Small PC
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Intel NUC / Mini-STXなど、Mini-ITXより小さなPCに関する話題を纏めることにした。 (2018/07/29)
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Intel Old NUC (2018.07.29)
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先ずは Intel NUCから。手元にある NUCは4台。
① Intel D33217GKE (Ivy Core i3 3217-U) → Caseなし
② Intel DCP847SKE (Sandy Celeron 847) → Caseなし
③ Intel DCP847SKE ( 〃 ) → Caseに収めUbuntu Studio-PCとして現役
④ Intel D54250WYK (Haswell i5 4250U) → M/BをCaseから取り出した
以上4台の内、常用PCは③のみ。他の3台は裸のTest機状態である。
①はCaseをつくり始めたが、USB-DACを繋いだ時の音質が思わしくないことから
途中で挫折してそのまま。
②はSilverStoneのCaseを求めたものの型番を間違えて入らず。
④は元々Case入りだったが、どうにもFanが煩く、Caseから取り出して運用。
要するに我が家のNUCはどれも不遇の身である。この際、できることならどうにかしたい。では D54250WYKから手を付けよう。 このPCは購入当初、Specの割には静かな部類と感じていた。少なくともPrime95などの高負荷なBench Softを回さない限り、Fan Noiseを気にすることはなかった。 ところがWin10登場後、Windows Updateが月毎に纏められ 「月例更新」に変更された頃から、そのUpdate時でもCPU使用率は100%に達し、然も月に依っては相当長時間かかるようになった。D54250WYKのFanは3000rpm以下なら我慢できてもそれ以上になると周波数の高いNoiseが鳴り響き、更にはMusic-Serverを兼ねていたので、最早運用は無理。やがて他のPCにその役を明け渡し、以来部品棚の片隅に追い遣られた。その後、別頁「裸礼賛」の節で述べた通り、M/BをCaseから取り出し、どうにか堪えられるようになった。
裸のD54250WYKには、
【mSATA】 Samsung 840 EVO 250GB
【Memory】 S.O.DIMM DDR3L-1600 4GBx2
が載っていた。早速Win10 ProをUpdateし、Build 17124.191を得た。特に問題なし。
【CineBench R15 OpenGL】 32.49 fps / Max 39W
【CineBench R15 CPU all core】 232 cb / Max 20W
【CineBench R15 CPU single core】 103 cb / Max 15W
【Prime95】 Max 30W
【Superπ104万桁】 14sec.
【Idle時消費電力】 6W
上の結果に近いPCを探したら
GA-H110MSTX + Kabylake Celeron G3930T
に相当した。つまり HaswellのNote-PC用CPU i5 4250Uは、Kabylake最低SpecのCeleron G3930T並みであることが判った。
尚、室温29℃の時、CPU Cooling Fan回転数は、
【Idle時】 2650rpm (CPU温度 37℃)
【CineBench R15 OpenGL実行時】 Max 3325rpm
【Prime95実行2分後】 3760rpm
【Prime95実行3分後】 4000rpm Over
【Prime95実行5分後】 Max 4179rpm (CPU温度 Max 73℃)
従って、Intel NUC D54250WYKに静音性を求めるなら、
・高負荷なBench Softを実行しないこと。
・M/BをCaseから取り出して運用すること。
など、かなり厳しい条件をつけなければならない・・・
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裸のNUC三姉妹をどうするか。いずれCaseに収める日がやって来るかどうか、先のことは判らない。だからと言って戸棚に並べ置くのも邪魔臭い。そうだ三階建にしよう。
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現在、Mini-STX PCは4台ある。その内の3台はCaseに収めそれなりに活躍の場はある。残る1台はCase付Barebone PCのところをCaseから取り出し裸にされたまま8ヶ月経つ。そのGA-H110MSTXの販売は終了し、このままでは不良在庫になりかねない。 あれこれ思案の末、DHCP兼DNS mini-Serverとして生かすことにした。
現在運用中の同mini Serverは ASRock Q1900DC-ITXであり、2014年7月に組み立ててから4.2年経った。その間一度もTroubleはなく動作してきたが、Bay Trail J1900 のとろさは我慢の限界に近付きつつある。どんなに遅いPCでも、Intel D2700DCのようにHi-Fi PCとして見るべきものがあるならいざ知らず、AC Adaptor直差し以外に取柄のないASRock Q1900DC-ITXは、そろそろ引退勧告が出されても仕方がない。そうかと言って GA-H110MSTX + Kaby Celeron G3930T では大して速くはないが、Bay Trail J1900に比べたら雲泥の差、Windows月例更新時の苛々から解放されるだけでも良としたい。予定するPCの構成は以下の通りである。
【M/B】 GA-H110MSTX
【CPU】 Kaby Lake Celeron G3930T
【CPU Cooler】 Intel Retail Cooler Heatsink + Noctua NF-A9x14 PWM Fan
【MEM】 DDR4-2133 S.O.DIMM 4GBx2
【M.2 SSD】 Plextor PX-AG128M6e
【DC-DC】 M/B built-in
【AC-DC】 19V 65W AC Adapter
【OS】 Win10 Pro for Workstations
そして、
・Win10 Pro for WorkstationsをUpdateし、Version 1809 Build 17763.1を得た。
Update所用時間は22分。 (前に無料で認証を受けて以来一度もお咎めなし)
・DHCP/DNS管理Soft "BlackJumboDog"をInstallした。OK
・Domain登録しWindows Server 2012R2 Essentialsに接続した。OK
さて、GA-H110MSTX附属のCaseは他社の製品と比べてStorage収納部分に多少余裕があり、2.5"HDDの静音化対策が施し易いことから、同CaseはASUS H110S1に用い、ASUS H110S1で使っていたSilverstoneSST-VT02BをGA-H110MSTXに回すことにした。果たして期待通りに事は運ぶだろうか・・・
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GA-H110MSTX II (2018.10.08)
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GA-H110MSTXをSilverstoneSST-VT02Bに収めた。問題は一つ。このCaseもまたPower-SWの動作に難があり投入成功率は50%に満たない。ところが、FrontのSWを交換すると全体のDesignが破綻する可能性がある。抑もこのPCはMonitorの背後に置く予定なので、SWはCaseの背面に取り付けた方が使い勝っては良い。
そこで、最近本Siteの各所で登場する取付径12mmのLED付押しBottom式SWを採用することにした。SilverstoneSST-VT02Bの背面には無線LAN用Antenna取付穴が空けられているので、その穴を利用することにした。
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元の穴径は1/4 inchなので12mmに拡げなくてはならない。面倒ではあるが6.5mmから12.0mmまで0.5mm刻みのDrill Bitを用い順次拡大した。SWの位置に多少難点はあるが、まあ良いか。
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SATA Cableは150mmの一般的な製品を
電源CableはM/B附属の小4P Cableを用いた。
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CPU Cooler HeatsinkはG4600附属のCoolerを流用した。
CPU Cooling Fanは Noctua NF-A9x14 PWM。取付はAlumi Angleによる2点留め。特に問題なし。
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FrontのUSB3.0 Portに紐なしHubを据え、
Keyboard用Bluetooth Adaporと
Mouse用無線Adaptorを挿した。
Front LEDは点灯しない。
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左はSilverstoneSST-VT02B
右はGA-H110MSTX附属Case
寸法は異なるが体積はほぼ同じ。
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このPCはDHCP兼DNS mini-Serverとして専ら裏方になるが、G3930Tの動画再生画質が大層好ましいことからPoerDVD18UltraをInstallした。他のIntel HD Graphicsに比べて白の抜けが良く、画面も幾分明るく再生されるので、暗いSeanの多い映画を鑑賞する時に好都合である。そのために動画File置場として240GBのSSDをCaseの底に据えた。結果が良ければ更に増量するかも知れない。
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ところで、我が愛用のNoctua製品の取扱がPC-Shop Arkでも始まった。これまで同製品は専らO店で求めていたが、しばしば売り切れになることがあり取扱店が増えることは大いにありがたい。また、be quiet!社製品の取扱がOwltech Drict店で始まった。今回Lineupされた新製品は前より幾分値が下がり求め易くなった。be quiet!とNoctuaの製品が常時購入可能になれば、静音PC愛好家にとって心強い限り。更にCoolink社製品の取扱店が増えれば申し分ないのだが・・・
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GA-H110MSTXは前節で一応けりが付いた。では、横取りしたCase SilverstoneSST-VT02Bに収めてあったASUS H110S1をどうにかしよう。 予定のCaseはGA-H110MSTX附属Caseである。何だかややこしく済みません。
何故こうした面倒な計画を立てたのか、
・GA-H110MSTXはmini-Serverとして運用するのでStorageは最小限でよい。
・ASUS H110S1はUSB-DACを接続した時の音が良い、ASUSとしては極めて希な
M/Bとして、その特性を生かすべく充分なStorage構成にしたい。
GA-H110MSTX附属Caseは、M.2 SSDの他にSSD及び2.5"HDDをそれぞれ1台ずつ収める空間があり、然も2.5"HDDの表裏両面に遮音特性の優れたλGel Sheetを挿入できることから、極静音PCに仕上げることが可能ではないかと期待したからである。
実は我が家のDeskMini 110もほぼ同じStorage構成である。けれども、同Caseの前面はがらり構造のため、どうしてもHDDのNoiseが漏れ易く、Air Conをかけない時は無視できないNoise Levelとなる。 その点、前面が塞がっているGA-H110MSTX附属Caseの方がやや有利と考えた次第である。兎に角我が家では、動作音が聞こえるPCは即座に解体or破棄される運命にあるので、そうなる前に対策を考えたい。だからと言ってAll SSD構成では工夫の余地がなく面白味に欠ける。ここは敢えて2.5"HDDを使った上で実現したい。
そこで、極静音Mini-STX PCの第一案として以下の構成を考えた。
【M/B】 ASUS H110S1
【CPU】 Celeron G3930T
【CPU Cooler Heatsink】 Dynatron K199
【CPU Cooling Fan】Noctua NF-A9x14 PWM
【MEM】 DDR4-2133 S.O.DIMM 4GBx2
【M.2 SSD】 WD WDS500G1B0B 500GB
【2.5"SSD】 Silicon Power Slim S55 960GB
【2.5"HDD】 WD WD20SPZX 2TB
【PSU】 19V 90W AC Adaptor (DC-DCはM/Bに内蔵)
【Case】 GA-H110MSTX附属Case
【OS】 Win10 Pro Build 17763.1 (既にOctober 2018 Update適用済み)
最廉価CPUに対して分不相応なStorage構成か・・・
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ASUS H110S1 II (2018.10.10)
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では、前節の方針に基づき極静音Mini-STX PCを実現しよう。
Video Cardを挿さない場合、小型PCのNoise源は4個所ある。
① CPU Cooling FanのNoise
② Case FanのNoise
③ 電源のNoise
④ HDDから発するNoise
CPU Cooling FanとしてNoctua NF-A9x14 PWMを用いるので、余程高回転させなければ①の件は問題なし。今回はCase Fanなしなので②はClear。③も同様である。
そうなると④の件を解決しなくてはならない。一昔前に比べたら、2.5"HDDのNoiseは大幅に減少したとは言え、それでも無視できるほど静かとは言えない。下ろし立て当初は温和しくとも、使い込む内に本性を顕す例は珍しくないので何らかの静音化対策が望まれる。確実にはSmart Drive形式の静音Boxに入れれば良いのだが、そうすると3.5"HDD並みの寸法になり、Mini-STXでの運用は厳しい。矢張りλGel SheetでHDDを包む方法が最も簡単であろう。幸い、H110MSTX附属CaseのStorage取付金具の下方に多少の余裕があり、少し厚手のGel Sheetが挿入可能である。
問題はλGel Sheetで挟んだ2.5"HDDの固定方法にある。固定金具に直接螺子留めすると、HDDの動作音は金属板を伝わり拡散されることがある。螺子固定部分に緩衝素材を挟めばよいが、H110MSTX附属Caseにそうした余裕はない。 そこで思案すること○日。最も簡単な方法を思いついた。ずばりTape留めである。初めVinyl Tapeを用いるつもりでいたのだが、それでは跡が汚くなるので取り敢えずMaskingTapeで間に合わせたところ、それが予想外に安定し、長期間でなければ充分に思われたのである。何とも安易な解決法である。
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左の写真、上から順に
Case附属の取付金具/
2.5"960GB SSD/3m厚のλGel Sheet/
2.5"2TB HDD/4mm厚のGel Sheet
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SSD/HDD Connector部分。
今回は7mm厚のHDDを使ったが
15mm厚の4TB製品も取付可能。
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Storage FolderはM.2 SSDの上方に置く。
念の為にM.2 Heatsinkを据えた。
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全ての部品をCaseに収めた。
総高26mmのCPU Coolerを取り付けた時、CPU Fanの上端と天板との透間は約23mm。もう少し厚みのあるCoolerに変更するかどうか。
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さて、上の段階に辿り着くまでに思わぬ展開があった。実は、H110MSTXの基板上にUSB内部Pin headerがないのだ。折角、H110MSTX附属Caseの背面にUSB増設Connectorがあるのに残念である。然しながらものは考えよう。USB Portが少ないためにUSB-DACを繋いだ時の音質が優れている可能性が高いからだ。手持ちのASUS M/Bだけではなく、4枚のMini-STX M/Bの中で最も音が良い秘密はその所為だったのかも知れない・・・
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ASUS H110S1 III (2018.10.12)
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前節で仕上げたASUS H110S1 PCのお姿は下の通り。
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取柄はないが嫌みのないDesignは好ましい。
但し、Front LEDは明るすぎるので20KΩの抵抗を挿入し減光した。同HDD LEDはCableを切断し点灯せず。
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折角USB PortがあるのにASUS H110S1では使えず。USB Connector Coverを嵌める予定。
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最近仕上げた4台の小型PC。
左から順にPC1/PC2.PC3/PC4。
構成は下表の通り。4台合計 9.07 liter。
PC2のStorage構成が最も充実している。
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小型PC
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PC1
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PC2
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PC3
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PC4
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Case
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Silverstone
SST-VT02B
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Gigabyte
GA-H110M
STX-HD3-ZK
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Mini-Box
M350
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REALAN
Mini E-C3 ITX
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73x165x156.5mm
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67x193x153mm
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62x192x220mm
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65x200x200mm
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1.89 liter
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1.98 liter
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2.6 liter
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2.6 liter
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M/B
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GA-H110MSTX
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ASUS H110S1
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MSI B450I
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ASUS Q87T
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CPU
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G3930T
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G3930T
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R3 2200G
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i3 4130T
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Storage
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M.2+SSD
Tatal 368GB
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M.2+SSD+HDD
Total 3460GB
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mSATA
500GB
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mSATA+SSD
Total 720GB
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Use
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mini-Server
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Music-PC
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AV-PC
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VMware-PC
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Mini-STX その後 (2019.08.08)
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我が家にMini-STX M/Bは5枚ある。このところすっかりご無沙汰しているので現況を報告しよう。
① ASRock H110M-STX + Celeron G3900T
→ 防犯監視SystemのMonitor-PCとして活躍中。
② Gigabyte H110M-STX + Celeron G3930T
→ DNS Serverとして運用中。問題なし。
③ ECS H110S-2P + Celeron G3900T
→ 予備のMusic-PC。暇を持て余している。
④ ASUS H110S1 + Celeron G3930T
→ 小型のAV-PCとして重宝している。
⑤ ASRock Deskmini A300 + Athlon 200GE
→ 薄型Mini-STXを目差しながら、Radeon Softwareの最適版に恵まれず。
以上5機種の中で、最も気に入っているのは ④である。Storageは、
500GB M.2 SSD + 1TB 2.5"SSD + 2TB 2.5"HDD
を載せて充実し、底々のMusic & Movie Fileが収まり不足はない。また、ASUSにしては珍しく USB-DACを接続した時の音質は良好であり、Celeron G3930Tの絵も綺麗。更には、Gigabyte Barebone製品のCaseを横取りし見て呉も悪くない。数あるSmall-PCの中でも最優秀の部類。
さて、問題は ASRock Deskmini A300 である。本年2月の購入時は何の工夫もなく Idle 7W を実現し幸先の良いStartを切った。
Win10 Pro Build 17763.292 + Radeon Software 19.1.1
ところが、その後は今一つである。Win10のBuildやRadeon SoftwareのVersionが上がるに連れ、Idle時消費電力は増加し、Radeon Softwareの画質も今一つ。現在 Radeon Software 19.1.1 は導入できずに弾かれ、様子見を繰り返す許りである。今後に期待する外はない。
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DOSからのBIOS Update (2019.11.23)
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最近、DOS ModeからBIOSをUpdateする機会はめっきり減った。今でもDOS起動USB Memoryの世話になるのは、SupermicroとGigabyteの一部M/Bだけとなった。別に難しくはないのだが、DOSは無事に起動するか、bat fileの記述に間違いはないか等々、BIOS画面から直接可能なBIOS Updateに較べて緊張感が漂う。
久し振りにそのDOSからのBIOS Updateを経験した。
【M/B】 GA-H110MSTX (BIOS F23 → F25)
【CPU】 Kaby Lake Celeron G3930T
【CPU Cooler Heatsink】 Intel Regular Cooler
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM Fan
【MEM】 DDR4-2133 S.O.DIMM 8GBx1 (組立当時 4GBx2の手持ちがなかった)
【M.2 SSD】 Plextor PX-AG128M6e
【2.5"SSD】 Patriot Blast 240GB
【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
【DC-DC】 M/B built-in
【AC-DC】 19V 65W AC Adapter
【OS】 Win10 Pro for Workstations
【Case】 Silverstone SST-VT02B
手順は以下の通り。
・先ず、Win10 Pro WSをUpdateし Ver.1909 Build 18363.476 を得た。
・BIOS F25をDownloadし、DOS起動Memoryに仕込んだ。
・一端BIOSを初期化した。
・DOS起動USB-MemoryからPCを起動しbat fileを実行した。
・BIOS Update後、細部を再設定した。
・以上、心配には及ばず無事に完了した。
結果は、
【CineBench R15 OpenGL】 28.76 fps / Max 25W
【CineBench R15 CPU all core】 214 cb / Max 20W
【CineBench R15 CPU single core】 112 cb / Max 16W
【Superπ104万桁】 14sec.
【Idle時消費電力】 7W
【Prime95実行時消費電力】 Max 24W
【WMP音楽再生時消費電力】 9W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 Uocon_off】 12W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 Upcon_on】 16W
このPCの主たる用途は"代替DNS Server"なので、上の様な貧弱なPerformanceでも問題はない。また、動画再生時消費電力 12W、Prime95実行時消費電力 Max 24W なら、非常時のBattery駆動PC (12V/19V両対応)として役立ちそう。
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写真右:本機
Silverstone SST-VT02B
同左:Ubuntu Studio 19.10-PC
Silverstone SST-VT01
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Triple NUC II (2020.03.23)
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裸のNUC三姉妹を三階建に仕立てたのは 2018.07.30。それから1年8ヶ月経った。
その間にOSは何度か入れ替えた。現在は、
【D54250WYK】 Ubuntu Studio 19.10
【D33217GKE】 Win10 Pro for Workstations Build 19363.720
【DCP847SKE】 Win10 Pro for Workstations Build 19363.720
一応無事に動作しているが、
・3台ともmSATAの温度が高く、直ぐ50-60℃に達する。
・D54250WYKに入れたUbuntu Studio 19.10は、Win10の様に
自動MaintenanceやDisk Cleanupがないので、Update時以外は高負荷にならず、
CPU Fanが高回転する場面は少ない。
・D33217GKEにUSB-DACを繋いだ時の音質は、相変わらず思わしくない。
・DCP847SKE (Base Clock 1.1GHz)動作が遅いのは精神修養の為と諦めている。
・従って、我が家の旧型NUCは3台ともLinux Distribution向きか。
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【Triple NUC】
D54250WYK/D33217GKE/DCP847SKE
大型のCPU Coolerを調達(自作?)する迄はWin10の常用PCに格上げする可能性は極めて低い。
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限られた空間で数多くのPCを運用するには小型省電力であることが条件となる。できれば DC-DC + AC Adaptor仕様が望ましい。その場合、Celeron/Pentium/i3は問題なくとも、i5/i7は要注意、高負荷時に100Wを超える場面がある。picoPSUを100W超で運用するのはできる限り避けたい。そうした時、T付CPUが重宝する。既にi7 6700T/i7 8700Tで実績があり、これまで一度も問題を起こしたことはない。
さて、CPUの中古市場を定期的に巡回し、T付CPUの出物を漁っている。今回は i5 6400T に出会ったので、使い途も考えずに入手し、以下の構成でTestした。
【M/B】 Supermicro C7B250-CB-ML
【CPU】 Skylake i5 6400T (4C4T、2.2/2.8GHz、TDP:35W)
【CPU Cooler】 Intel Regular Cooler Heatsink
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM
【MEM】 DDR4-2133 4GBx2
【M.2】 Intel 600p Series 256GB NVMe
【PSU】 picoPSU-160-XT + 12V 150W AC Adaptor
【OS】 Win10 Pro 20H2 19042.546
結果は、
【Cinebench R20 CPU Multi core】 1000 pts / Max 29W
【Cinebench R20 CPU single core】 293 pts / Max 17W
【Cinebench R15 CPU all core】 414 cb / Max 29W
【Cinebench R15 CPU single core】 121 cb / Max 17W
【Prime95実行時消費電力】 Max 46W
【Super PI 104万桁】 13sec.
【Idle時消費電力】 6W
【WMP音楽再生時消費電力】 8W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 TTHD_OFF】 平均 10W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 TTHD_ON】 平均 14W
全般にBench成績は低調ながら消費電力はかなり低い。T付とは言え、とても "i5" とは思えない。これならCPU Coolerが貧弱なMini-STXでも行けそう。GA-H110MSTXに乗せてみようか・・・
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Deskmini A300 その後 (2020.10.10)
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AMD頁ではAPUのDriverに対して散々苦言を呈した。Mini-ITXやMicro-ATXの場合は適当なVideo Cardを挿して解決できるが、拡張Slotのない Deskmini A300 はどうするか。毎月Radeon SoftwareがUpdateされる度に「Custom鮮明度」の項目が復活するかどうか楽しみにしてきたが、中々期待に添わない。何事も前を向いて駄目なら後を振り返ればよい。
確か Radeon Software 19.5.2まで 「Custom鮮明度」 は生きていた。そこで、
Radeon Software 19.1.1 / Radeon Software 19.5.2
の2種で試した。 前に 19.5.2 を入れようとすると否応なく最新版に誘導される時期もあったが、今回は大丈夫、両者共すんなりInstallできた。 矢張り「Custom鮮明度」の有無による画質の差は大きい。RX550に較べてやや軟調ながら、しっとりとした美しい映像が得られ、特にBallet公演の華麗な色再現は良好。これなら概ね満足できる。
【M/B】 Deskmini ASRock A300M-STX
【CPU】 Athlon 200GE (2C4T、3.2GHz、14nm、TDP:35W)
【CPU Cooler Heatsink】 Dynatron A18
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM
【MEM】 DDR4 2400 S.O.DIMM 8GB x2
【M.2】 Intel 660P SSDPEKNW512G8XT
【DC-DC】 M/B Built-in
【AC Adaptor】 19V 90W AC Adaptor
【Graphics Driver】 Radeon Software 19.5.2
【OS】 Win10 Pro 20H2 Build 19042.546
結果は、
【Cinebench R20 CPU Multi core】 810 pts / Max 30W
【Cinebench R20 CPU single core】 318 pts / Max 21W
【Cinebench R15 CPU all core】 354 cb / Max 29W
【Cinebench R15 CPU single core】 128 cb / Max 21W
【Prime95実行時消費電力】 Max 37W
【Prime95実行時CPU温度】 Max 56.0℃ (室温:25.0℃)
【Super PI 104万桁】 15sec.
【Idle時消費電力】 11W
【WMP音楽再生時消費電力】 15W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 TTHD_OFF】 平均 17W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 TTHD_ON】 平均 21W
以前に較べて消費電力は増した。A300購入時は Idle 7W、今年7月頃は 9W、今回は 11W。これはWin10のUpdateに依るものか。 また、軽負荷時の消費電力は、前節の i5 6400T に較べて高め。
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【Deskmini A300】
上の結果を踏まえ
そろそろCaseに収めようか。 |
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Deskmini A300 その後 II (2020.10.10)
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では、Deskmini A300をCaseに収めよう。
けれどもDeskmini A300附属のCaseはどうも好きになれない。
・Frontの斜線Designは飽き易い。
・W155 x D155 x D80 つまり縦横比 80:155 → 0.516
この比率では、縦置き横置きともずんぐりむっくりに見える。
当初、自作の薄造りCaseを考えたが、何時になるやら見通し立たず。ならば、市販のCaseから探そう。と言っても SilverstoneのCase2種に限られる。
・Silverstone SST-VT01 W155 x H65 x D152mm 約 1.53 liter
・Silverstone SST-VT02B W165 x H73 x D156.5mm 約 1.89 liter
既に2種とも運用中。ECS H110S-2Pを収めたSST-VT01を横取りすることにした。
SST-VT01はCPU Coolerの高さ制限 34mm。そうなると Deskmini A300 の定番とも言われる Noctua NH-L9a-AM4 (高さ37mm)は収まらない。従って現在使用中の
Dynatron A18 Heatsink + Noctua NF-A9x14 PWM Fan
= 11.0 + 14.0 mm = 25.0mm高
で変更なし。
次にStorageの件、現在512GBのM.2 SSDを乗せている。増設は M.2 x1 + 2.5"SSD or HDD x1 まで可能。手持ちの都合で WD 2.5" 500GB SSDを選んだ。
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CPU Cooling Fanの上端から天板までの透間は約9mm。
CPU Heatsinkを抜けた風がM.2にあたり好都合。
Memoryは4GBx2の手持ちがなく8GBx2を乗せた。本機の用途からすれば少々過剰。 |
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SST-VT01のPower SWはやや押しにくい。
Deskmini 附属Caseより大夫Smartに見える。
今秋は相当Crazyな頻度でPCを仕上げている。そして、毎日日替わりPCで遊んでいる。けれども、Deskmini X300/H470は予定なし。Zen3は軽負荷時の消費電力次第。 |
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GA-H110MSTX III (2020.10.11)
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上の"T_Mania"の節で述べた中古CPU "Skylake i5 6400T" をGA-H110MSTXに乗せてみよう。このPCはMini Severとして仕立てたが、実際にはあまり活用されず暇を持て余している。H110 + Celeron G3930T では取り上げる頻度も低い。もう少しCPUの能力が上がれば活躍する場面も生まれよう。今回、以下の太字部分を変更した。
【M/B】 GA-H110MSTX (BIOS F25)
【CPU】 Kabylake Celeron G3930T → i5 6400T
【CPU Cooler Heatsink】 Intel Regular Cooler
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM Fan
【MEM】 DDR4-2133 S.O.DIMM 8GBx1 → 8GBx2
【M.2】 Plextor PX-AG128M6e
【2.5"SSD】 Patriot Blast 240GB → (増量予定)
【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
【DC-DC】 M/B built-in
【AC-DC】 19V 65W AC Adapter → 19V 90W AC Adaptor
【OS】 Win10 Pro for Workstations 1909 → 20H2
【Case】 Silverstone SST-VT02B
Case Silverstone SST-VT02BはH73mm、前節で使用したSST-VT01は65mm。高さが8mm増してNoctua NH-L9i が無事に収まるのだが、生憎使い果たして空はなく、
Intel Regular Cooler Heatsink + Noctua NF-A9x14 PWM Fan
を用いた。 小型Caseの場合、全方向に風が抜けるHeatsinkは、M.2やVRMの冷却にとって好都合。Heat pipe仕様ではないが i5 6400T なら問題はなかろう。
結果は以下の通り。
【Cinebench R20 CPU Multi core】 993 pts / Max 30W
【Cinebench R20 CPU single core】 286 pts / Max 18W
【Cinebench R15 CPU all core】 409 cb / Max 30W
【Cinebench R15 CPU single core】 120 cb / Max 18W
【Prime95実行時消費電力】 Max 46W
【Prime95実行時CPU温度】 Max 45.0℃ (室温:25.0℃)
【Super PI 104万桁】 13sec.
【Idle時消費電力】 7W
【WMP音楽再生時消費電力】 9W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 TTHD_OFF】 平均 12W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 TTHD_ON】 平均 16W
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部品の取付は問題なし。
CPU Cooling Fanの上端から天板までの透間は約8mm。 |
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写真中
右:SST-VT02B
左:SST-VT01
Designは好み次第か。
CPUが2C2Tから4C4Tに強化され出番も多くなろう。
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ECS H110S-2P (2020.10.12)
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現在 Mini-STX M/Bは5枚ある。今回はその中からECS H110S-2Pを取り上げよう。
(H110仕様のMini-STX M/Bは、発売された4社4枚とも集めた)
このM/BにはSkylake Celeron G3900Tを乗せ、Win10やUbuntu Studioをその時の気分でInstallしていた。ところが、最近のUbuntu Studioは音質が今一つであることから、Win10を入れる機会が多くなり、月例更新時の鈍重さが気になりだした。G3900Tは比較的動画が綺麗であることから中々捨て難いところではあるが、数多いPCを円滑に運用するためには致し方ない、もう少し能力の高いCPUに載せ替えよう。そこで手持ちの中から Skylake i3 6100 を選んだ。できればT付CPUにしたかったが、そうそう散財はできない。
問題は二つある。一つはCaseの件。このM/Bを収めていた Silverstone SST-VT01はDeskmini A300に横取りされ現在は裸の状態。Deskmini用のCaseは空いているが、できればもう少し小振りなCaseにしたい。Web上を眺めていたら、前と同じSilverstone SST-VT01のBlack版 (出物 \2,935) を見付けて入手した。これで Silverstone SST-VT01はSilverとBlackが揃った。
もう一つはCPU Coolerの件。Celeron G3900Tの時は 極薄型Cooler "CoolJag JAC7L07C" を載せていたが、Heat pipe式ではなくCooling Fanを低回転させた時の冷却能力に難がある。そこで、高さ30mmのHeat pipe式Cooler "Ainex ID-Cooling IS-30"を入手した。よって、部品構成は以下の通り。
【M/B】 ECS H110S-2P
【CPU】 Skylake i3 6100 (2C4T、3.7GHz、14nm、TDP:51W)
【CPU Cooler Heatsink】 Ainex ID-Cooling IS-30
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM Fan
【MEM】 DDR4-2133 S.O.DIMM 8GBx2
【M.2】 Intel 660P Series 512GB NVMe
【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
【DC-DC】 M/B built-in
【AC-DC】 19V 90W AC Adapter
【OS】 Win10 Pro 20H2 Build 19042.546
【Case】 Silverstone SST-VT01B
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ECS H110S-2P II (2020.10.12)
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前節の結果は以下の通り。
【Cinebench R20 CPU Multi core】 876 pts / Max 48W
【Cinebench R20 CPU single core】 357 pts / Max 29W
【Cinebench R15 CPU all core】 390 cb / Max 44W
【Cinebench R15 CPU single core】 148 cb / Max 27W
【Prime95実行時消費電力】 Max 68W
【Prime95実行時CPU温度】 Max 76.0℃ (室温:25.0℃)
【Super PI 104万桁】 10sec.
【Idle時消費電力】 8W
【WMP音楽再生時消費電力】 10W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 TTHD_OFF】 平均 13W
【PowerDVD18Ultra動画再生時消費電力 TTHD_ON】 平均 17W
・Prime95実行時消費電力 Max 68W は高い。
この時、CPU温度は 76.0℃ まで上昇するので要注意。
TDP 35Wと51Wの差は予想以上に大きかった。
・Idle時/音楽動画鑑賞時の消費電力は、i5 6400Tに較べてそれぞれ1W増し。
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右:SST-VT01S
左:SST-VT01B
似たSpecで使い途に迷う。
当面「日替わりPC」に。
両者とも通気孔が天板にあり、重ね置きは難しい。 |
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Deskmini A300 その後 III (2020.12.16)
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Ubuntu II 頁で仕上げた「Supermicro X10SBA + Ubuntu Studio 20.10」の音質は、導入当初より幾分ましにはなったが、それでも今一つ気に入らない。
さて、AMD APUの使い途は相変わらず悩みの種。UbuntuではPowerDVDが使えず、動画のUpcon再生をする場面がないことから、Deskmini A300をUbuntu Studio-PCに仕立て直す案はどうか。
【M/B】 ASRock A300M-STX
【CPU】 Athlon 200GE (2C4T、3.2GHz、14nm、TDP:35W)
【CPU Cooler Heatsink】 Dynatron A18
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM
【MEM】 DDR4 2400 S.O.DIMM 8GB x1
【M.2】 Intel 660P SSDPEKNW512G8XT
【SSD】 Intel 1TB mSATA (2.5"SSD変換Case入)
【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
【DC-DC】 M/B Built-in
【AC Adaptor】 19V 90W AC Adaptor
【OS】 Ubuntu Studio 20.10
・先ず、M/BのBIOSを 3.60 → 3.70 へUpdateした。 OK
・Ubuntu Studio 20.10をInstallした後、Updateを実行した。
対象File数は凡そ150。 OK
・Desktopを整え、常用Applicationを導入した。 OK
・1TB mSATAへのMusic File CopyはWin10-PCで行った。
・Supermicro X10SBAに較べて音質は良好。歪みが少なく清澄。
Deskmini A300をWin10で運用した時より好ましく聞こえた。
・消費電力は Idle時:10W、音楽再生時:14W。少し高い。
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ASUS H110S1 その後 (2021.01.31)
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Mini-STX M/B ASUS H110S1は、2018.10.10以来、小型AV-PCとして運用してきた。けれども、机上に配したPCのKeyboardはBluetooth接続になるため、BIOSの更新は滞りがちであった。そこで、暫く振りに有線Keyboardを繋ぎ、BIOSをVer.3805からVer.4212へUpdateした。新BIOSでは今まで気付かなかったASPMの項目に注目した。
以下、*印付が規定値、太字が今回の設定値。
PCI Express Native Power Management → Disabled* / Enabled
Native ASPM → 自動 / Disabled* / Enabled
PCH-PCI Express
DMI ASPM Control → 無効* / 有効
ASPM → 無効* / L1s / L1 / L0sL1 / 自動
SA-PCI Express
DMI Link ASPM Control → 無効* / L1
結果は、
規定値では → Idle 7W
今回の設定値 → Idle 5W
ASUS H110S1
ASPM
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ASPM
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規定値
全て無効
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今回の設定
有効 / 自動
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Idle時
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7W
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5W
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WMP音楽再生時
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9W
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7W
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PowerDVD19Ultra Upcon再生時
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16W
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15W
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つまり、ASPMを有効化すれば、Idle時消費電力は 2W 減じ 5W となる。問題は動作の安定性にある。ASRock H410M-HDV/M.2ではしばしば凍結現象に見舞われたが、ASUS H110S1はどうか。即断することなく暫く様子をみよう。
30分後 → 凍結なし、60分後 → 凍結なし
90分後 → 凍結なし、120分後 → 凍結なし
現在の部品構成は以下の通り。
【M/B】 ASUS H110S1
【CPU】 Celeron G3930T
【CPU Cooler Heatsink】 Dynatron K199
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM
【MEM】 DDR4-2133 S.O.DIMM 4GBx2
【M.2 SSD】 WD WDS500G1B0B 500GB
【2.5"SSD】 Silicon Power Slim S55 960GB
【PSU】 19V 90W AC Adaptor (DC-DCはM/Bに内蔵)
【Case】 Gigabyte Barebone GA-H110M STX-HD3-ZKのCaseを流用
【Graphics Driver】 Intel UHD Graphics 27.20.100.9168
【OS】 Win10 Pro 20H2 Release Preview Build 19042.782
・Idle 5W、音楽再生時 7W は素晴らしい。
・H110S1はASUS社製M/Bの中では飛び切り音が良い。
・極静音なので枕元PCにしたくなる。
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Triple NUC III (2021.05.02)
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裸のNUC三姉妹を三階建に仕立てたのは 2018.07.30。それから2年9ヶ月経った。
その間にOSは何度か入れ替えた。現在は、
【D54250WYK】 Win10 Pro 20H2 19042.964
【D33217GKE】 Win10 Pro 20H2 19042.964
【DCP847SKE】 Win10 Pro 20H2 19042.964
一応無事に動作しているが、
・D54250WYKはどうにか使えるが、CPU温度/CPU Fan回転数とも上り易い。
・D33217GKEにUSB-DACを繋いだ時の音質は、相変わらず思わしくない。
数ある我が家のIntel M/Bの中では、最も聴き劣りする。
・DCP847SKE (Base Clock 1.1GHz) は何をするにも遅いのは精神修養の為と
諦めていたが、最早我慢の限界。
どの程度遅いかは以下の通り。
Nuc
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D54250WYK
2013/11/13
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D33217GKE
2012/11/21
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DCP847SKE
2013/02/08
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Haswell
i5-4250U
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Ivy Bridge
i3-3217U
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Sandy Bridge
Celeron 847
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Super PI 104万桁
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16sec.
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21sec.
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35sec.
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CineR15 single
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99cb
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57cb
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36cb
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Music Play
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7W
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12W
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13W
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Idle
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6W
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9W
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11W
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【Triple NUCの処遇】
D33217GKE / DCP847SKE
は御用納めに。そうなると折角の三階建てが平屋になり面白くない。どうしよう・・・ |
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Triple NUC + Win11 (2021.07.02)
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既に○○台のPCにWin11を入れた。残りは File Server/Triple NUC/Atom Family、そして仮想PC上のWin10 Dev版である。今回はTriple NUCを選んだ。
■ 我が家で最も新しいNUCは、Haswell i5-4250Uを載せた D54250WYK である。HaswellはWin11最小System要件から外れているが、別のHaswell対応M/Bで動作の確認を得ているので、一応試してみよう。
・Win10 Pro標準版をUpdateし、Insider Program Dev Channelに参加した。OK。
・やがて、Win11 21H2 Build 22000.51へのUpdateが始まった。
時間はかかったが、無事にWin11 21H2 Build 22000.51に達した。
・License認証はOK、けれどもWin11最小System要件に満たない旨の表示あり。
・CPUの能力相応の動きではあるが、特に不都合はない。
■ D54250WYKより一世代前のIvy Bridge i3-3217Uを載せたD33217GKEを試した。
・Win10 Pro標準版をUpdateしたが、以下の警告が現れInsider Program Dev
Channelに参加出来なかった。
お使いのPCは、Windows11 最小ハードウェア要件を満たしていません。
チャンネルは制限されます・・・
・D54250WYKで得たmSATAをD33217GKEに流用すれば、Intel DQ77KBと同様
Win11は動作するものと思われるが、License認証が得られる見込みはない。
■ D33217GKEより一世代前のSandy Bridge Celeron 847を載せた DCP847SKE を試したが、Dev Channelに入れないことを確認しただけに終わった。このPCはWin10で留めるか、Ubuntu Studioを入れるか、音の良いM/BなのでMusic-PCとして生きる道は残されている。
従って、Win11 21H2のLicense認証はHaswellまでとなりIvy/Sandyは外れる。もし、Win11最小System要件が緩和されるなら、Haswellまでは微かな希望がありそう・・・
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Deskmini A300 + Win11 (2021.07.05)
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この10日間 Win11 漬けである。今日はどうするか、Intelが続いたのでAMDのAPUにしよう。現在 「Win11最小System要件」を満たすAPUは4石ある。
Athlon 3000G、Ryzen 5 3400G、Ryzen 3 PRO 4350G、Ryzen 5 PRO 4650G
では、Athlon 3000Gから試そう。このAPUはDeskmini A300に挿してUbuntu Studio 21.04で運用中である。UbuntuのInstallは簡単なので、暫くWin11に明け渡すことに。
【M/B】 ASRock A300M-STX
【CPU】 Athlon 3000G (2C4T、3.5GHz、14nm、TDP:35W)
【CPU Cooler Heatsink】 Dynatron A18
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM
【MEM】 DDR4 2400 S.O.DIMM 8GB x2
【M.2】 Intel 660P SSDPEKNW512G8XT NMVe
【DC-DC】 M/B Built-in
【AC Adaptor】 19V 90W AC Adaptor
【Case】 Silverstone SST-VT01
経過は、
・BIOS画面を開きSecure Bootが有効であることを確認した。
・AMD fTPM switchをAMD CPU fTPMに設定した。
・Win10 IP Dev Build 21354を入れたUSB Memoryを用いInstallした。OK。
・Utility Soft "whynotwin11" を起動し、
Win11最小System要件が満たされていることを確認した。All OK。
・直ちに Win11 Pro 21H2 Build 22000.51 へのUpdateが始まった。
・Update所用時間は凡そ40分。問題なく完了した。
結果は、
【Cinebench R20 CPU Multi core】 825 pts / Max 38W
【Cinebench R20 CPU single core】 313 pts / Max 23W
【Cinebench R15 CPU all core】 358 cb / Max 37W
【Cinebench R15 CPU single core】 125 cb / Max 23W
【Prime95実行時】 Max 44W
【Prime95実行時CPU温度】 Max 65.0℃ (室温:26.5℃、Caseなしで計測)
【Super PI 104万桁】 14sec.
【Idle時】 7W
【WMP音楽再生時】 12W
【PowerDVD18Ultra動画再生時 TTHD_OFF】 平均 17W
【PowerDVD18Ultra動画再生時 TTHD_ON】 平均 22W
・Win11の動作は全く問題なし。
・低Spec APUではあるがもたつきは感じられない。
・Cinebenchの値は 2019.11.30 のDataに較べてやや低いが測定誤差程度。
・消費電力は今回の方が幾分低め。
ところで、最近のAPUはRadeon SoftwareのControl Panel中に「Custom鮮明度」の項目がなく、動画の再生時に甘い画像となる点が不満だった。そこで今回は、Free Soft " BlueskyFRC_3.4.1" を試したところ、これが結構優れもので、充分満足の行く結果が得られた。これならAPUにVideo Cardを挿さなくとも良さそう。
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Triple NUC その後 (2021.10.08)
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7月2日、Triple NUCのWin11動作Testを行ったが、その後どうなったか。
① 我が家で最も新しいNUC Haswell i5-4250Uを載せた D54250WYKは、7月2日にWin11 Dev版を入れた。Win11最小System要件に満たない旨の表示はあったが、Win11自体は無事にInstallされ、特に不都合なく動作した。そして10月7日、21H2 Release Preview Build 22000.194を得たがDevには対応せず。このまま使い続けた場合、Updateが滞りなく適用されるかどうか、今のところ不透明。
② D54250WYKより一世代前のIvy Bridge i3-3217Uを載せたD33217GKEは、
7月2月にWin11の導入は成功せずWin10に留まった。10月7日は Win10 21H1 Build 19043.1266にUpdateされたが、Win11への道筋は開けず。
③ D33217GKEより更に古いSandy Bridge Celeron 847を載せた DCP847SKEは、
7月2月にWin11の導入は成功せずWin10に留まった。10月7日はD33217GKEと同様の結果となった。
小細工をすれば、Sandy BridgeやIvy BridgeにWin11を入れる手立てはあるが、先々のことを考えれば、寧ろWin10まま使い続ける方が無難に思える。けれども、
・D54250WYKは高負荷時のFan Noiseが気になり、常用PCに相応しくない。
・D33217GKEはUSB-DACを繋いだ時の音質に難があり、これまた使い途がない。
・DCP847SKEは音が良いので音楽再生専用PCとして生き残る道はあるが、
それならWindowsではなく、Ubuntu Studioの方がより良い結果が得られる。
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【Triple NUC】
Triple NUCの先行きは極めて厳しい。
時々ご機嫌伺いに様子をみる程度か。
ならば、最新のNUCに手を出すかどうか、
真剣に悩んでいるところ・・・
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Jasper Lake N5105 (2022.07.01)
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近頃、Intel NUCはすっかりお見限り。それでも4台ある内の1台は現役である。
【DCP847SKE】 1台はUbuntu Studio-PCとして運用中。もう1台は休眠中。
【D33217GKE】 USB-DAC接続時の音質が気に入らず戸棚の肥やし。
【D54250WYK】 煮ても焼いてもFanの音が五月蝿く放置状態。
つまり、Sandy Bridge Celeron 847を内蔵したDCP847SKEだけが生き延びている。
極低Performanceながら、Fan Noiseが許容範囲内にあるので、現在でもどうにか
運用に堪えている。
そして、3種のNUCで遊んだ経験から、W135 x D115 x H36 約0.56 literのNUCはCeleronが似合い、i3/i5は不向きあるとの見解に達していた。そうは言っても DCP847SKEの購入から9.5年経過、そろそろ見直しの時期ではないかと検討した。
選んだ製品は Jasper Lake N5105 内蔵の Intel NUC11ATKC4 。価格は22.800円。7月の玩具として購入した。Test-PCの構成は以下の通り。但し、適当なMemoryがなく DDR4-2400 4GB x2で間に合わせた。後日 DDR4-2933 8GB x2に差し替える予定。
【M/B】 Intel NUC11ATKC4
【CPU】 Jasper Lake N5105 (4C4T 2.0/2.9GHz TDP 10W)
【CPU Cooler】 M/B Built-in
【MEM】 DDR4-2400 4GB x2
【M.2】 WD SN570 1TB NVMe
【Sound】 Olasonic USB-DAC + Noise Filter
【DC-DC】 M/B Built-in
【AC-DC】 NUC附属 19V 65W Adaptor
【OS】 Win11 Pro 21H2 Build 22000.778
・NUCの裏蓋を開け、MemoryとM.2 SSDを取り付けた。
・M.2と裏蓋の間に熱伝導Sheetが貼られ、Heatsinkがなくとも大丈夫そう。
・Win11のInstallは全く問題なし。Realtek製NICもすんなり認識された。
・Win11 Update完了後、自動Maintenanceを手動で実行した。
・Desktopを整えた後、以下のBench Testを行った。
【Cinebench R20 CPU multi】 856 pts / Max 18W
【Cinebench R20 CPU single】 240 pts / Max 10W
【Cinebench R15 CPU all】 381 cd / Max 19W
【Cinebench R15 CPU single】 110 cb / Max 11W
【Prime95実行時】 Max 22W
【Prime95実行時CPU温度】 Max 65℃ (室温27.2℃)
【Prime95実行時CPU Fan回転数】 Max 2579rpm (少し耳障り)
【Super PI 104万桁】 19sec.
【Idle時】 3W
【Idle時CPU温度】 32℃)
【Idle時CPU Fan回転数】 2012rpm (気にならない)
【WMP音楽再生時】 6W
【PowerDVD18Ultra Upcon再生時】 11W
・Monitorを切り替えて別のPCを運用中、ふとWat-Checkerを眺めたら 2W。
【Idle時】 Monitor On 3W / Monitor Off 2W。として置こう。
以上の結果は、6月6日に試した ASRock J5040-ITXの成績を20%程上回り、Atom FamilyのCeleronとしては上々と言えよう。Prime95実行時にCPU Coolig Fanの音が聞こえてくるが我慢できる範囲。音楽動画再生等通常運用時のFan音は全く気にならない。今のところM/BやAC Adaptorの鳴きもなし。当節、一押しの省電力PCか・・・
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Jasper Lake N5105 II (2022.07.03)
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Memory DDR4-3200 8GB x2が届いたので、DDR4-2400 4GB x2と差し替えた。
動作は DDR4-2933 8GB x2。
・消費電力の増加は極僅か。
・Cinebenchの結果は殆ど代わり映えせず。
・軽負荷用途なら DDR4-2400 4GB x2で良さそう。
次にM.2 NVMe 1TBをM.2 SATA 2TBのSSDに交換した。
・Win11のInstall / Update、自動Maintenanceの手動実行とも問題なし。
・ところが、CPU使用率0%の時、Idle 6W。
・BIOSの細部を確認し、SATA Storageの省電力機能を探した。
ASPM項目はあるが、Aggressive LPM Support項目は見つからない。
どうも、このNUCは M.2 NVMe向きのよう。
そこで、MemoryをDDR4-2400 4GB x2、M.2をNVMe 1TBに差し戻した。
・Idle 3W。
・1TBのM.2ではMusic Fileが収まりきらず、不足分はMusic File Serverを
利用することになる。それでは省電力効果が薄れるので面白くない。
・そうなると、2TBのM.2 NVMeが欲しくなるが、このところ高値が続き俄には
Clickできない。
・抑も、Intel NUC11ATKC4の音質は今一つの感がある。
SuperMicro X11SSVやASUS H110STX等、他の省電力PCと較べて
やや聴き劣りする。
・結局、Intel NUC11ATKC4は政府の節電対策に呼応した優良PCとしての
利点だけになってしまう。それだけで良い筈はない。
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熟慮の上、Intel NUC11ATKC4用に 2TB NVMe SSD WD Blue SN570を奮発した。
・2022/06/22付の最新Win11 ISO Fileを用いInstallした。
・Win11 Install / Updateとも問題なし。
・自動Maintenanceを手動で実行後 → Idle 3W
・約1.5TBあるMusic FileをMusic File ServerからCopyした。
(その間寝ていたので所要時間は不明)
・そして音楽再生時 → 5W
NICを使わない分消費電力は 1W減じた。
・それだけではない。音質が幾分向上し聴き易くなった。
・これまでの経験から、有効なUSB Port数を減らせば、音質は更に向上する
可能性がある。USB Port 6個の内、背面のUSB2.0 / USB3.0を各1Port残し
他を無効とした。結果は○。Intel NUC11ATKC4の音質に関する不満は概ね
解消された。
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Triple NUCと
Intel NUC11ATKC
Idle時 3W / 音楽再生時 5W
節電PCとして満点
秋刀魚は目黒に限る
NUCはCeleronに限るか
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ECS H110S-2P + i3 6100 (2022.08.09)
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我が家にMini-STX M/Bは5枚ある。別頁で ASRock A300 / ASUS H110STX / Giga H110STXを取り上げたので残りは2枚。その内1枚は監視Camera用に常時稼働し別段不都合なし。では、以下の用途なしPCを取り上げよう。
【M/B】 ECS H110S-2P
【CPU】 Skylake i3 6100 (2C4T、3.7GHz、14nm、TDP:51W)
【CPU Cooler Heatsink】 Ainex ID-Cooling IS-30
【CPU Cooling Fan】 Noctua NF-A9x14 PWM Fan
【MEM】 DDR4-2133 S.O.DIMM 8GBx2
【M.2】 Intel 660P Series 512GB NVMe
【Sound】 USB-DAC + Noise Filter
【DC-DC】 M/B built-in
【AC-DC】 19V 90W AC Adapter
【OS】 Win11 Pro 21H2 Build 22000.832
【Case】 Silverstone SST-VT01B
【Cinebench R20 CPU Multi core】 876 pts / Max 48W
【Cinebench R20 CPU single core】 357 pts / Max 29W
【Cinebench R15 CPU all core】 390 cb / Max 44W
【Cinebench R15 CPU single core】 148 cb / Max 27W
【Prime95実行時】 Max 68W
【Prime95実行時CPU温度】 Max 80.0℃ (室温:27.0℃)
【Prime95実行時CPU Fan回転数】 Max 1584rpm
【Super PI 104万桁】 10sec.
【Idle時】 8W
【WMP音楽再生時】 10W
【PowerDVD18Ultra Upcon再生時】 平均 17W
Performanceはまあまあだが Prime95実行時CPU温度 Max 80.0℃ は気に入らない。「Ainex ID-Cooling IS-30 + Noctua NF-A9x14 PWM Fan」では明らかに力不足。
手持ちのSkylake / Kaby Lakeの内、空T付CPUは Skylake i5 6500Tがある。
ところが、Skylake i5 6500Tに差し替えたら、
【Cinebench R15 CPU single core】 130 cb / Max 24W
【Prime95実行時】 Max 64W
【Prime95実行時CPU温度】 Max 59.0℃ (室温:26.8℃)
【Prime95実行時CPU Fan回転数】 Max 1209rpm
【Super PI 104万桁】 12sec.
Prime95実行時CPU温度は21℃下がったが、Cinebench single値の落ち込みは見過ごせない。T付CPUとは言え、Super PI 104万桁 12sec.は残念。そうなると Skylake i3 6100で手を打ち、Prime95を実行しないように気を付ける外はない。
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Jasper Lake N5105 III (2022.08.31)
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NUC Jasper Lake N5105-PCを纏めてから2ヶ月経った。H/W構成は幾度か変更されたが、現在は以下の通り落ち着いている。
【M/B】 Intel NUC11ATKC4
【CPU】 Jasper Lake N5105 (4C4T 2.0/2.9GHz TDP 10W)
【CPU Cooler】 M/B Built-in
【MEM】 DDR4-2400 4GB x2
【M.2】 WD SN570 2TB NVMe
【Sound】 Olasonic USB-DAC + Noise Filter
【DC-DC】 M/B Built-in
【AC-DC】 NUC附属 19V 65W Adaptor
【OS】 Win11 Pro 21H2 Build 22000.918
【Idle時】 3W
【WMP音楽再生時】 5W
【PowerDVD22Ultra Upcon再生時】 11W
・常時稼働PC 6台をSleep無しで運用中なので、Idle 3Wは有り難い。
・音楽再生中のCPU温度は31℃ (室温27℃)、CPU Fan回転数2000rpm程度。
充分に静か。
・運用開始から2ヶ月経ち音質も熟れてきた。小煩いことを言わなければこれで充分。
・但し、VGA DriverにCustom鮮明度の項目がなく、ややFocusの甘い画像となる点は
惜しまれる。このPCで動画を観る機会は多くないが。
・気軽に使える低消費電力低発熱小型Music-PCとして、広くお奨めできる。
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Jasper Lake N5105 IV (2023.01.28)
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我が家の常時稼働PCはSleep機能を使っていない。Sleepするくらいなら常時稼働しないとの持論はさて置き、Raptor Lake Series / AMD 7000 Seriesとも、最新のPCは消費電力が高く、まだ1台も常用PCに昇格できず、仮組のObon-PCに甘んじている。目下、その対策に明け暮れているが、まだ解決策は見つからない。
そうした状況を尻目に極低消費電力のSmall-PCで遊んでいる。
部品構成は前節と変わりなし。
【Idle時】 3W
【WMP音楽再生時】 5W
【PowerDVD22Ultra Upcon再生時】 11W
最新のPCと比べたら別次元のよう。CPU温度もCPU Cooling Fan回転数も問題なく充分に静か。Graphics DriverにCustom鮮明度の項目がなく、ややFocusの甘い画像となる点は残念だが、このPCは音楽再生専用PCなので、動画を観る機会は滅多になく、今のところ大して問題にならない。最近のWin11は音楽再生に対するResourceの割当を増した所為か、どのPCも音質は悪くない。
NUC Jasper Lake N5105-PCの性能は、お世辞にも良好とは言えないが、「高消費電力高発熱大型PC」 に対抗する 「低消費電力低発熱小型PC」 として、まだまだ存在意義はあるぞ・・・
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どうするMini-STX (2023.08.24)
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最近、小型PCは元気がない。
・Intel NUCは終了との報が流れている。
・Mini-STX M/Bは市場から消えた。
・某国のMini-PCは何かとお騒がせModeで、試す気も起きない。
CPU Coolerを自分で選べるMini-STX M/Bは、小型静音省電力PCを仕立てる上で重宝するのだが、物がなければ話にならない。ならば、Win11非対応のH110搭載 M/Bを大事に使う他はないのだろうか。
我が家のMini-STX M/Bは以下の4枚。
① ASRock H110M-STX + i3 6100T + Win10
② ASUS H110S1 + i3 7300T + Win11
③ ECS H110S-2P + i3 6100 + Win11
④ Giga GA-H110MSTX + Celeron G3930T + Ubuntu Studio
・①は監視System用に使っているのでそのままでもよい。
・②③はWin11に完全対応しないが、今のところRegular版の動作に問題はない。
・④はUbuntu Studioを入れ、特に不都合なし。
そうなると②と③の処遇が問題となる。Mini File-Server的な使い方ならどうにかなるが、既に H510とH610の2台があり、そうそう何枚も必要ない。 音楽PCも間に合っている。 元気な頃なら作業場用のPCとして生きる道はあったが今は必要なし。 誰かに譲ったら返って迷惑になりそう。最早これまでか・・・
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