あれこれテストする XX
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PT3-PC1号機はPentium G2120で決着し、G1.Sniper M3 + i5 3450S は SST-SG09B 待ち。 斯くして i5 3470T が除け者になった。 使い途を考えよう。 (2012/9/11) |
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Windows Server 2012 (2012.9.11)
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さて、Serverは Windows Home Server、Windows Home Server 2011と引き継いできた。ところが、雲行きが怪しくなった。Home Serverは2013年末で終息し、上位のWindows Serverに統合されるとのこと。2012/9/4、そのWindows Server 2012のTechNet版が発表された。そこで、i5 3470Tを使ってWS2012を試すことにした。構成は以下の通り。 【M/B】 Intel DQ77MK (DQ77KBのmATX版) 【CPU】 i5 3470T 【MEM】 DDR3-1600 4GBx2 【SSD】 SAMSUNG 128GB 【HDD】 WD 3.5" 2TB x2 【PSU】 Ayakaze 300W 問題はWS2012のどの版を使うかだ。 ① Windows Server 2012 Datacenter 「Standard」の上位版。機能面では大きな違いはない。 ② Windows Server 2012 Standard プロセッサライセンスとCALが提供され、1つのプロセッサライセンスで2基までのCPU をカバーする。 ③ Windows Server 2012 Essentials 中小企業向けエディション。機能を統合させるため、Windows Home Serverの 新バージョンの開発は行わず、2013年12月31日で提供を終了する。 ④ Windows Server 2012 Foundation OEM専用エディション。 とWikiに見える。①と②は本格サーバー用。高価で手がでない。④はOEM専用。 そうなると③か・・・ |
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始めに Windows Server 2012 Essentials RC を500GBのHDDに入れた。数度の再起動を経て Win8 UI 画面が現れた。所要時間は計り損ねたが、大した時間ではなかった。 先ず、 ・OSのUpdateを行った。 ・Classic Shell 3.6.1を入れた(StartMenu復活 / Win 8 UI Skip / CharmsBar機能抑制) ・Intel HD Graphics 2500 Win8用ドライバを入れた。 ・CCleaner / HWiNFO64 / Hidemaru等を入れた。 ここまで何れもOK。但し、テストに使ったHDDは5年前の製品。熱く煩く消費電力も高い。MSのサイトにWS2012E_RCのSystem Driveは最小32GBと見えるので、SSDに交換することにした。手持ちの中から SAMSUNG 128GB SSDを選び、再インストールした。 次に、2TBのHDDを2台繋ぎ、 ・Server Folder を1台目の2TB HDDに設定した。 ・Backup Drive を2台目の2TB HDDに設定した。 ・System 及び Server FolderのBackupを実行した。 これまた問題なし。 試しに PT2-PC2号機(Giada MI-H67 + i3 2100T)と本機をConnectした。WorkgroupからDomain管理に移行したが、動作に問題なし。 では、セキュリティーソフトはどうするか。WS2012のOption Programの中に「ESET NOD32アンチウイルス V4.0 サーバー」が紹介されているが、他のESETはV.5世代に入っている。ESETのサイトを巡回したら「ESET File Security for Microsoft Windows Server」が目に留まり、試用版を申し込んだ。
との注意書きを添えて「シリアル番号」と「ユーザー名」が送られてきた。早速試しところ、Install/Update/Diskの検査 など、今のところ問題なし。これは使えそうだ。 これまでWHS/WHS2011では、クライアントPCのBackupと重要ファイルの多重Backupを行ってきた。動画ファイルは別のファイルサーバーに置いているので、ストレージは、 SSD 64GBx1 + HDD 2TBx2 + HDD 500GBx1 で間に合った。この機能を置き換えるだけなら、高価なServer OSの必要はない。そうなるとWS2012Eの使い途をじっくり考えなくてはならない。 さて、DQ77MK + i5 3470T + SSD に2TBの3.5" HDDを2丁加えてアイドル時消費電力は凡そ20W。 矢張りIntelのDQ77シリーズは消費電力が低い。 |
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WS2012E 運用の目途は立った。然しながら、RC版では直ちにWHS2011と差し替えるのは無理。本年末のRTM版待ちとなる。ならば少々遊んでみよう。 WS2012には「Storage Pool(記憶域プール)」なる技術が織り込まれた(Win8Proにもあり)。 聞き慣れない用語なので、ASCIIのサイトから引用すると、
上の説明から、例えば 2TBのHDDを5台束ねて10TBの単一領域として使うことも、或いはRAIDと同じ様な使い方も可能と受け取れる。現在、TSファイル置場は 2TB HDDx7。ファイルのデータを抽出して管理しているが、更新が追いつかず二重録画も珍しくない。もし、単一領域で一括管理できれば重宝この上ない。 そこで、本機にPT3を挿してみた。PT3 Driver / TVTest / pt3Timer / BonCasLink / PowerDVD10BDなど、トラブルなくInstallできた。録画も再生も問題なし。もし、WS2012Eが安ければ迷うことなく導入するであろう。ところが参考価格は81.7K円。TS三昧と雖も荷が重い。Storage Pool 機能はWin8Proにも備わっているので、ここは我慢の為所か。 明日、新しいHDDが届いたら「Storage Pool」を試せるぞ・・・ |
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前に WS2012は4種の版があると述べた。その中の「Windows Server 2012 Foundation」は今一つ位置づけがハッキリしない。判りやすい説明を探したら「仮想化環境を必要としない小規模ビジネスのために、ファイルやプリンターなどのリソース共有やリモート・アクセスなど、必要な機能を一まとめにして手ごろな価格帯で提供するエントリー・クラスのオペレーティング・システムです」とあった。 これなら PT3の録画サーバーに持ってこいではないだろうか。早速、HDDにInstallした。OSがコンパクトな所為か、10分もかからずに完了した。ところが、幾つか不満がある。 ・Desktop 画面の配色が変更不可。(壁紙は変更可) ・初期状態では最小の機能しかInstallされず、要カスタマイズ。 先ず、お決りコースを実行した。 ・OSのUpdateを行った。 ・Classic Shell 3.6.1を入れた(StartMenu復活 / Win 8 UI Skip / CharmsBar機能抑制) ・Intel HD Graphics 2500 Win8用ドライバを入れた。 ・CCleaner / HWiNFO64 / Hidemaru等を入れた。 ・セキュリティーソフト「ESET File Security for Microsoft Windows Server」を入れた。 ここまで全く問題なし。 次に、PT3を導入しようとしたら、TVTestに必要なデコーダーがない。WS2012Fには「Windows Media Player」がないのだ。そこで先ず、PowerDVD10BDを入れることにした。Install自体は無事に終えたもののプログラムが起動しない。こんなことは初めて、何か手違いがあったかも知れない。仕方なく再Installした。何とまたまたダメ。 そこで「WMVCore.DLLがない」とのエラー表示に従い別のPCからファイルを探し出して入れたら「WMASF.DLLがない」とまた催促された。このファイルも同様に探し出していれた。今度は無事に PowerDVD10BDが起動した。 次にPT3を挿し、PT3 Driver/TVTest/pt3Timer/BonCasLink をInstallした。ところが、TVTestが起動しない。エラー表示に、 DirectShowの初期化ができません。 MPRG-2 Demultiplexerフィルタを作成できません。 MPRG-2 Demultiplexerフィルタがインストールされているか確認してください。 ときた。 では、どうすれば「MPRG-2 Demultiplexerフィルタ」は作成できるか調べたら、「Windows Media Player」を入れれば良いことが判った。ところが、WS2012Fのどこを探してもWMPは見当たらない。そこで「Windows Server 2008にWindows Media Player 11をインストールする方法」なるWeb情報から、 「Windowsの機能の有効化または無効化」→「デスクトップ エクスペリエンス」を導入 を頼りに「デスクトップ エクスペリエンス」を探した。残念ながら、WS2012Fのどこにも見付からない。ならば最後の手段、即ちWS2012FのHELPを開いた。そして、漸く解決策に辿りついた。
そこで Windows PowerShellを開き、上の① ②を実行した。その結果、Windows Media PlayerがInstallされただけではなく、幾つかのプログラムも追加された。その中に、Desktopを右クリックした時現れる 「個人設定」タブが復活し、画面の配色が変更可能になった。WS2012Fに馴染んだところで、SystemをHDDから64GBのSSDにDriveCopyした。全く問題なし。以上の通り「擦った揉んだ」の甲斐あって、PT3の導入が完結し、同時にWS2012Fを使いこなす第一歩を踏み出すことができた。 WS2012Fは手応えがあって楽しいOSだ。OEM専用とされるが、もしDSP版として発売されれば、多くのPT3ユーザーは重宝するに違いない・・・ |
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手持ちの旧型HDDを3台使って Storage Pool をテストをした。(注文したHDDは間に合わず) ① 公称 750GB 実容量:698GB ② 公称 500GB 実容量:465GB ③ 公称 250GB 実容量:232GB 先ず、物理ディスク①と②をStorage Pool し、1TBの仮想ディスクをつくった。 この時、仮想ディスク容量は物理ディスク容量より小さい。 次に、③を加えて3台のHDDをStorage Pool し、1.5TBの仮想ディスクに拡張した。 この時、仮想ディスク容量は物理ディスク容量より大きい。 ・出来上がった仮想ディスクは通常のディスクと同じく、単一或いは分割して使える。 ・仮想ディスクの容量は物理ディスクの容量より大きく設定することができる。 例えば、 仮想ディスク容量を10TBに設定した時、物理ディスク容量が1TBであっても、実使用量 が物理ディスク容量内であれば問題ない。仮想ディスク内の実使用分が物理ディスクの 容量に近付いた時は、その旨の表示がでるので、必要に応じて増設すればよい。(未確認) ・HDDは、SCSI/SATA3.0/SATA2.0/eSATA/ATAPI/USBなどの接続に対応し、敢えて 統一する必要はないが、性能のためには揃える方が望ましい、とのこと。 ・また、Storage Pool の耐障害性機能として、Simple、2Way Mirror、3Way Mirror、 Parityの4種の使い方がある。今回はテストなので、冗長性のない Simple を選んだ。 本運用でどうするかは思案中。 半日試用した感想を述べれば、 ・ExplorerからもNetwork上からも単一のドライブとして認識され、寄せ集めドライブである ことを忘れてしまいそう。 ・我家の場合、2TB HDDx4を2WayMirrorに設定し、クライアントPCのBackup用にするなら Storage Pool の利点を十分に生かせるであろう。 ・但し、10TBを超える動画ファイルの置場に向くかどうかは疑問が残る。 ファイル管理は 面倒でも、抜き差し自由なホットスワップ式の方が、場所も取らず消費電力も少ない。 ・動画ファイルを長期保存分と暫定保存分とに分け、Storage Pool とホットスワップを併用 するのが現実的か。 ・いっそのこと 3.5"HDDx20くらいの「Storage Tower」にしてしまうか、当分悩みそう・・・ |
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HD7700 Seriesに新しいCardが加わった。「廉価Video Card収集家」を自認する身としては無視できない。HD7750とHD6670の中間に位置するとの触れ込み。 MSI R7730-1GD5V1 HD7730 \8,980。 早速試運転したところ、五月蠅くはないが静かとも言えない。そこで迷うことなくFanを交換しすることにした。 Heat sinkの径は88mm程度。Noctua NF-A9x14 PWMが似合いそう。ところがCard上にFanを取り付ける適当な穴がない。MSI R7730の基板を見ると、別のCardの流用品と思われ端の方は部品が実装されていない。よし、基板に穴を開けよう。 |
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では、どのPCで試すか。丁度VMwareのTest中で傍らにある "DQ77MK + i5 3450S"を選んだ。結果は以下の通り。(猛暑の折、Test項目は最小限に)
・Idle時の消費電力はHD7750に較べて1W少ないだけ。 ・高負荷時の消費電力は picoPSU160-XTでどうにか安心して使える範囲内か。 ・Graphicsの性能はHD7750に較べて30~36%減。 ・HD7750との価格差は僅か。 従って、HD7730は専ら電源容量が不足気味のPC用か・・・ |
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