
【AOpen F401N】
W180xD400xH360mm 約 25.9 liter
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VirtualBox 6.0.4 (2019.03.02)
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現在運用可能なVirtualBox-PCは 「ASUS Prime B350M-A + R5 1600 + Win10 Pro」 1台切りである。久し振りにそのPCを持ち出しUpdateを実行した。昨年の8月以来である。最近はSSD切替式PCの出番が多く仮想PCは日陰者扱いされている。それでも半年間の放置は酷い。従って、Guest-OS 6種の更新にどれだけ時間がかかるか心配されたが、どうにか2.5時間程で済み一安心したところ。手順は前回と同様以下の通り。
・VirtualBox 5.2.0をUninstallした。
・Host-OS Win10 ProをUpdateし、Build 17763.316を得た。
・Radeon Software 19.2.3をInstallした。
・VirtualBoxの最新版 6.0.4 をInstallした。
・Win10Pro Workstation x64 / Win10 Home x32 のGuest-OS 2種を同時に
Updateした。
・Win8.1x32 / Win7 Enterprise x32 のGuest-OS 2種を同時にUpdateした。
・WinXPとWin2kは動作確認のみ。
・VirtualBox 6.0.4の動作及び安定性は良好。今のところ不都合なし。
・作業を終える段になったら、Win10 Pro Build 17763.348が降りてきた。
では何故、本PCは半年も放置されたのか。
・普段このPCは納戸に収めてあるが、偶々他の荷物の影になり引きずり出す
のに面倒な場所に置かれた。
・このところVirtualBox/VMwareとも安定性は良好であり、頻繁に動作確認を
する必要性は薄らいだ。
・Guest-OSの移動が簡単であることから、VirtualBoxよりVMwareを優先する
傾向にある。
・本PCにUSB-DACを繋いだときの音質に不満があり、つい手を出しそびれた。
それでもH/W上のTroubleはなく無事にUpdateを終えることができた。恐らく、今後益々出番は減り納戸の片隅に追い遣られても解体には至らず、当分このまま据え置かれることになろう。だがもしM/Bを交換し音の良いPCに変容すれば話は違う。音楽やConcert番組の再生を兼ねて活躍する場面は増えよう。つまり我が家では、
「色白は七難隠す」 → 「美音は七難隠す」
となり、そうでないPCは仕様の如何に拘わらず不遇の身となる・・・
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一頃の勢いはなくとも、相変わらず机周りのPCは増殖中である。それだけではない、納戸PCもまた同様である。この際、できることなら台数を減らしたい。そう考えて白羽の矢を立てたのは2台の仮想PCである。Micro-ATX仕様のVMware-PCとVirtualBox-PCを1台に纏めることができれば、かなりの余剰Spaceが生まれる。その2台の仮想PC Caseは合計約50 literである。現在、Micro-ATX MSI B450M GAMING PLUS + R5 2600 + RX560を使ってTest中ではあるが、それでは体積半分程度が関の山、Video Cardを使わずMini-ITX M/Bを用い小型のCaseに収めることができれば体積は1/5以下になる。
そうなると、一時噂の流れた 8C16Tの i9 9900Tが候補となるも、実際に販売されるかどうかは未定とのこと。ならば当面6C12Tの i7 8700Tで手を打つことにしよう。このCPUは今年の1月に入手しながら、Deskmini A300を相手に遊び呆けて未開封のままであった。もし、8C16Tの低消費電力CPUが登場したら、その時また考えれば良い。
問題はM/B選びにある。現在手持ちの
・SuperMicro C7Z370-CG-IW
・MSI Z370I GAMING PRO CARBON AC
のどちらにするか。
・消費電力は MSI Z370Iの方が僅かに低め。
・USB-DACを繋いだ時の音質は両者共気に入らない。
・SATA port/M.2/無線LANなどの機能はほぼ同じ。
・未だ結論はでない。
VMwareとVirtualBoxを1台のPCに纏める方法は幾つかある。両仮想Softは共存できないので、SSDの領域を二つに分けて起動時に選択するか、或いは2台のSSDを切り替えて使うことになる。後者の場合、Removable Caseを用いるか、切替Switch式にするか、これまた迷う。一晩熟慮の上、最も確かな方法であるSWによるSSD切替方式を選んだ。2台のSSDはそれぞれ500GB(= 466GiB)もあれば当面間に合う。80GiBをHost-OS領域、残りの386GiBをGuest-OS領域に割り当てればよいであろう。VMware/VirtualBoxともGuest-OSを仕込んだSSDは既にあり、M/Bの交換によりどう移行措置を施すか、兎に角Clone Diskを拵えた。
・VMwareの場合、Guest-OSの流用は簡単であり、Host-OSを新規にInstallして
もGuest-OSの起動時に現れる「移動しました」を選択すれば何等問題はない。
・VirtualBoxの場合、Host-OS部分とGuest-OS部分を切り離さずに流用すれば
OK。Guest-OS部分だけを流用すると新たにLicense認証を求められる。
現在、MSI Z370I 上でVMware/VirtualBoxを試しているところ。それにしても仮想WinNT4上で25年以上前のPhotoshopやIllustratorが飛ぶように展開する様は、どこか幻想的・・・
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Ryzen VMware-PC (2019.05.06)
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我が家の主力VMware-PCである Ryzen 7 1700 + Memory 32GB + Palit GTX 1050 Ti を組み合わせたPCは、本頁/別頁で述べた通りVMware/Virtualbox切替PCを組み立てたことにより蔵入りの検討対象となった。2017年9月の完成以来1.7ヶ月経過、どう考えても引退は早い。もう少し活躍の場面はありそうなのに妙案は浮かばない。
兎に角、Host-OS及びGuest-OSを最新版にUpdateしよう。今日5月6日は10連休最後の日、明日からは日中の回線速度が著しく低下する恐れがあるので、Guest-OSのUpdate日和と言えよう。ところが時折躓いた。Update後のShutdownにもたつき中々「終了しています」画面が閉じないのだ。そこでBIOSを確認したら昨年10月付の版だった。大して古くはないがその後三度も更新されているので放置できない。早速最新版にUpdateしたところ、その後は遅滞なくGuest-OSを更新することができた。最近のWin10はM/BのBIOSが古いままだと、何かと不都合が起こるようだ。残念ながら詳細は不明。
さて、このPCには 2.5"HDD及び3.5"HDD用のRemovable-Caseが装備されているので、2.5"HDD/3.5"HDD相互のFile転送が簡単にできる。LAN越しの転送に較べて所用時間はかなり短縮され、HDDの内容を整理する上で好都合である。そこで 2011~12年にかけて録画したTS FileのSlim upを実行した。PT2の導入当初から TsSplitterを用い、幾らかはFileのSlim upを心掛けてきたが、その量は最小であり、まだまだ余分な内容が残されていた。そこで、3.5"HDDに収められたTS_FileにTsSplitterをかけながら2.5"HDDに転送した。 扱ったFileは4時間物のConcert番組ばかり (合計約1.2TB) なので気長に進めた。例えば、NHK-BS Premiumから収録した番組の場合、二つか三つの公演が一体になっているのだが、今回のTsSplitter処理により個別のFileに分離され扱い易くなった上、File容量は凡そ12%減少した。
このPCには我が家では数少ないNVIDIAのCardを挿している。日頃からRadeonに見慣れていると色合が今一つ気に入らない。全体に黄色勝ちな点はNVIDIAの伝統か。NVIDIA Controlで直せば良いのだが、それがまた思うようにならず、適当なところで手を打って仕舞うのは毎度のこと。それでも一昔前から思えば随分良くなっているので、NVIDIAの悪口は程々にしよう。
話がすっかり逸れてしまったがこの VMware-PC をどうするか、VMware/Virtualbox 切替PCのCaseが完成するまでは現状維持としよう。
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このPCには 2.5"HDD及び3.5"HDD用のRemovable-Caseが装備されている。古い3.5"HDDの内容物を2.5"HDDに転送する際、大いに便利。
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Ryzen VirtulBox-PC (2019.05.09)
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今回は愚痴話です。申し訳ありません。
5月7日朝、前節のRyzen VMware-PCに続いてR5 1600 + Memory16GB + Radeon RX550を組み合わせたRyzen VirtualBox-PCを引っ張り出した。
・先ず、BIOSを最新版に更新した。問題なし。
・Host-OSをWin10 Build 18362.30から同18362.86へUpdateした。
5月7日は連休明けのため、回線が混んで全く進まず、空いている時なら
数分で終わる作業が2時間もかかり、早々に打ち切り夜に備えた。
・同7日夜、Updateの続きを実行した。今度は真っ当な回線速度となり、
Host-OS及びGuest-OSを更新した。試したOSはいずれも問題なし。
・このPCに挿したVideo CardはRadeon RX550。幾つかのDriverで試したところ、
Radeon Software19.4.1が最も絵が綺麗に見えたので、最新版19.4.3は諦めた。
ところが、消費電力は19.4.3の方が幾分低めだった。次版に期待しよう。
さて、このPCにもRemovable HDD Caseが装備されている。念の為に動作Testを行ったらHDDを認識せず。仕方なくCaseから取り出して接点を拭い再度試したが矢張り駄目。そこで、手持ちの同型Removable HDD Caseに交換したら今度も駄目。更にもう1台も同様。少なくとも昨年までは異常なかったのに同じ製品が3台とも不調とはどうしたことか。その内2台は未使用品である。同型製品は他でも使っているがそれは無事。そうなると同じ時期に求めた製品3台のLotに不都合が生じたことになる。念の為に他社の製品に置き換えたら問題なし。但し、HDDの抜き差しが滑らかではなく新たな製品を求め据え換えた。この件はいずれじっくり検証する必要がある。
それにしてもMicro-ATX Caseに収めたPCは重い。このところ Mini-ITX/Thin-Mini-TTX/Mini-STXばかり扱ってきた上、持病の腰痛が悪化し、20 liter超のCaseは苦痛になった。そうなると一刻も早くMini-ITX仕様の "VMware/Virtualbox 切替PC" を仕上げねば・・・
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Removable HDD Case調整 (2019.05.10)
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3台のRemovable HDD CaseがNGとはどうしたことか。このまま廃棄するのは忍びない。不調の原因を探ろう。
① SATA Socket接点の皮膜が劣化した。
② SATA Socket基板の取付位置が不適正。
のどちらかと思われる。接点復活剤を噴霧しても効果がないことから、②が原因ではないかと見当を付けた。
今回問題となったRemovable HDD Caseはこれまで何台も使用し、一度も不都合はなかった。それが3台同時に不調となったのは、SATA Socket基板の位置が何かの加減でずれたことによる可能性が高い。要するに品質管理上の問題と考えられる。ならば、SATA Socket基板の位置を少し前方に移動したらどうか。その基板はCase最後部のFrameに押しつけるように固定されているので、その基板とFrameの間に何かを挟めば良いであろう。結果は以下の通り。
先ず、Removable HDD CaseからSATA Socket基板を取り出して試したら All OK。
次にSATA Socket基板を戻し、
【挟み物なし】
結果は×。認識されたHDD 0台、認識されなかったHDD 5台。
【挟み物 0.20mm 】 0.12mm厚の用紙 + 0.08mm厚の両面Tape = 0.20mm
結果は△。認識されたHDD 3台、認識されなかったHDD 2台。
【挟み物 0.23mm 】 0.15mm厚の用紙 + 0.08mm厚の両面Tape = 0.23mm
結果は△。認識されたHDD 4台、認識されなかったHDD 1台。
【挟み物 0.28mm 】 0.20mm厚の用紙 + 0.08mm厚の両面Tape = 0.28mm
結果は△。認識されたHDD 4台、認識されなかったHDD 1台。
【挟み物 0.35mm 】 0.27mm厚の用紙 + 0.08mm厚の両面Tape = 0.35mm
結果は○。認識されたHDD 5台、認識されなかったHDD 0台。
以上の検証から、SATA Socket基板後方の寸法が 0.3mm 足りなかった、或いは基板に開けられた取付穴が適正位置より0.3mm前方にずれたものと考えられる。そこで、不調だった3台のRemovable HDD Caseに同様の措置を施しAll OKとなった。要するに1960-70年代によく見られた基板の抜き差しTroubleの再現か。危うく廃棄するところを救い出した訳で、何事も即断は禁物のよう・・・
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VM/VB切替PCの快適さ故に旧VB/VM-PCは部屋の片隅に追い遣られた。そろそろ解体して内容物の更新を考えなくてはならない。特にRyzen 5 1600を用いたVirtuaBox-PCは実質用済み状態にある。では、最後のお勤めとして動作確認を。
【M/B】 ASUS PRIME B350M-A
【CPU】 Ryzen 5 1600 (6C12T TDP 65W)
【CPU Cooler Heatsink】 Raijintek Pallas
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A15 PWM
【MEM】 DDR4-2400 8GBx2
【SSD】 SK hynix SL301 500GB
【HDD 1】 Seagate 2.5"2TB ST2000LM003
【HDD 2】 Seagate 3.5"4TB ST4000DM004
【HDD Removable Case】 Century Jr.CERS-BK
【Video Card】 Sapphire Radeon RX 550
【LAN Card】 Intel EXPI9301CT
【PSU】 Kurosiko KRPW-SX400W/90+
【Case】 Silver Stone SST-SG03B-F
【Case Fan】 Enermax UCTB12P x2
【OS】 Win10 Pro 19362.356 + VirtualBox 6.0.12
起動したら前回の更新は6月25日、つまり89日振りである。Host-OS及びGuest-OS 6種を更新し、いずれも不都合なくUpdateを終えた。う~ん、全然悪くないじゃん。確かに最新のRyzen 7 3800Xに較べたら幾分緩慢な動作に思える場面もあるが、それは比較するからであり、単独なら全く問題なし。少なくともVirtualBox-PCとしての用途なら、今でも充分現役として通用する。R5 1600 + RX550の絵は綺麗、消費電力は高めだが許容範囲内。 もう暫く解体を猶予するべきであろう。 ならばこの際、BIOSのUpdateをしよう。結果は○。
次に、R7 1700 + GTX1050Ti-PCを。
【M/B】 MSI B350M GAMING PRO
【CPU】 Ryzen 7 1700 (8C16T TDP 65W)
【CPU Cooler Heatsink】 Thermalright Ultra-120 eXtreme Rev.C
【CPU Cooling Fan】 Noctua S12A PWM
【MEM】 DDR4-2400 16GBx2
【SSD 1】 Samsung 850 EVO 120GB
【SSD 2】 CFD CSSD-S60480NCG1Q 480GB
【2.5"HDD】 Toshiba MQ04ABD200 2TB
【3.5"HDD】 手持ちのHDDを適宜使用、普段は空。
【2.5"HDD Removable Case】 Enermax EMK3101
【3.5"HDD Removable Case】 Century 楽Rack Jr. CERS-BK
【Video Card】 Palit GTX 1050Ti
【LAN】 Intel Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CT
【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
【PSU】 be quiet STRAIGHT POWER E9 CM 480W
【Case】 Abee AS Enclosure D1
【Case Fan】 Coolink SWiF2-120P PWM x2
【OS】 Win10 Pro 18362.356 + VMware 15.1.0
7月18日以来の起動だった。Host-OS及びGuest-OS 8種を更新し、いずれも不都合なく終えた。これまた優良仮想PC。 Case Fanを be quiet! 製品に交換すれば一段と静かになりそうで解体は忍びない。う~ん、物事が前へ進まず困ったものだ・・・
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小型軽量VMware-PC (2019.11.10)
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最新のCPUは、どうも我が家向きではない。
・Intel 9000 Seriesの上位版は、発熱/消費電力とも高い。
・AMD Zen2 Seriesは、Idle時から軽負荷時にかけての消費電力が高い。
従って、低発熱/省電力/静粛性を重要視する者にとって、満足のゆくPCに仕上げることは中々厳しい。寧ろ旧世代のCPUを活用する方が話は早い。
Ivy Bridge / Haswell / Skylake / Kabylake
あたりが、自分の使い方には似つかわしく思える。流石にSandy Bridgeは消費電力の点で候補から外れる。
現在、
① DQ77KB + i5 3570T (前はi3 3220T)
② ASUS P8Z77i + i7 3770T
の組合せで、小型軽量VMware-PCのTestを進めているが、
①のi5 3570Tは4C4TでThread不足。
②はM/B上に立てられたVRM基板に風通しが妨げられ、薄型Caseに不向き。
ならば、
Intel DQ77KB + Ivy Bridge i7 3770T
はどうか。この組合せなら低発熱/省電力/静粛性を満足する小型PCの実現が可能となる。予定の部品構成は、
【M/B】 Intel DQ77KB
【CPU】 Ivy Bridge i7 3770T
【CPU Cooler Heatsink】 Noctua NH-L9i
【CPU Cooling Fan】 be quiet! 92x25mm BL038
【MEM】 S.O.DIMM DDR3-1600 8GBx2
【mSATA SSD】 Samsung 860 EVO 500GB
【M.2 SSD】 WD Blue 500GB SATA 6Gb/s
【PSU】 M/B内蔵DC-DC + 19V 90W AC Adaptor
【Case】 RGEEK PC Case (W197 x D197 x H80 mm = 3.1liter)
【OS】 Win10 Pro 64 1909 Build 18363.449
【仮想OS】 WinNT4/Win2K/WinXP/Vista32/Vista64UL/Win7Home32
Win8.1m32 / Win10Home32 / Win10Pro64 IP
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小型軽量VMware-PC II (2019.11.11)
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前節の構成による結果は以下の通り。
比較の為に ASUS P8Z77i + i7 3770S のDataを加えた。
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Intel DQ77KB + i7 3770T
|
Date / 室温
|
2019.11.11 / 22.7℃
|
M/B
|
Intel DQ77KB
|
ASUS P8Z77i
|
CPU
|
Ivy i7 3770T
|
Ivy i7 3770S
|
CPU Cooler
|
Noctua NH-L9i + be quiet! 92x25mm
|
Memory
|
DDR3-1600 8GB×2
|
SSD
|
Samsung 860 EVO
500GB mSATA
|
Samsung 860 EVO
500GB SATA
|
LAN Card
|
-
|
Intel EXPI9301CT
|
PSU
|
M/B内蔵DC-DC
+ 19V 90W AC Adaptor
|
picoPSU-160-XT
+ 12V 150W AC Adaptor
|
OS
|
Win10 Pro 1909 Build 18363.449
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
16.77fps / Max 51W
|
18.39fps / Max 57W
|
CPU all core
|
568cb / Max 51W
|
644cb / Max 75W
|
CPU single core
|
134cb / Max 31W
|
141cb / Max 41W
|
Prime95実行時消費電力
|
Max 64W
|
Max 92W
|
Idle時消費電力
|
13W
|
18W
|
WMP音楽再生時消費電力
|
18W
|
22W
|
動画再生時消費電力 Upcon_off
|
平均 21W
|
平均 25W
|
動画再生時消費電力 Upcon_on
|
平均 26W
|
平均 30W
|
*以上の消費電力値はTAP-TST5で測定した。BTWATTCH1の場合は + 0.4~0.7Wとなる。
*動画再生SoftはPowerDVD17Ultra体験版。
*使用動画はWOWOW収録 "Song of the Sea" 1920x1080 TS_File
|
|
上の表から、
・Idle時/音楽再生時/動画再生時等軽負荷時の消費電力は 4~5Wの差。
・DQ77KBは i7 3770S もSupportするが、90WのAC Adaptorではi7 3770T
の方が安心であり、3 liter程度のCaseでも収まる。
・ASUS P8Z77i + i7 3770S を常用するなら、せめて300W級のSFX電源を
載せたい。そうなるとCaseは一気に大型化する。
・最新のCPUとは比べ物にならないBench結果ではあるが、
仮想OSのTest機ならどうにか間に合う。体感速度は許容範囲内。
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|
小型軽量VMware-PC III (2019.11.12)
|
前節の表中、消費電力に関するDataはどこかで見たことのある値に近い。そう、2019/09/28に計測した Ryzen 5 2400G / Ryzen 5 3400G と同傾向である。CinebenchR15の結果に開きはあるが、Idleから軽負荷時にかけての消費電力は大差ない。4C8TのIntel Ivy Bridgeと4C8TのRyzen APUの比較は以下の通り。
|
Ivy Bridge vs Ryzen G Series
|
Date
|
2019.11.11
|
2019.09.27
|
M/B
|
Intel
DQ77KB
|
ASUS
P8Z77i
|
MSI B450I
Gaming Plus
|
CPU
|
Ivy
i7 3770T
|
Ivy
i7 3770S
|
R5
2400G
|
R5
3400G
|
Memory
|
DDR3-1600 8GB×2
|
DDR4-2666 4GB×2
|
SSD
|
Samsung
860 EVO
500GB mSATA
|
Samsung
860 EVO
500GB SATA
|
Samsung
840 EVO
250GB SATA
|
Samsung
750 EVO
120GB SATA
|
Win10 Pro
|
1909 Build 18363.449
|
1903 Build 18362.387
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
16.77fps
Max 51W
|
18.39fps
Max 57W
|
59.42fps
Max 62W
|
65.38fps
Max 77W
|
CPU
all core
|
568cb
Max 51W
|
644cb
Max 75W
|
804cb
Max 76W
|
871cb
Max 93W
|
CPU
single core
|
134cb
Max 31W
|
141cb
Max 41W
|
153cb
Max 31W
|
167cb
Max 36W
|
Prime95実行時消費電力
|
Max 64W
|
Max 92W
|
Max 93W
|
Max 110W
|
Idle時消費電力
|
13W
|
18W
|
12W
|
13W
|
WMP音楽再生時
消費電力
|
18W
|
22W
|
15W
|
16W
|
動画再生時消費電力
Upcon_off
|
平均 21W
|
平均 25W
|
平均 18W
|
平均 20W
|
動画再生時消費電力
Upcon_on
|
平均 26W
|
平均 30W
|
平均 25W
|
平均 27W
|
*以上の消費電力値はTAP-TST5で測定した。BTWATTCH1の場合は + 0.4~0.7Wとなる。
*動画再生SoftはPowerDVD17Ultra体験版。
*使用動画はWOWOW収録 "Song of the Sea" 1920x1080 TS_File
|
|
i7 3770S / R5 2400G / R5 3400Gを 3 literのCaseに収めるのはAC Adaptor電源の容量と廃熱の点で躊躇するが、11.45literの Silverstone SST-SG13-QならSFX電源が収まり特に問題はない。VMware-PC上で複数のGuest-OSを実行するなら、6C12T/8C16T 辺りのCPUを選びたいが、ぎりぎり4C8TのCPUでも、Guest-OSに割り当てるCPU Thread数を欲張らなければ対応可能である。
最新のiGPU内蔵Processorから、4C8T或いは8C8T仕様の製品を探すと
・Intel i7 9700 (8C8T)
・AMD R5 2400G/R5 3400G (4C8T)
がある。i7 9700はR5 3400Gのほぼ二倍の価格。お手軽VMware-PCを目差すなら R5 2400G/R5 3400Gの方が相応しい。そこで、分解しかけた MSI B450i + R5 3400G を再組立し VMwareをInstallした。
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i7 3770S vs R5 3400G
|
Date
|
2019.11.11
|
2019.11.12
|
M/B
|
ASUS
P8Z77i
|
MSI B450I
Gaming Plus
|
CPU
|
Ivy i7 3770S
(4C8T/TDP:65W)
|
R5 3400G
(4C8T/TDP:65W)
|
CPU Cooler
|
Noctua NH-L9i
+ be quiet! 92x25mm
|
be quiet!
Shadow Rock LP
|
Memory
|
DDR3-1600 8GB×2
|
DDR4-2666 4GB×2
|
SSD 1
|
Samsung 860 EVO
500GB SATA
|
Samsung 750 EVO
120GB SATA
|
SSD 2
|
-
|
Crusial CT480M
500GB mSTA
|
LAN Card
|
Intel EXPI9301CT
|
PSU
|
picoPSU-160-XT
12V 150W AC Adaptor
|
Silverstone
ST30SF V2
|
OS
|
Win10 Pro 1909 Build 18363.449
|
仮想OS
|
VMware 15.5.0
|
Cinebench
R15
|
OpenGL
|
18.39fps / Max 57W
|
65.49fps / Max 82W
|
CPU all core
|
644cb / Max 75W
|
876cb / Max 101W
|
CPU single core
|
141cb / Max 41W
|
168cb / Max 42W
|
Prime95実行時消費電力
|
Max 92W
|
Max 116W
|
Idle時消費電力
|
18W
|
17W
|
WMP音楽再生時消費電力
|
22W
|
22W
|
動画再生時消費電力 Upcon_off
|
平均 25W
|
平均 26W
|
動画再生時消費電力 Upcon_on
|
平均 30W
|
平均 33W
|
*以上の消費電力値はTAP-TST5で測定した。BTWATTCH1の場合は + 0.4~0.7Wとなる。
*動画再生SoftはPowerDVD17Ultra体験版。
*使用動画はWOWOW収録 "Song of the Sea" 1920x1080 TS_File
|
|
こうして、R5 3400GとIvy i7 3770Sを較べると消費電力の差は大して気にならない。
大きな声では言えないが、
・Ryzen G-Seriesの能力は Coffeelakeに近い。
・Ryzen G-SeriesのIdleから軽負荷時にかけての消費電力は Ivy Bridge並み。
となろうか。Caseの容量を 12 literまで許容すれば、R5 3400G搭載のVMware-PCも視野に入る・・・
|
|
小型軽量VMware-PC IV (2019.11.13)
|
実際に仮想OSをどう使うか。自分の場合、Win10 64bit版では動作しない旧Appli用に活用しているが、最近はWin10 x32 / Win7 x32の2種でほぼ間に合い、それ以前の旧OSを駆使する場面は稀である。
VMware Guest-OS
|
OS
|
運用中のBrowser
|
Security Soft
|
運用頻度
|
Win 10 Pro IP 64
|
IE 11他
|
SSL
対応
|
ESET Internet
Securyty 12
|
8
|
Win 10 Home 32
|
10
|
Win 8.1 32
|
3
|
Win 7 HP 32
|
10
|
Vista Ultimate 64
|
FireFox 52.9
|
ESET Smart
Securyty 9
|
2
|
Vista HP 32
|
3
|
Win XP 32
|
5
|
Win 2000
|
IE 6
|
SSL
未対応
|
-
|
3
|
Win NT4
|
2
|
以上のOS-Libraryから、運用頻度の高いGuest-OSを抜き出すと、
Win10 x64 IP / Win10 x32 / Win7 x32 / WinXP
の4種となり、他のGuest-OSはそろそろ御用納めの時期に来ている。従って、4C8TのCPU + Memory 16GBを載せた小型軽量VMware-PCの場合、2つGuest-OSを同時に起動する場面を想定し、以下の仕様となる。
OS
|
割当Thread
|
割当Memory
|
Win 10 Pro IP 64
|
4T
|
6GB
|
Win 10 Home 32
|
2T
|
4GB
|
Win 7 HP 32
|
Win XP 32
|
これで当分間に合うであろう。Win2KやWinNTは、話の種に「仮想OS Disk」として保存しておけば良い。
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小型軽量VMware-PC完成 (2019.11.15)
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では、DQ77KB + i7 3770T を RGEEK PC Case (W197 x D197 x H80 mm 約 3.1liter)
に収めよう。
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M.2-2.5"SATA変換基板を取り付ける金具をつくる。幅10mm厚2mmのAlumi板を必要な長さに切断し、変換基板を固定する穴を開ける。
M.2 SSDは予定のWD Blue 500GBからWD Blue 1TBに変更した。
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|
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M.2を2.5"SATA変換基板に載せて据えた。
2.5"SSD → 100x70mm、
M.2-2.5"SATA変換基板 → 100x45mm
狭い場所に好都合。
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mSATAに30x30x20mmのAluminium Heatsinkを貼り付けた。
mSATAは結構熱くなる。Heatsinkの有無で7-8℃の差が生じる例もある。
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CPU Cooling Fanの上端から天板まで 14mm。風切り音の心配はない。
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Blue LEDが明る過ぎるので、内側に灰色のTapeを貼った。
特徴のないDesignだが、今流行りのPiano Blackでないところが良い。
(Piano Black仕上げは手の脂が付き易く汚れが目立つ)
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右: RGEEK PC Case
(W197 x D197 x H80 mm = 3.1liter)
左: Mini-Box M350
(W192 x D218 x H62mm 約2.6 liter)
小型Caseの定番であるMini-Box M350と較べて一回り大きく見えるが、取付可能なCPU Coolerの高さには代えがたい。
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結局、部品構成は以下の通りとなった。
【M/B】 Intel DQ77KB
【CPU】 Ivy Bridge i7 3770T
【CPU Cooler Heatsink】 Noctua NH-L9i
【CPU Cooling Fan】 be quiet! 92x25mm BL038
【MEM】 S.O.DIMM DDR3-1600 8GBx2
【mSATA SSD】 Samsung 860 EVO 500GB
【M.2 SSD】 WD Blue 1TB SATA 6Gb/s
【Sound】 Olasonic USB-DAC + Noise Filter
【PSU】 M/B内蔵DC-DC + 19V 90W AC Adaptor
【Case】 RGEEK PC Case (W197 x D197 x H80 mm = 3.1liter)
【OS】 Win10 Pro 64 1909 Build 18363.476
【仮想OS】 WinXP/Win7HP32/Win10Home32/Win10Pro64 IP
このPCは静かなだけではなく、USB-DACを繋いだ時の音が良く、Guest-OSのUpdate中に気持ち良く音楽が聴けるので、待ち時間が苦にならない。
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Ryzen 5 3400G + VMware (2019.12.08)
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R5 3400Gの使い途が決まらない。このAPUの能力を生かすなら、picoPSUでは厳しくせめてSFX電源を選びたい。更にはCPU Coolerも底々のVolumeが欲しい。そうなると5-6 literの小型Caseでは収まりが付かず、10 liter台の中型Caseになる。
現在、VMware-PCはIntel仕様 2台、及びAMD仕様 (R7 1700)が1台ある。前者は2台ともMini-ITX、後者はMicro-ATXである。そのMicro-ATX仕様のVMware-PCを引退させ、R5 3400Gを用いたMini-ITXに置き換えるのはどうか。8C16Tから4C8Tへ大幅なGrade Downになるが、場所を空けるためには致し方ない。
【M/B】 MSI B450I Gaming Plus (BIOS A.B0)
【CPU】 Ryzen 5 3400G
【CPU Cooler】 be quiet! Shadow Rock LP
【MEM】 DDR4-2666 8GBx2
【SSD 1】 WD Blue 250GB 2.5"SSD
【SSD 2】 Crucial 480GB mSATA
【HDD】 Seagate 2.5" 2TB HDD
【LAN Card】 Intel EXPI9301CT
【PSU】 Silverstone SST-ST30SF V2
【Case】 Silverstone SST-SG13-Qの予定
【OS】 Win10 Enterprise Build 18363.476
最近、VMwareの使い方はほぼ決り、Win10 64bit-PCでは動作しない旧Appli用に Win10とWin7の32bit版、そしてWin10 IP版があれば事足りる様になった。他の旧OSはLibraryを飾るだけで実用性は薄らいだ。Guest-OSが3つだけなら、4C8TのCPUでも然程不便はない。
また、現在使用中のAMD VMware-PCのCaseである Abee D1 (W199xH399xD319mm = 25.33 liter)をSilverstone SST-SG13-Q (222x181x285mm = 11.45 liter)に換えれば、専有空間は55%減じ、もう1台のPCを置く場所が確保できる。
更に理由がある。R5 3400Gに対応するRadeon SoftwareのVersionが上がるに連れ、19.11.1以降の版では 「Custom鮮明度」 の項目がなくとも充分良好な精細度と発色が得られ、動画の再生に不便はなくなったのである。
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Ryzen 5 3400G + VMware II (2019.12.09)
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前節の計画を進めるために"Silverstone SST-SG13-Q"をTradeすることにした。
Case横取PC → Intel DH77DF + i5 3570T
DH77DFは2012/05/15以来、専らBD/DVD Ripping-PCとして運用してきた。一時はminiPCIeを活用し、Video CardとPT3が同時に使えるmini-ITX M/Bとして重宝したが、7.5年も使い込めば上等であろう。このIvy世代のM/Bは、比較的消費電力が低くUSB-DACを繋いだ時の音も良いことから、更に小型のCaseに移し換え寿命の続く限り使うことになるが、取り敢えずけりをつけることにした。従って、AMD VMware PCの構成は前節の通りでOK。
・選んだ部品は特に問題なくCaseに収まるが、何か一工夫しないと気持ちが
収まらず、SSD 2丁を拡張Slotに取り付ける金具を細工した。
・電源はSilverstone SST-ST30SF V2 80+Bronzeを用いた。
最近購入した"Corsair SF600 Platinum"と較べたら、消費電力は
Idle時/軽負荷時とも殆ど変わりなかった。
・Front Case Fanは be quiet! 120x25mm PWM Fanを取り付けた。
・Front I/O Bracketに関して、SilverStone PC-Case用USB3.1 Type-C
Gen.2 Upgrade KitのTestをRequestされたが、我が家ではUSB3.1
Type-C Gen.2は殆ど使わないので期待に添えなかった。
結果と写真は次回に・・・
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Ryzen 5 3400G + VMware III (2019.12.10)
|
出来上がった AMD VMware-PCを紹介しよう。
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CPU Cooler"be quiet! Shadow Rock LP"の収まりは良かった。CPU Fanの上端からSFX電源までの間隔は11mm。問題なし。CPU Heatsinkの下端とMemoryの間隔もOK。 ATX 24P Cableの抜き差しを楽にするため "90度変換Adaptor"を使用した。
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2丁のSSDは、拡張Slot Bracketに市販のL型金具4個と平金具2個を用い、極安直な手法で取り付けた。こうすれば、Cableの抜き差しやMaintenanceは容易である。但し、考案には相当な時間を要した。
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|
同系統のSilverstone Caseは7台目になる。不満がない訳ではないが、数台のStorageを載せたMini-ITX Caseとして、値段も安く手頃な大きさであることから出番は多く、我が家では引っ張り鮹である。もう1台加えれば鮹八。
|
|
結局、部品構成は以下の通りとなった。
【M/B】 MSI B450I Gaming Plus (BIOS A.B0)
【CPU】 Ryzen 5 3400G
【CPU Cooler】 be quiet! Shadow Rock LP
【MEM】 DDR4-2666 8GBx2
【SSD 1】 WD Blue 250GB 2.5"SSD
【SSD 2】 Crucial 480GB mSATA (2.5"SSD変換Case入)
【HDD】 Seagate 2.5" 2TB HDD (消音Box入)
【LAN Card】 Intel EXPI9301CT
【Sound】 Olasonic USB-DAC + Noise Filter
【PSU】 Silverstone SST-ST30SF V2
【Front Case Fan】 be quiet! 120x25mm PWM Fan
【Case】 Silverstone SST-SG13-Q
【OS】 Win10 Enterprise Build 18363.476
【仮想OS】 VMware15.5.1 + Win7 x32/Win10 x32/Win10 x64 IP
Bench結果は上の方2019/11/12付のRepoとほぼ同じ。
音質画質とも良好、そして極静音。満足度は高い。
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