ASUS PRIME Z790M-PLUS D4-CSMが発売された。
Intel 600 Series M/Bは4社の製品を試したところ、使い易さの点でASUSが最も我が家の事情に合うことから、Intel 700 Series M/Bは、当初からASUS Z790 Micro-ATXを予定していたので迷わずClickした。早速以下の構成でTestした。
【M/B】 ASUS PRIME Z790M-PLUS D4-CSM
(BIOS 0602)
【CPU】 Raptor Lake 13600KF
(14C20T 3.5/5.1GHz TDP 125W)
【CPU Cooler】 Noctua NH-D15 chromax.black
【MEM】 DDR4-3200 8GB x2
【M.2】 Plextor M10PGN PX-512M Gen4
【Video Card】 MSI Radeon RX 6400 AERO ITX 4G
【Sound】 Olasonic USB-DAC + Noise Filter
【PSU】 Kurosiko KRPW-TI500W/94+ Titanium
【OS】 Win11 Pro 22H2 Build 22621.819
・M/BとM.2以外は前回と同じである。
手順は、
・M/Bに部品を取り付けて SW-ON。
PL1/PL2 AUTO、ASPM有効、VMD有効、C-state有効、ErP有効 とし、
Win11の最新 ISO Fileを用い Installを開始した。
・Win11のInstall初期段階でVMD関連のDriverを求められ、附属DVDのDriver
をUSB MemoryにCopyして当てたところ OK となった。
・以後は通常のInstallと変わりなし。Win11のUpdate完了後、
各種DriverのInstall / DesktopのCustomize / 各種Utilityの導入、
そして自動Maintenanceを手動で実行した。
結果は、
【CineR20 CPU multi】 9174 pts / Max 190W
【CineR20 CPU single】 767 pts / Max 46W
【CineR15 CPU all】 3545 cb / Max 185W
【CineR15 CPU single】 289 cb / Max 46W
【Super PI 104万桁】 6sec.
【Idle時】
14W
・CineR20/CineR15のmulti値/single値は前回MSI B660Mの時と殆ど同じ。
ところが、CineR20 multi実行の最大消費電力は46W減、
CineR15 multi実行の最大消費電力は40W減となった。
・Idle時消費電力は14W。MSI B660Mの時より 2W減った。
次に、CPU Core Voltageをoffset -100mV で試したところ、Desktopが立ち上がらず、-75mVに変更した。結果はOK。少しの不都合もなし。
【ASUS Z790M CineR20 CPU multi】 9108 pts / Max 165W
【ASUS Z790M CineR20 CPU single】 767 pts / Max 43W
【ASUS Z790M CineR15 CPU all】 3589 cb / Max 160W
【ASUS Z790M CineR15 CPU single】 288 cb / Max 42W
【ASUS Z790M Idle時】 14W
各測定値の減少分は僅かでありながら、multi実行時の消費電力は -25Wとなった。
まだまだ見直すべきBIOS項目はあるので暫く遊べそう。
ここでMSI B660Mの値と較べた。消費電力はとんでもない大差である。
【MSI B660M CineR20 CPU multi】 9151 pts / Max 236W
【MSI B660M CineR20 CPU single】 765 pts / Max 56W
【MSI B660M CineR15 CPU all】 3550 cb / Max 225W
【MSI B660M CineR15 CPU single】 287 cb / Max 56W
【MSI B660M Idle時】 16W
それにしても感慨深い。自作歴29年の間にお気に入りのM/Bは変化してきた。
Gigabyte → ASUS → Intel → Giada → DFI → SuperMicro
→ MSI → ASRock → そして再びASUS